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[PLAY]『アナザー・カントリー』ガイ&トミー イメージカットを公開

[PLAY]『アナザー・カントリー』ガイ&トミー イメージカットを公開

 

2019年に韓国初演し、有望な新人俳優を多数生み出して話題を呼んだ演劇『アナザー・カントリー』。再演を控えて、主人公のガイとトミー役のイメージカットが公開された。

ガイ役のイ・へジュン(左)とトミー役のムン・ユガン ©Page1

『アナザー・カントリー』は、1981年にイギリスで発表されたジュリアン・ミッチェルの同名戯曲が原作。名門パブリックスクールを舞台に、伝統と規律を重んじる学園生活のなかで葛藤するガイとトミーを中心に、英国の階級社会をそのまま映し出したような人間模様を描いた作品だ。舞台版に主演していたルパート・エヴェレットが主人公のガイを演じて1984年に映画化され日本でも大ヒット。『英国王のスピーチ』『キングスマン』で人気のコリン・ファースがガイの親友トミーを演じ、俳優デビューした作品としても知られている。

今回公開されたイメージカットからは、自由奔放であるがゆえに、周囲と衝突を繰り返すアウトサイダーのガイと、彼の唯一の理解者であり、マルクス主義に傾倒しているトミー。正反対のキャラクターながら、無二の親友である2人の関係性が読み取れる。

トミー役のソン・ユドン(左)とガイ役のカン・ヨンソク ©Page1

 

今年の再演でも多数の新人俳優を起用。またも足繁く劇場に通うリピーター観客を生みそうだ。

主人公ガイ役は『スリル・ミー』『ラフマニノフ』などの小劇場ミュージカルで活躍を続けるイ・へジュンと、初演ではデヴィニッシュ役だったカン・ヨンソク。そしてオーディションで大抜擢された新人チ・ホリムが演じる。

トミー役は『ママ、ドント・クライ』『ザ・デビル』『ロッキー・ホラー・ショー』などに出演してきたキム・チャンホと『女神様が見ている』『ファンレター』『R&J』などに出演してきたソン・ユドンが初出演。そして昨年の初演で俳優デビューし、破格の新人と話題を呼んだムン・ユガンが再び出演する。

問題多き生徒たちに悩まされる寮長バークレイは初演でも同役を演じたイ・ジヒョンと『マリー・キュリー』『ザ・キャッスル』などに出演したチョ・フンが初出演する。

トミー役のキム・チャンホとガイ役のチ・ホリム ©Page1

ガイとトミーの同級生で楽天的なデヴィニッシュ役は、中央大学演劇学科の学生で今作でデビューするナム・ガラムが抜擢された。

次期寮長候補と目される野心家メンジーズ役は『グリース』『オー!キャロル』などに出演したキム・テオと、本作初演では陽気なデヴィニッシュ役だったぺ・フンが今回は正反対の役柄に挑戦する。

常にガイを敵視しているファウラー役はハン・ドンフン、キム・ユンドンの新人2人を起用。寮長の側近的存在のデラヘイ役は『スワッグエイジ:叫べ、朝鮮!』やtvNのアンサンブルオーディション番組『ダブルキャスティング』に出演して注目されたシム・スヨンが演じる。
純粋無垢な少年サンダーソン役のキム・ヨングク、ガイと恋に落ちる美少年ハーコート役のチェ・ユヒョン、従順な下級生ウォートン役のキム・リアンの3人は本作でデビューを飾る新人たちだ。

デヴィニッシュの叔父で平和主義の文学者ミスターカニンガムは、初演に続き出演するユン・ソグォンと『地球を守れ!』で一人21役のマルチマンとして熱演しているキム・チョリュンが初出演する。

2020年『アナザー・カントリー』全キャスト ©Page1

演劇『アナザー・カントリー』は6月10日から大学路の西京(ソギョン)大学公演芸術センタースコーン1館で開幕。プレビューチケットは現在発売中。6月16日公演からの1次チケットを5月12日(火)から発売予定だ。


©Page1

【公演情報】
演劇『アナザー・カントリー』(어나더컨트리)
2020年6月10日~8月16日 西京(ソギョン)大学公演芸術センタースコーン1館(大学路)

<出演>
●ガイ・ベネット役:イ・へジュン、カン・ヨンソク、チ・ホリム
●トミー・ジャッド役:キム・チャンホ、ソン・ユドン、ムン・ユガン
●バークレイ役:イ・ジヒョン、チョ・フン
●デヴィニッシュ役:ナム・ガラム
●メンジーズ役:キム・テオ、ぺ・フン
●ファウラー役:ハン・ドンフン、キム・ユンドン
●デラヘイ役:シム・スヨン
●サンダーソン役:キム・ヨングク
●ハーコート役:チェ・ユヒョン
●ウォートン役:キム・リアン
●ミスターカニンガム役:ユン・ソグォン、キム・チョリュン

プロデューサー:イ・ソンイル/芸術監督:イ・ジナ/演出:イ・スイン

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映像で出会う韓国の舞台!無料配信を続々実施

映像で出会う韓国の舞台!無料配信を続々実施

 

他国に先駆けて新型コロナウイルス感染症の防疫対策を徹底して行ってきた韓国。その手法が世界的に評価される一方で、密閉した空間に多数の観客が集う舞台シーンにおいては、日に日に規制の厳しさが増している。上演中作品の中断や、2~4月に上演予定だった多くの作品が、中止や延期を余儀なくされている状態だ。
そんななか、現在すべての作品が上演休止されている国立劇場をはじめ、公的機関が運営する劇場を中心に、過去のアーカイブなどを期間限定で無料公開する動きが始まっている。

以下に各団体と、映像公開スケジュール、映像へのリンクを紹介する。
(作品題名のリンクは、すべて映像への直接アクセスが可能)

【国立劇場】
国立劇場は、韓国の民俗芸能パンソリと芝居を融合した歌劇「唱劇(チャングク)」を上演する国立唱劇団と、韓国伝統舞踊を基盤とする国立舞踊団が過去に上演したアーカイブ映像を公式YouTubeチャンネルで期間限定無料公開中。

●国立唱劇団『覇王別姫』(2019年作)
公開日:公開中~4月8日(水)まで

●国立舞踊団『墨香』(2017年作)
公開日:公開中~4月10日(金)まで

◆「国立劇場」公式YouTubeチャンネル⇒ https://www.youtube.com/user/ntong2/featured
「国立劇場」公式サイト⇒ https://www.ntok.go.kr


【国立劇団】
国立劇団は、4月6日(月)~17日(金)の2週間、近年上演され好評を得ていた演劇4作品を公式YouTubeチャンネルで公開する。
すべての映像は公開日の午前10時から、24時間限定で公開される。

●『ペスト』(2018年)
公開日:4月6日(月)、13日(月)
原作:アルベール・カミュ 脚色・演出:パク・グニョン(劇団コルモッキル主宰)
出演:イ・チャンウ、カン・ジウン、チョ・ヨンギュ、パク・ヒョンジュン、キム・ハン他

