パク・ウンテ

[MUSICAL]『モーツァルト!』韓国10周年記念公演 稽古本格始動!

[MUSICAL]『モーツァルト!』韓国10周年記念公演 稽古本格始動!

 

ソングスルー稽古の様子©EMKミュージカルカンパニー

『モーツァルト!』韓国10周年公演が、本格的に稽古に入った現場写真を公開した。

去る4月22日、全出演者が一同に会して初顔合わせが行われた。最初に、10年前の初演から6シーズンすべてに出演してきたミン・ヨンギとシン・ヨンスクが挨拶し、俳優たちは和気あいあいとした雰囲気のなかで個々に所感を述べていったという。

コロレド大司教役のミン・ヨンギは「大変な時期に俳優たちがまず共に率先して自己管理を徹底しましょう。私たちみんなで『モーツァルト!』10周年公演を無事に終えられるよう頑張りましょう」と挨拶。続いて、本作を通じて“黄金の星夫人”という愛称もついたヴァルトシュテッテン男爵夫人役のシン・ヨンスクは「10年前に『黄金の星』を歌ってシン・ヨンスクも飛び立つきっかけになりました。10年間作品をやってきて(新型コロナウイルス感染症対策による影響を受けた)今回ほど舞台が大切だと思ったことはなかったです。『モーツァルト!』が10年前にミュージカル界を復興させたように、今回も10周年記念公演で公演界が再び飛び立つことを願っています」と、作品への格別の愛情を見せながら抱負を述べた。

その後4月28日には、作品の全楽曲を出演者全員で歌うソングスルー稽古も行われた。この日の稽古場には、演出家のエイドリアン・オズモンドも合流。いま韓国では海外からの入国者はすべて2週間の隔離が義務付けられていることから、演出家も入国後2週間の隔離義務を終えての初参加となった。前5シーズンの長所をすべて生かした作品作りを構想中という演出家は、彼特有の繊細かつ感性豊かな演出が舞台でどう具現化されるのか、10周年記念公演への期待がさらに高まっている。
稽古終了後、エイドリアン演出家は「私たちの作品は、一人の天才の人生を見せるのではなく、この世界のさまざまな圧迫と苦難のなかで成長する一人の平凡な人間についての物語です。隔離施設にいる間、出演者が皆で歌った『黄金の星』の映像を見ました。とても感動的で、一日も早く皆さんに会いたかった」と語り、「『黄金の星』の映像が多くの人へ感動を与えたように、私たちも一緒に『モーツァルト!』を見に来てくださる観客の心を動かしましょう」と出演陣やスタッフに所信を伝えたそうだ。

エイドリアン演出家も感動したという「黄金の星」歌唱映像(公式YouTubeチャンネルより)

5月6日から「生活内距離確保」へ防疫対策が緩和された韓国で、上演を継続している主な劇場では観客の劇場内マスク着用義務、入場前の簡単な問診票記入、体温測定などを行い感染拡大防止に努めている。開幕まで約1カ月に迫った『モーツァルト!』も10周年記念公演を待ち望む観客の声援に応えるべく、慎重に準備を進めているようだ。
近年の韓国ミュージカル界の発展とともに歩んできた『モーツァルト!』10周年記念公演は、6月11日から世宗文化会館大劇場で開幕する。


【公演情報】
ミュージカル『モーツァルト!』韓国10周年記念公演
(<모차르트!> 10주년 기념 공연)
2020年6月11日~8月9日 世宗文化会館大劇場

<出演>
●ヴォルフガング・モーツァルト役:キム・ジュンス、パク・ウンテ、パク・ガンヒョン
●コンスタンツェ役:キム・ソヒャン、キム・ヨンジ、ヘナ
●コロレド大司教役:ミン・ヨンギ、ソン・ジュノ
●レオポルト役:ユン・ヨンソク、ホン・ギョンス
●ヴァルトシュテッテン男爵夫人役:シン・ヨンスク、キム・ソヒョン
●ナンネール役:チョン・スミ、ぺ・ダへ
●セシリア・ウェーバー役:キム・ヨンジュ、ジュア
●シカネーダー役:ムン・ソンヒョク
●アルコ伯爵:イ・サンジュン

総括プロデューサー:オム・ホンヒョン/プロデューサー:キム・ジウォン/脚本・作詞:ミヒャエル・クンツェ/作曲・オーケストレーション:シルベスター・リーヴァイ/芸術監督:ユ・ヒソン/演出:エイドリアン・オズモンド/韓国語歌詞:パク・ヨンミン、イ・ソンジュン、パク・インソン、キム・ムンジョン、クォン・ウナ、パク・チョンフィ/協力演出:クォン・ウナ/音楽監督・指揮:キム・ムンジョン/振付:ジェイミー・マクダニエル/舞台:ソ・スクジン/衣装:ハン・ジョンイム/照明:グ・ユニョン/映像:ソン・スンギュ/小道具:チョ・ユンヒョン/音響:キム・ジヒョン/舞台監督:チョン・ウニョン

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[MUSICAL]『モーツァルト!』韓国10周年記念公演 2つのスペシャル映像を公開

[MUSICAL]『モーツァルト!』韓国10周年記念公演 2つのスペシャル映像を公開

 

©EMKミュージカルカンパニー

今年で韓国初演から10周年を迎えるミュージカル『モーツァルト!』。4月21日(火)からの本公演1次チケット発売を控え、スペシャル映像が続々公開されている。

まず4月13日には、多くのファンが待ち焦がれたティザー映像が公開された。
『モーツァルト!』を代表するナンバー「僕の運命から逃れたい(邦題「影を逃れて」)」をBGMに、キム・ジュンス、パク・ガンヒョン、パク・ウンテの3人がブラックスーツに身を包み登場。その後赤いロングジャケット姿のヴォルフガングに鮮やかに変身する様が圧巻だ。
またコンスタンツェをはじめ、サブキャラクターたちの“ムービング(動く)ポスター”のようなヴィジュアルも公開され、2分弱の短い映像ながら、舞台への期待を一層膨らませる豪華な映像となっている。

そして4月20日には『モーツァルト!』の出演者22名が、個別に「黄金の星(邦題「星から降る金」)」を歌ったスペシャル合唱映像「#마음만은더가까이(#心だけはもっと近くに)」を公開した。

©EMKミュージカルカンパニー

 

「黄金の星」は、ヴォルフガングのパトロンであるヴァルトシュテッテン男爵夫人が歌う、『モーツァルト!』ファンの多くが愛聴曲と指折る名曲。「拘束から脱し、夢を広げよ」という男爵夫人のメッセージをきっかけにヴォルフガングが父レオポルトのもとを離れてウィーンへ向かい、才能を開花させていく重要なナンバーだ。

韓国のみならず、世界中でさまざまな公演が中止、延期となり、俳優たちも自宅待機を余儀なくされているなか、ブロードウェイ、ウエストエンドをはじめ、世界中でさまざまな作品の出演者たちが映像を通じて集まり、舞台の再開を待ち望むファンの声に応えている。

同様に『モーツァルト!』韓国10周年公演の全キャストが、自宅など思い思いの空間で「黄金の星」を歌うナチュラルな姿は、観客に癒しと希望のメッセージを伝えるとともに、感染症の早期克服へ向けた切実な願いも込められている。

