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[PLAY]日韓問題の影響が舞台にも…東野圭吾原作演劇『ナミヤ雑貨店の奇蹟』公演中止

[PLAY]日韓問題の影響が舞台にも…東野圭吾原作演劇『ナミヤ雑貨店の奇蹟』公演中止

 

日韓の政治・経済界で続く軋轢が、韓国の舞台シーンにも影響を及ぼし始めている。

ミュージカル『スリル・ミー』などの制作会社として知られるダル・カンパニーが、10月に予定していた演劇『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の再演中止を発表した。
本作は、2016年に劇場街大学路にある劇場ビル「デミョン文化工場(現・YES24 Stage)」の開館2周年記念の新作開発プロジェクトの一環でショーケースを行った後、2018年8月~10月に同劇場で本公演を上演していた。韓国で最も人気が高い日本の小説家である東野圭吾の同名小説を原作に、劇団キャラメルボックスの上演脚本をもとに韓国版を制作した作品だった。(詳しくはショーケース上演時の裏側を紹介した翻訳家イ・ホンイさんの⇒コラムを参照)

ダル・カンパニーが公式SNSに公開した告知文とその翻訳は以下の通り。

こんにちは、ダル・カンパニーです。
2019年10月に予定していた演劇『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の公演を取消することになりご案内いたします。

現在ダル・カンパニーは「誰も知らないところで悩んでいる現代人に伝える温かい慰労」という企画意図で長い間準備期間とリーディング公演を経て2018年8月に初めてお披露目した演劇『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の再演を準備していました。

しかし、最近日本との政治・経済的な問題で悪化している両国の関係と、それによる汎国民的憤怒に深く共感し、作品を通じて伝えようとしたメッセージとは別に、現時点で本作品を(舞台に)上げることは望ましくないと判断しました。

作品を待ってくださっていた観客の方々にご了承を申し上げ、共に作品を準備してきたスタッフと俳優の方々にも深い謝罪の言葉をお伝えします。

2019年8月20日 ダル・カンパニー一同

筆者はショーケースから本作を見てきたが、2016年に行われたショーケースは、人気俳優の起用もあり、チケットも即完売するほどで作品の評判も上々だった。その反響を受けて制作された本公演も、原作の作品世界を丁寧に舞台で再現した作品となっていた。しかしながら、ショーケースとはキャストが異なったことや、原作がベストセラーゆえの舞台化へのハードルの高さ、公演界全体に客足が落ちる夏季の上演だったことなども重なり、筆者が観劇した際は空席が目立っていた。韓国の舞台シーンでは、初演の結果が厳しくとも再演で内容、興収ともにリカバーしようとすることは少なくないが、原作小説は人気の作品でさえ「日本発」というキーワードへの風当たりの厳しさには勝てなかったということだ。

2018年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』初演プレスコールハイライト映像(「ザ・ミュージカル」公式YouTubeチャンネルより)

これに先立ち、韓国の公立劇場では日本関連作の上演中止が始まっていた。

現在、芸術の殿堂で25日まで上演している日韓共同制作の人形劇『ごめんね、ありがとう! るる島の秘密』は、地方公演と年末に予定されていた再演がキャンセルされた。
一方、国立劇団は9月に予定していた演劇『氷花』の上演を急遽中止にした。この作品は1940年代に発表されたイム・ソンギュの戯曲が原作で、1920~30年代に極東ロシアに強制移住させられた朝鮮人を描いた作品だという。この場合は作品の内容よりも、原作戯曲が日本植民地時代に行われた「国民演劇祭」参加作だったことが、問題視されたようだ。
(参照記事:東亜ドットコム「韓日葛藤に焦れる文化界…公演中止し日本活動を隠す」

日本製品不買運動の影響は、舞台シーンのみならず、文化界全体に拡散しつつある。例えば、翻訳出版を準備していた日本小説の出版延期や、著者を招聘したイベントなども中止。演劇の原作となった東野圭吾の小説は2割も売り上げを落としたという。
(参照記事:韓国経済「出版界、反日雰囲気に日本の本マーケティング非常」)

舞台に関わる制作者や俳優など当事者たちは、日本との文化やコンテンツ交流に対する肯定的な意識はいまも変わっていないのが本音だろう。しかし社会の雰囲気や世論にそれが飲み込まれようとしている。公立劇場のみならず、民間の制作会社も影響を受け始めていることは、日韓両国で政治や経済を動かしている人々や文化芸術に関わる人々が、もっと真剣に受け止める必要がある。そして、これはもはや対岸の火事ではないのだ。

文:韓劇.com さいきいずみ

[MUSICAL]『ジキル&ハイド』9月ソウルでアンコール上演決定

[MUSICAL]『ジキル&ハイド』9月ソウルでアンコール上演決定

 

ジキル/ハイド役のミン・ウヒョク(左)とチョン・ドンソク韓国で最も愛される国民的ミュージカルとして知られる『ジキル&ハイド』。現在は全国ツアーの最中だが、ソウルで9月3日から2週間限定のアンコール公演が行われる。

