[MUSICAL]『モーツァルト!』韓国10周年記念公演 新たな神話を築く豪華キャストを公開

 

(写真左から)ヴォルフガング・モーツァルト役のキム・ジュンス、パク・ガンヒョン、パク・ウンテ ©EMKミュージカルカンパニー

2010年に韓国で初演後、大型ライセンスミュージカルの定番作品となった『モーツァルト!』が、今年で10周年を迎え、4年ぶりに6回目の再演が行われる。
この記念すべき公演にふさわしい“史上最強”との呼び声高い出演陣がついに公開された。

『モーツァルト!』は、『エリザベート』『レベッカ』『マリー・アントワネット』など、数々の名作ミュージカルを送り出した劇作家ミヒャエル・クンツェと作曲家クリストファー・リーヴァイのコンビが、1999年にオーストリア ウィーンで初演。以降ドイツ、ハンガリー、日本など世界9カ国で2200回以上上演された大ヒットミュージカルだ。

2010年に初演した韓国版『モーツァルト!』は、過去10年間で大別すると演出や公演スタイルに3つのバージョンがある。今回の再演では、2010年~2012年に演出したユ・ヒソンを芸術監督に迎え、2014年版を演出したエイドリアン・オズモンドが再び演出を務める。2014年版は衣装やセットも大胆に変革させ話題を集めたエイドリアン演出家は「各シーズンの良かった点を集め、これまでで最も成功したストーリーになるだろう」と自信をのぞかせている。
また、キム・ムンジョン音楽監督を筆頭に、美術、衣装など、制作会社EMKミュージカルカンパニー(以下EMK)の数々の大作を支えてきた凄腕のスタッフたちが、10周年公演を完璧な舞台に仕上げるべく制作を進めているという。

『モーツァルト!』10周年記念公演制作陣インタビュー映像(EMK公式YouTubeより)

制作発表直後から注目を集めていた『モーツァルト!』10周年記念公演のキャスティング。主人公、ヴォルフガング役は公式発表に先駆けて所属事務所から出演を公表していたキム・ジュンスとパク・ガンヒョンに加え、パク・ウンテが出演する。

2010年の初演時にミュージカル俳優として初舞台を踏んだキム・ジュンスは、韓国最大級の客席数を擁する世宗文化会館大劇場で、出演した全公演を完売させた「神話」はいまだに語り継がれている。しかし当時はアイドル歌手がミュージカル界で活動することは稀な時代で、単身舞台の世界に飛び込んだ彼は、パク・ウンテの多大な助力を得て慣れない稽古をこなし、舞台に立つことができたという。
一方のパク・ウンテも、作曲家シルベスター・リーヴァイの賞賛を受けてアンサンブルから主演に大抜擢され、以降2014年まで最多出演回数を誇っている。『モーツァルト!』を初演から大ヒットに導いた2人が顔を揃えるだけでも、意義深い10周年記念公演と言えるだろう。
キム・ジュンスは「ミュージカルデビュー10周年を迎え、今の自分を可能にしてくれた特別な作品に参加できて感慨を新たにし、とても幸せだ」と語り、パク・ウンテは「私も『モーツァルト!』と共に成長し10年が過ぎた。再び演じられることが嬉しく感慨深い。楽しい舞台にできるよう努力する」と、共に本作に並々ならぬ思い入れを表している。

加えて『笑う男』では共演者、観客に“彼こそがグウィンプレン”と言わしめるほど完璧に主人公を演じ切り、いま最もホットなライジングスターと呼ばれるパク・ガンヒョンが初めてヴォルフガング役に挑む。10年前の初演を観客として見ていたという彼は「新しい作品と出会ったときめきと、同時に上手く演じなくてはならないプレッシャーがある。10周年というタイトルに迷惑をかけないよう努力する」と抱負を述べている。キム・ジュンス、パク・ウンテが本作を経てその後トップ俳優として活躍していることを見れば、彼にとってもスターへの階段を上っていくうえでの大きなステップとなるだろう。

(写真左から)コンスタンツェ役のキム・ソヒャン、キム・ヨンジ、ヘナ ©EMKミュージカルカンパニー

そしてヴォルフガングを取り巻くサブキャラクターも、EMK作品ではおなじみの実力派俳優が揃っている。
奔放で魅惑的ながら、夫との関係に葛藤することになるヴォルフガングの妻、コンスタンツェ役はキム・ソヒャン、キム・ヨンジ、ヘナが演じる。
一時はミュージカルの本場ブロードウェイに渡り、俳優修業していたキム・ソヒャンは、本格帰国後『マタ・ハリ』『シスター・アクト』『エクスカリバー』などに出演し、今やEMK作品には欠かせない女優の一人となっている。一方で『マリー・キュリー』『スモーク』など小劇場ミュージカルへも精力的に出演し、その幅広い活躍ぶりが近年評価を高めている。
またキム・ヨンジ(元SeeYa)、ヘナ(元Kiss&Cry)の2人はガールズグループのメンバーからミュージカル俳優への転身に成功した俳優たちだ。キム・ヨンジは2019年の『マリー・アントワネット』で第2の主人公ともいえるマグリット役を好演してミュージカルデビューを飾った。一方ヘナは2018年に『ジキル&ハイド』のルーシー役に抜擢後、2019年には『ボディーガード』に主演するなど、順調な活動を続けている。