今年10周年を迎え、豪華キャストと制作陣が集結した『モーツァルト!』は、開幕から10公演限定で10年前と同じ割引価格で販売された先行販売チケットが4月19日に受付終了。6月19日(金)~7月5日(日)公演分の1次チケットを4月21日(火)午後2時からインターパーク、メロンチケット、世宗文化会館で発売される。


©EMKミュージカルカンパニー

【公演情報】
ミュージカル『モーツァルト!』韓国10周年記念公演
(<모차르트!> 10주년 기념 공연)
2020年6月11日~8月9日 世宗文化会館大劇場

<出演>
●ヴォルフガング・モーツァルト役:キム・ジュンス、パク・ウンテ、パク・ガンヒョン
●コンスタンツェ役:キム・ソヒャン、キム・ヨンジ、ヘナ
●コロレド大司教役:ミン・ヨンギ、ソン・ジュノ
●レオポルト役:ユン・ヨンソク、ホン・ギョンス
●ヴァルトシュテッテン男爵夫人役:シン・ヨンスク、キム・ソヒョン
●ナンネール役:チョン・スミ、ぺ・ダへ
●セシリア・ウェーバー役:キム・ヨンジュ、ジュア
●シカネーダー役:ムン・ソンヒョク
●アルコ伯爵:イ・サンジュン

総括プロデューサー:オム・ホンヒョン/プロデューサー:キム・ジウォン/脚本・作詞:ミヒャエル・クンツェ/作曲・オーケストレーション:シルベスター・リーヴァイ/芸術監督:ユ・ヒソン/演出:エイドリアン・オズモンド/韓国語歌詞:パク・ヨンミン、イ・ソンジュン、パク・インソン、キム・ムンジョン、クォン・ウナ、パク・チョンフィ/協力演出:クォン・ウナ/音楽監督・指揮:キム・ムンジョン/振付:ジェイミー・マクダニエル/舞台:ソ・スクジン/衣装:ハン・ジョンイム/照明:グ・ユニョン/映像:ソン・スンギュ/小道具:チョ・ユンヒョン/音響:キム・ジヒョン/舞台監督:チョン・ウニョン

※海外からのチケット直接購入ページ(グローバルサイト)は現時点で非公開となっています。
●インターパーク(⇒韓国語販売ページ)
●メロンチケット(⇒韓国語販売ページ)

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[MUSICAL]『モーツァルト!』韓国10周年記念公演 新たな神話を築く豪華キャストを公開

[MUSICAL]『モーツァルト!』韓国10周年記念公演 新たな神話を築く豪華キャストを公開

 

(写真左から)ヴォルフガング・モーツァルト役のキム・ジュンス、パク・ガンヒョン、パク・ウンテ ©EMKミュージカルカンパニー

2010年に韓国で初演後、大型ライセンスミュージカルの定番作品となった『モーツァルト!』が、今年で10周年を迎え、4年ぶりに6回目の再演が行われる。
この記念すべき公演にふさわしい“史上最強”との呼び声高い出演陣がついに公開された。

『モーツァルト!』は、『エリザベート』『レベッカ』『マリー・アントワネット』など、数々の名作ミュージカルを送り出した劇作家ミヒャエル・クンツェと作曲家クリストファー・リーヴァイのコンビが、1999年にオーストリア ウィーンで初演。以降ドイツ、ハンガリー、日本など世界9カ国で2200回以上上演された大ヒットミュージカルだ。

2010年に初演した韓国版『モーツァルト!』は、過去10年間で大別すると演出や公演スタイルに3つのバージョンがある。今回の再演では、2010年~2012年に演出したユ・ヒソンを芸術監督に迎え、2014年版を演出したエイドリアン・オズモンドが再び演出を務める。2014年版は衣装やセットも大胆に変革させ話題を集めたエイドリアン演出家は「各シーズンの良かった点を集め、これまでで最も成功したストーリーになるだろう」と自信をのぞかせている。
また、キム・ムンジョン音楽監督を筆頭に、美術、衣装など、制作会社EMKミュージカルカンパニー(以下EMK)の数々の大作を支えてきた凄腕のスタッフたちが、10周年公演を完璧な舞台に仕上げるべく制作を進めているという。

『モーツァルト!』10周年記念公演制作陣インタビュー映像(EMK公式YouTubeより)

制作発表直後から注目を集めていた『モーツァルト!』10周年記念公演のキャスティング。主人公、ヴォルフガング役は公式発表に先駆けて所属事務所から出演を公表していたキム・ジュンスとパク・ガンヒョンに加え、パク・ウンテが出演する。

2010年の初演時にミュージカル俳優として初舞台を踏んだキム・ジュンスは、韓国最大級の客席数を擁する世宗文化会館大劇場で、出演した全公演を完売させた「神話」はいまだに語り継がれている。しかし当時はアイドル歌手がミュージカル界で活動することは稀な時代で、単身舞台の世界に飛び込んだ彼は、パク・ウンテの多大な助力を得て慣れない稽古をこなし、舞台に立つことができたという。
一方のパク・ウンテも、作曲家シルベスター・リーヴァイの賞賛を受けてアンサンブルから主演に大抜擢され、以降2014年まで最多出演回数を誇っている。『モーツァルト!』を初演から大ヒットに導いた2人が顔を揃えるだけでも、意義深い10周年記念公演と言えるだろう。
キム・ジュンスは「ミュージカルデビュー10周年を迎え、今の自分を可能にしてくれた特別な作品に参加できて感慨を新たにし、とても幸せだ」と語り、パク・ウンテは「私も『モーツァルト!』と共に成長し10年が過ぎた。再び演じられることが嬉しく感慨深い。楽しい舞台にできるよう努力する」と、共に本作に並々ならぬ思い入れを表している。

加えて『笑う男』では共演者、観客に“彼こそがグウィンプレン”と言わしめるほど完璧に主人公を演じ切り、いま最もホットなライジングスターと呼ばれるパク・ガンヒョンが初めてヴォルフガング役に挑む。10年前の初演を観客として見ていたという彼は「新しい作品と出会ったときめきと、同時に上手く演じなくてはならないプレッシャーがある。10周年というタイトルに迷惑をかけないよう努力する」と抱負を述べている。キム・ジュンス、パク・ウンテが本作を経てその後トップ俳優として活躍していることを見れば、彼にとってもスターへの階段を上っていくうえでの大きなステップとなるだろう。

(写真左から)コンスタンツェ役のキム・ソヒャン、キム・ヨンジ、ヘナ ©EMKミュージカルカンパニー

そしてヴォルフガングを取り巻くサブキャラクターも、EMK作品ではおなじみの実力派俳優が揃っている。
奔放で魅惑的ながら、夫との関係に葛藤することになるヴォルフガングの妻、コンスタンツェ役はキム・ソヒャン、キム・ヨンジ、ヘナが演じる。
一時はミュージカルの本場ブロードウェイに渡り、俳優修業していたキム・ソヒャンは、本格帰国後『マタ・ハリ』『シスター・アクト』『エクスカリバー』などに出演し、今やEMK作品には欠かせない女優の一人となっている。一方で『マリー・キュリー』『スモーク』など小劇場ミュージカルへも精力的に出演し、その幅広い活躍ぶりが近年評価を高めている。
またキム・ヨンジ(元SeeYa)、ヘナ(元Kiss&Cry)の2人はガールズグループのメンバーからミュージカル俳優への転身に成功した俳優たちだ。キム・ヨンジは2019年の『マリー・アントワネット』で第2の主人公ともいえるマグリット役を好演してミュージカルデビューを飾った。一方ヘナは2018年に『ジキル&ハイド』のルーシー役に抜擢後、2019年には『ボディーガード』に主演するなど、順調な活動を続けている。