昨年11月から始まった今シーズンの『ジキル&ハイド』は、チョ・スンウ、ホン・グァンホ、パク・ウンテら前シーズンにも主演した韓国ミュージカル界を代表する人気俳優に加え、ミン・ウヒョクとチョン・ドンソクが新キャストとして加わり、その豪華さに“歴代級キャスティング”と評判を呼んだ。5月19日まで行われた約7カ月の公演期間中は完売日が続出。平均客席占有率98%、2004年初演から数え、累積観客数140万人を突破する大記録も打ち立てた。

ソウル公演終了後は、昌原(チャンウォン)から始まる全国ツアーをスタート。大田(テジョン)、光州(クワンジュ)、大邱(テグ)、釜山(プサン)公演が終了しており、今後は仁川(インチョン)、麗水(ヨス)、城南(ソンナム)、全州(チョンジュ)、天安(チョンアン)、蔚山(ウルサン)公演が控えている。 地方10都市のツアー終了後、再びソウルに戻って今シーズンを締めくくることになる。

ソウルアンコールのキャストは、今回ジキル/ハイド役に初挑戦して好評を得たミン・ウヒョクとチョン・ドンソクが努める。そのほかルーシー役のユン・ゴンジュ、IVY、ヘナ。エマ役のイ・ジョンファ、ミン・ギョンア。ダンヴァース卿役のキム・ボンファンら今シーズンの助演キャストがそのまま出演する。

ODカンパニーのシン・チュンスプロデューサーは「ミュージカル『ジキル&ハイド』 2018-19シーズンに大きな愛を送っていただき、本当に感謝しています。観客の皆さんの熱い声援に力づけられ、全国10都市ツアーも巡航中です。烈火のような愛に報いたい思いと、少しでも多くの観客の皆さんにお会いしたいと願う気持ちで、ソウルアンコール公演を決めました。最後まで最高のパフォーマンスをお見せできるように努力します」と語っている。

『ジキル&ハイド』アンコール公演は、9月3日(火)~15日(日)まで蚕室のシャーロッテシアターで上演。チケットは7月10日(水)からHANAチケット、YES24、インターパークで発売される。


【公演情報】
ミュージカル『ジキル&ハイド』ソウルアンコール公演
2019年9月3日(火)~15日(日) シャーロッテシアター

<出演>
●ジキル/ハイド役:ミン・ウヒョク、チョン・ドンソク
●ルーシー役:ユン・ゴンジュ、IVY、ヘナ
●エマ役:イ・ジョンファ、ミン・ギョンア
●ダンヴァース卿役:キム・ボンファン
●アタ―ソン役:イ・フィジョン
●シバジ/プール役:カン・サンボム
●ビコンスフィールド/グィネヴィア役:ホン・グムダン
●クロソップ役:イ・チャンワン
●ストライド/スパイダー役:イ・ヨンジン
●プロップス役:キム・イサク
●アンサンブル:イ・ジェヒョン、ナムグン・へユン、キム・ジュ二、キム・ジフン、ユン・ナヨン(スウィング)

写真提供:ODカンパニー

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[PLAY]イ・ジナ演出家率いる総体劇『ドリアン・グレイの肖像』9月上演

[PLAY]イ・ジナ演出家率いる総体劇『ドリアン・グレイの肖像』9月上演

 

(写真上段左から)キム・ジュウォン、マイケル・リー、イ・チャラム (写真中段左から)キム・テハン、カン・ピルソク (写真下段左から)パク・ヨンス、シン・ソンミン、ヨン・ジュンソク、ムン・ユガン

韓国舞台シーンで常に挑戦を続ける演出家イ・ジナが、新たに「総体劇」という概念の新作舞台を上げる。

原作の「ドリアン・グレイの肖像」は、19世紀アイルランドの詩人、劇作家オスカー・ワイルドが1890年に発表した小説。主人公は自らの美しさが永遠であれと願う美青年ドリアン・グレイ。快楽主義者のヘンリー卿に惑わされ、放蕩の限りを尽くしていたドリアンは、月日を経てもその美貌に衰えを見せなかったが、若き日に画家の友人バジルが描いた肖像画が、彼の実像を映すかのように次第に醜悪になっていく。
当時、出版と同時に大きな議論をもたらした問題作だったが、本作がもつ究極の美の定義や退廃的な世界観は多くの人々を魅了して現代まで読み継がれ、さまざまな芸術作品にも昇華している。

オスカー・ワイルド作品のファンだというイ・ジナは、2016年にはキム・ジュンス主演で、ミュージカル『ドリアン・グレイ』を演出し、話題を呼んでいたが、その前年にも、オスカー・ワイルドの戯曲「サロメ」をベースにした小劇場舞踏劇『クラブ・サロメ』を上演していた。チ・ヒョンジュン、シム・ジョンワンら俳優と、チェ・スジン、イ・ドンタクらダンサーが出演したこの作品は、舞踏と芝居を融合させた前衛的かつ、実験的な内容であった。

