MUSICAL

映像で出会う韓国の舞台!無料配信を続々実施

映像で出会う韓国の舞台!無料配信を続々実施

 

他国に先駆けて新型コロナウイルス感染症の防疫対策を徹底して行ってきた韓国。その手法が世界的に評価される一方で、密閉した空間に多数の観客が集う舞台シーンにおいては、日に日に規制の厳しさが増している。上演中作品の中断や、2~4月に上演予定だった多くの作品が、中止や延期を余儀なくされている状態だ。
そんななか、現在すべての作品が上演休止されている国立劇場をはじめ、公的機関が運営する劇場を中心に、過去のアーカイブなどを期間限定で無料公開する動きが始まっている。

以下に各団体と、映像公開スケジュール、映像へのリンクを紹介する。
(作品題名のリンクは、すべて映像への直接アクセスが可能)

【国立劇場】
国立劇場は、韓国の民俗芸能パンソリと芝居を融合した歌劇「唱劇(チャングク)」を上演する国立唱劇団と、韓国伝統舞踊を基盤とする国立舞踊団が過去に上演したアーカイブ映像を公式YouTubeチャンネルで期間限定無料公開中。

●国立唱劇団『覇王別姫』(2019年作)
公開日:公開中~4月8日(水)まで

●国立舞踊団『墨香』(2017年作)
公開日:公開中~4月10日(金)まで

◆「国立劇場」公式YouTubeチャンネル⇒ https://www.youtube.com/user/ntong2/featured
「国立劇場」公式サイト⇒ https://www.ntok.go.kr


【国立劇団】
国立劇団は、4月6日(月)~17日(金)の2週間、近年上演され好評を得ていた演劇4作品を公式YouTubeチャンネルで公開する。
すべての映像は公開日の午前10時から、24時間限定で公開される。

●『ペスト』(2018年)
公開日:4月6日(月)、13日(月)
原作:アルベール・カミュ 脚色・演出:パク・グニョン(劇団コルモッキル主宰)
出演:イ・チャンウ、カン・ジウン、チョ・ヨンギュ、パク・ヒョンジュン、キム・ハン他

●『ロクサーヌのためのバラード』(2017年)
公開日:4月8日(水)、15日(水)
原作:エドモン・ロスタン『シラノ・ド・ベルジュラック』
脚色:キム・テヒョン 演出:ソ・チュンソク
出演:キム・ジフン、アン・ビョンチャン、アン・チャンファン、ハ・ユンギョン他

●『1945』(2017年)
公開日:4月9日(木)、16日(木)
原作:ぺ・サムシク 演出:リュ・ジュヨン
出演:チュ・イニョン、キム・ジョンウン、パク・ユニ、イ・ボンリョン、キム・ジョンミン他

●『ミス連発』(2016年)※邦題:『間違いの喜劇』
公開日:4月10日(金)、17日(金)
原作:ウィリアム・シェイクスピア
演出:ソ・チュンシク、ナム・グンホ
出演:アン・ビョンチャン、イム・ヨンジュン、イ・ギヒョン、ペク・ソックァン他

このほかにも、公式YouTubeチャンネルでは「短い演劇朗読会(짧은 연극 낭독회)」と題し、国立劇団で2020年に上演予定の作品『趙氏孤児、復讐の種』『満船』『ヨンジ』の朗読映像も先行公開している。

◆「国立劇団」公式YouTubeチャンネル⇒ https://www.youtube.com/user/ntckmaster
「国立劇団」公式サイト http://www.ntck.or.kr


(写真左から)ソウル芸術団の無料公開作品『早い春、遅い冬』『金襴房』『七庶』『青い目のパク・ヨン』©ソウル芸術団

【ソウル芸術団】
ソウル芸術団は「チャンネルSPAC」と題して4月6日(月)~15日(水)に全4作品をNAVER TV「公演チャンネル」とV LIVEの「V MUSICALチャンネル」を通じて公開する。
※公開時間は各日午後7時半から、すべて1回限りの公開となる。

●『早い春、遅い冬』(2015年作)
公開日:4月6日(月)午後7時30分~9時
出演:コ・ミギョン、キム・ドビン、キム・ベッキョン、キム・ソンヨン、パク・ヨンス、チョ・プンレ他

●『金襴房(クムランバン)』(2018年作)
公開日:4月8日(水)午後7時30分~9時20分
出演:キム・ゴネ、チェ・ジョンス、ソン・ムンソン、キム・ヨンハン、カン・サンジュンほか

●『七庶(チルソ)』(2017年作)
公開日:4月13日(月)午後7時半~10時
出演:パク・ヨンス、チョン・ウォニョン、パク・ガンヒョン、チェ・ジョンス他

●『青い目のパク・ヨン』(2013年作)
公開日:4月15日(水)午後7時半~9時50分
出演:イ・シフ、キム・へウォン、パク・ヨンス、チェ・ジョンス、キム・ドビン、チョ・プンレ他

◆NAVER TV 公演チャンネル⇒ https://tv.naver.com/theater
◆V MUSICALチャンネル⇒ https://channels.vlive.tv/EDE229/home
「ソウル芸術団」公式サイト⇒ http://www.spac.or.kr/


【貞洞劇場】
ソウル市庁舎近くに位置し、海外からの観光客も気軽に楽しめる韓国の伝統芸能をベースにした作品を上演している常設劇場「貞洞(チョンドン)劇場」。2月から開幕延期していた『赤壁』は正式に公演中止が発表されたが、上演を準備していた本作を公式YouTubeチャンネルで無観客上演の生中継が行われる。

●『赤壁』
4月8日(水)午後8時より
◆貞洞劇場公式YouTubeチャンネル⇒ https://www.youtube.com/jeongdongtheater
「貞洞劇場」公式サイト⇒ https://www.jeongdong.or.kr

貞洞劇場『赤壁』©貞洞劇場


【南山芸術センター】※4月7日情報追加

1960年代に開館し、韓国現代演劇のメッカとして社会問題を積極的に取り上げた新作演劇を継続的に上演。また日韓演劇交流の場としても活用されてきた南山(ナムサン)芸術センターでは、4月9日~30日まで「NAMSAN FLIX」と題し、6作品のアーカイブがソウル文化財団のNAVER TVチャンネルとYouTubeチャンネルで公開される。

4月13日(月)~15日(水)公開『全ての軍人は可哀そう』(日本公演時タイトル『哀れ、兵士』)広報映像

●『大晦日、またはあなたが世界を記憶する方式』
公開日:4月9日(木)~12日(日)
原作:チャン・ガンミョン 脚色:チョン・ジンセ 演出:カン・リャンウォン(劇団ドン)
出演:キム・ソクジュ、キム・ムニ、ユ・ウンスク、チェ・テヨン、シン・ソヨン
※「韓国が嫌いで」などで注目される若手作家チャン・ガンミョンの同名小説を舞台化。
2018年東亜演劇賞作品賞ほか、主要演劇賞を総なめした作品。

●『全ての軍人は可哀そう』(日本公演時タイトル『哀れ、兵士』)
公開日:4月13日(月)~15日(水)
作・演出:パク・グニョン(劇団コルモッキル)
出演:チャン・ヨニク、ソン・ジンファン、カン・ジウン、ソ・ドンガプ、コ・スヒ他
※芸術人ブラックリスト問題が明るみになったさなかに被害の当事者であったパク・グニョンが「国家とは何か」を問題提起した作品。を2016年に「フェスティバル/トーキョー」でも上演。

●『彼女を言います』
公開日:4月16日(木)~19日(日)
構成・演出:イ・ギョンソン(クリエイティブVaQi)
出演:チェ・ヨハン、ナ・ギョンミン、チャン・スジン、ウ・ボムジン、ソン・スヨン
※セウォル号事件で娘を失った母親にインタビューする形式で進行。クリエイティブVaQiのイ・ギョンソンはノンフィクションをベースに俳優と共同制作するスタイルの作品を多数発表している。

●『7番国道』
公開日:4月20日(月)~22日(水)
作:ペ・ヘリュル 演出:ク・ジャヘ(ここは当然、劇場)
出演:クォン・ウネ、パク・スジン、イ・リ、チョン・バクチャン、チェ・ヨハン
※サムスン半導体工場白血病事件と軍疑問死という、大きな社会問題となった事件の被害者遺族たちの闘いを取り上げた作品。

●『妻の感覚』
公開日:4月23日(木)~26日(日)
作:コ・ヨノク 演出:キム・ジョン(プロジェクト・ホワイル)
出演:ユン・ガヨン、ペク・ソックァン、イ・スミ、チェ・フェジン、ファン・スンミ他
※新作が常に話題となる女性劇作家コ・ヨノクが「三国遺事」で檀君を生んだとされるオンニョ(熊)の神話をモチーフにした創作劇。