(写真左から)コロレド大司教役のミン・ヨンギ、ソン・ジュノ/ヴァルトシュテッテン男爵夫人役のシン・ヨンスク、キム・ソヒョン ©EMKミュージカルカンパニー

ヴォルフガングの才能を独占しようとするコロレド大司教役はミン・ヨンギとソン・ジュノが。対して、才能を見込んで支援者となるヴァルトシュテッテン男爵夫人役はシン・ヨンスク、キム・ソヒョンが演じる。ミン・ヨンギとシン・ヨンスクはそれぞれ初演から同役を演じてきた『モーツァルト!』の魅力を存分に知りつくした2人だ。そしてミュージカル界のおしどり夫婦として知られるソン・ジュノとキム・ソヒョンは、昨年の『マリー・アントワネット』に続いて夫婦共演を果たすことになる。

(写真上段左から)父レオポルト役のユン・ヨンソク、ホン・ギョンス/姉ナンネール役のチョン・スミ、ぺ・ダへ/(下段左から)セシリア役キム・ヨンジュ、ジュア/シカネーダー役ムン・ソンヒョク/アルコ伯爵役イ・サンジュン ©EMKミュージカルカンパニー

そのほか、ヴォルフガングの父レオポルト役は確かな歌唱力に定評のあるユン・ヨンソク(『ファントム』『アイアン・マスク』他)とホン・ギョンス(『レベッカ』『サ・ビ・タ』他)。才能ある弟を支える姉ナンネール役はチョン・スミ(『ルドルフ:ザ・ラスト・キス』『ハムレット』)と『壁抜け男』などミュージカルへの出演経験も豊富な歌手のぺ・ダへが演じる。
ヴォルフガングの名声を利用しようとするコンスタンツェの母セシリア役は昨年の『マリー・アントワネット』では共にローズ・ベルタンを演じていたキム・ヨンジュとジュア。
オペラ『魔笛』をプロデュースするシカネーダー役は『マチルダ』『英雄本色』『マリー・アントワネット』など作品ごとに多彩な役を演じこなすムン・ソンヒョク。コロレド大司教の右腕、アルコ伯爵役は『笑う男』『エクスカリバー』『ビリー・エリオット』などで個性溢れる役柄をこなしてきたイ・サンジュンが演じる。

韓国ミュージカルが大きく発展を遂げたこの10年と共に歩んできた『モーツァルト!』。韓国内外で注目を集める10周年記念公演は6月11日から世宗文化会館大劇場で開幕する。


【公演情報】
ミュージカル『モーツァルト!』韓国10周年記念公演
(<모차르트!> 10주년 기념 공연)
2020年6月11日~8月9日 世宗文化会館大劇場

<出演>
●ヴォルフガング・モーツァルト役:キム・ジュンス、パク・ウンテ、パク・ガンヒョン
●コンスタンツェ役:キム・ソヒャン、キム・ヨンジ、ヘナ
●コロレド大司教役:ミン・ヨンギ、ソン・ジュノ
●レオポルト役:ユン・ヨンソク、ホン・ギョンス
●ヴァルトシュテッテン男爵夫人役:シン・ヨンスク、キム・ソヒョン
●ナンネール役:チョン・スミ、ぺ・ダへ
●セシリア・ウェーバー役:キム・ヨンジュ、ジュア
●シカネーダー役:ムン・ソンヒョク
●アルコ伯爵:イ・サンジュン

総括プロデューサー:オム・ホンヒョン/プロデューサー:キム・ジウォン/脚本・作詞:ミヒャエル・クンツェ/作曲・オーケストレーション:シルベスター・リーヴァイ/芸術監督:ユ・ヒソン/演出:エイドリアン・オズモンド/韓国語歌詞:パク・ヨンミン、イ・ソンジュン、パク・インソン、キム・ムンジョン、クォン・ウナ、パク・チョンフィ/協力演出:クォン・ウナ/音楽監督・指揮:キム・ムンジョン/振付:ジェイミー・マクダニエル/舞台:ソ・スクジン/衣装:ハン・ジョンイム/照明:グ・ユニョン/映像:ソン・スンギュ/小道具:チョ・ユンヒョン/音響:キム・ジヒョン/舞台監督:チョン・ウニョン

※6月11日~18日公演分のチケットは発売中。
海外からの直接購入(グローバルサイト)は現時点で非公開となっています。
●インターパーク(⇒販売ページ)
●メロンチケット(⇒販売ページ)

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[コラム]2018年韓国舞台読者アンケート結果発表

[コラム]2018年韓国舞台読者アンケート結果発表

 

1月末に公開しました「2018年韓国ミュージカル/演劇の見どころは?」という記事のなかでお願いした読者アンケートを集計しました。回答にご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
いま韓国の舞台に興味をお持ちの方が、注目されている作品や俳優を知ることができて、とても興味深い結果となりました。


3年ぶりの再演は11月、ブルースクエア インターパークホールで上演 ©EMKミュージカルカンパニー

【2018年に見たい韓国ミュージカルは?】
2018년에 보고 싶은 한국 뮤지컬은?

1位『エリザベート』(엘리자벳)
2位『フランケンシュタイン』(프랑켄슈타인)
3位『ファントム』(팬텀)
4位『ジキル&ハイド』(지킬 앤 하이드)
5位『ドクトル・ジバゴ』(닥터 지바고)

見事、過去にヒットした大型ミュージカルの再演作品が並びました。なかでも『エリザベート』はぶっちぎりの1位です。アンケートには3作品記入可能なように設定していましたが、『エリザベート』は項目①②へ優先的にご記入いただいた方が多かったです。2位の『フランケンシュタイン』は韓国創作(オリジナル)作品のなかでは他を圧倒。ほか項目①にご記入が多かったのが『三銃士 10周年記念公演』でした。上位作品は日本版が上演されているものも多く、既にストーリー等を理解していて、安心して観られる作品を好まれる印象を受けました。
一方、日ごろ創作ミュージカルや小劇場作品まで幅広くご覧になっているんだろうな、という印象を受けた回答を下さった方は全体の1割程度だったのは少々残念でした。

ちなみに公演情報サイトPlay DBの調査では、新作は『笑う男』『マチルダ』、再演作は『フランケンシュタイン』『バンジージャンプする』という結果が。

公演情報サイトStage Talkの調査では新作『マチルダ』『レッド・ブック』、再演作では『フランケンシュタイン』『ストーリー・オブ・マイライフ』と、韓国では日本の観客とは作品の嗜好が若干異なる結果となっています。


モーツァルト役はチョ・ジョンソク、キム・ジェウク、キム・ソンギュ(INFINITE)とトリプルキャストとなった『アマデウス』はチケット争奪戦必至の話題作。©Page 1

【2018年に見たい演劇は?】2018년에 보고 싶은 한국 연극은?
1位『アマデウス』(아마데우스)
2位『ネヴァー・ザ・シナー』(네버 더 시너)
3位『リチャード三世』(리처드 3세)
4位『ミザリー』(미저리)
5位『Bea』(비)