2015年『クラブ・サロメ』出演者インタビュー(ウラン文化財団公式YouTubeより)

この作品に作曲家として参加していたのが、イ・ジナ演出の『ジーザス・クライスト=スーパースター』でも音楽監督を務めていたミュージシャン、チョン・ジェイル。今回の『ドリアン・グレイの肖像』には、彼を筆頭に、ミュージカル『洗濯(パルレ)』や演劇『RED』をはじめ、主に演劇作品で独創的な舞台美術を制作し、評価の高いヨ・シンドン、現代舞踏家のキム・ボラに、『光化門恋歌』『アマデウス』などでイ・ジナ作品の衣装を担当したドヨンなど、韓国舞台シーンで活躍する気鋭のクリエイターを集結させている。

(写真上段左から時計回りに)作曲チョン・ジェイル、振付キム・ボラ、美術ヨ・シンドン、作・演出イ・ジナ

総体劇『ドリアン・グレイの肖像』は、「2019年の現在、もしオスカー・ワイルドが生きていたら、どんなドリアン・グレイを描き出すだろう?」という発想からスタートし、創作したという。小説では19世紀社交界の花形だったドリアンらを、現代における文化芸術界のアイコンとして再誕生させるそうだ。また、本作の鍵となるドリアンの肖像画の変化と崩壊の過程は、チョン・ジェイルの音楽、キム・ボラの振付とヨ・シンドンの舞台美術を融合させて表現するという。

そして本作に出演する俳優たちは「イ・ジナ師団」とも呼べる過去の演出作に出演経験のある常連俳優たちをズラリと揃えた。キャスト3名は、それぞれにジェイド(=ドリアン)、ユージン(=画家バジル)、オスカー(=ヘンリー卿)と、原作小説とは名を替えて登場させる。

物語をけん引する役割も果たすユージン役は、『西便制(ソピョンジェ)』にも主演した、パンソリのソリクン、イ・チャラム。『ザ・デビル』『アマデウス』パク・ヨンス、『シデレウス』『バンカートリロジー』のシン・ソンミンと、『アナザー・カントリー』で主人公ガイを熱演中のヨン・ジュンソクが努める。

超人的な美貌の持ち主、ジェイド役は『ファントム』でおなじみのバレリーナ、キム・ジュウォンと『アナザー・カントリー』でトミー役を演じているムン・ユガンがWキャストとなる。

そしてジェイドを惑わすオスカー役は『ジーザス・クライスト=スーパースター』『ザ・デビル』のマイケル・リーと、『アナザー・カントリー』ではイ・ジナ芸術監督のもと初演出も担当したキム・テハン、『光化門恋歌』『ゴーン・トゥモロー』などに主演したカン・ピルソクが努める。なお、これまでミュージカルを中心に出演してきたマイケル・リーは、本作を通して韓国では初めて演劇に挑戦することになる。

また、アンサンブルとコーラス的役割を果たすコロスは『光化門恋歌』『アマデウス』のムン・ソグウォン、『ザ・デビル』『地球を守れ!』のチェ・ムンジョン、『アナザー・カントリー』にデヴィニッシュ役で出演中のぺ・フンが担当する。

主要キャスト3名とコーラスという構成、男女混合のジェンダーレスな起用は、イ・ジナがゲーテの「ファウスト」から着想を得て作・演出したミュージカル『ザ・デビル』でも見られた方法だが、今回は歌よりも演技とダンスを中心に構成するとみられる。近年、作品性や舞台美術など、よりアーティスティックな方向性を前面に打ち出してきているイ・ジナ演出家だけに、本作も舞台シーンに一石を投じる作品となりそうだ。

9月6日に開幕する総体劇『ドリアン・グレイの肖像』は、7月にメロンチケットとインターパークを通じてチケット発売開始される。


【公演情報】
総体劇『ドリアン・グレイの肖像』 총체극<도리안그레이의 초상>
2019年9月6日(金)~11月10日(日) 大学路ユニプレクス1館

<出演>
●ユージン役:イ・チャラム、パク・ヨンス、シン・ソンミン、ヨン・ジュンソク
●ジェイド(ドリアン)役:キム・ジュウォン、ムン・ユガン
●オスカー役:マイケル・リー、キム・テハン、カン・ピルソク
●コロス:オ・ソグォン、チェ・ムンジョン、チョ・イン、ぺ・フンほか

プロデューサー:イ・ソンイル/脚色・台本:イ・ジナ、キム・ソンミ/演出:イ・ジナ/作曲・音楽監督:チョン・ジェイル/振付:キム・ボラ/ビジュアルディレクター、美術、小道具:ヨ・シンドン/照明:ウォン・ユソプ/音響:キム・ピルス/衣装:ドヨン