●『ロクサーヌのためのバラード』(2017年)
公開日:4月8日(水)、15日(水)
原作:エドモン・ロスタン『シラノ・ド・ベルジュラック』
脚色:キム・テヒョン 演出:ソ・チュンソク
出演:キム・ジフン、アン・ビョンチャン、アン・チャンファン、ハ・ユンギョン他

●『1945』(2017年)
公開日:4月9日(木)、16日(木)
原作:ぺ・サムシク 演出:リュ・ジュヨン
出演:チュ・イニョン、キム・ジョンウン、パク・ユニ、イ・ボンリョン、キム・ジョンミン他

●『ミス連発』(2016年)※邦題:『間違いの喜劇』
公開日:4月10日(金)、17日(金)
原作:ウィリアム・シェイクスピア
演出:ソ・チュンシク、ナム・グンホ
出演:アン・ビョンチャン、イム・ヨンジュン、イ・ギヒョン、ペク・ソックァン他

このほかにも、公式YouTubeチャンネルでは「短い演劇朗読会(짧은 연극 낭독회)」と題し、国立劇団で2020年に上演予定の作品『趙氏孤児、復讐の種』『満船』『ヨンジ』の朗読映像も先行公開している。

◆「国立劇団」公式YouTubeチャンネル⇒ https://www.youtube.com/user/ntckmaster
「国立劇団」公式サイト http://www.ntck.or.kr


(写真左から)ソウル芸術団の無料公開作品『早い春、遅い冬』『金襴房』『七庶』『青い目のパク・ヨン』©ソウル芸術団

【ソウル芸術団】
ソウル芸術団は「チャンネルSPAC」と題して4月6日(月)~15日(水)に全4作品をNAVER TV「公演チャンネル」とV LIVEの「V MUSICALチャンネル」を通じて公開する。
※公開時間は各日午後7時半から、すべて1回限りの公開となる。

●『早い春、遅い冬』(2015年作)
公開日:4月6日(月)午後7時30分~9時
出演:コ・ミギョン、キム・ドビン、キム・ベッキョン、キム・ソンヨン、パク・ヨンス、チョ・プンレ他

●『金襴房(クムランバン)』(2018年作)
公開日:4月8日(水)午後7時30分~9時20分
出演:キム・ゴネ、チェ・ジョンス、ソン・ムンソン、キム・ヨンハン、カン・サンジュンほか

●『七庶(チルソ)』(2017年作)
公開日:4月13日(月)午後7時半~10時
出演:パク・ヨンス、チョン・ウォニョン、パク・ガンヒョン、チェ・ジョンス他

●『青い目のパク・ヨン』(2013年作)
公開日:4月15日(水)午後7時半~9時50分
出演:イ・シフ、キム・へウォン、パク・ヨンス、チェ・ジョンス、キム・ドビン、チョ・プンレ他

◆NAVER TV 公演チャンネル⇒ https://tv.naver.com/theater
◆V MUSICALチャンネル⇒ https://channels.vlive.tv/EDE229/home
「ソウル芸術団」公式サイト⇒ http://www.spac.or.kr/


【貞洞劇場】
ソウル市庁舎近くに位置し、海外からの観光客も気軽に楽しめる韓国の伝統芸能をベースにした作品を上演している常設劇場「貞洞(チョンドン)劇場」。2月から開幕延期していた『赤壁』は正式に公演中止が発表されたが、上演を準備していた本作を公式YouTubeチャンネルで無観客上演の生中継が行われる。

●『赤壁』
4月8日(水)午後8時より
◆貞洞劇場公式YouTubeチャンネル⇒ https://www.youtube.com/jeongdongtheater
「貞洞劇場」公式サイト⇒ https://www.jeongdong.or.kr

貞洞劇場『赤壁』©貞洞劇場


【南山芸術センター】※4月7日情報追加

1960年代に開館し、韓国現代演劇のメッカとして社会問題を積極的に取り上げた新作演劇を継続的に上演。また日韓演劇交流の場としても活用されてきた南山(ナムサン)芸術センターでは、4月9日~30日まで「NAMSAN FLIX」と題し、6作品のアーカイブがソウル文化財団のNAVER TVチャンネルとYouTubeチャンネルで公開される。

4月13日(月)~15日(水)公開『全ての軍人は可哀そう』(日本公演時タイトル『哀れ、兵士』)広報映像

●『大晦日、またはあなたが世界を記憶する方式』
公開日:4月9日(木)~12日(日)
原作:チャン・ガンミョン 脚色:チョン・ジンセ 演出:カン・リャンウォン(劇団ドン)
出演:キム・ソクジュ、キム・ムニ、ユ・ウンスク、チェ・テヨン、シン・ソヨン
※「韓国が嫌いで」などで注目される若手作家チャン・ガンミョンの同名小説を舞台化。
2018年東亜演劇賞作品賞ほか、主要演劇賞を総なめした作品。

●『全ての軍人は可哀そう』(日本公演時タイトル『哀れ、兵士』)
公開日:4月13日(月)~15日(水)
作・演出:パク・グニョン(劇団コルモッキル)
出演:チャン・ヨニク、ソン・ジンファン、カン・ジウン、ソ・ドンガプ、コ・スヒ他
※芸術人ブラックリスト問題が明るみになったさなかに被害の当事者であったパク・グニョンが「国家とは何か」を問題提起した作品。を2016年に「フェスティバル/トーキョー」でも上演。

●『彼女を言います』
公開日:4月16日(木)~19日(日)
構成・演出:イ・ギョンソン(クリエイティブVaQi)
出演:チェ・ヨハン、ナ・ギョンミン、チャン・スジン、ウ・ボムジン、ソン・スヨン
※セウォル号事件で娘を失った母親にインタビューする形式で進行。クリエイティブVaQiのイ・ギョンソンはノンフィクションをベースに俳優と共同制作するスタイルの作品を多数発表している。

●『7番国道』
公開日:4月20日(月)~22日(水)
作:ペ・ヘリュル 演出:ク・ジャヘ(ここは当然、劇場)
出演:クォン・ウネ、パク・スジン、イ・リ、チョン・バクチャン、チェ・ヨハン
※サムスン半導体工場白血病事件と軍疑問死という、大きな社会問題となった事件の被害者遺族たちの闘いを取り上げた作品。

●『妻の感覚』
公開日:4月23日(木)~26日(日)
作:コ・ヨノク 演出:キム・ジョン(プロジェクト・ホワイル)
出演:ユン・ガヨン、ペク・ソックァン、イ・スミ、チェ・フェジン、ファン・スンミ他
※新作が常に話題となる女性劇作家コ・ヨノクが「三国遺事」で檀君を生んだとされるオンニョ(熊)の神話をモチーフにした創作劇。

●『青の国』
公開日:4月27日(月)~30日(木)
作・演出:キム・スジョン(劇団新世界)
出演:カン・ジヨン、クォン・ミナ、クォン・ジュヨン、キム・ドゥジン、キム・ボギョン他
※1967年アメリカで、ある高校の歴史の授業で行われた実験を基に制作。韓国社会における根本主義、他者への暴力と憎悪を取り上げた作品。

◆「ソウル文化財団」公式YouTubeチャンネル⇒ http://www.youtube.com/user/sfacmovie
◆「ソウル文化財団」NAVER TVチャンネル⇒ http://tv.naver.com/sfacmovie
「南山芸術センター」公式サイト http://www.nsac.or.kr