●『青の国』
公開日:4月27日(月)~30日(木)
作・演出:キム・スジョン(劇団新世界)
出演:カン・ジヨン、クォン・ミナ、クォン・ジュヨン、キム・ドゥジン、キム・ボギョン他
※1967年アメリカで、ある高校の歴史の授業で行われた実験を基に制作。韓国社会における根本主義、他者への暴力と憎悪を取り上げた作品。

◆「ソウル文化財団」公式YouTubeチャンネル⇒ http://www.youtube.com/user/sfacmovie
◆「ソウル文化財団」NAVER TVチャンネル⇒ http://tv.naver.com/sfacmovie
「南山芸術センター」公式サイト http://www.nsac.or.kr


このほか、平素から韓国ミュージカル、演劇のオンラインストリーミングを実施しているポータルサイト運営のNAVER TVKAKAO TVでは、プレスコールの全編公開や生中継のダイジェストなど公開中の映像を見ることができる。

【NAVER】
◆NAVER TV 公演チャンネル⇒ https://tv.naver.com/theater
◆V MUSICALチャンネル⇒ https://channels.vlive.tv/EDE229/home

●ミュージカル『ドラキュラ』シッツプローブ(2020年2月14日放送分)

●ミュージカル『マリー・キュリー』プレスコールハイライト(2020年3月20日放送分)
●ミュージカル『英雄本色』プレスコール(2020年1月16日放送分)
●演劇『幻想童話』プレスコールハイライト(2019年12月26日放送分)
●ミュージカル『アイーダ』ショーケース(2019年10月28日放送分)


【KAKAO】
◆「メロンチケット公演実演チャンネル」⇒ https://tv.kakao.com/channel/3307050/video

●「第4回韓国ミュージカルアワード授賞式」(2020年1月20日放送分)

●ミュージカル『笑う男』プレスコール(2020年1月14日放送分)
●ミュージカル『マリー・アントワネット』プレスコール(2019年8月29日放送分)
●ミュージカル『シティ・オブ・エンジェル』コメンタリーライブ(2019年8月19日放送分)
●ミュージカル『エクスカリバー』プレスコール(2019年6月18日放送分)

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[MUSICAL]『モーツァルト!』韓国10周年記念公演 新たな神話を築く豪華キャストを公開

[MUSICAL]『モーツァルト!』韓国10周年記念公演 新たな神話を築く豪華キャストを公開

 

(写真左から)ヴォルフガング・モーツァルト役のキム・ジュンス、パク・ガンヒョン、パク・ウンテ ©EMKミュージカルカンパニー

2010年に韓国で初演後、大型ライセンスミュージカルの定番作品となった『モーツァルト!』が、今年で10周年を迎え、4年ぶりに6回目の再演が行われる。
この記念すべき公演にふさわしい“史上最強”との呼び声高い出演陣がついに公開された。

『モーツァルト!』は、『エリザベート』『レベッカ』『マリー・アントワネット』など、数々の名作ミュージカルを送り出した劇作家ミヒャエル・クンツェと作曲家クリストファー・リーヴァイのコンビが、1999年にオーストリア ウィーンで初演。以降ドイツ、ハンガリー、日本など世界9カ国で2200回以上上演された大ヒットミュージカルだ。

2010年に初演した韓国版『モーツァルト!』は、過去10年間で大別すると演出や公演スタイルに3つのバージョンがある。今回の再演では、2010年~2012年に演出したユ・ヒソンを芸術監督に迎え、2014年版を演出したエイドリアン・オズモンドが再び演出を務める。2014年版は衣装やセットも大胆に変革させ話題を集めたエイドリアン演出家は「各シーズンの良かった点を集め、これまでで最も成功したストーリーになるだろう」と自信をのぞかせている。
また、キム・ムンジョン音楽監督を筆頭に、美術、衣装など、制作会社EMKミュージカルカンパニー(以下EMK)の数々の大作を支えてきた凄腕のスタッフたちが、10周年公演を完璧な舞台に仕上げるべく制作を進めているという。

『モーツァルト!』10周年記念公演制作陣インタビュー映像(EMK公式YouTubeより)

制作発表直後から注目を集めていた『モーツァルト!』10周年記念公演のキャスティング。主人公、ヴォルフガング役は公式発表に先駆けて所属事務所から出演を公表していたキム・ジュンスとパク・ガンヒョンに加え、パク・ウンテが出演する。

2010年の初演時にミュージカル俳優として初舞台を踏んだキム・ジュンスは、韓国最大級の客席数を擁する世宗文化会館大劇場で、出演した全公演を完売させた「神話」はいまだに語り継がれている。しかし当時はアイドル歌手がミュージカル界で活動することは稀な時代で、単身舞台の世界に飛び込んだ彼は、パク・ウンテの多大な助力を得て慣れない稽古をこなし、舞台に立つことができたという。
一方のパク・ウンテも、作曲家シルベスター・リーヴァイの賞賛を受けてアンサンブルから主演に大抜擢され、以降2014年まで最多出演回数を誇っている。『モーツァルト!』を初演から大ヒットに導いた2人が顔を揃えるだけでも、意義深い10周年記念公演と言えるだろう。
キム・ジュンスは「ミュージカルデビュー10周年を迎え、今の自分を可能にしてくれた特別な作品に参加できて感慨を新たにし、とても幸せだ」と語り、パク・ウンテは「私も『モーツァルト!』と共に成長し10年が過ぎた。再び演じられることが嬉しく感慨深い。楽しい舞台にできるよう努力する」と、共に本作に並々ならぬ思い入れを表している。

加えて『笑う男』では共演者、観客に“彼こそがグウィンプレン”と言わしめるほど完璧に主人公を演じ切り、いま最もホットなライジングスターと呼ばれるパク・ガンヒョンが初めてヴォルフガング役に挑む。10年前の初演を観客として見ていたという彼は「新しい作品と出会ったときめきと、同時に上手く演じなくてはならないプレッシャーがある。10周年というタイトルに迷惑をかけないよう努力する」と抱負を述べている。キム・ジュンス、パク・ウンテが本作を経てその後トップ俳優として活躍していることを見れば、彼にとってもスターへの階段を上っていくうえでの大きなステップとなるだろう。

(写真左から)コンスタンツェ役のキム・ソヒャン、キム・ヨンジ、ヘナ ©EMKミュージカルカンパニー

そしてヴォルフガングを取り巻くサブキャラクターも、EMK作品ではおなじみの実力派俳優が揃っている。
奔放で魅惑的ながら、夫との関係に葛藤することになるヴォルフガングの妻、コンスタンツェ役はキム・ソヒャン、キム・ヨンジ、ヘナが演じる。
一時はミュージカルの本場ブロードウェイに渡り、俳優修業していたキム・ソヒャンは、本格帰国後『マタ・ハリ』『シスター・アクト』『エクスカリバー』などに出演し、今やEMK作品には欠かせない女優の一人となっている。一方で『マリー・キュリー』『スモーク』など小劇場ミュージカルへも精力的に出演し、その幅広い活躍ぶりが近年評価を高めている。
またキム・ヨンジ(元SeeYa)、ヘナ(元Kiss&Cry)の2人はガールズグループのメンバーからミュージカル俳優への転身に成功した俳優たちだ。キム・ヨンジは2019年の『マリー・アントワネット』で第2の主人公ともいえるマグリット役を好演してミュージカルデビューを飾った。一方ヘナは2018年に『ジキル&ハイド』のルーシー役に抜擢後、2019年には『ボディーガード』に主演するなど、順調な活動を続けている。

(写真左から)コロレド大司教役のミン・ヨンギ、ソン・ジュノ/ヴァルトシュテッテン男爵夫人役のシン・ヨンスク、キム・ソヒョン ©EMKミュージカルカンパニー

ヴォルフガングの才能を独占しようとするコロレド大司教役はミン・ヨンギとソン・ジュノが。対して、才能を見込んで支援者となるヴァルトシュテッテン男爵夫人役はシン・ヨンスク、キム・ソヒョンが演じる。ミン・ヨンギとシン・ヨンスクはそれぞれ初演から同役を演じてきた『モーツァルト!』の魅力を存分に知りつくした2人だ。そしてミュージカル界のおしどり夫婦として知られるソン・ジュノとキム・ソヒョンは、昨年の『マリー・アントワネット』に続いて夫婦共演を果たすことになる。

(写真上段左から)父レオポルト役のユン・ヨンソク、ホン・ギョンス/姉ナンネール役のチョン・スミ、ぺ・ダへ/(下段左から)セシリア役キム・ヨンジュ、ジュア/シカネーダー役ムン・ソンヒョク/アルコ伯爵役イ・サンジュン ©EMKミュージカルカンパニー