写真提供:Page 1

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[PLAY]大学路の劇場“精米所”閉館作『娘への手紙』6月上演

[PLAY]大学路の劇場“精米所”閉館作『娘への手紙』6月上演

 

ユン・ソクファ

1970年代から、舞台を中心に活動してきた女優ユン・ソクファが、劇場街大学路(テハンノ)で運営してきた劇場「精米所(ジョンミソ)」の閉館を前に、最後の作品となる一人芝居『娘への手紙』を上演する。
5月16日に行われた制作発表会は、ユン・ソクファと、演出家キム・テフン、作曲家チェ・ジェグァンが出席。司会進行を、当劇場とは縁の深い俳優イ・ジョンヒョクが努めた。

ユン・ソクファは1975年に演劇『蜜の味』でデビュー。多数の演劇、ミュージカルに出演してきたが、現在でも上演されている作品のなかではミュージカル『ガイズ&ドールズ』『明成皇后』などがある。また、80年代にはシン・ソンイルと共演した『レーテの恋歌』(1987年)をはじめ、映画、ドラマでも活躍してきたベテラン女優だ。

「精米所」は、彼女が2002年に沐浴湯(목욕탕=銭湯)だった建物を買い取り、建築家チャン・ユンギュらとともに劇場に改装してオープン。「精米所」という一風変わった名前は、「精米所が米をつくように芸術の香りを咲かせ、隠れた原石を磨きたい」と命名したという。

大学路で17年運営され、多くの名作を生んだ「設置劇場 精米所(ジョンミソ)」

この日MCを務めたイ・ジョンヒョク

当時としてはモダンな造りで、開館から切れ目なく様々な公演が行われていたこの小劇場では、2015年にカン・ハヌルが主演した『ハロルドとモード』の基となったパク・チョンジャ主演の演劇『19そして80』(2003年)、オム・ギジュン、キム・ムヨル、パク・ホサンらが主演したチョ・グァンファ作・演出の『狂ったキス』(2007年)、チェ・ドンムン、イ・ソクジュンらが主演した劇団メンシアターの『Some Girls』(2008年)、ドラマ『刑務所のルールブック』で注目を浴びたパク・ヘスが頭角を現すきっかけとなった創作ミュージカル『思春期』(2008年)、ホ・ギュ、ジョンミンらが主演した2人劇ミュージカル『ママ、ドント・クライ』初演(2010年)などが上演されてきた。
制作発表で司会進行を務めたイ・ジョンヒョクは、開館直後の2003年にパク・チョンジャと共に『19そして80』に主演。「当時出演中だった楽屋で、のちに彼の出世作となった映画『マルチュク青春通り』のオーディション合格の報せを受けた」と語るなど、新人時代を過ごした思い出深い場所だったようだ。

2010年代までは、ユン・ソクファが主催する作品の上演と併せ、話題作が多数上演される場として知られてきた「精米所」だったが、大学路が劇場街から商業エリアへと急激に移行した近年は、不動産バブルや著しい賃貸料の上昇により、この劇場のみならず劇場運営者にとっては厳しい環境となっている。「慢性的な赤字は、他の仕事をして埋め合わせをしていた」そうだが、ついに劇場ビルの売却が決まり閉館を決めたという。「精米所」も、この商業化の流れに抗うことは難しかったのだ。
劇場を運営してきた17年間で最も幸せだった瞬間は? と質問されたユン・ソクファは、「情熱がある若い後輩たちに少しずつ後援した『精米所プロジェクト』という企画があった。観客は多くなかったが演劇の精神が生きている作品だった」と、あふれ出る涙をぬぐいながら邂逅していた。

「静かに劇場のドアを閉めようと思っていたが、観客の皆さんと最後に笑って泣ける作品を選んだ」という『娘への手紙』は、英国の劇作家アーノルド・ウェスカーが1990年に発表した戯曲を劇団サヌリム(산울림=こだま)のイム・ヨンウン演出、ユン・ソクファ主演で1992年に韓国初演した作品。未婚の母である歌手のメラニーが、12歳となり思春期を迎えた娘に宛てこれからどう生きるべきかを伝えていく物語だ。本作は2020年にロンドンで公演が予定されており、今回は台詞も歌詞も全編英語で進行。公演は韓国語字幕をつけて、英国公演を控えたオープンリハーサルという形式で上演される。
「上手くできるか心配ではあるが、やらなければ後悔しそうだった。韓国で上演するつもりはなかったが、初演当時にこの作品を好きだった娘が、今は母親となったんだな、と思った。彼らに謙虚に挨拶をしていくことが美しい道理だと思い、最善を尽くして準備している」と語っていた。

演出は、演劇『RED』『大虐殺の神』の演出や、ミュージカル『ビリー・エリオット』『ONCE』『シカゴ』の協力演出など、シンシカンパニーで裏方を務めてきたキム・テフン。劇中歌の作曲を『ブロードウェイ42番街』『アサシンズ』『ナンセンス』など多くの作品で音楽監督を務めてきたチェ・ジェグァンが担当している。