このほか、平素から韓国ミュージカル、演劇のオンラインストリーミングを実施しているポータルサイト運営のNAVER TVKAKAO TVでは、プレスコールの全編公開や生中継のダイジェストなど公開中の映像を見ることができる。

【NAVER】
◆NAVER TV 公演チャンネル⇒ https://tv.naver.com/theater
◆V MUSICALチャンネル⇒ https://channels.vlive.tv/EDE229/home

●ミュージカル『ドラキュラ』シッツプローブ(2020年2月14日放送分)

●ミュージカル『マリー・キュリー』プレスコールハイライト(2020年3月20日放送分)
●ミュージカル『英雄本色』プレスコール(2020年1月16日放送分)
●演劇『幻想童話』プレスコールハイライト(2019年12月26日放送分)
●ミュージカル『アイーダ』ショーケース(2019年10月28日放送分)


【KAKAO】
◆「メロンチケット公演実演チャンネル」⇒ https://tv.kakao.com/channel/3307050/video

●「第4回韓国ミュージカルアワード授賞式」(2020年1月20日放送分)

●ミュージカル『笑う男』プレスコール(2020年1月14日放送分)
●ミュージカル『マリー・アントワネット』プレスコール(2019年8月29日放送分)
●ミュージカル『シティ・オブ・エンジェル』コメンタリーライブ(2019年8月19日放送分)
●ミュージカル『エクスカリバー』プレスコール(2019年6月18日放送分)

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観客が選ぶ韓国舞台シーンのアワード「2019 SACA」結果発表② 俳優編

観客が選ぶ韓国舞台シーンのアワード「2019 SACA」結果発表② 俳優編

 

韓国の舞台情報サイト、ステージトーク(STAGE TALK)http://www.stagetalk.co.kr/ で、観客投票のみで優秀作品/俳優を選定するアワード「2019 STAGE TALK AUDIENCE CHOICE AWARDS」(以下「2019 SACA」)の投票結果が去る12月末に公開された。

「2019 SACA」は2019年11月15日~21日まで事前候補調査を通して作品/俳優を選定後、12月4日~11日までステージトーク会員を対象に本投票を受け付けた。
各賞は演劇とミュージカルに部門を分けて選定されているが、投票は演劇部門で3452人、ミュージカル部門で33110人の投票をもとに集計されている。

以下の投票結果は、ステージトークで発表されたデータを参照。寸評は、投票結果をもとに韓劇.comで独自の解説を執筆した。当ページでは俳優部門を紹介する。

各部門投票結果1位まとめページ(STAGE TALK サイト ※韓国語)

●投票結果の詳細データページ(STAGE TALKサイト ※韓国語)

【2019最高の俳優部門】

演劇女優主演1位チェ・ユハ(左)と、男優主演1位キム・ギョンス(右)(『オーファンズ』©RED & BLUE/『プライド』©演劇列伝 各ポスターより)

●演劇女優主演     ●演劇男優主演
1位 チェ・ユハ     1位 キム・ギョンス
2位 キム・ジヒョン  2位 パク・ウンソク
3位 チョン・ウンソン 3位 パク・ジョンボク
4位 ペク・ウネ    4位 カン・ヨンソク
5位 イ・ギョンミ   5位 イ・ヒョヌク

演劇女優助演1位ソン・ジユン(左)と、男優助演1位カン・ギドゥン(右)(『プライド』©演劇列伝/『R&J』©SHOWNOTE  各ポスターより)

●演劇女優助演     ●演劇男優助演
1位 ソン・ジユン   1位 カン・ギドゥン
2位 チョン・スヨン  2位 カン・スンホ
3位 ムン・ジナ    3位 ソン・ユドン
4位 カン・ミョンジュ 4位 オ・ジョンテク
5位 イム・ガンヒ   5位 イ・ガンウ

演劇女優新人1位チェ・スジン(左)と、男優新人1位ムン・ユガン(『オーファンズ』©RED & BLUE/『アナザー・カントリー』©Page1 各ポスターより)

●演劇女優新人    ●演劇男優新人
1位 チェ・スジン  1位 ムン・ユガン
2位 チョ・イン   2位 チェ・ジョンウ
3位 チェ・ハユン  3位 ヨン・ジュンソク
4位 チョン・ウヨン 4位 ぺ・フン

演劇俳優部門は、作品の評価と比例した結果となっている。
女優は『オーファンズ』で“ジェンダー・フリー・キャスティング”の象徴となったチェ・ユハが主演賞を、本作で演劇に初挑戦したチェ・スジンが新人賞を受賞。また『プライド』で好演していたソン・ジユンが助演賞を受賞している。3人とも小劇場ではベテランの域に入りつつある実力派だが、それぞれにこれまでとは異なる作品やキャラクターに挑んだことが評価に結び付いている。
男優は主演賞に『ヒストリー・ボーイズ』『プライド』と2019年は人気作の再演に初出演して好演していたキム・ギョンス。助演賞は『僕を溶かしてくれ』など近年はドラマでも名脇役として活躍しつつ『R&J』『ヒストリー・ボーイズ』『報道指針』と舞台へも精力的に出演していたカン・ギドゥン。新人賞は1位のムン・ユガンをはじめ、上位4人すべてが『アナザー・カントリー』で鮮烈デビューを飾った新人俳優で占められているのは、観客がいかに“新しい顔”を求めているかが良く分かる結果となっている。


ミュージカル女優主演1位キム・ソヒャン(左)と男優1位キム・ジュンス(右)(『エクスカリバー』ポスターより©EMKミュージカルカンパニー)

●ミュージカル女優主演 ●ミュージカル男優主演
1位 キム・ソヒャン    1位 キム・ジュンス
2位 キム・ソヒョン   2位 チョ・スンウ
3位 オク・ジュヒョン  3位 パク・ウンテ
4位 シン・ヨンスク   4位 ホン・グァンホ
5位 キム・ソニョン   5位 チョ・ヒョンギュン

ミュージカル女優助演1位チャン・ウナ(左)と男優助演1位パク・ガンヒョン(『マリー・アントワネット』ポスターより ©EMKミュージカルカンパニー)

●ミュージカル女優助演 ●ミュージカル男優助演
1位 チャン・ウナ    1位 パク・ガンヒョン
2位 ミン・ギョンア   2位 ソン・ジュノ
3位 シン・ヨンスク   3位 イ・ジフン
4位 イ・イェウン    4位 パク・ミンソン

ミュージカル女優新人1位キム・ヨンジ(左)と男優新人1位ファン・ミンヒョン(『マリー・アントワネット』ポスターより ©EMKミュージカルカンパニー)

●ミュージカル女優新人  ●ミュージカル男優新人
1位 キム・ヨンジ    1位 ファン・ミンヒョン
2位 ナ・ハナ      2位 シウミン
3位 キム・へイン    3位 ドギョム
4位 キム・スヨン    4位 ヤン・ヒジュン
5位 キム・スハ     5位 ユン・ジソン