(写真左から)コロレド大司教役のミン・ヨンギ、ソン・ジュノ/ヴァルトシュテッテン男爵夫人役のシン・ヨンスク、キム・ソヒョン ©EMKミュージカルカンパニー

ヴォルフガングの才能を独占しようとするコロレド大司教役はミン・ヨンギとソン・ジュノが。対して、才能を見込んで支援者となるヴァルトシュテッテン男爵夫人役はシン・ヨンスク、キム・ソヒョンが演じる。ミン・ヨンギとシン・ヨンスクはそれぞれ初演から同役を演じてきた『モーツァルト!』の魅力を存分に知りつくした2人だ。そしてミュージカル界のおしどり夫婦として知られるソン・ジュノとキム・ソヒョンは、昨年の『マリー・アントワネット』に続いて夫婦共演を果たすことになる。

(写真上段左から)父レオポルト役のユン・ヨンソク、ホン・ギョンス/姉ナンネール役のチョン・スミ、ぺ・ダへ/(下段左から)セシリア役キム・ヨンジュ、ジュア/シカネーダー役ムン・ソンヒョク/アルコ伯爵役イ・サンジュン ©EMKミュージカルカンパニー

そのほか、ヴォルフガングの父レオポルト役は確かな歌唱力に定評のあるユン・ヨンソク(『ファントム』『アイアン・マスク』他)とホン・ギョンス(『レベッカ』『サ・ビ・タ』他)。才能ある弟を支える姉ナンネール役はチョン・スミ(『ルドルフ:ザ・ラスト・キス』『ハムレット』)と『壁抜け男』などミュージカルへの出演経験も豊富な歌手のぺ・ダへが演じる。
ヴォルフガングの名声を利用しようとするコンスタンツェの母セシリア役は昨年の『マリー・アントワネット』では共にローズ・ベルタンを演じていたキム・ヨンジュとジュア。
オペラ『魔笛』をプロデュースするシカネーダー役は『マチルダ』『英雄本色』『マリー・アントワネット』など作品ごとに多彩な役を演じこなすムン・ソンヒョク。コロレド大司教の右腕、アルコ伯爵役は『笑う男』『エクスカリバー』『ビリー・エリオット』などで個性溢れる役柄をこなしてきたイ・サンジュンが演じる。

韓国ミュージカルが大きく発展を遂げたこの10年と共に歩んできた『モーツァルト!』。韓国内外で注目を集める10周年記念公演は6月11日から世宗文化会館大劇場で開幕する。


【公演情報】
ミュージカル『モーツァルト!』韓国10周年記念公演
(<모차르트!> 10주년 기념 공연)
2020年6月11日~8月9日 世宗文化会館大劇場

<出演>
●ヴォルフガング・モーツァルト役:キム・ジュンス、パク・ウンテ、パク・ガンヒョン
●コンスタンツェ役:キム・ソヒャン、キム・ヨンジ、ヘナ
●コロレド大司教役:ミン・ヨンギ、ソン・ジュノ
●レオポルト役:ユン・ヨンソク、ホン・ギョンス
●ヴァルトシュテッテン男爵夫人役:シン・ヨンスク、キム・ソヒョン
●ナンネール役:チョン・スミ、ぺ・ダへ
●セシリア・ウェーバー役:キム・ヨンジュ、ジュア
●シカネーダー役:ムン・ソンヒョク
●アルコ伯爵:イ・サンジュン

総括プロデューサー:オム・ホンヒョン/プロデューサー:キム・ジウォン/脚本・作詞:ミヒャエル・クンツェ/作曲・オーケストレーション:シルベスター・リーヴァイ/芸術監督:ユ・ヒソン/演出:エイドリアン・オズモンド/韓国語歌詞:パク・ヨンミン、イ・ソンジュン、パク・インソン、キム・ムンジョン、クォン・ウナ、パク・チョンフィ/協力演出:クォン・ウナ/音楽監督・指揮:キム・ムンジョン/振付:ジェイミー・マクダニエル/舞台:ソ・スクジン/衣装:ハン・ジョンイム/照明:グ・ユニョン/映像:ソン・スンギュ/小道具:チョ・ユンヒョン/音響:キム・ジヒョン/舞台監督:チョン・ウニョン

※6月11日~18日公演分のチケットは発売中。
海外からの直接購入(グローバルサイト)は現時点で非公開となっています。
●インターパーク(⇒販売ページ)
●メロンチケット(⇒販売ページ)

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