そのほか、ヴォルフガングの父レオポルト役は確かな歌唱力に定評のあるユン・ヨンソク(『ファントム』『アイアン・マスク』他)とホン・ギョンス(『レベッカ』『サ・ビ・タ』他)。才能ある弟を支える姉ナンネール役はチョン・スミ(『ルドルフ:ザ・ラスト・キス』『ハムレット』)と『壁抜け男』などミュージカルへの出演経験も豊富な歌手のぺ・ダへが演じる。
ヴォルフガングの名声を利用しようとするコンスタンツェの母セシリア役は昨年の『マリー・アントワネット』では共にローズ・ベルタンを演じていたキム・ヨンジュとジュア。
オペラ『魔笛』をプロデュースするシカネーダー役は『マチルダ』『英雄本色』『マリー・アントワネット』など作品ごとに多彩な役を演じこなすムン・ソンヒョク。コロレド大司教の右腕、アルコ伯爵役は『笑う男』『エクスカリバー』『ビリー・エリオット』などで個性溢れる役柄をこなしてきたイ・サンジュンが演じる。

韓国ミュージカルが大きく発展を遂げたこの10年と共に歩んできた『モーツァルト!』。韓国内外で注目を集める10周年記念公演は6月11日から世宗文化会館大劇場で開幕する。


【公演情報】
ミュージカル『モーツァルト!』韓国10周年記念公演
(<모차르트!> 10주년 기념 공연)
2020年6月11日~8月9日 世宗文化会館大劇場

<出演>
●ヴォルフガング・モーツァルト役:キム・ジュンス、パク・ウンテ、パク・ガンヒョン
●コンスタンツェ役:キム・ソヒャン、キム・ヨンジ、ヘナ
●コロレド大司教役:ミン・ヨンギ、ソン・ジュノ
●レオポルト役:ユン・ヨンソク、ホン・ギョンス
●ヴァルトシュテッテン男爵夫人役:シン・ヨンスク、キム・ソヒョン
●ナンネール役:チョン・スミ、ぺ・ダへ
●セシリア・ウェーバー役:キム・ヨンジュ、ジュア
●シカネーダー役:ムン・ソンヒョク
●アルコ伯爵:イ・サンジュン

総括プロデューサー:オム・ホンヒョン/プロデューサー:キム・ジウォン/脚本・作詞:ミヒャエル・クンツェ/作曲・オーケストレーション:シルベスター・リーヴァイ/芸術監督:ユ・ヒソン/演出:エイドリアン・オズモンド/韓国語歌詞:パク・ヨンミン、イ・ソンジュン、パク・インソン、キム・ムンジョン、クォン・ウナ、パク・チョンフィ/協力演出:クォン・ウナ/音楽監督・指揮:キム・ムンジョン/振付:ジェイミー・マクダニエル/舞台:ソ・スクジン/衣装:ハン・ジョンイム/照明:グ・ユニョン/映像:ソン・スンギュ/小道具:チョ・ユンヒョン/音響:キム・ジヒョン/舞台監督:チョン・ウニョン

※6月11日~18日公演分のチケットは発売中。
海外からの直接購入(グローバルサイト)は現時点で非公開となっています。
●インターパーク(⇒販売ページ)
●メロンチケット(⇒販売ページ)

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[MUSICAL]JTBC「ファントムシンガー3」にイ・チャンヨンらミュージカル俳優多数出演

[MUSICAL]JTBC「ファントムシンガー3」にイ・チャンヨンらミュージカル俳優多数出演

 
 
韓国のケーブルテレビ局JTBCが4月から放送開始する「ファントムシンガー3」の1次オーディション参加者が公開された。
 
JTBC公式インスタグラムより
 

JTBCの「ファントムシンガー」は、2016年11月にシーズン1を放送。現役の声楽家やミュージカル俳優、かつて声楽を専攻しながら現在は異業種に就いた人など、出場者が番組を通じてさまざまなミッションをクリアしていくサバイバル形式のオーディション番組。好評につき翌年にはシーズン2も放送された。
メンターと呼ばれる審査員には、歌手/プロデューサーのユン・ジョンシンとユン・サン、歌手/ミュージカル俳優のパダ、ミュージカル俳優のマイケル・リー、ミュージカル音楽監督のキム・ムンジョン、声楽家ソン・ヘスと、ポップス、ミュージカル、オペラなど各界の一線で活躍する面々が、シーズン1、2と審査を担当してきた。
 
シーズン1の優勝グループ「Forte di Quattro(フォルテ・ディ・クワトロ)」、シーズン2の優勝グループ「Forestella(フォレステラ)」、同準優勝の「MIRACLASS(ミラクラス)」など、番組から誕生したクロスオーヴァ―グループは、現在もアルバムのリリースやコンサートを行うなど活動を継続している。
なかでもミュージカル俳優のコ・フンジョンは「Forte di Quattro」のリーダーとして現在も精力的にグループを率い、「MIRACLASS」の一員であるミュージカル俳優のパク・ガンヒョンは、番組を通じて認知度を上げ、『笑う男』などの大型ミュージカルで主演を務めるようになるなど、ミュージカル俳優にとっては幅広い人気を獲得するきっかけとなっている。
 
約3年ぶりに放送されるシーズン3の“メンター”は、シーズン1、2に続き出演するキム・ムンジョン、ユン・サン、ソン・ヘスに加え、アイドル歌手からミュージカル俳優に転身し、屈指のトップ女優となったオク・ジュヒョン、大ヒット曲の歌詞を多数手がけた作詞家のキム・イナ、幼少時から天才ピアニストと呼ばれ、現在はミュージシャン、プロデューサーとして活躍するジヨンが初めて審査に挑む。
 
「ファントムシンガー3」公式サイトで公開された1次オーディションの参加者は、74名と前2回よりも倍増。今回も歌手、声楽家、ミュージカル俳優以外にも現役高校生から、会社経営者など、多様な経歴の持ち主が参加している。
注目のミュージカル俳優の出演は以下の通り。
●イ・チャンヨン『ストーリー・オブ・マイライフ』『ビッグフィッシュ』『スワッグエイジ:叫べ、朝鮮!』他
●ノ・ユン『スリル・ミー』『最終陳述』他
●シン・ジェボム『スウィーニー・トッド』『ザ・デビル』他
●ぺ・ナラ『キンキーブーツ』『グリース』他
●イ・ソクジュン『グリース』
●チェ・ミヌ『ママ、ドント・クライ』『影を売る男』他
●イ・ウジョン『グリース』『星の王子さま』他
●チョ・ファンジ『隠密に偉大に:THE LAST』『ルードヴィヒ(ルドウィグ)』他
●カン・ドンウ『タイタニック』他
 
小劇場ミュージカルで活躍中の若手俳優から、アンサンブルキャストまで、韓国ミュージカルファンにはすでに知られた俳優たちが多いが、そのなかでもこれまで数々のミュージカルに主演し、ベテランの域に入りつつあるイ・チャンヨンの参加は大きなサプライズになるだろう。
番組を通じて新たなミュージカルスター、クロスオーヴァ―グループの誕生が期待される「ファントムシンガー3」は、韓国JTBCで4月10日(金)夜9時から放送開始される。

 

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[MUSICAL]『モーツァルト!』韓国版10周年記念公演特別価格チケット発売&主演候補を発表

[MUSICAL]『モーツァルト!』韓国版10周年記念公演特別価格チケット発売&主演候補を発表

 

『モーツァルト!』韓国10周年記念公演ポスター ©EMKミュージカルカンパニー

EMKミュージカルカンパニーが、現在に至る大劇場ライセンスミュージカル制作の礎を築いた『モーツァルト!』。今年で初演から10周年を迎え、記念ポスターと映像を公開した。
併せて10年前と同じ特別価格で発売するチケット情報も発表された。

『モーツァルト!』は『エリザベート』『レベッカ』『マリー・アントワネット』などを手掛けた劇作家ミヒャエル・クンツェと作曲家クリストファー・リーヴァイのコンビが、1999年にオーストリア ウィーンで初演。日本では2002年に初演されている。
韓国版は2010年1月20日から世宗文化会館大劇場で初演されたが、制作にあたり、すでに作品の人気を確立していた日本版をロールモデルにしたと言われている。
韓国初演時の主人公ヴォルフガング役はイム・テギョン、パク・コニョン、パク・ウンテ、キム・ジュンスの4名が努めた。なかでもキム・ジュンスは本作でミュージカル俳優デビューを果たし、チケットは連日完売。以降アイドル歌手のミュージカル出演が急増する契機を作った。また、パク・ウンテは本作への大抜擢を機に大劇場作品に多数主演するようになるなど、彼ら以降もチョン・ドンソク、パク・ヒョシン、キュヒョンなどヴォルフガングを演じた多くが『モーツァルト!』を通してミュージカル俳優としてキャリアアップを果たしている。

『モーツァルト!』韓国10周年記念公演オフィシャルティザー映像

初演から10年を経て、約4年ぶりに上演される『モーツァルト!』韓国版に寄せられる期待は大きく、公式インスタグラムで「#위시모차르트(♯ウィッシュモーツァルト)」のハッシュタグをつけた希望キャストの投稿募集にも熱い反応が寄せられ、出演候補を当てるイベントも実施された。