●ミュージカルアンサンブル:『マリー・アントワネット』

ミュージカル俳優部門は大劇場作品の出演者に集中した結果となった。
女優主演のキム・ソヒャン、女優助演のチャン・ウナ、男優助演のパク・ガンヒョン、女優新人のキム・ヨンジ、男優新人のファン・ミンヒョン、そしてアンサンブルまで『マリー・アントワネット』の出演者が上位を占めたのは、投票期間中に上演していたことも大きいが、2018年度の新作『笑う男』から『エクスカリバー』まで続くEMKミュージカルカンパニー制作作品の常連俳優たちが、観客に広く支持されていることがよく分かる結果だ。
また、男優新人はアイドル歌手が名を連ねるなか『スワッグエイジ:叫べ、朝鮮!』のヤン・ヒジュンが4位に入り健闘している。演技力、歌唱力ともに新人とは思えぬスキルを持ち、その評判が口コミで広がり、後半は出演日が連日完売するなど驚異的なデビューを飾った。彼を発掘したのは、名優チョ・スンウを育てたPLエンターテインメントの代表だ。今後ミュージカル界を担う次世代俳優となれるのか? スーパールーキーの動向に注目しよう。

2019年の韓国舞台シーンで特徴的だったのが、各カンパニーごとに出演者が固定化する“劇団化”がより進んだことだった。そんななか、以前から自社作品に所属俳優中心のキャスティングをしていたR&D Worksが19年末にコンテンツ制作劇団「R&D Works STUDIO」の設立を発表するなど、2020年以降もこの動きはますます加速していくと予想される。これは、カンパニー側としては実力とチケットパワーを併せ持つ俳優をキープでき、俳優側も仕事が途切れないメリットがある反面、出演俳優の固定ファン以外の観客を呼び込みづらいデメリットも併せ持っている。いち観客としては、ベテランから新人まで所属を問わず柔軟にチャンスを与え、キャスティングの妙を楽しむ機会をもっと増やしてほしいところだ。

文:さいきいずみ(韓劇.com)


⇒「2019 SACA」結果発表① 作品編へ

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観客が選ぶ韓国舞台アワード「2019 SACA」結果発表① 作品編

観客が選ぶ韓国舞台アワード「2019 SACA」結果発表① 作品編

 

韓国の舞台情報サイト、ステージトーク(STAGE TALK)http://www.stagetalk.co.kr/ で、観客投票のみで優秀作品/俳優を選定するアワード「2019 STAGE TALK AUDIENCE CHOICE AWARDS」(以下「2019 SACA」)の投票結果が去る12月末に公開された。

「2019 SACA」は2019年11月15日~21日まで事前候補調査を通して作品/俳優を選定後、12月4日~11日までステージトーク会員を対象に本投票を受け付けた。
各賞は演劇とミュージカルに部門を分けて選定されているが、投票は演劇部門で3452人、ミュージカル部門で33110人の投票をもとに集計されている。

以下の投票結果は、ステージトークで発表されたデータを参照。寸評は、投票結果をもとに韓劇.comで独自の解説を執筆した。当ページでは作品部門を紹介する。

各部門投票結果1位まとめページ(STAGE TALK サイト ※韓国語)

●投票結果の詳細データページ(STAGE TALKサイト ※韓国語)

【2019最高の作品】

演劇初演1位『高慢と偏見』(©DAL COMPANY)

●演劇初演部門
1位『高慢と偏見』(오만과 편견)
2位『アナザー・カントリー』(아너더 컨트리)
3位『ドリアン・グレイの肖像』(도리안 그레이의 초상)
4位『島:1933-2019』(섬:1944-2019)

●演劇再演部門
1位『オーファンズ』
2位『R&J』(알앤제이)
3位『プライド』(프라아드)
4位『ヒストリー・ボーイズ』(히스토리 보이즈)
5位『ヴィーナス・イン・ファー』(비너스 인퍼)

演劇初演作品は、ジェーン・オースティンの小説を原作にした英国発作品『高慢と偏見』が1位となった。男優1と女優1の2人で21人ものキャラクターを性別問わず演じ分けるという斬新な手法と、ミッポペウ(믿배우=“信じて観る俳優”の略語)と呼ばれる舞台マニアに人気の高いキャストが揃っていたことも評価を得た要因だろう。

演劇再演1位『オーファンズ』(©RED & BLUE)

また2位『アナザー・カントリー』、3位『ドリアン・グレイの肖像』と、演出家イ・ジナが仕掛けた英国耽美ものの連続上演は、イケメンの新鋭が出演したこともあり、マニア観客の琴線を刺激したようだ。
海外ライセンス作品が大勢を占めるなか、初演で4位となった音楽劇『島:1933-2019』は作品を通じて社会問題に声を上げる創作集団「声(モクソリ)プロジェクト」が『テイル』に続き発表した唯一の韓国創作作品だ。日本占領下の時代にハンセン病患者を隔離収容した小鹿島の哀しい史実と、現代における発達障害児を取り巻く現状という“差別”を時代を超えて描き出した秀作だった。

再演作品は、初演から人気の高い『オーファンズ』が1位となった。今回の再演では初演からのメンバー等に加え、新たに女性キャストも起用。2019年の韓国小劇場作品でブームとなった“ジェンダー・フリー・キャスティング”の先駆者的演出家、キム・テヒョンが男優の役を女優に演じさせるという大胆な手法が関心を呼び、見事成功をおさめた。


創作ミュージカル初演1位『帰還』(©インサイトエンターテインメント)

●創作ミュージカル初演部門
1位『帰還』(귀환)
2位『エクスカリバー』(엑스칼라버)
3位『スワッグエイジ:叫べ、朝鮮!』(스웨그에이지: 외쳐, 조선!)
4位『HOPE:読まれていない本と、読まれていない人生』(호프:읽히지 않은 책과 읽히지 않은 인셍
5位『海賊』(해적)

●創作ミュージカル再演部門
1位『あの日々』(그날들)
2位『ベン・ハー』(벤허)
3位『死の賛美』(사의 찬미)
4位『もしかしてハッピーエンディング』(어쩌면 해피엔딩)

 

創作ミュージカル再演1位『あの日々』(©インサイトエンターテインメント)

創作ミュージカルは、2019年の新作としては最も制作規模が大きかった『エクスカリバー』が1位となるかと思われたが、兵役中の人気アイドルや俳優が大挙出演した陸軍ミュージカル『帰還』が1位となった。『帰還』は朝鮮戦争で犠牲となった兵士たちの遺骨発掘事業をテーマにした作品だったが、『あの日々』の制作会社が上演スタイルを踏襲し、戦争当時と現代の若者像を交差させ、歴史の重みを訴えるだけではない青春物語に仕上げてあったことが功を奏したようだ。また、投票期間に上演中で、出演者のファンたちが熱心に投票に参加したであろうことも得票を伸ばした要因ではないかと思われる。

再演で1位となったのは『あの日々』。老若男女問わず愛されているキム・グァンソクの楽曲の国民的な認知度に加え、こちらも『帰還』と同様に、キャスティングが得票のカギとなったようだ。


海外ライセンス初演1位『キングアーサー』(©R&D Works)