演劇は『アマデウス』ほぼ一択という結果に。有名キャストが名を連ねるだけに、改めて人気を実感しました。ミュージカルの欄に『アマデウス』と書かれていた方が多かったのですが(今回は演劇として集計しました)、歌を歌うかどうかよりも作品を(俳優を)とにかく見たい、というお気持ちの現れかと思いました。また、ミュージカルにはたくさんのタイトルをご記入いただいている方が、演劇で見たいものは「ない」もしくは無回答の方もかなりいらっしゃいました。
日本国内だとミュージカルよりも演劇ファンのほうが幅広くいらっしゃる印象があるのですが、やはり言葉の問題か……韓国で演劇までご覧になるのはハードルが高いようです。演劇のほうがチケットも安いし、多様な作品が見られると思うんですけどねぇ。。。

公演情報サイトのPlay DBStage Talkも共に、人気作家東野圭吾原作で、朗読公演も好評だった『ナミヤ雑貨店の奇跡』が期待作1位となっています。再演作ではStage Talkの調査で『カポネ・トリロジー』が1位となっています。


日本の観客にはダントツの1位を誇ったパク・ウンテさん主演の『ドクトル・ジバゴ』は2月27日よりシャーロッテシアターで開幕。©ODカンパニー

【好きな韓国舞台俳優は?】좋아하는 한국 배우는?
1位:パク・ウンテ(박은태)
2位:ホン・グァンホ(홍광호)
3位:オク・ジュヒョン(옥주현)
4位:チョン・ドンソク(전동석)
5位:チョ・ジョンソク(조정석)

好きな俳優も3名まで記入いただけるよう設定していましたが、おそらく韓国国内で人気投票したら結果が違うかも? と思いました。優先順位①の項目に最も多く名前が挙がっていたのがパク・ウンテさん。最近大作に次々と主演されていますが、日本の皆さんがどの作品でウンテさんに魅了されたのか? とても気になりました(『フランケンシュタイン』再演への期待度?)。そして、チョン・ドンソクさんの人気が高いのは、現在『ザ・ラスト・キス』が上演中であることと、過去に何度か日本でコンサートをされたことが大きいのかな? と思いました。また、女優さんの名前はほとんど挙がらなかったなか、オク・ジュヒョンさんが男優陣を抜いて3位というのはさすが。韓国ミュージカル界の女王の面目躍如です。

実は俳優部門は、歌手やアイドル出身俳優が上位に入るのでは? と予想していたのですが、兵役で活動休止中だったり、特に出演予定作がないときは大きく関心度が落ちるということが分かりました。K-POPファンの方が、もう少し舞台にも興味を持ってくだされば、韓国の公演界をさらに盛り上げることができるのではないでしょうか?

俳優に関しては、かなり票が割れてしまい、1票しか入らなかった方については、以下にお名前だけ紹介します。なかには筆者が名前を知らなかった俳優もいて、まだ無名の俳優を日本から応援されている、というその情熱に感服しました。

<グラフ掲載外の俳優(あいうえお順)>
イ・ジフン/イ・チャンヨン/イ・ドンファ/イ・ホウォン/イ・ユル/イム・ヒョンス/イム・へヨン/オ・マンソク/カン・ヨンソク/キム・ウヒョン/キム・ソヒョン/キム・ソンチョル/キム・チャンジョン/キム・チャンホ/キム・デヒョン/キム・ヨンチョル/クォン・ギジュン/クォン・ヨングク/コ・ウンソン/コ・フンジョン/コ・ヨンビン/シン・ソンウ/ソ・スンウォン/ソ・ヨンジュ/ソン・ヨンジン/ソンジェ/チェ・ウォンソプ/チェ・ミンチョル/チャ・ジヨン/チャン・ウナ/チャン・スンジョ/チュウォン/チョ・グォン/チョ・スンチャン/チョ・ソンユン/チョ・ヒョンギュン/チョ・プンレ/チョン・カフィ/チョン・ソンウ/チョン・テグン/チョン・ドンファ/チョン・ミド/パク・ジュンフィ/パク・ソングォン/パク・トンハ/パク・ハングン/パク・ミンソン/パク・ヨンス/ハン・ジュニョン/ピョン・ヨハン/ファン・チャンソン/ぺク・ヒョンフン/ユン・ジオン/ユン・ジュンサン/ユン・ソホ/ユン・ナム/リョウク/ルイス・チョイ


【今まで見た韓国舞台作品で良かったものは?】지금까지 본 공연 중 가장 사랑하는 작품은?
1位『フランケンシュタイン』(프랑켄슈타인)
2位『エリザベート』(엘리자벳)
3位『ジキル&ハイド』(지킬 앤 하이드)
4位『ファントム』(팬텀)
5位『レベッカ』(레베카)

上位は「2018年に見たい作品」とほぼ同じような結果となりました。大作ミュージカルは、人気俳優が出演し、セットや衣装も豪華なので、チケットはどうしても高くなりますが、そのぶん満足度も高いようです。日本から韓国に行かれる場合、多くの方が週末利用のケースが多いと思うのですが、限られたスケジュールの中で何を観るか? と考えると、未知の作品に挑戦するよりは、こういうセレクトにならざるを得ないのかもしれません。

俳優同様、良かった作品も投票はかなり割れました。1票のみの作品は以下の通りです。
演劇が1作も入ってなかったのはこれまた残念です。

<グラフ掲載外の作品(あいうえお順)>
30の頃に/愛は雨に乗って(サ・ビ・タ)/阿娘歌(アランガ)/イン・ザ・ハイツ/オー!キャロル/オール・シュック・アップ/キム・ジョンウク探し/共同警備区域JSA/ゴレゴレ/30の頃に/ジャック・ザ・リッパー/スウィーニー・トッド/ストーリー・オブ・マイライフ/砂時計/洗濯(パルレ)/ドリアン・グレイ/ナポレオン/ファリネッリ/僕とナターシャと白いロバ/マイ・スケアリー・ガール/マタ・ハリ/マディソン郡の橋/モンテクリスト/ラフマニノフ/ルドルフ/忘れられた顔1895/私の愛 私の花嫁

今回は150名ほどの方にご回答いただきました。改めてアンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました。今後もまた機会を見て、このようなアンケートを実施してみたいと思っています。
その際はご協力をお願い致します。

文:さいきいずみ(韓劇.com)

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[MUSICAL]キム・ジュンス&パク・ウンテ主演!『ドリアン・グレイ』9月上演

[MUSICAL]キム・ジュンス&パク・ウンテ主演!『ドリアン・グレイ』9月上演

 

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ドリアン・グレイ役のキム・ジュンス(左)とヘンリー・ウォットン役のパク・ウンテ

JYJなどが所属するCJeSカルチャーが、初の創作ミュージカル制作に挑むミュージカル『ドリアン・グレイ』の主人公を発表。キム・ジュンスとパク・ウンテの主演が発表された。

19世紀末に活躍した詩人、劇作家、作家であるオスカー・ワイルド唯一の長編小説「ドリアン・グレイの肖像」を原作にした創作ミュージカル『ドリアン・グレイ』は、若く美しい貴族の青年ドリアンが、自身の肖像画と魂を入れ替えて、永遠の若さを得ることで巻き起こる物語を退廃的かつ劇的につづる。日本では宝塚や、男優がすべての配役を演じる劇団Studio Lifeで上演歴があり、昨年、ジャニーズ事務所所属の中山優馬主演舞台も上演されている。