ヴォルフガング役“候補”として名前が挙がっている俳優は以下の10名。出演者は、4月1日に正式発表される。

キュヒョン、キム・ジュンス、ドギョム、パク・ガンヒョン、パク・ウンテ、パク・ヒョシン、イム・テギョン、チョン・ドンソク、KAI、ホン・グァンホ(カナダラ順)

初演と同じく、世宗文化会館大劇場で上演される『モーツァルト!』は、同劇場で上演されるライセンス公演としては最多の219回を記録。10周年の節目を迎え、最高のキャストとEMKが積み上げたノウハウを生かして、次なる10年へ向けて制作に邁進してるという。

10周年記念公演の演出は2014年版の『モーツァルト!』や『バンジージャンプする』初演(2012年)、『ハムレット:アライブ』(2017年)などを手掛けたエイドリアン・オズモンド。2014年版では、演出から衣装、セットまで斬新な改革を遂げて話題を呼んだ彼だが、今回はどのような手法で記念公演を演出するのか期待がふくらむ。

10周年公演を記念して「リメンバー2010」と題し、10年前と同じ価格設定の特別価格チケットを6月11日~18日の10公演限定で先行発売される。特別価格は、各定価からVIP・R席-2万ウォン引、S・A席-1万ウォン引となる。

チケットは、インターパーク、メロンチケット、世宗文化会館ホームページの3か所で発売。韓国初演が行われた同じ日時である1月20日(月)午後8時から発売開始と、チケット発売も記念日にこだわりをもつ韓国らしい演出が施されている。


【公演情報】
ミュージカル『モーツァルト!』韓国10周年記念公演(<모차르트!> 10주년 기념 공연)
2020年6月11日~8月9日 世宗文化会館大劇場

総括プロデューサー:オム・ホンヒョン/プロデューサー:キム・ジウォン/脚本・作詞:ミヒャエル・クンツェ/作曲・オーケストレーション:シルベスター・リーヴァイ/芸術監督:ユ・ヒソン/演出:エイドリアン・オズモンド/韓国語歌詞:パク・ヨンミン、イ・ソンジュン、パク・インソン、キム・ムンジョン、クォン・ウナ、パク・チョンフィ/協力演出:クォン・ウナ/音楽監督・指揮:キム・ムンジョン/振付:ジェイミー・マクダニエル/舞台:ソ・スクジン/衣装:ハン・ジョンイム/照明:グ・ユニョン/映像:ソン・スンギュ/小道具:チョ・ユンヒョン/音響:キム・ジヒョン/舞台監督:チョン・ウニョン

 

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[MUSICAL]第4回韓国ミュージカルアワーズ ノミネート発表

[MUSICAL]第4回韓国ミュージカルアワーズ ノミネート発表

 

韓国芸術文化委員会と、韓国ミュージカル協会の共同主催で2016年から開催されている「韓国ミュージカルアワーズ」が今年4回目を迎え、1月6日、候補作品/俳優の発表会が行われた。

記者発表会は進行役をイ・ジフンとチャン・ウナが努め、主催者側からイ・ユリ共同組織委員長、キム・ジョンホン候補推薦委員長、そして執行委員長を務める俳優チョン・ヨンジュが出席した。

司会進行を務めたイ・ジフン(左)とチャン・ウナ

「第4回韓国ミュージカルアワーズ」は2018年12月1日~2019年11月30日まで韓国で開幕した作品のなかから7日間以上、または14回以上有料公演を実施した作品がエントリー対象となっている。
候補作品/候補者は、俳優、制作者、評論家などで構成される専門家100名と、事前に一般観客から募集したマニア投票団100名による投票により選定された。

(写真左から)イ・ユリ共同組織委員長、チョン・ヨンジュ執行委員長、キム・ジョンホン候補推薦委員長

今回は「作品賞」を上演した劇場の座席数400席を基準に大劇場と小劇場に区分して候補作を選定。また「音楽賞」を作曲と編曲・音楽監督とに分けて表彰し、「舞台芸術賞」は美術、衣装など多くのパートがあるため上位2名を表彰するなど、賞の設定が再編成されていることが、昨年とは異なる点だ。

イ・ユリ委員長は「(映画やドラマなどと異なり)報道機関が主催しておらず、収益や興行を目的としていない公共的な授賞式」と説明し、授賞式の前に、海外進出、活動へ向けたトークイベントやカンファレンスも行い、ミュージカル俳優や制作者を夢見る次世代に向けた韓国ミュージカルの祭典にしようと努力している面もアピールしていた。

今年のノミネート作品/俳優は以下の通り。
『HOPE:読まれていない本と、読まれていない人生』が最多12ノミネート。次点に『スワッグエイジ:叫べ、朝鮮!』が11ノミネートと、中劇場サイズの創作ミュージカルが威力を見せている。

2019年の韓国ミュージカル界最高の栄誉となるアワードの授賞式は1月20日(月)夜7時よりブルースクエアインターパークホールで俳優イ・ゴンミョンの司会進行により開催。授賞式の模様は、KAKAO TVの「メロンチケット公演実況」チャンネルで生中継予定だ。

(写真左から)大賞候補作『スワッグエイジ:叫べ、朝鮮!』(©PLエンターテインメント)、『エクスカリバー』(©EMKミュージカルカンパニー)、『黎明の瞳』(©SUKI COMPANY)、『HOPE:読まれていない本と、読まれていない人生』(©R&D Works)

【作品部門】

●大賞(400席以上/初演作品)
『スワッグエイジ:叫べ、朝鮮!』
『エクスカリバー』
『黎明の瞳』
『HOPE:読まれていない本と、読まれていない人生』

●作品賞(400席以上/創作、ライセンス/初演・再演不問)
『ダーウィン・ヤングの悪の起源』
『スワッグエイジ:叫べ、朝鮮!』
『スウィーニー・トッド』
『シラノ』
『HOPE:読まれていない本と、読まれていない人生』

(写真上段左から)作品賞(400席以上)候補作『ダーウィン・ヤングの悪の起源』(©ソウル芸術団)、(『スワッグエイジ:叫べ、朝鮮!』(©PLエンターテインメント)、『スウィーニー・トッド』(©ODカンパニー)、(下段左から)『シラノ』(©CJ ENM) 『HOPE:読まれていない本と、読まれていない人生』

●作品賞(400席以下/創作、ライセンス/初演・再演不問)
『君のための文字』
『ランボー』
『シデレウス』
『阿娘歌(アランガ)』
『伝説のリトルバスケットボール団』

(写真上段左から)作品賞(400席以下)候補『君のための文字』(©Double K Film and Theater)、『ランボー』(©LIVE)、『シデレウス』(©RANG)、(下段左から)『阿娘歌(アランガ)』(©インサイトエンターテインメント)、『伝説のリトルバスケットボール団』(©IM CULTURE)

【俳優部門】

●主演賞(女優)
キム・ソニョン『HOPE:読まれていない本と、読まれていない人生』
シン・ヨンスク『エクスカリバー』
オク・ジュヒョン『スウィーニー・トッド』
ユン・ゴンジュ『アイーダ』
チョン・ソナ『アイーダ』
チャ・ジヨン『HOPE:読まれていない本と、読まれていない人生』

●主演賞(男優)
オ・ジョンヒョク『あの日々』
イ・フィジョン『スワッグエイジ:叫べ、朝鮮!』
チョ・スンウ『スウィーニー・トッド』
チョ・ヒョンギュン『シラノ』
KAI『エクスカリバー』
ホン・グァンホ『スウィーニー・トッド』

●助演賞(女優)
キム・グッキ『口腔内科病院』
キム・ソヒャン『エクスカリバー』
キム・ヒオラ『ファンレター』
イ・イェウン『HOPE:読まれていない本と、読まれていない人生』
チャン・ウナ『マリー・アントワネット』

●助演賞(男優)
パク・ガンヒョン『エクスカリバー』
ソ・ヨンジュ『スウィーニー・トッド』
ユク・ヒョンウク『シラノ』
イ・チャンヨン『スワッグエイジ:叫べ、朝鮮!』
チョ・プンレ『尹東柱:月を射る』

●新人賞(女優)
キム・スハ『スワッグエイジ:叫べ、朝鮮!』
キム・ヨンジ『マリー・アントワネット』
イ・ユハ『HOPE:読まれていない本と、読まれていない人生』
ハン・ジェア『グリース』

●新人賞(男優)
ドギョム『エクスカリバー』
ヤン・ヒジュン『スワッグエイジ:叫べ、朝鮮!』
イム・ギュヒョン『阿娘歌(アランガ)』
ファン・ミンヒョン『マリー・アントワネット』
ファン・スンジョン『伝説のリトルバスケットボール団』