●海外ライセンスミュージカル初演部門
1位『キングアーサー』(킹아더)
2位『メフィスト』(메피스토)
3位『ジェントルマンズ・ガイド』(젠틀맨스 가이드 : 사랑과 살인편)
4位『シティ・オブ・エンジェル』(시티 오브 엔젤)

●海外ライセンスミュージカル再演
1位『マリー・アントワネット』(말리 앙튜아네트)
2位『エリザベート』(엘리자뱃)
3位『ジキル&ハイド』(지킬 앤 하이드)
4位『スウィーニー・トッド』(스위니 토드)
5位『ヘドウィグ』(해드윅)

 

 

ライセンスミュージカル再演1位『マリー・アントワネット』(©EMKミュージカルカンパニー)

2019年は、アーサー王伝説の物語を取り上げた大劇場ミュージカルの新作がほぼ同時期に2本上演されるという偶然が話題となっていたが、『エクスカリバー』に先んじて上演したフランス発の作品『キングアーサー』が海外ライセンスミュージカル初演1位となった。2019年は精力的に新作を舞台に上げた制作会社R&D Worksの野心作とも言える作品で、ストーリー、楽曲ともに韓国向けに大幅な脚色を加えたことが高評価に繋がったようだ。

一方、再演は韓国ミュージカル界におけるオールタイムベストな大劇場作品が並んだ。2019年はビギナーからマニアまで楽しめる強力な定番作品の再演が集中し、舞台シーンを盛り上げる牽引役となっていた。

 

文:さいきいずみ


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[PLAY]日韓問題の影響が舞台にも…東野圭吾原作演劇『ナミヤ雑貨店の奇蹟』公演中止

[PLAY]日韓問題の影響が舞台にも…東野圭吾原作演劇『ナミヤ雑貨店の奇蹟』公演中止

 

日韓の政治・経済界で続く軋轢が、韓国の舞台シーンにも影響を及ぼし始めている。

ミュージカル『スリル・ミー』などの制作会社として知られるダル・カンパニーが、10月に予定していた演劇『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の再演中止を発表した。
本作は、2016年に劇場街大学路にある劇場ビル「デミョン文化工場(現・YES24 Stage)」の開館2周年記念の新作開発プロジェクトの一環でショーケースを行った後、2018年8月~10月に同劇場で本公演を上演していた。韓国で最も人気が高い日本の小説家である東野圭吾の同名小説を原作に、劇団キャラメルボックスの上演脚本をもとに韓国版を制作した作品だった。(詳しくはショーケース上演時の裏側を紹介した翻訳家イ・ホンイさんの⇒コラムを参照)

ダル・カンパニーが公式SNSに公開した告知文とその翻訳は以下の通り。

こんにちは、ダル・カンパニーです。
2019年10月に予定していた演劇『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の公演を取消することになりご案内いたします。

現在ダル・カンパニーは「誰も知らないところで悩んでいる現代人に伝える温かい慰労」という企画意図で長い間準備期間とリーディング公演を経て2018年8月に初めてお披露目した演劇『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の再演を準備していました。

しかし、最近日本との政治・経済的な問題で悪化している両国の関係と、それによる汎国民的憤怒に深く共感し、作品を通じて伝えようとしたメッセージとは別に、現時点で本作品を(舞台に)上げることは望ましくないと判断しました。

作品を待ってくださっていた観客の方々にご了承を申し上げ、共に作品を準備してきたスタッフと俳優の方々にも深い謝罪の言葉をお伝えします。

2019年8月20日 ダル・カンパニー一同

筆者はショーケースから本作を見てきたが、2016年に行われたショーケースは、人気俳優の起用もあり、チケットも即完売するほどで作品の評判も上々だった。その反響を受けて制作された本公演も、原作の作品世界を丁寧に舞台で再現した作品となっていた。しかしながら、ショーケースとはキャストが異なったことや、原作がベストセラーゆえの舞台化へのハードルの高さ、公演界全体に客足が落ちる夏季の上演だったことなども重なり、筆者が観劇した際は空席が目立っていた。韓国の舞台シーンでは、初演の結果が厳しくとも再演で内容、興収ともにリカバーしようとすることは少なくないが、原作小説は人気の作品でさえ「日本発」というキーワードへの風当たりの厳しさには勝てなかったということだ。

2018年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』初演プレスコールハイライト映像(「ザ・ミュージカル」公式YouTubeチャンネルより)

これに先立ち、韓国の公立劇場では日本関連作の上演中止が始まっていた。

現在、芸術の殿堂で25日まで上演している日韓共同制作の人形劇『ごめんね、ありがとう! るる島の秘密』は、地方公演と年末に予定されていた再演がキャンセルされた。
一方、国立劇団は9月に予定していた演劇『氷花』の上演を急遽中止にした。この作品は1940年代に発表されたイム・ソンギュの戯曲が原作で、1920~30年代に極東ロシアに強制移住させられた朝鮮人を描いた作品だという。この場合は作品の内容よりも、原作戯曲が日本植民地時代に行われた「国民演劇祭」参加作だったことが、問題視されたようだ。
(参照記事:東亜ドットコム「韓日葛藤に焦れる文化界…公演中止し日本活動を隠す」

日本製品不買運動の影響は、舞台シーンのみならず、文化界全体に拡散しつつある。例えば、翻訳出版を準備していた日本小説の出版延期や、著者を招聘したイベントなども中止。演劇の原作となった東野圭吾の小説は2割も売り上げを落としたという。
(参照記事:韓国経済「出版界、反日雰囲気に日本の本マーケティング非常」)

舞台に関わる制作者や俳優など当事者たちは、日本との文化やコンテンツ交流に対する肯定的な意識はいまも変わっていないのが本音だろう。しかし社会の雰囲気や世論にそれが飲み込まれようとしている。公立劇場のみならず、民間の制作会社も影響を受け始めていることは、日韓両国で政治や経済を動かしている人々や文化芸術に関わる人々が、もっと真剣に受け止める必要がある。そして、これはもはや対岸の火事ではないのだ。

文:韓劇.com さいきいずみ

[PLAY]イ・ジナ演出家率いる総体劇『ドリアン・グレイの肖像』9月上演

[PLAY]イ・ジナ演出家率いる総体劇『ドリアン・グレイの肖像』9月上演

 

(写真上段左から)キム・ジュウォン、マイケル・リー、イ・チャラム (写真中段左から)キム・テハン、カン・ピルソク (写真下段左から)パク・ヨンス、シン・ソンミン、ヨン・ジュンソク、ムン・ユガン

韓国舞台シーンで常に挑戦を続ける演出家イ・ジナが、新たに「総体劇」という概念の新作舞台を上げる。

原作の「ドリアン・グレイの肖像」は、19世紀アイルランドの詩人、劇作家オスカー・ワイルドが1890年に発表した小説。主人公は自らの美しさが永遠であれと願う美青年ドリアン・グレイ。快楽主義者のヘンリー卿に惑わされ、放蕩の限りを尽くしていたドリアンは、月日を経てもその美貌に衰えを見せなかったが、若き日に画家の友人バジルが描いた肖像画が、彼の実像を映すかのように次第に醜悪になっていく。
当時、出版と同時に大きな議論をもたらした問題作だったが、本作がもつ究極の美の定義や退廃的な世界観は多くの人々を魅了して現代まで読み継がれ、さまざまな芸術作品にも昇華している。