CJeSカルチャーが初めて創作ミュージカルを手掛けるとあって、そのキャストに注目が集まっていたが、ファンの期待通り主人公のドリアン・グレイ役にはキム・ジュンスが確定した。また、ドリアンと共に物語の主軸となるヘンリー・ウォットン役は『フランケンシュタイン』『ジーザス・クライスト・スーパースター』などでトップミュージカル俳優の地位を確立したパク・ウンテが引き受けた。2010年『モーツァルト!』にともに主演し、ミュージカル俳優として着実な歩みを続けてきた二人が、それぞれの役柄を単独で演じるとあって、観客には悩ましいほどの豪華すぎる公演となりそうだ。

2016doriangraykjs2キム・ジュンスが演じるドリアンは、究極の美しさをもちながら善と悪が共存するキャラクターで、原作小説よりも立体的かつ強烈な存在として描かれるとのこと。演出のイ・ジナは「美しさの象徴であるドリアンは、快楽と本能を追及しつつも、人生に対する情熱をもち探求を続け、常に話題の中心にいる人物。キム・ジュンスを除いては他の適役を思いつかない」と絶賛している。キム・ジュンスは『ドラキュラ』終了後もコンサートツアーをこなし、5月にはニューアルバムの発売も控えるなど殺人的なスケジュールをこなしながらも、ドリアンのキャラクターに魅了され、出演を決めたという。

2016doriangraypet2そして、パク・ウンテはヘンリー卿役で大胆なイメージチェンジをはかる予定だ。ドリアンの肖像画を描いた画家バジルの友人で、ドリアンを背徳の世界に誘うヘンリーは、鋭い観察力とスキのない知性をもったキャラクターとのこと。今回初めてCJeSカルチャー制作作品に参加することになったパク・ウンテは「一緒に素晴らしい作品を作れることになり光栄です。肖像画を通してドリアンの内面を見つめるというのが斬新で魅力を感じました。ヘンリー役を通して観客の皆さんに新しい姿をお見せしたいです」と所感を伝えている。

ミュージカル『ドリアン・グレイ』は、演出に『ジーザス・クライスト・スーパースター』『光化門恋歌』のイ・ジナ、脚本は『モビーディック』や演劇『地球を守れ!』を手掛けた舞台プロデューサーのチョ・ヨンシン、作曲は『私の心のオルガン』で韓国ミュージカル大賞作曲賞を受賞し、多数の大型ライセンスミュージカルで音楽監督を務めてきたキム・ムンジョンと、韓国最高の制作陣を集結させた。さらに、近年はミュージカル『ディセンバー』や演劇『オールド・ウィキッド・ソング』などの舞台制作にも乗り出している映画制作会社NEWが投資に参加し、一層スケールの大きな舞台を披露することになりそうだ。

ミュージカル『ドリアン・グレイ』は、京畿道城南(ソンナム)市に位置する、城南アートセンター・オペラハウスで9月開幕予定だ。


2016doriangrayposter【公演情報】
ミュージカル『ドリアン・グレイ』(도리안 그레이)
2016年9月 城南アートセンター オペラハウス(京畿道・城南市)

<出演>
●ドリアン・グレイ役:キム・ジュンス
●ヘンリー・ウォットン役:パク・ウンテ

演出:イ・ジナ/脚本:チョ・ヨンシン/作曲・音楽監督:キム・ムンジョン

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[MUSICAL]神か救世主か……究極のロックオペラが堂々の帰還『ジーザス・クライスト・スーパースター』開幕

[MUSICAL]神か救世主か……究極のロックオペラが堂々の帰還『ジーザス・クライスト・スーパースター』開幕

 

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イ・ジナ演出家

イエス・キリスト(=ジーザス)の最後の7日間を壮大なロックオペラスタイルで作り上げたミュージカル『ジーザス・クライスト・スーパースター』が2年ぶりに再演され、6月9日メディアコールが行われた。
2013年公演の制作陣、そして主人公ジーザス役にはマイケル・リーとパク・ウンテの2トップを維持しながらさらにアップグレードを図った待望の再演とあって、多数のメディアが会見に参加し、期待の大きさを伺わせた。

メディアコールでは冒頭から演出家のイ・ジナが試演する楽曲&シーンごとにすべて解説をつけるというスペシャルなものに。「私は無神論者ですが、誰も到達することができないほどのスーパースターになったイエスという人物に興味を持ちました」と語る演出家は、自ら「ファン心(팬심)」と表現していたが、もともとこの作品が好きだったというだけあって、熱のこもった解説からは作品に対する愛着が伝わってくるようだった。

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ジーザス役のパク・ウンテ(左)とマイケル・リー

1971年に初演し、半世紀近くの歴史をもつ作品だけに、これまで世界各国でさまざまなキャスト、ヴァージョンにより上演され、原作者たちもその変化を楽しんでいるという。イ・ジナ演出家は「初演からアンチキリストだ、神への冒涜だとも言われているが、最近は映画『ザ・パッション・オブ・クライスト』などイエスについての多様なファクションが生まれている。いくら原作が素晴らしくても、現代でそのまま上演するには隔たりがあると考えた。イエスとユダの関係を同性愛的に解釈する面白味も加え、原作よりも大幅に脚色し、強いイメージの作品に作り上げた」という。また砂漠のような独特のセットを取り入れているが、これは映画『スターウォーズ』シリーズに出てくるイメージがベースになっているという。「地球ではない他の惑星、もしくは人類が滅亡した後の世界に新しい人類が誕生し、人間の葛藤や救世主(メシア)についての物語のため、このような背景を用いた」と解説していた。

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(写真左から)ユダ役のユン・ヒョンリョル、ハン・チサン、チェ・ジェリム

ジーザス役、マイケル・リーとパク・ウンテをWキャストでトップに据え、ユダ役で俳優として大きく飛躍したハン・チサンなど2013年公演で人気を博した男優3人は再び舞台に上がった。「この作品の最大の魅力は音楽。難しい曲も多いので、何よりも歌唱力を重視してキャスティングした」というイ・ジナ演出家は、ジーザスと対をなすユダ役の新キャストにユン・ヒョンリョルとチェ・ジェリムという歌唱力は申し分ない2人を選んだ。特にチェ・ジェリムについては「今回の再演のために準備した切り札だ」と太鼓判を押していた。

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(写真左から)マリア役のチャン・ウナ、イ・ヨンミ、ハム・ヨンジ

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ヘロデ役のキム・ヨンジュ

苦悩するジーザスにとって唯一の癒しとなるマリア役には、2013年公演でも同役を演じたチャン・ウナに加え、ベテランのイ・ヨンミとデビュー2作目となる新人のハム・ヨンジが演じる。なかでもマリア役の切り札と言えば、イ・ヨンミだろう。イ・ジナ演出家は「長い間いろんな作品を一緒に作ってきたが、昨年出産して母親となり新しいエネルギーを出せると感じた。彼女が舞台に重厚感を与えてくれるだろうという期待感もあって推薦した」と出演の裏話も披露した。

そして最大のサプライズキャストがヘロデ役のキム・ヨンジュの出演だ。2年前には2AMのチョ・グォンら男優が演じ、原作はもちろん海外の公演でも過去に女優がこの役を演じたことはなかった。イ・ジナ演出家は「以前にも『TAAL(탈=面)』という作品で女優に男性の役を演じさせたことがあって、このようなチャレンジは以前からよくやっている。ヘロデを男か女か分からないような存在にしてみたくて、独特の雰囲気をもつキム・ヨンジュさんにお願いした。前回が幼い王子のようなイメージだったとすれば、今回はどっしりとしたグロテスクなキャラクターになっている」と世界初の女性版ヘロデに自信を見せていた。

他のミュージカルとは一線を画する世界観と怒涛のロックサウンドは今回も健在。さまざまな“切り札”を揃えて、新たな醍醐味も十分に用意された『ジーザス・クライスト・スーパースター』は、9月9日まで上演される。
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jcsp【公演情報】
ミュージカル『ジーザス・クライスト・スーパースター』
2015年6月12日~9月13日 シャーロッテシアター
出演:マイケル・リー、パク・ウンテ、ハン・チサン、ユン・ヒョンリョル、チェ・ジェリム、イ・ヨンミ、チャン・ウナ、ハム・ヨンジ、キム・テハン、チ・ヒョンジュン、キム・ヨンジュ

演出:イ・ジナ/音楽スーパーバイザー:チョン・ジェイル/音楽監督:キム・ソンス/舞台デザイン:オ・ピリョン/衣装デザイン:ハン・ジョンイム

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[MUSICAL]マイケル×ウンテ ジーザス再び!『ジーザス・クライスト・スーパースター』キャスト発表!