●アンサンブル賞
『ベン・ハー』
『ボディーガード』
『スワッグエイジ:叫べ、朝鮮!』
『アイーダ』
『エクスカリバー』

(写真上段左から)アンサンブル賞候補作品『ベン・ハー』(©NEW CONTENTS COMPANY)、『ボディーガード』(©CJ ENM)、『スワッグエイジ:叫べ、朝鮮!』(©PLエンターテインメント)、(下段左から)『アイーダ』(©シンシカンパニー)、『エクスカリバー』(©EMKミュージカルカンパニー)

【創作部門】

●プロデューサー賞
CJ ENM
カン・ビョンウォン(LIVE)
シン・チュンス(ODカンパニー)
オ・フンシク(R&D Works)
ハン・スンウォン(HJ Culture)

●演出賞
キム・ドンヨン『シラノ』
エリック・シェーファー『スウィーニー・トッド』
オ・ギョンテク『ダーウィン・ヤングの悪の起源』
オ・ルピナ『HOPE:読まれていない本と、読まれていない人生』
ウ・ジンハ『スワッグエイジ:叫べ、朝鮮!』

●脚本賞
カン・ナム『HOPE:読まれていない本と、読まれていない人生』
パク・チャンミン『スワッグエイジ:叫べ、朝鮮!』
パク・へリム『伝説のリトルバスケットボール団』
イ・ヒジュン『ダーウィン・ヤングの悪の起源』
チョン・ヨン『影を売る男』

●音楽賞(作曲)
キム・ヒョウン『HOPE:読まれていない本と、読まれていない人生』
ミン・チャンホン『ランボー』
パク・チョンフィ『ダーウィン・ヤングの悪の起源』
イ・ジョンヨン『スワッグエイジ:叫べ、朝鮮!』
イ・ハンミル『阿娘歌(アランガ)』
フランク・ワイルドホーン『エクスカリバー』

●音楽賞(編曲/音楽監督)
キム・ギリョ『ダーウィン・ヤングの悪の起源』
キム・ソンス『光化門恋歌』
シン・ウンギョン『HOPE:読まれていない本と、読まれていない人生』
ヤン・ジュイン『伝説のリトルバスケットボール団』
ウォン・ミソル『スウィーニー・トッド』

●振付賞
キム・ウンチョン『スワッグエイジ:叫べ、朝鮮!』
ムン・ソンウ『ベン・ハー』
シン・ソンホ『あの日々』
イ・ヒョンジョン『神と共に:現世編』
チョン・ドヨン『シラノ』

●舞台芸術賞
クォン・ドギョン『スウィーニー・トッド』音響
キム・スッキ『HOPE:読まれていない本と、読まれていない人生』ヘアメイク
パク・ジュン『シティ・オブ・エンジェル』映像
オ・ピリョン『HOPE:読まれていない本と、読まれていない人生』美術
チョン・スンホ『エクスカリバー』美術

●特別賞
功労賞(ミュージカルへの功績を讃え、候補選定委員会により選定)


【公演情報】
「第4回韓国ミュージカルアワーズ」
2020年1月20日(月)ブルースクエア一帯
●グローバルミュージカル人材育成のためのトークコンサート;13時~14時半 カオスホール
●Kミュージカル グローバル ネットワーク カンファレンス:15時~17時 カオスホール●授賞式レッドカーペット:17時~18時半 ブルースクエア屋外
●授賞式:19時~22時 インターパークホール
●ネットワーキング パーティー:22時~23時 カオスホール

※公式サイト⇒https://awards.kmusical.kr/

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観客が選ぶ韓国舞台シーンのアワード「2019 SACA」結果発表② 俳優編

観客が選ぶ韓国舞台シーンのアワード「2019 SACA」結果発表② 俳優編

 

韓国の舞台情報サイト、ステージトーク(STAGE TALK)http://www.stagetalk.co.kr/ で、観客投票のみで優秀作品/俳優を選定するアワード「2019 STAGE TALK AUDIENCE CHOICE AWARDS」(以下「2019 SACA」)の投票結果が去る12月末に公開された。

「2019 SACA」は2019年11月15日~21日まで事前候補調査を通して作品/俳優を選定後、12月4日~11日までステージトーク会員を対象に本投票を受け付けた。
各賞は演劇とミュージカルに部門を分けて選定されているが、投票は演劇部門で3452人、ミュージカル部門で33110人の投票をもとに集計されている。

以下の投票結果は、ステージトークで発表されたデータを参照。寸評は、投票結果をもとに韓劇.comで独自の解説を執筆した。当ページでは俳優部門を紹介する。

各部門投票結果1位まとめページ(STAGE TALK サイト ※韓国語)

●投票結果の詳細データページ(STAGE TALKサイト ※韓国語)

【2019最高の俳優部門】

演劇女優主演1位チェ・ユハ(左)と、男優主演1位キム・ギョンス(右)(『オーファンズ』©RED & BLUE/『プライド』©演劇列伝 各ポスターより)

●演劇女優主演     ●演劇男優主演
1位 チェ・ユハ     1位 キム・ギョンス
2位 キム・ジヒョン  2位 パク・ウンソク
3位 チョン・ウンソン 3位 パク・ジョンボク
4位 ペク・ウネ    4位 カン・ヨンソク
5位 イ・ギョンミ   5位 イ・ヒョヌク

演劇女優助演1位ソン・ジユン(左)と、男優助演1位カン・ギドゥン(右)(『プライド』©演劇列伝/『R&J』©SHOWNOTE  各ポスターより)

●演劇女優助演     ●演劇男優助演
1位 ソン・ジユン   1位 カン・ギドゥン
2位 チョン・スヨン  2位 カン・スンホ
3位 ムン・ジナ    3位 ソン・ユドン
4位 カン・ミョンジュ 4位 オ・ジョンテク
5位 イム・ガンヒ   5位 イ・ガンウ

演劇女優新人1位チェ・スジン(左)と、男優新人1位ムン・ユガン(『オーファンズ』©RED & BLUE/『アナザー・カントリー』©Page1 各ポスターより)

●演劇女優新人    ●演劇男優新人
1位 チェ・スジン  1位 ムン・ユガン
2位 チョ・イン   2位 チェ・ジョンウ
3位 チェ・ハユン  3位 ヨン・ジュンソク
4位 チョン・ウヨン 4位 ぺ・フン

演劇俳優部門は、作品の評価と比例した結果となっている。
女優は『オーファンズ』で“ジェンダー・フリー・キャスティング”の象徴となったチェ・ユハが主演賞を、本作で演劇に初挑戦したチェ・スジンが新人賞を受賞。また『プライド』で好演していたソン・ジユンが助演賞を受賞している。3人とも小劇場ではベテランの域に入りつつある実力派だが、それぞれにこれまでとは異なる作品やキャラクターに挑んだことが評価に結び付いている。
男優は主演賞に『ヒストリー・ボーイズ』『プライド』と2019年は人気作の再演に初出演して好演していたキム・ギョンス。助演賞は『僕を溶かしてくれ』など近年はドラマでも名脇役として活躍しつつ『R&J』『ヒストリー・ボーイズ』『報道指針』と舞台へも精力的に出演していたカン・ギドゥン。新人賞は1位のムン・ユガンをはじめ、上位4人すべてが『アナザー・カントリー』で鮮烈デビューを飾った新人俳優で占められているのは、観客がいかに“新しい顔”を求めているかが良く分かる結果となっている。


ミュージカル女優主演1位キム・ソヒャン(左)と男優1位キム・ジュンス(右)(『エクスカリバー』ポスターより©EMKミュージカルカンパニー)

●ミュージカル女優主演 ●ミュージカル男優主演
1位 キム・ソヒャン    1位 キム・ジュンス
2位 キム・ソヒョン   2位 チョ・スンウ
3位 オク・ジュヒョン  3位 パク・ウンテ
4位 シン・ヨンスク   4位 ホン・グァンホ
5位 キム・ソニョン   5位 チョ・ヒョンギュン

ミュージカル女優助演1位チャン・ウナ(左)と男優助演1位パク・ガンヒョン(『マリー・アントワネット』ポスターより ©EMKミュージカルカンパニー)

●ミュージカル女優助演 ●ミュージカル男優助演
1位 チャン・ウナ    1位 パク・ガンヒョン
2位 ミン・ギョンア   2位 ソン・ジュノ
3位 シン・ヨンスク   3位 イ・ジフン
4位 イ・イェウン    4位 パク・ミンソン

ミュージカル女優新人1位キム・ヨンジ(左)と男優新人1位ファン・ミンヒョン(『マリー・アントワネット』ポスターより ©EMKミュージカルカンパニー)

●ミュージカル女優新人  ●ミュージカル男優新人
1位 キム・ヨンジ    1位 ファン・ミンヒョン
2位 ナ・ハナ      2位 シウミン
3位 キム・へイン    3位 ドギョム
4位 キム・スヨン    4位 ヤン・ヒジュン
5位 キム・スハ     5位 ユン・ジソン

