チョン・ソンウ

[MUSICAL]チョン・ソンウ、カン・ヨンソク主演『ブラック メリー・ポピンズ』2年ぶりに再演

[MUSICAL]チョン・ソンウ、カン・ヨンソク主演『ブラック メリー・ポピンズ』2年ぶりに再演

 

(上段左から)イ・ギョンス、エノク、キム・ドビン、チョン・ソンウ (中段左から)カン・ヨンソク、チョン・ギョンス、ソン・サンウン、アン・ウンジン (下段左から)イ・スンウォン、パク・ジョンウォン、チョン・ヘソン、キム・ギョンファ

(上段左から)イ・ギョンス、エノク、キム・ドビン、チョン・ソンウ (中段左から)カン・ヨンソク、チョン・ギョンス、ソン・サンウン、アン・ウンジン (下段左から)イ・スンウォン、パク・ジョンウォン、チョン・ヘソン、キム・ギョンファ

今年、中川翔子、小西遼生らの出演で2度目の日本版が上演されたことも記憶に新しい、ミュージカル『ブラック メリー・ポピンズ』が約2年ぶりに再演される。

物語の舞台は1920年代のドイツ。著名な心理学者グラチェン・シュワルツ博士の邸宅で火災が起き、博士の養子たち4人は乳母のメリー・シュミットによって救出されるが、メリーはその後失踪してしまう。博士の死去により、4人の養子たちははそれぞれに新たな家庭に引き取られ、平穏に暮らしていた。しかし12年後、4人に博士から謎の手紙が届き、再会したことで、秘められていた真実が明らかになっていく。

12年前の謎を執拗に暴こうとする長男で、アルコール中毒の弁護士ハンス役は、オペラ『リタ』の主演が好評だったイ・ギョンスと、『ブロードウェイ42番街』では華麗なタップダンスを披露して注目を浴びたエノク、『国境の南側』『遊び』などに出演したソウル芸術団団員のキム・ドビンが演じる。

一見、自由奔放に見えるが、孤独を抱えている芸術家の次男ヘルマン役には『エレファント・ソング』『M.Butterfly』などヒット作に次々と主演、2012年の初演でも同役を演じたチョン・ソンウと、『スリル・ミー』『ママ、ドント・クライ』などで大学路のニュースターとして頭角を現しているカン・ヨンソクが演じる。特に、今回の再演では、長男ハンスが物語をけん引していたこれまでのバージョンと違い、次男ヘルマン中心のストーリーとなるということで、人気のイケメン俳優二人が、どのようにストーリーを展開していくのか注目が集まっている。

4兄妹唯一の女性であり、兄弟たち皆に愛されているアンナ役には演劇『フランケンシュタイン』『メロドラマ』『サイレニア』などの話題作で存在感を見せてきたチョン・ギョンス、『レベッカ』『あの日々』などの大劇場作品でも透明感あふれる歌声を聞かせてきたソン・サンウンと、ミュージカル『無限動力』や演劇『尻尾島の話』などで新人ながら確かな演技力を見せていたアン・ウンジンが演じる。

そして、パニック障害と言語障害がある末っ子のヨーナス役には『ドラキュラ』『スウィーニー・トッド』などの大劇場ミュージカルで“シーンスティーラー”と呼ばれたイ・スンウォンと、『女神さまが見ている』『思春期』『望ましい青少年』などで、青春の危うさを体現していたパク・ジョンウォンが演じる。

最後に、4兄妹の秘密を握る、ベビーシッターのメリー役は『ヘドウィグ』『風月主』などで爆発的な歌唱力を聞かせてきたチョン・ヘソンと、かつて『グリース』『オオカミの誘惑』などで活躍したキム・ギョンファが5年ぶりに復帰する。

4回目の再演にあたり、ヘルマンを中心に進行するという新機軸で新旧ファンの関心を集める『ブラック メリー・ポピンズ』は、10月13日から大学路TOMの1館で開幕。1次チケットは9月23日から発売開始される。


【公演情報】
ミュージカル『ブラック・メリー・ポピンズ』(블랙메리포핀스)
2016年10月13日~ 大学路TOM1館

<出演>
●ハンス役:イ・ギョンス、エノク、キム・ドビン
●ヘルマン役:チョン・ソンウ、カン・ヨンソク
●アンナ役:チョン・ギョンス、ソン・サンウン、アン・ウンジン
●ヨーナス役:イ・スンウォン、パク・ジョンウォン
●メリー役:チョン・ヘソン、キム・ギョンファ

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[PLAY]アップグレードして再演『エレファント・ソング』開幕!