[MUSICAL]マイケル×ウンテ ジーザス再び!『ジーザス・クライスト・スーパースター』キャスト発表!

 

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ジーザス役のパク・ウンテ(左)とマイケル・リー

『オペラ座の怪人』『キャッツ』のアンドリュー・ロイド・ウェバーと『アイーダ』『ライオン・キング』のティム・ライスという説明不要の巨匠たちが70年代に生み出したロック・ミュージカル『ジーザス・クライスト・スーパースター』。2013年、韓国ミュージカル界に旋風を巻き起こし、次世代スターを生んだ作品が2年ぶりに再演。豪華キャストが公開された。

民に崇められながらも、一人の人間として葛藤するジーザス役は2013年に同役を演じたマイケル・リーとパク・ウンテが務める。
マイケル・リーは、母国アメリカでは本作に400回以上出演してきただけあって、2013年公演で見せたパワフルな歌唱力と神々しいまでのカリスマ性は観客に衝撃を与えた。以降、現在に至るまで彼が韓国に拠点を移し、精力的に活動するきっかけとなった作品だけに、一段とグレードアップした姿を見せてくれそうだ。
対するパク・ウンテも俳優としてエポックメイキングとなった作品に再降臨する。彼曰く「作品に向かう意識が変わった」という本作では、繊細で悩めるジーザスの姿を体現して喝采を浴びていた。2013年公演以降『モーツァルト!』『フランケンシュタイン』そして『ジキル&ハイド』まで、1作ごとに逞しさを身に着けている彼が、改めてどんなジーザスを見せてくれるのか楽しみだ。

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(写真左から)ユダ役のハン・チサン、ユン・ヒョンリョル、チェ・ジェリム

一方、ジーザスを尊敬しながらも、その存在に失望し、破滅の道に突き進むユダ役にはハン・チサン、ユン・ヒョンリョル、チェ・ジェリムの3人が起用された。
前回の公演で、ジーザス役と両翼を担う人気を博したユダ役のなかでも、圧倒的な歌唱力で観客を沸かせたハン・チサンは約1年ぶりの舞台出演となる。ドラマ『バラ色の恋人たち』へのレギュラー出演など、近年は活動の幅を広げているなかで、満を持して再びユダ役を演じるとあって、さらなる注目を集めそうだ。
次に新ユダ役の一人となったユン・ヒョンリョルは『マリー・アントワネット』『アガサ』など、近年話題作にこの人アリ、と言えるほど、多彩な活躍を続けている。ヒールが上手い彼がどんなユダを見せてくれるのか期待が膨らむ。そして注目はもう一人の新ユダ役、チェ・ジェリム。日本版『レ・ミゼラブル』に出演するヤン・ジュンモが昨年初演出したオペラ『リタ』で、オペラ歌手顔負けの歌唱力が話題となっていた。過去には『ネクスト・トゥ・ノーマル』『スプリング・アウェイクニング』などに出演してきた彼が、新たな挑戦となるユダ役でどう化けるか注目したい。

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(写真左から)マリア役のイ・ヨンミ、チャン・ウナ、ハム・ヨンジ

ジーザスを慕い、苦悩する彼にひとときの安らぎを与えるマリア役には前回の公演でも同役を演じたチャン・ウナと、初挑戦となるイ・ヨンミ、ハム・ヨンジが挑む。なかでも『ラ・マンチャの男』『ヘドウィグ』など多数のミュージカルに出演してきたハスキーな声が魅力のイ・ヨンミは、元々はロックボーカリスト。昨年結婚、出産したことでマリアの豊かな母性を体現してくれそうだ。また、ハム・ヨンジはかつてYouTubeに投稿した映像がきっかけで天才ミュージカル少女と呼ばれていた逸材。『風と共に去りぬ』でスカーレット・オハラ役のオルタネートとしてデビューを果たした彼女が本格的にマリア役のキャストの一人として名を連ねることになる。

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(写真左から)ピラート将軍役のキム・テハンとチ・ヒョンジュンと、 ヘロデ役のキム・ヨンジュ

そのほか、ジーザスに引導を渡すピラート総督役にはキム・テハンとチ・ヒョンジュンが引き続き出演。また、2013年公演では男優が演じていたヘロデ王役を『ウィキッド』のマダム・モリブル、『マリー・アントワネット』のローズ・ベルタン役などで知られるベテラン女優、キム・ヨンジュが挑むというサプライズキャスティングも。煌びやかで突き抜けたキャラクターが上手い彼女だけに新しいヘロデを見せてくれそうだ。

演出はイ・ジナ、音楽スーパーバイザーにはミュージシャンのチョン・ジェイルと、前回の制作陣がそのまま再登板してさらなるグレードアップが期待される。6月公演分の第1次チケットは4月9日(木)午後2時より発売。4月30日までの購入で、韓国BCカードの決済限定だが30%OFFの初期購入割引が適用される。

jcsp【公演情報】
ミュージカル『ジーザス・クライスト・スーパースター』
2015年6月12日~9月13日 シャーロッテシアター
出演:マイケル・リー、パク・ウンテ、ハン・チサン、ユン・ヒョンリョル、チェ・ジェリム、イ・ヨンミ、チャン・ウナ、ハム・ヨンジ、キム・テハン、チ・ヒョンジュン、キム・ヨンジュ

演出:イ・ジナ、音楽スーパーバイザー:チョン・ジェイル、舞台デザイン:オ・ピリョン、衣装デザイン:ハン・ジョンイム

[PHOTO]ミュージカル『モーツァルト!』公式舞台写真

 

ミュージカル『モーツァルト!』
2014年6月11日~8月3日 世宗文化会館 大劇場
●モーツァルト役:イム・テギョン、パク・ウンテ、パク・ヒョシン
●コンスタンツェ役:キム・ソヒャン、イム・ジョンヒ、チョン・ジェウン
●コロレド役:ミン・ヨンギ、キム・スヒョン
●父・レオポルド役:パク・チョロ、イ・ジョンヨル
●ヴァルトシュテッテン男爵夫人:シン・ヨンスク、チャ・ジヨン
●ナンネール役:ペ・ヘソン、イム・ガンヒ

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[MUSICAL]100%新しい!?『モーツァルト!』に期待!稽古場公開

[MUSICAL]100%新しい!?『モーツァルト!』に期待!稽古場公開

 

 

