ハムレットとして生まれ、ジュリエットを夢見る女『ハムイク』 今回は、今月、韓国演劇界で最も注目されている人を紹介したいと思います。劇作家キム・ウンソンです。彼の新作『ハムイク(함익)』(演出:キム・グァンボ
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イ・ホンイの「ソウルde演劇めぐり」Vol.15
二人の女優の戦い―『短編小説集』 いつからなのか分かりませんが、ソウルの劇場には圧倒的に女性の観客が多くなりました。だいたい20代~40代の彼女たちのために、即ち、彼女たちをターゲットにして作品を制作するの
もっと読むイ・ホンイの「ソウルde演劇めぐり」Vol.14
今を生きる韓国の若者を慰める言葉「おやすまなさい」 今年1月、大学路では「素敵な新人が現れた!」という噂が広がりました。その主人公は、若手劇団「偉大なる冒険(위대한 모험)」を主催する俳優・演出家キム・ヒョ
もっと読むイ・ホンイの「ソウルde演劇めぐり」Vol.13
こんにちは、私は「演劇実験室 恵化洞1番地」です。 韓国の演劇村と呼ばれている大学路(テハンノ)には100館を超える劇場が集まっています。ほとんどが客席数100席前後の小劇場ですが、その中でも客席数が50席
もっと読むイ・ホンイの「ソウルde演劇めぐり」Vol.12
演劇とドキュメンタリーの間で ― 『光の帝国』 今年は韓国とフランスの修交130周年を迎えた年で、舞台芸術分野でもさまざまな企画が行われています。このような雰囲気のなか、今月は韓国の国立劇団とフランスのオル
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韓国創作オペラの意味深長なる一歩 『月が水面に忍び来るがごとく』 韓国ミュージカル界では、創作=オリジナル作品の制作・上演がさかんに行われていますが、最近はオペラ界でもその動きがみられるようになってきました
もっと読むイ・ホンイの「ソウルde演劇めぐり」Vol.10
演劇『はなこ』が語る慰安婦問題 去年12月28日、日韓政府による従軍慰安婦問題の合意が行われ、韓国内でそれに対する批判の声は今も続いていますが、偶然にもこの時期、慰安婦問題を扱う演劇が大学路で上演されていま
もっと読むイ・ホンイの「ソウルde演劇めぐり」Vol.9
注目の韓国若手女性演出家3人 韓国の演劇界における女性演出家の活躍が目立ち始めたのは1980年代からです。日本との共同制作も多いキム・アラ(김아라)を筆頭に、ハン・テスク(한태숙)、イ・ジナ(이지나)、ムン
もっと読む土田真樹の「エーガな日々」Vol.10
第20回釜山国際映画祭リポート 今年で20周年を迎え、10月1日より開幕した第20回釜山国際映画祭(公式サイト/Facebook/ツイッター)に行ってきました。 昨年、多くの乗客が犠牲になった、セウォル号沈
もっと読むイ・ホンイの「ソウルde演劇めぐり」Vol.8
セウォル号を記憶する方法―『Before After』 10月23日からドゥサン・アートセンターSpace111では「ドゥサン・アートセンター創作者育成プログラム」という企画の一環で、イ・ギョンソン演出の『
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