オスカー・ワイルド作品のファンだというイ・ジナは、2016年にはキム・ジュンス主演で、ミュージカル『ドリアン・グレイ』を演出し、話題を呼んでいたが、その前年にも、オスカー・ワイルドの戯曲「サロメ」をベースにした小劇場舞踏劇『クラブ・サロメ』を上演していた。チ・ヒョンジュン、シム・ジョンワンら俳優と、チェ・スジン、イ・ドンタクらダンサーが出演したこの作品は、舞踏と芝居を融合させた前衛的かつ、実験的な内容であった。

2015年『クラブ・サロメ』出演者インタビュー(ウラン文化財団公式YouTubeより)

この作品に作曲家として参加していたのが、イ・ジナ演出の『ジーザス・クライスト=スーパースター』でも音楽監督を務めていたミュージシャン、チョン・ジェイル。今回の『ドリアン・グレイの肖像』には、彼を筆頭に、ミュージカル『洗濯(パルレ)』や演劇『RED』をはじめ、主に演劇作品で独創的な舞台美術を制作し、評価の高いヨ・シンドン、現代舞踏家のキム・ボラに、『光化門恋歌』『アマデウス』などでイ・ジナ作品の衣装を担当したドヨンなど、韓国舞台シーンで活躍する気鋭のクリエイターを集結させている。

(写真上段左から時計回りに)作曲チョン・ジェイル、振付キム・ボラ、美術ヨ・シンドン、作・演出イ・ジナ

総体劇『ドリアン・グレイの肖像』は、「2019年の現在、もしオスカー・ワイルドが生きていたら、どんなドリアン・グレイを描き出すだろう?」という発想からスタートし、創作したという。小説では19世紀社交界の花形だったドリアンらを、現代における文化芸術界のアイコンとして再誕生させるそうだ。また、本作の鍵となるドリアンの肖像画の変化と崩壊の過程は、チョン・ジェイルの音楽、キム・ボラの振付とヨ・シンドンの舞台美術を融合させて表現するという。

そして本作に出演する俳優たちは「イ・ジナ師団」とも呼べる過去の演出作に出演経験のある常連俳優たちをズラリと揃えた。キャスト3名は、それぞれにジェイド(=ドリアン)、ユージン(=画家バジル)、オスカー(=ヘンリー卿)と、原作小説とは名を替えて登場させる。

物語をけん引する役割も果たすユージン役は、『西便制(ソピョンジェ)』にも主演した、パンソリのソリクン、イ・チャラム。『ザ・デビル』『アマデウス』パク・ヨンス、『シデレウス』『バンカートリロジー』のシン・ソンミンと、『アナザー・カントリー』で主人公ガイを熱演中のヨン・ジュンソクが努める。

超人的な美貌の持ち主、ジェイド役は『ファントム』でおなじみのバレリーナ、キム・ジュウォンと『アナザー・カントリー』でトミー役を演じているムン・ユガンがWキャストとなる。

そしてジェイドを惑わすオスカー役は『ジーザス・クライスト=スーパースター』『ザ・デビル』のマイケル・リーと、『アナザー・カントリー』ではイ・ジナ芸術監督のもと初演出も担当したキム・テハン、『光化門恋歌』『ゴーン・トゥモロー』などに主演したカン・ピルソクが努める。なお、これまでミュージカルを中心に出演してきたマイケル・リーは、本作を通して韓国では初めて演劇に挑戦することになる。

また、アンサンブルとコーラス的役割を果たすコロスは『光化門恋歌』『アマデウス』のムン・ソグウォン、『ザ・デビル』『地球を守れ!』のチェ・ムンジョン、『アナザー・カントリー』にデヴィニッシュ役で出演中のぺ・フンが担当する。

主要キャスト3名とコーラスという構成、男女混合のジェンダーレスな起用は、イ・ジナがゲーテの「ファウスト」から着想を得て作・演出したミュージカル『ザ・デビル』でも見られた方法だが、今回は歌よりも演技とダンスを中心に構成するとみられる。近年、作品性や舞台美術など、よりアーティスティックな方向性を前面に打ち出してきているイ・ジナ演出家だけに、本作も舞台シーンに一石を投じる作品となりそうだ。

9月6日に開幕する総体劇『ドリアン・グレイの肖像』は、7月にメロンチケットとインターパークを通じてチケット発売開始される。


【公演情報】
総体劇『ドリアン・グレイの肖像』 총체극<도리안그레이의 초상>
2019年9月6日(金)~11月10日(日) 大学路ユニプレクス1館

<出演>
●ユージン役:イ・チャラム、パク・ヨンス、シン・ソンミン、ヨン・ジュンソク
●ジェイド(ドリアン)役:キム・ジュウォン、ムン・ユガン
●オスカー役:マイケル・リー、キム・テハン、カン・ピルソク
●コロス:オ・ソグォン、チェ・ムンジョン、チョ・イン、ぺ・フンほか

プロデューサー:イ・ソンイル/脚色・台本:イ・ジナ、キム・ソンミ/演出:イ・ジナ/作曲・音楽監督:チョン・ジェイル/振付:キム・ボラ/ビジュアルディレクター、美術、小道具:ヨ・シンドン/照明:ウォン・ユソプ/音響:キム・ピルス/衣装:ドヨン

写真提供:Page 1

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[PLAY]大学路の劇場“精米所”閉館作『娘への手紙』6月上演

[PLAY]大学路の劇場“精米所”閉館作『娘への手紙』6月上演

 

ユン・ソクファ

1970年代から、舞台を中心に活動してきた女優ユン・ソクファが、劇場街大学路(テハンノ)で運営してきた劇場「精米所(ジョンミソ)」の閉館を前に、最後の作品となる一人芝居『娘への手紙』を上演する。
5月16日に行われた制作発表会は、ユン・ソクファと、演出家キム・テフン、作曲家チェ・ジェグァンが出席。司会進行を、当劇場とは縁の深い俳優イ・ジョンヒョクが努めた。

ユン・ソクファは1975年に演劇『蜜の味』でデビュー。多数の演劇、ミュージカルに出演してきたが、現在でも上演されている作品のなかではミュージカル『ガイズ&ドールズ』『明成皇后』などがある。また、80年代にはシン・ソンイルと共演した『レーテの恋歌』(1987年)をはじめ、映画、ドラマでも活躍してきたベテラン女優だ。

「精米所」は、彼女が2002年に沐浴湯(목욕탕=銭湯)だった建物を買い取り、建築家チャン・ユンギュらとともに劇場に改装してオープン。「精米所」という一風変わった名前は、「精米所が米をつくように芸術の香りを咲かせ、隠れた原石を磨きたい」と命名したという。