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DSC_0155今年で4回目の上演となるミュージカル『モーツァルト!』の稽古場公開が5月27日に行われた。今年は、過去3回の公演でヴォルフガング(モーツァルト)を演じてきたイム・テギョンとパク・ウンテに加え、昨年『エリザベート』でトート(死)役に挑み絶賛された歌手のパク・ヒョシンが加わり、歌唱力とチケットパワーを併せ持つ強力なヴォルフガングが揃った。さらに 「All New Mozart!」のキャッチフレーズで、演出、セット、衣装などすべてが大幅にリニューアルされるとあって、今夏韓国ミュージカル界で最も期待されている作品となっている。

DSC_0197稽古場公開では約1時間にわたりハイライトシーンを上演。イム・テギョンによる「僕こそ音楽(나는 나는 음악)」、パク・ヒョシンによる「愛していれば分かり合える(사랑하면 서로를 알 수가 있어)」、パク・ウンテによる「影を逃れて(내 운명 피하고 싶어)」など、代表的なナンバーを中心に9曲が披露された。

今年から演出家も代わり、過去に韓国で『スウィーニー・トッド』や『バンジージャンプする』を手掛けたエイドリアン・オズモンドが担当。「新曲や新しいエピソードを追加して、より明確にストーリーを伝えられるよう努力している」そうで、『モーツァルト!』のトレードマークになっている赤いコート以外にも、ヴォルフガングが家族から離脱してウイーンに向かう際には、彼自身の個性を表現するための大胆な衣装が新たに登場するそうだ。

DSC_0216「『モーツァルト!』はどの作品よりも難しい」というパク・ウンテは「今年は100%変わったと言ってもいいくらい。演じる側から見ても変わったと感じるので、これが初演だと思ってもらってもいいです」と語り、イム・テギョンは「一見同じ歌詞のようでも助詞などが違う部分がとても多いので、僕とウンテはヒョシンが羨ましい(笑) 頭を切り替えて新しい歌詞を覚えようとしても、身体が覚えているんです。より一層練習するしかなくて大変だけど、とても期待しています」と、新しい演出への苦労も覗かせた。
一方『モーツァルト!』初挑戦のパク・ヒョシンは「モーツァルトという世界的ミュージシャンに、現役ミュージシャンである自分が演じられることが光栄です。ウンテさんもテギョンさんもそれぞれが持っている感情や性格でキャラクターを創り出しているので、僕もそれを一生懸命見て、学びながら僕だけのモーツァルトをお見せしたいです」と、意欲を見せた。

DSC_0092音楽監督のキム・ムンジョン曰く、3人のヴォルフガングのイメージについて、パク・ウンテは“自由”、イム・テギョンは“繊細”、パク・ヒョシンは“純粋”と表現し、それぞれの個性を生かした多様性が2014年版『モーツァルト!』の魅力だと語った。
過去の公演を見た人も新鮮に感じられるはずのさまざまな新機軸が用意されている『モーツァルト!』は6月14日から開幕する。

DSC_0319⇒『モーツァルト!』稽古場公開 Facebookフォトギャラリー

■公演情報■

ミュージカル『モーツァルト!』 ⇒公式サイト
6月14日~8月3日 世宗文化会館大劇場
出演:イム・テギョン、パク・ウンテ、パク・ヒョシン、キム・ソヒャン、イム・ジョンヒ、チョン・ジェウン、ミン・ヨンギ、キム・スヒョン、パク・チョロ、イ・ジョンヨル、シン・ヨンスク、チャ・ジヨン、ペ・ヘソン、イム・ガンヒ、ファン・マニクほか

[SPECIAL INTERVIEW]パク・ウンテ<後編>

[SPECIAL INTERVIEW]パク・ウンテ<後編>

 

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現在ミュージカル「フランケンシュタイン」で“美しすぎる怪物”を演じて、各方面から絶賛の嵐! ミュージカル俳優として一段とグレードアップした姿を私たちに披露しているパク・ウンテさん。
長らくお待たせしました! インタビュー後編は、これまでの出演作を振り返るセルフバイオグラフィーと4月26日から開催されるコンサート「MUSIC MUSEUM」について語ってもらいました。

*      *      *

●ウンテさんは当初歌手を目指していたと伺っています。ミュージカルに出演するきっかけは何だったのでしょうか?
「2007年に劇団四季が韓国で『ライオン・キング』を初めて上演したときに公開オーディションでアンサンブルに合格したんです。“男5番”という役でミュージカルを始めました。その時はミュージカル俳優になるのが夢ではなかったんです。夢だなんて言うのも恐れ多いくらいで歌をやりたくても活動できる場所がなかったんです。2006年から声楽の勉強を初めてもう8年目になりますけど、当時は歌のクオリティがまだまだだったってことでしょうね。それで歌が歌える仕事を探して、『ライオン・キング』のオーディションを受けたので、このときが初めて受けたオーディションでした。幸運にも演技、ダンス、歌と別々にオーディションがあったんですよ。演技もダンスも上手くできないけど、歌に長所を見出してもらって、僕を選んでくださったんです。本当に運が良かったですね」

8L6B3443a●初めて舞台に立った時の感触はいかがでしたか?
「とにかくミュージカルのミュの字も知らずに始めたので、とても幸せでした。悩んだり考える余裕もないくらいだったけど、毎回見に来てくださるような方も何人かいらっしゃったし。それと最初に劇団四季の日本の俳優の方からはアンサンブルでも自負心と責任感をもつということを教えていただけたのが、ミュージカルを始めた僕にとってはとても良い導きになったと思います」

●これまでさまざまな話題作に出演されてきましたが、なかでも「ノートルダム・ド・パリ」のグランゴワール役(07~09年に出演)はいまだに“歴代最高のグランゴワール”という声をよく聞きます。
「あら、褒めすぎでしょう、それは(笑)。また出演できるといいですよね。『ライオン・キング』が僕とミュージカルの世界との縁結びになった作品だとしたら、僕にとって最初のターニングポイントになったのが『ノートルダム・ド・パリ』です。僕のソロがあって、僕の名前が知られるようになった作品です。この時にファンクラブが出来て、今も会員でいてくださる方々がたくさんいらっしゃるんですよ。当時はアンサンブルから助演になって、何も分からない恐怖心もあってアワアワしたまま過ぎていったような感じでした」

●次のターニングポイントといえばやはり『モーツァルト!』ですか?
「そうですね。パク・ウンテという俳優が初めて(大舞台の)主人公という席に就いた作品です。初日の舞台に立ったときは“感激”でしたね。でも開幕前はとても困難なことが多かったんです。キム・ジュンスさん、イム・テギョンさん、パク・コニョンさんと凄い顔ぶれが並ぶなかでの出演でした。僕の出演回数は多くなかったけど、約3000席もある韓国で一番大きい劇場である世宗文化会館では僕がコケたら1回の公演だけでも制作会社にとっては大きな損害になる危険性がありました。周りには躊躇したり心配する方もいたんですけど、それでも会社の代表が出演する機会をくださったんです。幸いに初演がうまくいって、本当にありがたかったです。主演することに対しての自信にもなりました」

●「モーツァルト!」初演はキム・ジュンスさんが初めてミュージカルに挑戦した作品でもありますが、その時に一番力になってあげたのがウンテさんだったというのは有名なエピソードですね。
「そうやって言ってくれるのは有難いですよね(照れ笑い)。でもジュンスさんが元々とても良い方で、すごく上手だったんですよ。もちろん彼は僕より若いし、ミュージカル俳優としては僕が先輩にあたりますが、舞台に立つという意味では僕よりも遥かに多くの数をこなしてきた人ですから、僕が助けなくても上手くやっていたと思います。あのときは他のスケジュールが入っていてあまり稽古に参加できないような状態だったんです。それで僕が稽古したことを見せてあげたり、演出家の先生はこういう風におっしゃっていた、というような話をしたことが彼にとって助けになった、ということだと思います。ジュンスさんも僕も主演は初めてで緊張していた状態でしたし、お互いの為になったような気がします」