演出のキム・テフン(左)と、劇中歌を作曲したチェ・ジェグァン(右)

ユン・ソクファが自ら作り上げた劇場を自らの手で、幕を下ろす『娘への手紙』は6月11日~22日まで上演される。


【公演情報】
演劇『娘への手紙』<딸에게 보내는 편지>
2019年6月11日(火)~22日(土) 大学路 設置劇場 精米所(ジョンミソ)

<出演>
ユン・ソクファ

原作:アーノルド・ウェスカー/演出:キム・テフン/作曲:チェ・ジェグァン

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[MUSICAL]音楽監督キム・ムンジョン 豪華ゲストを迎えコンサート開催

[MUSICAL]音楽監督キム・ムンジョン 豪華ゲストを迎えコンサート開催

 

 

『エリザベート』『笑う男』『ファントム』『レベッカ』『モーツァルト!』『ラ・マンチャの男』など、数々の大作ミュージカルで音楽監督を務めてきたキム・ムンジョンが、自身の名を冠した初のコンサートを開催。豪華ゲストが発表された。

6月7日、8日の2日間(3公演)、LGアートセンターで開催されるコンサートには、彼女が過去に音楽監督を務めたミュージカルの主要キャストのみならず、ジャンルの垣根を超えた多彩なゲストが出演する。

70年代から活躍するシンガーソングライターのチェ・ベクホ、『ファントム』に出演したバレリーナのキム・ジュウォン、大作ミュージカルで多数のヒロイン役を務めてきたチョ・ジョンウン、チョン・ミドは全公演に出演する。なかでもチェ・ベクホは、キム・ムンジョンが大学卒業後、彼のピアノセッションでプロとして活動を始めたという特別な縁ある人物。今回はその恩人とともに50人のオーケストラを率いて演奏するとあって、彼女にとっては意義ある舞台になるといえるだろう。

7日(金)公演には、パンソリの天才ソリクンとして知られ、ミュージカル『西便制(ソピョンジェ)』では女優としても出演したイ・チャラム。『笑う男』『英雄』などに出演したヤン・ジュンモ。そしてキム・ムンジョンがメンターを務めて注目を浴びたJTBCの音楽番組「ファントム・シンガー」から誕生したクロスオーヴァ―グループForte di Quattro(フォルテ・ディ・クワトロ)が出演する。

8日(土)には、『ラ・マンチャの男』『オケピ!』に主演したファン・ジョンミンが久々にミュージカルナンバーを披露する。また『ファントム』『ルドルフ』『モーツァルト!』など彼女が音楽監督を務めた作品に多数主演したイム・テギョンとは、甘美なミュージカルナンバーで共演を準備しているという。そしてミュージカル俳優デビューを果たした『モーツァルト!』をはじめ『エリザベート』『デスノート』『ドリアン・グレイ』で主演したキム・ジュンスと、彼ら3人は、昼夜2公演に出演する。3時公演には『マタ・ハリ』『エリザベート』に主演したチョン・テグン(VIXX LEO)が。7時半公演には『レ・ミゼラブル』『ファントム』『英雄』に主演したチョン・ソンファも登場する。

ポスターには『ドリアン・グレイ』『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』『レベッカ』『英雄』『西便制』『エリザベート』『ONCE』『ファントム』『ラ・マンチャの男』『マンマ・ミーア!』などのラインナップが公開されている。コンサートでは、これらのミュージカルの名曲はもちろん、出演者たちと“やってみたかった”意外なナンバーも披露されるという。アンサンブルキャストが主人公を務めるスペシャルステージや、今回のコンサートで初めて実現するコラボレーション、さらに事前公表されないスペシャルゲストも登場するとあって、このコンサートでしか見られない、豪華競演が楽しめそうだ。

音楽監督、アーティストとして多くの縁を結んだ俳優や歌手たちと共に、贅沢なひとときをプレゼントしてくれる『2019 キム・ムンジョン<ONLY>』は、6月7日、8日にLGアートセンターで開催。チケットはインターパーク(韓国)LGアートセンターホームページで発売中だ。


【公演情報】

『2019 キム・ムンジョン<ONLY>』コンサート

2019年6月7日(金)~8日(土) LGアートセンター

<出演>

キム・ムンジョン、The M.Cオーケストラほか

●6月7日(金)8時公演 ゲスト:チェ・ベッコ、キム・ジュウォン、イ・チャラム、チョ・ジョンウン、ヤン・ジュンモ、チョン・ミド、Forte di Quattro (コ・フンジョン、キム・ヒョンス、ソン・テジン、イ・ビョリ)&スペシャルゲスト

●6月8日(土)3時公演 ゲスト:チェ・ベッコ、ファン・ジョンミン、イム・テギョン、キム・ジュウォン、チョ・ジョンウン、チョン・ミド、キム・ジュンス、チョン・テグン&スペシャルゲスト