●ミュージカルアンサンブル:『マリー・アントワネット』

ミュージカル俳優部門は大劇場作品の出演者に集中した結果となった。
女優主演のキム・ソヒャン、女優助演のチャン・ウナ、男優助演のパク・ガンヒョン、女優新人のキム・ヨンジ、男優新人のファン・ミンヒョン、そしてアンサンブルまで『マリー・アントワネット』の出演者が上位を占めたのは、投票期間中に上演していたことも大きいが、2018年度の新作『笑う男』から『エクスカリバー』まで続くEMKミュージカルカンパニー制作作品の常連俳優たちが、観客に広く支持されていることがよく分かる結果だ。
また、男優新人はアイドル歌手が名を連ねるなか『スワッグエイジ:叫べ、朝鮮!』のヤン・ヒジュンが4位に入り健闘している。演技力、歌唱力ともに新人とは思えぬスキルを持ち、その評判が口コミで広がり、後半は出演日が連日完売するなど驚異的なデビューを飾った。彼を発掘したのは、名優チョ・スンウを育てたPLエンターテインメントの代表だ。今後ミュージカル界を担う次世代俳優となれるのか? スーパールーキーの動向に注目しよう。

2019年の韓国舞台シーンで特徴的だったのが、各カンパニーごとに出演者が固定化する“劇団化”がより進んだことだった。そんななか、以前から自社作品に所属俳優中心のキャスティングをしていたR&D Worksが19年末にコンテンツ制作劇団「R&D Works STUDIO」の設立を発表するなど、2020年以降もこの動きはますます加速していくと予想される。これは、カンパニー側としては実力とチケットパワーを併せ持つ俳優をキープでき、俳優側も仕事が途切れないメリットがある反面、出演俳優の固定ファン以外の観客を呼び込みづらいデメリットも併せ持っている。いち観客としては、ベテランから新人まで所属を問わず柔軟にチャンスを与え、キャスティングの妙を楽しむ機会をもっと増やしてほしいところだ。

文:さいきいずみ(韓劇.com)


⇒「2019 SACA」結果発表① 作品編へ

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観客が選ぶ韓国舞台アワード「2019 SACA」結果発表① 作品編

観客が選ぶ韓国舞台アワード「2019 SACA」結果発表① 作品編

 

韓国の舞台情報サイト、ステージトーク(STAGE TALK)http://www.stagetalk.co.kr/ で、観客投票のみで優秀作品/俳優を選定するアワード「2019 STAGE TALK AUDIENCE CHOICE AWARDS」(以下「2019 SACA」)の投票結果が去る12月末に公開された。

「2019 SACA」は2019年11月15日~21日まで事前候補調査を通して作品/俳優を選定後、12月4日~11日までステージトーク会員を対象に本投票を受け付けた。
各賞は演劇とミュージカルに部門を分けて選定されているが、投票は演劇部門で3452人、ミュージカル部門で33110人の投票をもとに集計されている。

以下の投票結果は、ステージトークで発表されたデータを参照。寸評は、投票結果をもとに韓劇.comで独自の解説を執筆した。当ページでは作品部門を紹介する。

各部門投票結果1位まとめページ(STAGE TALK サイト ※韓国語)

●投票結果の詳細データページ(STAGE TALKサイト ※韓国語)

【2019最高の作品】

演劇初演1位『高慢と偏見』(©DAL COMPANY)

●演劇初演部門
1位『高慢と偏見』(오만과 편견)
2位『アナザー・カントリー』(아너더 컨트리)
3位『ドリアン・グレイの肖像』(도리안 그레이의 초상)
4位『島:1933-2019』(섬:1944-2019)

●演劇再演部門
1位『オーファンズ』
2位『R&J』(알앤제이)
3位『プライド』(프라아드)
4位『ヒストリー・ボーイズ』(히스토리 보이즈)
5位『ヴィーナス・イン・ファー』(비너스 인퍼)

演劇初演作品は、ジェーン・オースティンの小説を原作にした英国発作品『高慢と偏見』が1位となった。男優1と女優1の2人で21人ものキャラクターを性別問わず演じ分けるという斬新な手法と、ミッポペウ(믿배우=“信じて観る俳優”の略語)と呼ばれる舞台マニアに人気の高いキャストが揃っていたことも評価を得た要因だろう。

演劇再演1位『オーファンズ』(©RED & BLUE)

また2位『アナザー・カントリー』、3位『ドリアン・グレイの肖像』と、演出家イ・ジナが仕掛けた英国耽美ものの連続上演は、イケメンの新鋭が出演したこともあり、マニア観客の琴線を刺激したようだ。
海外ライセンス作品が大勢を占めるなか、初演で4位となった音楽劇『島:1933-2019』は作品を通じて社会問題に声を上げる創作集団「声(モクソリ)プロジェクト」が『テイル』に続き発表した唯一の韓国創作作品だ。日本占領下の時代にハンセン病患者を隔離収容した小鹿島の哀しい史実と、現代における発達障害児を取り巻く現状という“差別”を時代を超えて描き出した秀作だった。

再演作品は、初演から人気の高い『オーファンズ』が1位となった。今回の再演では初演からのメンバー等に加え、新たに女性キャストも起用。2019年の韓国小劇場作品でブームとなった“ジェンダー・フリー・キャスティング”の先駆者的演出家、キム・テヒョンが男優の役を女優に演じさせるという大胆な手法が関心を呼び、見事成功をおさめた。


創作ミュージカル初演1位『帰還』(©インサイトエンターテインメント)

●創作ミュージカル初演部門
1位『帰還』(귀환)
2位『エクスカリバー』(엑스칼라버)
3位『スワッグエイジ:叫べ、朝鮮!』(스웨그에이지: 외쳐, 조선!)
4位『HOPE:読まれていない本と、読まれていない人生』(호프:읽히지 않은 책과 읽히지 않은 인셍
5位『海賊』(해적)

●創作ミュージカル再演部門
1位『あの日々』(그날들)
2位『ベン・ハー』(벤허)
3位『死の賛美』(사의 찬미)
4位『もしかしてハッピーエンディング』(어쩌면 해피엔딩)

 

創作ミュージカル再演1位『あの日々』(©インサイトエンターテインメント)

創作ミュージカルは、2019年の新作としては最も制作規模が大きかった『エクスカリバー』が1位となるかと思われたが、兵役中の人気アイドルや俳優が大挙出演した陸軍ミュージカル『帰還』が1位となった。『帰還』は朝鮮戦争で犠牲となった兵士たちの遺骨発掘事業をテーマにした作品だったが、『あの日々』の制作会社が上演スタイルを踏襲し、戦争当時と現代の若者像を交差させ、歴史の重みを訴えるだけではない青春物語に仕上げてあったことが功を奏したようだ。また、投票期間に上演中で、出演者のファンたちが熱心に投票に参加したであろうことも得票を伸ばした要因ではないかと思われる。

再演で1位となったのは『あの日々』。老若男女問わず愛されているキム・グァンソクの楽曲の国民的な認知度に加え、こちらも『帰還』と同様に、キャスティングが得票のカギとなったようだ。


海外ライセンス初演1位『キングアーサー』(©R&D Works)

●海外ライセンスミュージカル初演部門
1位『キングアーサー』(킹아더)
2位『メフィスト』(메피스토)
3位『ジェントルマンズ・ガイド』(젠틀맨스 가이드 : 사랑과 살인편)
4位『シティ・オブ・エンジェル』(시티 오브 엔젤)

●海外ライセンスミュージカル再演
1位『マリー・アントワネット』(말리 앙튜아네트)
2位『エリザベート』(엘리자뱃)
3位『ジキル&ハイド』(지킬 앤 하이드)
4位『スウィーニー・トッド』(스위니 토드)
5位『ヘドウィグ』(해드윅)

 

 

ライセンスミュージカル再演1位『マリー・アントワネット』(©EMKミュージカルカンパニー)

2019年は、アーサー王伝説の物語を取り上げた大劇場ミュージカルの新作がほぼ同時期に2本上演されるという偶然が話題となっていたが、『エクスカリバー』に先んじて上演したフランス発の作品『キングアーサー』が海外ライセンスミュージカル初演1位となった。2019年は精力的に新作を舞台に上げた制作会社R&D Worksの野心作とも言える作品で、ストーリー、楽曲ともに韓国向けに大幅な脚色を加えたことが高評価に繋がったようだ。

一方、再演は韓国ミュージカル界におけるオールタイムベストな大劇場作品が並んだ。2019年はビギナーからマニアまで楽しめる強力な定番作品の再演が集中し、舞台シーンを盛り上げる牽引役となっていた。

 

文:さいきいずみ


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[MUSICAL]『笑う男』『エクスカリバー』パク・ガンヒョン、初のソロコンサートを11月開催

[MUSICAL]『笑う男』『エクスカリバー』パク・ガンヒョン、初のソロコンサートを11月開催

 