8L6B3418a●そして昨年主演された『ジーザス・クライスト=スーパースター』は本当に素晴らしかったです。
「僕の3番目のターニングポイントになりました。舞台へ向かう姿勢が変わった作品です。以前は、舞台でどうやってパフォーマンスをお見せするか? というところへの悩みが多かったとしたら、『ジーザス~』を通じて作品に完全に嵌る自分を発見したというか、どう見せるかということよりも俳優としていかに真情性(率直な誠実さ)があるように演じるか、という視点が生まれた気がします」

●ジーザスはこれまで演じてこられた役柄とはまったく違いましたよね。
「そうですね、演出家のイ・ジナ先生がたくさん助けてくださったのですが、“ジーザスは何かをしてを表現するのではなく、何もしなくても表現していなくてはならない”と。客席にいる方々が“あの人は内面に孤独がある”と感じられるような方法を追及するように言われて、はじめはどうしたらいいか分からなくて……。で、この時に分かったんですよ。“あ~心に真情性があれば表現できるんだな、何かをしようとするんじゃなくて(役やその状況に)集中すればするほど、観客の皆さんに伝わるんだなということが。それがこれから僕の俳優人生はこういう方向に発展していかなければいけないんだな、ということも気づかせてくれた作品でした」

●昨年、ファンクラブ主宰のファンミーティングでは「また出演したい」とおっしゃっていました。
「うん、演りたいですけどね。でも俳優って自分がやりたいって言ってもできるもんじゃないんですよ。演りたいけど、縁というか、運を天に任せるというか(笑)。また僕とマイケル(・リー)兄さんも一緒に出来たらいいですね」

●これら3作以外に記憶に残っている作品はありますか?
「『蜘蛛女のキス』ですね」

●公演当時とても評判になった作品でした。今後は「蜘蛛女のキス」のような演劇には出演しないのですか?
「舞台に立つ人間としてはやらなくてはいけないと思います。演劇の舞台に立てば演技力がつくと言いますし、『蜘蛛女のキス』に出演したときもいろんないい経験を積めたので、いつか機会があればまた小劇場演劇やミュージカルにも出演したいです。客席から舞台が遠ければ遠いほど歌をしっかりと、近ければ近いほど自然でリアリティある演技をしなくてはいけないですからね」

●さて、4月に日本で初めてコンサートに出演されるわけですが、日本には一度ミュージカルを見に行かれたことがありましたよね。
「井上芳雄さんの『ルドルフ~ザ・ラスト・キス~』を2012年に見に行きました。韓国で『皇太子ルドルフ』を上演する前だったので、勉強のために。だから今回が本当に初めて日本の舞台に立つコンサートですね」

●日本版の「ルドルフ」をご覧になったときはどうでしたか?
「す~~っごく良かったし、面白かったです。舞台に立つ俳優さんたちの実力にも驚いたし。日本のミュージカルはとても繊細な感じが良かったです。オーストリア版の映像を見てから日本に行ったんですけど、井上(芳雄)さんの繊細な演技とか音楽的にもたくさんのことを学べました。もちろん僕は日本語が分からないので、アクションやニュアンス、手や足さばきなど全体のイメージでしか掴めなかったけど、感情的な部分までしっかりと伝わってきました。ルドルフ役を演じるにあたって、僕もそういう感情や表現力を身に着けなければいけない、と感じました。音楽も歌も完成度が高くて、『僕もこれくらいちゃんと歌えるかな?』と心配になったほどです」

8L6B3572a●それから約2年を経て、今回「MUSIC MUSEUM」に出演を決めた理由は?
「僕を見るために韓国まで足を運んで下さる日本のファンの皆さんにいつもすごく感謝しているんです。韓流スターに比べたら、それほど多くの方ではありませんが、繰り返し韓国に来てくださるのが最初は大きな衝撃でした。自分が役者という立場ではなく、個人的に日本とかアメリカとか、外国に俳優を見に行くとしたら大きな決心が必要だし、準備する時間も必要ですよね? それくらい僕に関心と愛を注いでくださることに対して有難く思っていることを伝えたくて、僕が日本に行けたらいいなとずっと思っていて……。今回のような機会を得て、皆さんの応援に応えられたら。そして僕をまだ知らない方には自己紹介になればいいなと思ったんです」

 

●日本のファンの皆さんもとても楽しみにしていらっしゃいますよ。
「いまから本当にワクワクしています。でももし僕がダメだと韓国のミュージカル俳優全体が悪く思われるかもしれないけど(笑)、そういう看板を背負って行くというよりも、韓国ミュージカル俳優の“良い部分”を少しでも多くお見せできるようにしたいです。期待とワクワク感、不安感が同時にありますね」

●関係者もたくさん見にいらっしゃるのでは?(笑)
「気楽に行きたいので、本当はあまり見にいらっしゃらないといいけど……(笑)。実はそういうお話は日本のスタッフの方からも伺ったんですけど、僕はどうしたらいいでしょ?(笑)。なので、すごくプレッシャーもありますけどね」

●どんな曲を歌う予定ですか?
「(取材の時点では)まだいま調整しているところで、具体的には言えないんですけど(坂元)健児さん、(新妻)聖子さんと歌うデュエット曲もあるし、ソロで歌う曲は今まで僕が出演してきた作品のなかから歌う予定です」

●うわ~!めちゃくちゃ期待できそうですね!
「いやいや、あまり期待しないでいてくださると有難い(笑)。期待が大きいと失望も大きいでしょ? 期待せずに見ると『わー良かった!』となるかもしれないけど、期待がこんなに(と言いながら両手を広げる)大きかったらとんでもないことに……(笑)。
日本で『ルドルフ』を見たときは残念ながらその時は(坂元)健児さんや(新妻)聖子さんの舞台を見れなかったし、他に日本の作品をいろいろと見たわけでもないので、日本の俳優さんたちがどんな歌をどう歌われるのかも楽しみで、僕自身が見てみたいんです」

 *      *      *

いつお会いしても誠実で、素敵な笑顔に優しいお人柄がにじみ出ているウンテさん。筆者の下手な韓国語にも我慢強く耳を傾け、分かり易い言葉でゆっくりと話す気遣いまで見せてくださり、感謝、感謝のインタビューでした。
約2週間後に迫った「MUSIC MUSEUM」でウンテさんがついに日本にいらっしゃいます! このタイミングでウンテさんの歌を日本で聴けるのは本当に奇跡的!!! 期待しないでと言われても期待するしかありません!(笑)。日本の皆さんには万難を排して駆けつけていただきたいと思います。これからもコンサートなどで日本のファンの方にお会いする機会をもっと作りたいとおっしゃっていたので、皆さん、今後の展開も楽しみにしていてくださいね!

■「MUSIC MUSEUM」 ⇒公式サイト
4月26日(土)~28日(月) AiiA Theater Tokyo(全4回公演)
出演:新妻聖子、坂元健児
岡田亮輔、内藤大希、岡村さやか、佐野まゆ香
スペシャルゲスト:パク・ウンテ

⇒インタビュー前編を読む