実力派俳優の競演が注目を浴びている、アジア初演となる演劇『スピーキング・イン・タンズ(Speaking in Tongues)』のポスターとキャストイメージ写真がついに公開された。
本作はオーストラリア出身の劇作家アンドリュー・ボーヴェルが1996年に発表し、映画化されたほか、2001年のオフブロードウェイ初演を皮切りに、イギリスやカナダでも上演されてきた作品。
タイトルの『Speaking in Tongues』とは、直訳すると方言という意味だが、「心の中の言葉」という意訳もある。このタイトルが示すとおり、男女それぞれが何か胸に秘めた思いを抱えているような表情をしているのが印象的だ。
物語はピートとジェイン、レオンとソーニャという2組の夫婦が、偶発的に互いのパートナーと不倫に陥るところから始まる。2幕では別れた恋人に未練があるニールと、その元恋人サラ、さらにサラがセラピーを受けているバレリーが登場……といくつかのカップルと彼らに関わる人物が複雑に絡み合う。
日常的な生活のなかに潜む、人間の欲望や感情によって次第に崩壊していく男女たちの関係を描く本作は、全9人のキャラクターが登場するが、これを4人ずつ各Wキャストで演じることになる。
映画、ドラマで活躍中のイ・スンジュンやチョン・イクリョン、韓国舞台シーンでは“信じて見る俳優”と呼ばれているカン・ピルソク、チョン・ムンソン、キム・ジョングなど、確かな演技力をもつ8人が揃っただけに、開幕前から多くの観客の熱い視線を浴びている。
また、演劇『プライド』、ミュージカル『小人たち』『深夜食堂』など、近年その確かな仕事ぶりが注目を集めるキム・ドンヨンが演出を担当。このミステリアスな心理劇をどう料理するのか、演劇ファン必見の作品となっている。
『Speaking in Tongues』は俳優チョ・ジェヒョンが主催する大学路DCFデミョン文化工場3Fの「スヒョンジェシアター」で5月1日より開幕する。
【公演情報】
『Speaking in Tongues(スピーキング・イン・タンズ)』
2015年5月1日~7月19日 スヒョンジェシアター(DCFデミョン文化工場3F)
出演:イ・スンジュン、カン・ピルソク、キム・ジョング、チョン・ムンソン、チョン・イクリョン、カン・ジウォン、キム・ジヒョン、チョン・ウンソン
チケットはインターパークで発売中。グローバルで取扱いがないため、韓劇.comチケット購入サポートで申込受付中。
写真提供:スヒョンジェシアター ©韓劇.com All rights reserved. 記事・写真の無断使用・転載を禁止します。
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