『笑う男』のグウィンプレン、『エリザベート』のルキーニ、『エクスカリバー』のランスロットと、近年大ヒットミュージカルのメインキャストとして名を連ねているパク・ガンヒョンが、初のソロコンサートを11月に開催する。

2015年に大学路の小劇場作品『ライアータイム』からミュージカル俳優としての活動をスタート。『ベア:ザ・ミュージカル』『イーヴル・デッド』に主演して注目を集め、当時“リトル チョ・スンウ”との異名がつくほど、新人ながら安定した演技力と歌唱力を誇っていたパク・ガンヒョン。以降は『光化門恋歌』『キンキーブーツ』と徐々に大劇場作品で主演を務めるようになり、2018年初演の『笑う男』では、主人公グウィンプレンとして、難易度の高いフランク・ワイルドホーン作曲のナンバーを完璧に歌いこなして一気に評価を上げた。それからはEMKミュージカルカンパニー制作作品の常連俳優となり、現在も『マリー・アントワネット』でフェルゼン役を好演中だ。着実にキャリアップを重ねてきた彼が、今回のコンサートでは、学生時代からデビュー後まで、彼に影響を与えてきた楽曲を選曲し、彼ならではの音楽世界を垣間見ることができる内容になるという。

「メロディ・イン・ブルー」(ME-lody in blue)と題されたコンサートは、『ジキル&ハイド』『フランケンシュタイン』などで舞台監督を務めるイ・ユウォンが総括演出を担当。『ランボー』『ニジンスキー』『HOPE』などを手掛けたシン・ウンギョンが音楽監督を務める。約2時間の公演を14人編成のオーケストラとともに作り上げ、観客の耳と心をガッチリと掴む予定だ。

先日『笑う男』のフィルムコンサートで初来日公演を行い、日本のミュージカルファンにもさらに知名度を上げたパク・ガンヒョンのソロコンサートは、11月26日、27日の2日間、ブルースクエア アイマーケットホールで開催。チケットは10月22日(火)午後2時からインターパーク単独で販売される。


【公演情報】
パク・ガンヒョン コンサート「メロディ・イン・ブルー」
2019年11月26日(火)、27日(水) ブルースクエア アイマーケットホール

<出演>

パク・ガンヒョン

演出:イ・ユウォン/音楽監督:シン・ウンギョン

写真提供:THE PRO ACTORS

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[MUSICAL]2年ぶりにニュープロダクションで再演『スリル・ミー』12月開幕

[MUSICAL]2年ぶりにニュープロダクションで再演『スリル・ミー』12月開幕

 

2017年に歴代キャストが参加して10周年記念公演を行った『スリル・ミー』が、キャスト、制作陣を一新して、2年ぶりに大学路に戻ってくる。

『スリル・ミー』は、米・オフブロードウェイで2003年に初演。脚本、作詞、作曲を手掛けたステファン・ドルギノフが、1920年代に起きた大学生による誘拐殺人事件「レオポルト&ローブ事件」をモチーフに作り上げた2人芝居のミュージカルだ。韓国では2007年にリュ・ジョンハン、チェ・ジェウン、キム・ムヨル、イ・ユルの主演で初演。衝撃的なストーリーと、ピアノ1台による伴奏のみで展開する斬新な上演スタイルは、現在に至る韓国の小劇場ミュージカルに革命をもたらした作品のひとつとして知られている。韓国プロダクションをもとに日本でも2011年から上演され、いまや日本でも人気作として定着している。

2年間の空白を経て発表されたニュープロダクションのキャストは、いま大学路で注目度上昇中の若手俳優を揃えている。

(左から)“私”ネイサン役のヤン・ジウォン、キム・ヒョンジン、キム・ウソク

裕福な家庭に育ち、真面目で成績も優秀だったが、“彼”の魅力にはまり狂った愛から抜け出せなくなってしまう“私”ネイサン役はヤン・ジウォン、キム・ヒョンジン、キム・ウソクが演じる。
ポップスやCCM歌手として芸能活動を始めたというヤン・ジウォン。近年は『ロッキー・ホラー・ショー』『HOPE』など所属するR&D Works制作作品に出演し、小劇場を中心にミュージカル俳優として人気を博している注目株だ。
キム・ヒョンジンは『マディソン郡の橋』『英雄』『伝説のリトルバスケットボール団』などに出演。少年性を残したピュアなイメージの役柄を多く演じてきた彼が“私”役を通してどう変貌を遂げるか期待したい。
人気デュオMeloManceのキム・ミンソクを兄にもつキム・ウソクは、イ・ジヌク、イ・ハナ主演のクライムドラマ『ボイス』シーズン2、3への出演や、昨年多数のミュージカル賞を受賞した『レッド・ブック』に出演するなど、舞台とドラマを股にかけ活動を始めた新人俳優だ。

(左から)“彼”リチャード役の、イ・へジュン、ク・ジュンモ、ノユン

恵まれた環境と秀麗な容姿、生まれ持った弁才で周囲の人々を魅了。ニーチェの超人思想を信奉し、破滅的な行為に快感を覚えて完全犯罪へと突き進む“彼”リチャード役は、イ・へジュン、ク・ジュンモ、ノユンが演じる。

2013年にミュージカル『ウエディング・シンガー』のアンサンブルとして俳優活動を始めたイ・へジュンは『ドッグ・ファイト』『私の愛、私の新婦』『アルターボーイズ』などに主演。2016年のホームドラマ『いつも春の日』や、映画『仁川上陸作戦』などにも出演し、今後さらに多角的な活動が期待されている俳優だ。

ク・ジュンモといえば2017~18年にかけて上演された『ビリー・エリオット』の兄トニー役だ。半年にわたりトニーを一人で演じ切り、その熱血キャラクターとあいまって彼の名前を広く知らしめることになった。以降は『再生不良少年』『伝説のリトルバスケットボール団』と主演級での出演が続くなかで“彼”役に抜擢された。

演劇の名門、中央大学演劇学科に在学中のノユンは、2017年に『ベア:ザ・ミュージカル』でデビュー。『TRACE U』『海賊』と小劇場ミュージカルマニアに愛された作品に主演し、ファンを増やしている新進俳優だ。

今回のニュープロダクションを制作するのは、2016年に「イェグリンミュージカルアワード」で革新賞、主演男優賞などを受賞した『阿娘歌(アランガ)』の演出&音楽監督コンビだ。

演出のイ・デウンは、ミュージカル『星の王子さま』や演劇『醜男、美女』のほか、ヤン・ジョンウン主宰の劇団「旅行者」制作の舞台も多数演出している。
音楽監督のイ・ハンミルは、作曲家、音楽監督としての活動と並行して俳優としても活躍する稀有な人物だ。現在『マリー・アントワネット』にルイ16世役で出演中のほか、『アマデウス』『ヴァン・ゴッホとひまわり少年』『30歳のころに』などにも出演した。
そのほか舞台美術は『蘭雪(ナンソル)』『R&J』や、来日公演も行われた星新一のSF小説を原作にした演劇『ボッコちゃん』などのデザインを手掛けたパク・サンボン。衣装は『TRACE U』『ジャングルライフ』のイ・スワンと、スタッフもすべて『スリル・ミー』に関わるのは初めての面々だ。

舞台セットや演出方法など、10周年公演までは2013年に栗山民也が演出したスタイルを踏襲し、あまり大きな変化をもたらしていなかったが、今回は制作陣も俳優も『スリル・ミー』未経験。2年間のブレイクを経て、大胆なリニューアルが行われるのか、多くのマニアが注目しているだろう。

『スリル・ミー』は、12月10日~2020年3月1日まで、大学路のYES24 STAGE2で上演。1次チケットは10月11日(金)午後4時からYES24単独で販売される。


【公演情報】
ミュージカル『スリル・ミー』(쓰릴 미)
2019年12月10日~2020年3月1日 YES24 STAGE2

<出演>
●私役:ヤン・ジウォン、キム・ヒョンジン、キム・ウソク
●彼役:イ・へジュン、ク・ジュンモ、ノユン

原作・作曲:ステファン・ドルギノフ/演出:イ・デウン/音楽監督:イ・ハンミル/美術:パク・サンボン/照明:キム・ソング/音響:キム・ソンイク/衣装:イ・スワン/ヘアメイク:キム・ナムソン

写真提供:ダルカンパニー
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[MUSICAL]世界初ミュージカル化『英雄本色』キャストイメージ写真を公開

[MUSICAL]世界初ミュージカル化『英雄本色』キャストイメージ写真を公開

 

(上から)兄ジャホ役のユ・ジュンサン、イム・テギョン、ミン・ウヒョク

香港ノワール映画を代表する名作が、韓国で初めてミュージカル化される『英雄本色(男たちの挽歌)』のキャストが公開された。

原作映画は3部作となっていたが、舞台化するにあたり、ジョン・ウーが監督した前2作を混合してストーリーが構成されるという。兄ジャホ(子豪/ホー)、弟ジャゴル(子杰/キット)、そしてマーク(馬克)の3人を中心に、真の友情、そして家族愛が描かれる。