●6月8日(土)7時半時公演 ゲスト:チェ・ベッコ、ファン・ジョンミン、イム・テギョン、キム・ジュウォン、チョン・ソンファ、チョン・ミド、キム・ジュンス&スペシャルゲスト

写真提供:THE P.I.T

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[PLAY]『報道指針』フォトギャラリー

[PLAY]『報道指針』フォトギャラリー

 


【公演情報】
演劇『報道指針』<보도지침>
2019年4月26日(金)~7月7日(日) 大学路TOM2館

<出演>
●キム・ジュヒョク(社会部記者)役:パク・ジョンボク、イ・ヒョンフン
●キム・ジョンべ(編集長)役:チョ・プンレ、カン・ギドゥン、キ・セジュン
●ファン・スンウク(弁護士)役:オ・ジョンテク、ソン・ユドン
●チェ・ドンギョル(検事)役:クォン・ドンホ、アン・ジェヨン
●ソン・ウォンダル(判事)役:チャン・ヨンチョル、ユン・サンファ
●男役:チャン・ギョクス、チェ・ヨンウ
●女役:イ・ファジョン、キム・ヒオラ

プロデューサー:チャン・サンヨン/責任プロデューサー:チェ・ギョンファ/作・演出:オ・セヒョク/音楽:イ・ジヌク/振付:イ・ヒョンジョン/舞台:キム・デハン/音響:キム・ソンイク/照明:イ・ジュウォン/衣装:ドヨン/ヘアメイク:チョン・ソジン/舞台監督:イ・ジョンウ/制作プロデューサー:イ・イェジ

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[MUSICAL]『グリース』フォトギャラリー

[MUSICAL]『グリース』フォトギャラリー

 


【公演情報】
ミュージカル『グリース』<그리스>
2019年4月30日~8月11日(日) D-CUBEアートセンター

<出演>
●ダニー役:ソ・ギョンス、キム・テオ、チョン・セユン
●サンディ役:ヤン・ソユン、ハン・チェア
●ケニッキー役:パク・グァンソン、イム・ジョンモ
●リゾ役:ホ・へジン、ファン・ウリム
●ドゥーディ役:キ・セジュン、イ・ソクジュン
●ロジャー役:キム・ヨンハン、イ・サンウン
●ソニー役:イ・ウジョン、ぺ・ナラ
●フレンチー役:キム・イフ、チョン・スジ
●ジャン役:イ・ガウン、イム・ナムジョン
●マーティ役:イ・サンア、チョン・イェジュ
●ヴィンス役:イム・ギホン、キム・デジョン
●ミス・リンチ役:キム・ヒョンスク
●ユージン役:イ・ソンドク、イ・ドンウク
●パティ役:キム・ハオン、チョン・ヒョンジ
●アンサンブル:キム・ビョンヨン、チェ・ヒジェ、イ・ドゥリム、イ・ソンウン、カン・ミンソン、キム・ミンソン、チェ・ユンホ、チョン・ハヨン、パク・ジュニョン、クォン・スジョン

プロデューサー:シン・チュンス/脚本・作曲・作詞:ジム・ジェイコブズ&ウォーレン・ケイシー/演出:キム・ジョンハン/振付:シン・ソンホ/音楽監督:グ・ミンギョン/
舞台・映像デザイナー:チョ・スヒョン/照明:マ・ソンヨン/衣装:チョ・ムンス/ヘアメイク:キム・ソンへ/小道具:イム・ジョンスク/脚色・改詞:キム・スビン/技術:
キム・ミギョン/制作:パク・ジェウ/制作監督:ホン・セフン/舞台監督:ノ・ビョンウ

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[MUSICAL]超大作『エクスカリバー』高音質試聴会を開催!

[MUSICAL]超大作『エクスカリバー』高音質試聴会を開催!

 

KAI、キム・ジュンス、SEVENTEENドギョムをはじめ、豪華キャストが揃い2019年最高の期待作と呼ばれているミュージカル『エクスカリバー』が、出演者によるミュージックナンバーを初公開する清音会(청음회/チョンウムフェ)と呼ばれる試聴会を開催する。

5月19日(日)午後2時から江南ODE PORT(오트 포트/オートポート)で開催される試聴会は、出演俳優たちによるライブとミニトークで構成される。会場のODE PORTはサウンドプラットフォームODEが運営する複合文化空間。クラシックコンサートをはじめ、さまざまなイベントをハイクオリティなサウンドで行っているこの空間で『エクスカリバー』のナンバーを堪能できる贅沢な試聴会となりそうだ。

この試聴会は、Melonチケット⇒Melon『エクスカリバー』清音会招待申込みページ)の招待イベントを通じ、一般観客の招待が行われる。(注:韓国Melonチケットの IDが必要)また、EMKミュージカルカンパニーの公式インスタグラム⇒@emk_musical)とODE PORT公式インスタグラム(⇒@ ode.port / @ ode.orfeo)でも今後招待イベントが実施予定だ。