[PLAY]アップグレードして再演『エレファント・ソング』開幕!

 

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グリーンバーグ医師役のコ・ヨンビン(左)と患者マイケル役のパク・ウンソク

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今回マイケル役に初挑戦となったチョン・ソンウ

豪華キャストを迎えて再演を果たした演劇『エレファント・ソング』が開幕し、プレスコールが行われた。

ある精神病院を舞台に、精神科医ローレンスの失踪事件をめぐり、病院長のグリーンバーグが、ローレンスの最後の目撃者となる入院患者の青年マイケルから、手掛かりを引き出そうとするスリリングな会話劇。グザヴィエ・ドラン主演の同名映画が日本では知られているが、本作はもともと戯曲を原作にしており、2004年にカナダで初演後、10年以上にわたり世界各国で上演されている作品だ。

プレスコールでは、青年マイケル役がパク・ウンソク、チョン・ウォニョン、チョン・ソンウのトリプルキャスト。医師グリーンバーグ役と看護師ピーターソン役はWキャストということで、場面の切り替え時に各キャストが入れ替わり、全員が登場して全幕試演が行われた。

マイケル役の3人のなかで、今回が初挑戦となるチョン・ソンウは、『夜中に犬に起きた奇妙な事件』『女神さまが見ている』などで、繊細かつ精神的に不安定な少年を演じてきただけに、危うさとはかなさを併せ持ったキャラクターを良く表現していた。また、初演からマイケルを演じているパク・ウンソクとチョン・ウォニョンもそれぞれの持ち味を生かし、安定した演技を披露していた。

また、グリーンバーグ医師役の二人はともに今回が初めてながら、スタイリッシュかつクールに演じるコ・ヨンビンに対し、厳格かつダンディなイ・ソクジュンと、対照的なグリーンバーグ像を見せていた。マイケルの母親代わりとなる看護婦ピーターソン役のチョン・ジェウンとコ・スヒも、登場シーンは少ないながらも抜群の存在感を見せていた。普段他の作品では主役を張る二人だけに、名女優たちが今回もかなり贅沢な使い方をされているのは多少惜しいところだ。

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マイケル役チョン・ウォニョン(左)とグリーンバーグ医師役のイ・ソクジュン

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マイケル役のパク・ウンソク(左)と看護師ピーターソン役のコ・スヒ

演出家のキム・ジホがプレスリリースを通して「基本的な芝居のコンセプト自体は変わらないが、ニュープロダクションと言っても過言ではないほど多くの部分が変わった」とコメントを出していたが、セットデザインは大きく変わったものの、ストーリー展開自体にはさほど大きな変化は見られなかった。しかし「グリーンバーグ博士、マイケル、ピーターソン看護師と、三人の関係性をより浮かび上がらせる」と予告していたとおり、部分的にストーリーや動線を整理し、より見やすくなるよう苦心した跡が見られた。愛を渇望する少年と、その彼に対峙する精神科医の緊張感あふれる会話劇が堪能できる『エレファント・ソング』は、6月26日まで大学路のデミョン文化工場1館 ビバルディホールで上演される。

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グリーンバーグ医師役のイ・ソクジュン

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マイケル役のチョン・ソンウ(右)とグリーンバーグ医師役のイ・ソクジュン

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マイケル役のチョン・ウォニョン

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(写真左から)マイケル役のパク・ウンソク、チョン・ウォニョン、チョン・ソンウ

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(写真左から)グリーンバーグ医師役のコ・ヨンビン、イ・ソクジュンとマイケル役のパク・ウンソク