大学路で17年運営され、多くの名作を生んだ「設置劇場 精米所(ジョンミソ)」

この日MCを務めたイ・ジョンヒョク

当時としてはモダンな造りで、開館から切れ目なく様々な公演が行われていたこの小劇場では、2015年にカン・ハヌルが主演した『ハロルドとモード』の基となったパク・チョンジャ主演の演劇『19そして80』(2003年)、オム・ギジュン、キム・ムヨル、パク・ホサンらが主演したチョ・グァンファ作・演出の『狂ったキス』(2007年)、チェ・ドンムン、イ・ソクジュンらが主演した劇団メンシアターの『Some Girls』(2008年)、ドラマ『刑務所のルールブック』で注目を浴びたパク・ヘスが頭角を現すきっかけとなった創作ミュージカル『思春期』(2008年)、ホ・ギュ、ジョンミンらが主演した2人劇ミュージカル『ママ、ドント・クライ』初演(2010年)などが上演されてきた。
制作発表で司会進行を務めたイ・ジョンヒョクは、開館直後の2003年にパク・チョンジャと共に『19そして80』に主演。「当時出演中だった楽屋で、のちに彼の出世作となった映画『マルチュク青春通り』のオーディション合格の報せを受けた」と語るなど、新人時代を過ごした思い出深い場所だったようだ。

2010年代までは、ユン・ソクファが主催する作品の上演と併せ、話題作が多数上演される場として知られてきた「精米所」だったが、大学路が劇場街から商業エリアへと急激に移行した近年は、不動産バブルや著しい賃貸料の上昇により、この劇場のみならず劇場運営者にとっては厳しい環境となっている。「慢性的な赤字は、他の仕事をして埋め合わせをしていた」そうだが、ついに劇場ビルの売却が決まり閉館を決めたという。「精米所」も、この商業化の流れに抗うことは難しかったのだ。
劇場を運営してきた17年間で最も幸せだった瞬間は? と質問されたユン・ソクファは、「情熱がある若い後輩たちに少しずつ後援した『精米所プロジェクト』という企画があった。観客は多くなかったが演劇の精神が生きている作品だった」と、あふれ出る涙をぬぐいながら邂逅していた。

「静かに劇場のドアを閉めようと思っていたが、観客の皆さんと最後に笑って泣ける作品を選んだ」という『娘への手紙』は、英国の劇作家アーノルド・ウェスカーが1990年に発表した戯曲を劇団サヌリム(산울림=こだま)のイム・ヨンウン演出、ユン・ソクファ主演で1992年に韓国初演した作品。未婚の母である歌手のメラニーが、12歳となり思春期を迎えた娘に宛てこれからどう生きるべきかを伝えていく物語だ。本作は2020年にロンドンで公演が予定されており、今回は台詞も歌詞も全編英語で進行。公演は韓国語字幕をつけて、英国公演を控えたオープンリハーサルという形式で上演される。
「上手くできるか心配ではあるが、やらなければ後悔しそうだった。韓国で上演するつもりはなかったが、初演当時にこの作品を好きだった娘が、今は母親となったんだな、と思った。彼らに謙虚に挨拶をしていくことが美しい道理だと思い、最善を尽くして準備している」と語っていた。

演出は、演劇『RED』『大虐殺の神』の演出や、ミュージカル『ビリー・エリオット』『ONCE』『シカゴ』の協力演出など、シンシカンパニーで裏方を務めてきたキム・テフン。劇中歌の作曲を『ブロードウェイ42番街』『アサシンズ』『ナンセンス』など多くの作品で音楽監督を務めてきたチェ・ジェグァンが担当している。

演出のキム・テフン(左)と、劇中歌を作曲したチェ・ジェグァン(右)

ユン・ソクファが自ら作り上げた劇場を自らの手で、幕を下ろす『娘への手紙』は6月11日~22日まで上演される。


【公演情報】
演劇『娘への手紙』<딸에게 보내는 편지>
2019年6月11日(火)~22日(土) 大学路 設置劇場 精米所(ジョンミソ)

<出演>
ユン・ソクファ

原作:アーノルド・ウェスカー/演出:キム・テフン/作曲:チェ・ジェグァン

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[PLAY]『報道指針』フォトギャラリー

[PLAY]『報道指針』フォトギャラリー

 


【公演情報】
演劇『報道指針』<보도지침>
2019年4月26日(金)~7月7日(日) 大学路TOM2館

<出演>
●キム・ジュヒョク(社会部記者)役:パク・ジョンボク、イ・ヒョンフン
●キム・ジョンべ(編集長)役:チョ・プンレ、カン・ギドゥン、キ・セジュン
●ファン・スンウク(弁護士)役:オ・ジョンテク、ソン・ユドン
●チェ・ドンギョル(検事)役:クォン・ドンホ、アン・ジェヨン
●ソン・ウォンダル(判事)役:チャン・ヨンチョル、ユン・サンファ
●男役:チャン・ギョクス、チェ・ヨンウ
●女役:イ・ファジョン、キム・ヒオラ

プロデューサー:チャン・サンヨン/責任プロデューサー:チェ・ギョンファ/作・演出:オ・セヒョク/音楽:イ・ジヌク/振付:イ・ヒョンジョン/舞台:キム・デハン/音響:キム・ソンイク/照明:イ・ジュウォン/衣装:ドヨン/ヘアメイク:チョン・ソジン/舞台監督:イ・ジョンウ/制作プロデューサー:イ・イェジ

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[コラム]2019「第55回百想芸術大賞」受賞結果

[コラム]2019「第55回百想芸術大賞」受賞結果

 

2019「第55回百想芸術大賞」受賞結果 

2019年5月1日(水) COEX Dホール(江南区)

【映画部門】
●大賞『証人』チョン・ウソン
●作品賞『工作』ユン・ジョンビン監督
●監督賞『スイングキッズ』カン・ヒョンチョル

●最優秀演技賞
 男優『工作』イ・ソンミン
 女優『ミス・ペク』ハン・ジミン

●助演賞
 男優『毒戦』キム・ジュヒョク
 女優『ミス・ペク』クォン・ソヒョン

●新人演技賞
 男優『君の結婚式』キム・ヨングァン
 女優『娑婆訶(サバハ)』イ・ジェイン

●新人監督賞『ミス・ペク』イ・ジウォン
●シナリオ賞『暗数殺人』クァク・キョンテクほか1名
●芸術賞『バーニング』ホン・ギョンピョ

映画部門の大賞は『証人』のチョン・ウソンが受賞しました。彼は出演作も多く、受賞歴もありますが最高賞に当たる大賞受賞は意外にも初めてではないでしょうか?
そして、これはあくまで個人的な意見ですが、映画部門の監督賞に『スイングキッズ』とは、なぜ? と思いました(笑)。(いや、EXOのト・ギョンスをはじめ、出演陣は頑張っていたんですよ)。ちなみに『スイングキッズ』は2015、16年に大学路で上演されたミュージカル『ロ・ギス』をベースに映画化した作品です。そろそろ再演を! と思っているミュージカルファンも多いはず。

【TV部門】
●大賞『眩しくて』キム・へジャ(JTBC)
●作品賞(ドラマ)『私のおじさん』(tvN)
●作品賞(芸能)『全知的おせっかい視点』(MBC)
●作品賞(教養)『チャネリズムトークショーJ』(KBS1)
●演出賞『SKYキャッスル』チョ・ヒョンタク(JTBC)