また、試聴会当日にはKAKAO(カカオ)#公演タブ(下画像参照)とMelon TV⇒Melon TVトップページ)を通じて生中継される。

韓国カカオトーク スマートフォンアプリからの#公演タブ アクセス方法。(日本のカカオトークアプリとは機能が異なる場合あり)

俳優陣は4月中旬に相見礼(상견례/サンギョンレ)と呼ばれる初顔合わせを行い、本格的に稽古をスタート。主演の3人は稽古初日から演出家スティーブン・レーンのディレクションを僅かでも逃すまいと集中力を見せていたという。ほとんどが過去に他の作品ですでに共演歴があるキャストが多いため、稽古場は最初の挨拶から温かい雰囲気に包まれていたそうだ。

アーサー役のKAI、キム・ジュンス、ドギョム

写真上段左から、オム・ギジュン、イ・ジフン、パク・ガンヒョン、シン・ヨンスク/下段左からチャン・ウナ、キム・ジュンヒョン、キム・ソヒャン、ミン・ギョンア

高音質でミュージカルナンバーを初お披露目するという前代未聞のイベントを実施。全世界に向けて映像生配信も行い、ますます注目されることは必至のミュージカル『エクスカリバー』は、6月15日から世宗文化会館大劇場で開幕する。


【公演情報】

ミュージカル『エクスカリバー』(엑스칼리버)

2019年6月15日~8月4日 世宗文化会館 大劇場

<出演>
●青年アーサー役:KAI、キム・ジュンス、ドギョム(SEVENTEEN)
●ランスロット役:オム・ギジュン、イ・ジフン、パク・ガンヒョン
●モルガナ役:シン・ヨンスク、チャン・ウナ
●マーリン役:キム・ジュンヒョン、ソン・ジュノ
●グィネヴィア役:キム・ソヒャン、ミン・ギョンア
●エクター役:パク・チョルホ、チョ・ウォニ
●ウルフスタン役:イ・サンジュン

<スタッフ>
総括プロデューサー:オム・ホンヒョン/プロデューサー:キム・ジウォン/脚本:アイヴァン・メンチェル/作曲:フランク・ワイルドホーン/作詞:ロビン・ラーナー/韓国語歌詞:パク・チョンフィ/演出:スティーブン・レーン/編曲:クーン・シューツ/振付:ジェイミー・マクダニエル/音楽監督:ウォン・ミソル/舞台:チョン・スンホ/衣装:チョ・ムンス/扮装:キム・ユソン/照明:グ・ユニョン/映像:ソン・スンギュ/小道具:チョ・ユニョン/武術監督:マルセロ・マラスカルチ

●公式サイト:http://www.musicalxcalibur.com/

写真提供:EMKミュージカルカンパニー

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[MUSICAL]ソウル芸術団創作歌舞劇『ナビレラ』フォトギャラリー

[MUSICAL]ソウル芸術団創作歌舞劇『ナビレラ』フォトギャラリー

 


【公演情報】
ソウル芸術団 創作歌舞劇『ナビレラ』<니빌레라>
2019年5月1日(水)~5月12日(日) 芸術の殿堂CJトウォル劇場

<出演>
●シム・ドクチョル役:チン・ソンギュ、チェ・ジョンス
●イ・チェロク役:イ・チャンドン、カン・サンジュン
●ドクチュル妻:チョン・ユヒ
●シム・ソンサン(ドクチョル長男)役:キム・ベッキョン
●シム・ソンスク(ドクチョル長女)役:イ・ヘス
●シム・ソングァン(ドクチョル次男)役:シン・サンオン
●ムン・ギョングク役:クム・スンフン
●カン・ソンチョル役:キム・ヨンハン
●チェロク父役:イ・ヨンギュ
●チェロク母役:ユ・ジョンア
●ムン・ギョングクバレエ団団員役ほか:キム・ヒョナ、パク・へジョン、ビョン・ジェボム、ヒョン・ナムヒ、チョン・ジマン、ソン・ムンソン、イ・ウンソル

芸術監督:クォン・ホソン/原作:HUN・ジミン/脚本・作詞:パク・へリム/作曲:キム・ヒョウン/演出:ソ・ジェヒョン/振付:ユ・フェウン/音楽監督:イ・ギョンファ/美術:パク・ドンウ/照明:ミン・ギョンス/音響:キム・ギヨン/衣装:キム・ジヨン/ヘアメイク:チェ・ソンファ/小道具:ソン・ミヨン/技術:チェ・ジョンウォン/舞台監督:キム・サンドク

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[コラム]2019「第55回百想芸術大賞」受賞結果

[コラム]2019「第55回百想芸術大賞」受賞結果

 

2019「第55回百想芸術大賞」受賞結果 

2019年5月1日(水) COEX Dホール(江南区)