【公演情報】
演劇『エレファント・ソング』(엘리펀트송)
2016年4月22日~6月26日 デミョン文化工場1館 ビバルディパークホール

<出演>
●マイケル役:パク・ウンソク、チョン・ウォニョン、チョン・ソンウ
●グリーンバーグ博士役:イ・ソクジュン、コ・ヨンビン
●ピーターソン看護師役:チョン・ジェウン、コ・スヒ

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[PLAY]チョン・ソンウら新キャストを迎え『エレファント・ソング』再演

[PLAY]チョン・ソンウら新キャストを迎え『エレファント・ソング』再演

 

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『エレファント・ソング』のキャストたち。(写真上段左から)マイケル役:パク・ウンソク、チョン・ウォニョン、チョン・ソンウ (写真下段左から)グリーンバーグ博士役:イ・ソクジュン、コ・ヨンビン/ピーターソン看護師役:チョン・ジェウン、コ・スヒ

昨冬、豪華キャストと新鮮な素材で話題を呼んだ演劇『エレファント・ソング』が、新キャストを迎えて再演を果たす。

ある精神病院を舞台に、精神科医ローレンスの失踪事件をめぐり、病院長のグリーンバーグが、ローレンスの最後の目撃者となる入院患者の青年マイケルから、手掛かりを引き出そうとするスリリングな会話劇。グザヴィエ・ドラン主演の同名映画が日本では知られているが、本作はもともと戯曲を原作にしており、2004年にカナダで初演後、10年以上にわたり世界各国で上演されている作品だ。

ガラスのように繊細な美しさと危うさで、グリーンバーグ博士を翻弄する青年マイケル役には、初演メンバーであるパク・ウンソク、チョン・ウォニョンに加え、チョン・ソンウが初挑戦する。パク・ウンソクは『ヒストリー・ボーイズ』、チョン・ウォニョンは『地球を守れ!』と、主演作を並行して出演する多忙なスケジュールにもかかわらず、本作への深い愛着を見せて出演を確定した。
新マイケル役のチョン・ソンウは、2月に終了した演劇『夜中に犬に起きた奇妙な事件』で、自閉症の少年クリストファーを見事に演じ切っていただけに、マイケル役にも大きな期待が寄せられる。

マイケルとの対話を通して、ローレンス医師失踪事件の謎を探っていくグリーンバーグ博士役には、イ・ソクジュンとコ・ヨンビンがWキャストで初出演する。ともに、ミュージカル『ストーリー・オブ・マイライフ』での名演をはじめ、舞台ファンを中心に厚い支持を得ている二人だけに、マイケル役の俳優との緊迫した芝居を見せてくれるはずだ。

そして、マイケルにとっては最大の理解者であり、母親のような存在でもある看護師ピーターソン役には、初演に出演した劇団コルモッキルの看板女優コ・スヒに加え、演劇『青い日に』やスヒョンジェシアターが制作した『彼と彼女の木曜日』などに主演した劇団メンシアターのベテラン女優、チョン・ジェウンが新加入する。

初演ではゾウに異様な執着を見せるなど、奇怪な言動を続けるマイケルの孤独やその背景にフォーカスした展開となっていたが、再演では、グリーンバーグ博士、マイケル、ピーターソン看護師と、三人の関係性をより浮かび上がらせてストーリーを牽引していくという。また、初演に対して劇場のサイズが大きくなった利点を生かし、舞台セットや照明、音楽なども大幅にリニューアルするという。

演出家のキム・ジホは「基本的な芝居のコンセプト自体は変わらないが、ニュープロダクションと言っても過言ではないほど多くの部分が変わった。この変化を通して登場人物の思考や感情をより感覚的で積極的に伝えていきたい。初演と比較するというより、今回を初演だと思って見ていただきたい」とアピールしている。

愛を渇望する少年と、その彼に対峙する精神科医の緊張感あふれる芝居が堪能できる『エレファント・ソング』は、4月22日から大学路のデミョン文化工場1館 ビバルディホールで開幕。1次チケットは3月31日から発売開始される。