●最優秀演技賞
 男優『ミスター・サンシャイン』イ・ビョンホン(tvN)
 女優『SKYキャッスル』ヨム・ジョンア(JTBC)

●助演賞
 男優『SKYキャッスル』キム・ビョンチョル(JTBC)
 女優『眩しくて』イ・ジョンウン(JTBC)

●新人賞
 男優『ここに来て抱きしめて』チャン・ギヨン(MBC)
 女優『SKYキャッスル』キム・へユン(JTBC)

●芸能賞
 男性『私は一人で暮らす(シングル男のハッピーライフ)』チョン・ヒョンム(MBC)
 女性『全知的おせっかい視点』イ・ヨンジャ(MBC)

●脚本賞『私のおじさん』パク・ヘヨン(tvN)
●演出賞『アルハンブラ宮殿の思い出』パク・ソンジン(tvN)

●若い演劇賞『アクトレスワン:国民ロボット俳優1号』ソン・スヨン

●人気賞『私のおじさん』IU(tvN)、『100日の朗君様』ト・ギョンス(tvN)

●BAZAARアイコン賞 キム・ヘス

TV部門の大賞はドラマ『眩しくて』のキム・へジャでした。
このドラマ、何といってもハン・ジミンと同一人物を演じるへジャ先生の乙女っぷりが見どころ。ナム・ジュヒョクファンの方々へももちろんおすすめですが、気が付けばへジャ先生にハマっていること必至です(笑)
KNTVで5月18日から放送開始

作品賞など4冠を獲得した『SKYキャッスル』は今年上半期最高の話題作だっただけに余裕の結果でしょう。熾烈なお受験戦争を背景に、親たちの入り組んだドロドロ人間模様が加わった、帯ドラマがお好きな方なら必ずハマると思います。本作の出演者は放送終了後バラエティ番組やCMにひっぱりだこで、一時社会現象的なブームにもなっていたほどです。
衛星劇場で4月から放送中です

そして今回18年ぶりに復活したという唯一の演劇賞「若い演劇賞」を受賞したソン・スヨン(⇒PlayDBプロフィール)は、劇団Creative VaQiを率いるイ・ギョンソン演出家の作品で、評価を高めてきた個性派女優です。2015年には東亜演劇賞の新人賞も受賞していて、彼女はいきなりビッグタイトルを2つも受賞したことになります。『アクトレスワン:国民ロボット俳優1号』は女優もスタッフもすべて女性によって作られた作品。⇒公式Facebookで上演時の写真などを見ることができます。

この授賞式は近年ケーブルテレビ局JTBCで生中継されるのですが、特にドラマは自社もしくはtvNなど、ケーブル局偏重ぎみの受賞結果になるのが毎年気になるところです。しかし最近は地上波よりもケーブル作品のほうが高視聴率を上げるケースが多いので、致し方ない、とも言えますが。


【関連リンク集】

●百想芸術大賞公式サイト 第55回受賞結果一覧

●NAVER公式チャンネル受賞者別全映像 ※日本からは直接見られないようです。

●主催社中央日報(スポーツ朝鮮)の受賞結果総括記事(韓国語)


文:さいきいずみ(韓劇.com)

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『笑う男』、BTS…「第14回ゴールデンチケットアワーズ」2019結果発表

『笑う男』、BTS…「第14回ゴールデンチケットアワーズ」2019結果発表

 

韓国のチケット販売サイト、インターパークが2005年から開催し、今年で14年目を迎えた「ゴールデンチケットアワーズ」の投票結果が発表された。

今年のノミネート作品は、2018年3月1日~2019年2月28日までに上演された舞台、コンサート、フェスティバルなど14,760本から、韓国では“チケットパワー”と表現される興行力があった上位公演から候補が抽出された。

栄えある大賞は、昨年のミュージカル界で最高のヒット作となった『笑う男』が受賞した。同作は「ミュージカル」部門でも受賞し、さらに主演したパク・ヒョシンとシン・ヨンスクが「ミュージカル俳優」部門でともに1位となるなど、『笑う男』は圧倒的な支持を得た作品となった。

演劇の作品部門は、チョ・ジョンソク、キム・ジェウク、ソンギュなど豪華キャスティングが話題となった『アマデウス』が受賞。俳優では『あなたを愛しています』『チャンス商会』などで共演した韓国演劇界の至宝、イ・スンジェとソン・スクが受賞し、世代を超えた支持を集めた。

また舞台部門の「シーンスティーラー賞」は『ラ・マンチャの男』『光化門恋歌』で観客を惹きつけ、最近はマルチタレントとしても活躍しているキム・ホヨンが。「中小劇場ミュージカル俳優賞」では『ランボー』『ストーリー・オブ・マイライフ』などに出演し、どんな作品でも安定した演技と歌唱力を見せているチョン・ドンファが栄誉を手にした。

そのほか「人気賞」は全体の26.4%と圧倒的な投票数を獲得した防弾少年団(BTS)、「国内コンサート部門」ではPSY(サイ)が受賞し、ワールドスターと呼ばれる彼らの面目躍如となった。

「ゴールデンチケットアワーズ」は、投票期間11日間で、過去最高の83,094人が投票に参加。純粋な観客投票のみで決められるとあって、受賞はもちろん、ノミネートだけでも意義ある賞と言えるだろう。

各部門の受賞結果は以下の通り。

「第14回ゴールデンチケットアワーズ」

⇒インターパーク受賞結果公開公式ページ

<公演部門>
●ゴールデンチケット大賞 ミュージカル『笑う男』<웃는 남자>
●ミュージカル 『笑う男』<웃는 남자>
●演劇 『アマデウス』<아마데우스>
●クラシック/舞踊/伝統芸術 国立バレエ団『くるみ割り人形』<호두까기인형>
●フェスティバル 「第12回ソウルジャズフェスティバル2018」<제12회 서울재즈페스티벌 2018>

<俳優部門>
●ミュージカル男優 パク・ヒョシン(박효신) 『笑う男』<웃는 남자>
●ミュージカル女優 シン・ヨンスク(신영숙) 『エリザベート』<엘리자벳>、『笑う男』<웃는 남자>
●演劇男優 イ・スンジェ(이순재) 『あなたを愛しています』<그대를 사랑합니다>、『チャンス商会』<장수상회>ほか
●演劇女優 ソン・スク(손숙) 『あなたを愛しています』<그대를 사랑합니다>、『チャンス商会』<장수상회>ほか
●韓国コンサートミュージシャン PSY(싸이)
●来韓コンサートミュージシャン MAROON5(마룬파이브)
●クラシック/舞踊/伝統芸術 グム・ナンセ(금난새)
●人気賞 防弾少年団(방탄소년단/BTS)
●最高のインディーズミュージシャン賞 ポール・キム(폴킴)
●中小劇場ミュージカル俳優賞 チョン・ドンファ(정동화) 『ランボー』<랭보>、『ストーリー・オブ・マイライフ』<스토리 오브 마이 라이프>ほか
●シーンスティーラー賞 キム・ホヨン(김호영) 『ラ・マンチャの男』<
맨 오브 라만차>、『光化門恋歌』<광화문연가>

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