『フランケンシュタイン』『ベン・ハー』を共に作り上げた演出家ワン・ヨンボムと、作曲・音楽監督イ・ソンジュンが中心となり舞台化するだけあって、“ワン・ヨンボムファミリー”とでも呼べる俳優を中心にキャスティングされている。

偽札偽造組織に人生のすべてを捧げたが裏切られ、服役後新たな人生を標榜する映画ではティ・ロンが演じたホーに当たる兄ソン・ジャホ役は、ユ・ジュンサン、イム・テギョン、ミン・ウヒョクが演じる。
ワン演出家とは『三銃士』から縁を結ぶユ・ジュンサンは、ホン・サンス監督映画の常連俳優でもあり、『どうしたのプンサンさん』などのドラマでも主演を張るなど八面六臂の活躍を続けている。彼ら40代以上の世代には圧倒的な支持を得る『英雄本色』の舞台化を制作陣とともに牽引する存在となるだろう。

『モーツァルト!』『ザ・ラスト・キス』など、これまでプリンス的イメージの役柄を多く演じていたイム・テギョンは、現在出演中の『ドラキュラ』や、昨年ドラマに初出演した『ミスティ~愛の真実~』では悪役を演じるなど、最近はダークな役柄にも果敢に挑んでいる。本作の写真も、ひげをたくわえ陰のある雰囲気を醸し出しており、さらにイメージチェンジした姿が見られそうだ。
そして3人のなかでは最年少のミン・ウヒョクは、昨年から『ジキル&ハイド』『ベン・ハー』とタイトルロールに次々と抜擢。ますます主演俳優として貫禄をつけているなかで悲哀の主人公ジャホをどう演じるのか注目だ。

(左上から)弟ジャゴル役のイ・ジャンウ、パク・ヨンスと出演が追加発表されたハン・チサン

警察学校を優秀な成績で卒業し、刑事となるも、組織の一員である兄と葛藤することになる、映画ではレスリー・チャンが演じたキットに当たる弟ソン・ジャゴル役はイ・ジャンウとパク・ヨンス、そして遅れてハン・チサンの追加出演がサプライズ発表された。
『笑ってトンへ』『オ・ジャリョンが行く!』などの大ヒットホームドラマで人気を博したイ・ジャンウは、兵役を経て昨年から活動再開しているなか、ミュージカルに初挑戦する。かつてノ・ミヌ、ヒョヌとプロジェクトグループ「24/7」として歌手活動したこともある彼だけに、どんな歌声を披露するのか楽しみだ。

確かな歌唱力と演技力に定評のあるパク・ヨンスは『神と共に』『尹東柱~月を射る~』などに主演し、2年前までソウル芸術団の看板俳優であった。芸術団在籍時代から外部作品にも精力的に出演していたが、退団後はさらに作品性や劇場の大小を問わず多彩な作品に出演している。ジャゴル役は彼のキャリアにまた新たな1ページが加わることになるだろう。

『フランケンシュタイン』『ベン・ハー』『キング・アーサー』といまや大劇場ミュージカルの看板を担う俳優の一人となったハン・チサン。力強く艶のある歌声を生かし、カリスマ性溢れる役柄を得意としてきたが、今作では久々にトーンの違ったキャラクターを見せることになりそうだ。

マーク役のチェ・デチョル(左)とパク・ミンソン

組織に裏切られ、父を失った親友ジャホに代わり復讐を遂げるものの、足を負傷したことで不本意なリタイアに追い込まれる、映画ではチョウ・ユンファが演じたマーク役を、チェ・デチョルとパク・ミンソンが演じる。
『私はチャン・ボリ!』『ワン家の家族たち』など多数のドラマで活躍するチェ・デチョルだが、彼はもともと舞台から活動を始めた俳優で『偉大なるキャッツビー』『君となら』など出演は20作を超える。演劇『趣味の部屋』以来、約5年ぶりに出演する舞台で、ヒーロー的存在のマークをどう演じるのか期待が膨らむ。
一方、助演だった『ジャック・ザ・リッパ―』から主役級の『ベン・ハー』まで、まさにワン演出家の秘蔵っ子として着実に出演を重ね、日本で『ミス・サイゴン』のジョン役も経験したパク・ミンソンもマークという重責を担う。イメージ写真からしてチョウ・ユンファの典型的なイメージを踏襲して彼が演じるキャラクターへの興味を掻き立てている。

アソン役のキム・デジョン(左)とパク・インベ

ジャホとマークが組織の中心から外れたのを機にのし上がろうとする、映画ではレイ・チーホンが演じたシンに当たるアソン役はキム・デジョンとパク・インベが演じる。
『フランケンシュタイン』のルンゲ役として知られるキム・デジョンは、今年2人芝居の演劇『ヴィーナス・イン・ファー』で新境地を見せるなど、劇場のサイズを問わず、どんな役もこなせるマルチプレイヤーだ。一方、近年は『SEE WHAT I WANNA SEE』『MURDER FOR TWO』『スカーレット・レター』など、通好みの作品に出演していたパク・インベは2年ぶりの舞台復帰となる。どちらも演技巧者なだけに、強烈なヒールとなって活躍してくれそうだ。

(左から)ペギー役のJ-Min、チョン・ユジ、ソン・ジュヒ

麻薬王であるコー会長の娘であることを隠し、接近したジャゴルに心揺れる、映画では『英雄本色Ⅱ』に登場するペギー役はJ-Min、チョン・ユジ(元BESTie)、ソン・ジュヒ(元HELLO VENUS)が演じる。現在『ヘドウィグ』でイツァークを熱演しているJ-Min、『アンナ・カレーニナ』のキティ、『ノートルダム・ド・パリ』のエスメラルダなどを演じたユジ、『オール・シュック・アップ』『ナンセンス』などに出演したジュヒと、歌手出身で現在はミュージカルを中心に活躍する3人が、運命に翻弄されるヒロインを熱演してくれるだろう。

(左から)コー会長役イ・ヒジョン、ホ班長役イ・ジョンス、ギョンスク役ムン・ソンヒョク

そのほか、『英雄本色Ⅱ』ではシャン・クァンが演じた造船会社社長でかつては麻薬王だったコー会長を『ジキル&ハイド』アタ―ソン、『フランケンシュタイン』シュテファン役などでおなじみのベテラン、イ・ヒジョンが演じる。弟ジャゴルが勤務する警察署の上司ホ班長を『ベン・ハー』ではピラート役だったイ・ジョンス。修理工場の社長で、前科者の更生を助けるギョンスク役を『マリー・アントワネット』『マチルダ』に出演したムン・ソンヒョクが演じる。

ヨ先生役キム・ウヌ(左)とドソン役ソン・ハングク

アソンの圧力に押され、実権を失う黒社会のボス、ヨ先生を、ワン演出家による小劇場ミュージカル『どん底』や、パク・グニョン演出家が主宰する劇団コルモッキルの演劇などにも出演しているキム・ウノが。弟ジャゴルの警察同期で友人でもあるドソン役を『ベン・ハー』『オール・シュック・アップ』などに出演したソン・ハングクが演じる。

ミュージカルファンのみならず、香港映画ファンも注目している『英雄本色』は、12月17日~2020年3月22日まで、瑞草(ソチョ)区にある韓電(ハンジョン)アートセンターで上演。1次チケットは10月14日(月)午後2時から、インターパーク、YES24、チケットリンクで発売開始される。


【公演情報】
ミュージカル『英雄本色』(영웅본색)
2019年12月17日~2020年3月22日 韓電(ハンジョン)アートセンター

<出演>
●ソン・ジャホ役:ユ・ジュンサン、イム・テギョン、ミン・ウヒョク
●ソン・ジャゴル役:イ・ジャンウ、パク・ヨンス
●マーク役:チェ・デチョル、パク・ミンソン
●アソン役:キム・デジョン、パク・インベ
●ペギー役:J-Min、ソン・ジュヒ、チョン・ユジ
●ホ班長役:イ・ジョンス
●ギョンスク/父親役:ムン・ソンヒョク
●コー会長役:イ・ヒジョン
●ヨ先生役:キム・ウヌ

●ドソン役:ソン・ハングク

 

脚本・作詞・演出:ワン・ヨンボム/音楽監督:イ・ソンジュン/振付:ムン・ソンウ/武術監督:ムン・ジョンヨル/美術:イ・オムジ/照明:ハン・ジョンギ/音響:カン・グッキョン/衣装:ハン・ジョンイム/小道具:キム・ジヒョン/ヘアメイク:チェ・リラ/技術:パン・ハンソク/舞台監督:ぺ・ソシク/制作プロデューサー:キム・ハンソル

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