【公演情報】
演劇『エレファント・ソング』(엘리펀트송)
2016年4月22日~6月26日 デミョン文化工場1館 ビバルディホール

<出演>
●マイケル役:パク・ウンソク、チョン・ウォニョン、チョン・ソンウ
●グリーンバーグ博士役:イ・ソクジュン、コ・ヨンビン
●ピーターソン看護師役:チョン・ジェウン、コ・スヒ

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[PHOTO]ミュージカル『ベア・ザ・ミュージカル』プレスコール

[PHOTO]ミュージカル『ベア・ザ・ミュージカル』プレスコール

 

ミュージカル『ベア・ザ・ミュージカル(베어 더 뮤지컬)』プレスコール
2015年6月23日 ドゥサンアートセンター ヨンガンホール

出演:チョン・ウォニョン、ユン・ソホ、イ・サンイ、ソン・ドゥソプ、
チョン・ソンウ、ソ・ギョンス、ムン・ジナ、ミン・ギョンア、
ペ・ドゥフン、イ・イェウン、チョン・ヨクサンほか
プロデューサー:イム・ドンギュン/演出:イ・ジェジュン/
音楽監督:ウォン・ミソル/振付:チョン・ドヨン

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[MUSICAL]ジェンダーとの葛藤と性の誘惑―『ベア・ザ・ミュージカル』プレスコール開催

[MUSICAL]ジェンダーとの葛藤と性の誘惑―『ベア・ザ・ミュージカル』プレスコール開催

 

bare35韓国ミュージカルシーンの人気若手俳優が多数出演し、ティーンエイジャーの赤裸々な愛と欲望を描いてこの夏、ミュージカルファンが最も注目している作品のひとつである『ベア・ザ・ミュージカル(bare the musical)』(以下『ベア』)のプレスコールが6月23日、ドゥサンアートセンター ヨンガンホールで行われた。

bare(=むき出しの、ありのままの)という意味のタイトルをもつ『ベア』は2000年に米・ロサンゼルスの劇場で初演され、2004年にはオフ・ブロードウェイでも上演。以降もイギリス、カナダ、オーストラリアなど世界各国で上演されている。2014年末には俳優の原田優一が初演出に挑んだ日本版が上演され、舞台ファンに大きな注目を浴びたのも記憶に新しい作品だ。

bare19プレスコールでは全キャストが参加し、各トリプルキャストのジェイソン役、ピーター役はシーンごとにキャストを入れ替え劇中の14曲がハイライト上演された。物語の舞台はカトリック系の全寮制高校。校内No.1のイケメン、ジェイソンと密かにつきあっているピーターを主人公に自らのジェンダーや、性の欲望、恋に悩むと高校生たちの葛藤と、ヒリヒリするような軋轢がロックベースにした楽曲に乗せてスリリングに描かれる。かなり過激な描写もあるという触れ込みだったが、男性同士のキスシーン、濃厚なベッドシーンなど、実際に舞台を見れば、特に観客層である20代女子たちには刺激的すぎるほどの内容になっている。

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イ・ジェジュン演出家(左)とウォン・ミソル音楽監督

演出のイ・ジェジュンは『ベア』と同様、ロックをベースにしたスコアと、セクシャルな描写を多く盛り込み話題を集めたオフブロードウェイ作品『マーダー・バラッド』を手掛けて注目された演出家だ。近年、同性愛ものが人気を集めているなか他の作品とどう違いを出そうとしたかという問いには「これまでの作品は登場人物が同性愛関係にあるが、そのなかで起きる事件を中心に取り上げてあるようです。この作品は同性愛者や性的マイノリティ自体を主題にしています。性的マイノリティの人たちがもつ心情の違いを描くのではなく、彼らを取り巻く人物、母親、神父、先生、同級生たちがどう見ているのかを描いた歌詞や曲があるので、そういう部分が他の作品とは違って繊細に描いてあります」と解説した。
「十数年前に制作され、すでに事前情報も多いライセンスミュージカルなだけに観客に誤解されている部分も多いです。韓国版を作るにあたり、上演時間の関係もあり母親の心情を描くシーンは省くことや、性的マイノリティに迫害的な南部の街を舞台にしている説明を追加したいと考えたが、結局は原作者に差し戻されてしまった」と今回演出するうえでの苦労も吐露していた。