【映画部門】
●大賞『証人』チョン・ウソン
●作品賞『工作』ユン・ジョンビン監督
●監督賞『スイングキッズ』カン・ヒョンチョル

●最優秀演技賞
 男優『工作』イ・ソンミン
 女優『ミス・ペク』ハン・ジミン

●助演賞
 男優『毒戦』キム・ジュヒョク
 女優『ミス・ペク』クォン・ソヒョン

●新人演技賞
 男優『君の結婚式』キム・ヨングァン
 女優『娑婆訶(サバハ)』イ・ジェイン

●新人監督賞『ミス・ペク』イ・ジウォン
●シナリオ賞『暗数殺人』クァク・キョンテクほか1名
●芸術賞『バーニング』ホン・ギョンピョ

映画部門の大賞は『証人』のチョン・ウソンが受賞しました。彼は出演作も多く、受賞歴もありますが最高賞に当たる大賞受賞は意外にも初めてではないでしょうか?
そして、これはあくまで個人的な意見ですが、映画部門の監督賞に『スイングキッズ』とは、なぜ? と思いました(笑)。(いや、EXOのト・ギョンスをはじめ、出演陣は頑張っていたんですよ)。ちなみに『スイングキッズ』は2015、16年に大学路で上演されたミュージカル『ロ・ギス』をベースに映画化した作品です。そろそろ再演を! と思っているミュージカルファンも多いはず。

【TV部門】
●大賞『眩しくて』キム・へジャ(JTBC)
●作品賞(ドラマ)『私のおじさん』(tvN)
●作品賞(芸能)『全知的おせっかい視点』(MBC)
●作品賞(教養)『チャネリズムトークショーJ』(KBS1)
●演出賞『SKYキャッスル』チョ・ヒョンタク(JTBC)

●最優秀演技賞
 男優『ミスター・サンシャイン』イ・ビョンホン(tvN)
 女優『SKYキャッスル』ヨム・ジョンア(JTBC)

●助演賞
 男優『SKYキャッスル』キム・ビョンチョル(JTBC)
 女優『眩しくて』イ・ジョンウン(JTBC)

●新人賞
 男優『ここに来て抱きしめて』チャン・ギヨン(MBC)
 女優『SKYキャッスル』キム・へユン(JTBC)

●芸能賞
 男性『私は一人で暮らす(シングル男のハッピーライフ)』チョン・ヒョンム(MBC)
 女性『全知的おせっかい視点』イ・ヨンジャ(MBC)

●脚本賞『私のおじさん』パク・ヘヨン(tvN)
●演出賞『アルハンブラ宮殿の思い出』パク・ソンジン(tvN)

●若い演劇賞『アクトレスワン:国民ロボット俳優1号』ソン・スヨン

●人気賞『私のおじさん』IU(tvN)、『100日の朗君様』ト・ギョンス(tvN)

●BAZAARアイコン賞 キム・ヘス

TV部門の大賞はドラマ『眩しくて』のキム・へジャでした。
このドラマ、何といってもハン・ジミンと同一人物を演じるへジャ先生の乙女っぷりが見どころ。ナム・ジュヒョクファンの方々へももちろんおすすめですが、気が付けばへジャ先生にハマっていること必至です(笑)
KNTVで5月18日から放送開始

作品賞など4冠を獲得した『SKYキャッスル』は今年上半期最高の話題作だっただけに余裕の結果でしょう。熾烈なお受験戦争を背景に、親たちの入り組んだドロドロ人間模様が加わった、帯ドラマがお好きな方なら必ずハマると思います。本作の出演者は放送終了後バラエティ番組やCMにひっぱりだこで、一時社会現象的なブームにもなっていたほどです。
衛星劇場で4月から放送中です

そして今回18年ぶりに復活したという唯一の演劇賞「若い演劇賞」を受賞したソン・スヨン(⇒PlayDBプロフィール)は、劇団Creative VaQiを率いるイ・ギョンソン演出家の作品で、評価を高めてきた個性派女優です。2015年には東亜演劇賞の新人賞も受賞していて、彼女はいきなりビッグタイトルを2つも受賞したことになります。『アクトレスワン:国民ロボット俳優1号』は女優もスタッフもすべて女性によって作られた作品。⇒公式Facebookで上演時の写真などを見ることができます。

この授賞式は近年ケーブルテレビ局JTBCで生中継されるのですが、特にドラマは自社もしくはtvNなど、ケーブル局偏重ぎみの受賞結果になるのが毎年気になるところです。しかし最近は地上波よりもケーブル作品のほうが高視聴率を上げるケースが多いので、致し方ない、とも言えますが。


【関連リンク集】

●百想芸術大賞公式サイト 第55回受賞結果一覧

●NAVER公式チャンネル受賞者別全映像 ※日本からは直接見られないようです。

●主催社中央日報(スポーツ朝鮮)の受賞結果総括記事(韓国語)


文:さいきいずみ(韓劇.com)

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