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(写真左から)ジェイソン役のソ・ギョンス、チョン・ソンウ、ソン・ドゥソプ

主人公のジェイソンとピーターはそれぞれトリプルキャスト。劇中では激しいキスシーンもあるなど、決して容易に演じることはできないキャラクターだ。なかでも韓国ミュージカルシーンに革命を起こした同性愛カップルが主人公の『スリル・ミー』で2011年に共演して名を挙げ、若手人気俳優の筆頭株となったチョン・ソンウとユン・ソホが各キャラクターを代表して主人公を演じる心境を語った。
ピーターを真摯に愛していながら、カミングアウトに躊躇し、彼に片思いするアイヴィーの誘惑に負けてしまうジェイソンを演じているチョン・ソンウは「表面的には男と男の関係を見せているが、自分としては人間対人間の姿、彼らの抑圧と辛さ、自身をさらけ出せない悲しみや痛みを表現しようと努力しています。(トリプルキャストのため)相手役が変わることに対しては、(ジェイソン)役に入り込めば呼吸を合わせるのはそれほど難しくないです。どんどん(ピーターを)愛するようになっています(笑)」。

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(写真左から)ピーター役のチョン・ウォニョン、ユン・ソホ、イ・サンイ

一方、ジェイソンを愛するがあまり、結果的に彼を追い込んでしまうピーター役のユン・ソホは「観客の皆さんがおっ!と思うように強烈な同性愛描写もあるにはありますが、ピーターとジェイソンの関係だけでなく、彼らをとりまく人々も痛みや苦しみ、哀しみ、絶望などあらゆる感情を抱えているキャラクターが多いです。稽古をしながら演出家さんからは、ピーターがなぜジェイソンを愛さずにはいられなかったのか、そして絶望せざるをえず、そしてこのような結末を迎えるのか、について何度も念を押されていました。なので稽古をしながら同性愛表現があるから特別に難しいということはなく、他の作品と同じように物語や役柄を分析しながら色々と考えて創ってきたので、いまこうして舞台の上で演じていられると思います」と、2人とも性別など関係なく、純粋に愛し合う者同士として演じていることを強調していた。

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(写真左から)アイヴィー役のミン・ギョンア、ムン・ジナ ナディア役のイ・イェウン、マット役のペ・ドゥフン

イ・ジェジュン演出家は「できるだけ原作に忠実に描こうとしました。演出するうえで嘘をつくのは嫌だし、嘘をついてはだめだと考えました。いくつか刺激的なシーンがありますが、それらをよりオーバーに用いて興行のためにどうこうしようとは少しも思わなかったです。ジェイソンとピーターのキスシーン、ジェイソンとアイヴィーのベッドシーン、麻薬が出てくるシーンなど、この作品に必要な部分は原作者に従った。振付やセット、俳優の動線など演技的なディテールは韓国オリジナルの部分が多いが、ストーリーを正確に伝えるために必要な部分はしっかりと盛り込んでいます」と原作に限りなく近い構成で、韓国版も仕上げたと語っていた。

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ピーター役のチョン・ウォニョン(左)とジェイソン役のチョン・ソンウ

韓国ではまだタブーとされている部分も多い、性的マイノリティについて、若手俳優たちが果敢に挑み、注目を集めている『ベア・ザ・ミュージカル』は、8月23日までドゥサンアートセンター ヨンガンホールで上演中だ。


bareposter【公演情報】
ミュージカル『ベア・ザ・ミュージカル(베어 더 뮤지컬)』
2015年6月17日~8月23日 ドゥサンアートセンター ヨンガンホール

出演:チョン・ウォニョン、ユン・ソホ、イ・サンイ、ソン・ドゥソプ、チョン・ソンウ、ソ・ギョンス、ムン・ジナ、ミン・ギョンア、ペ・ドゥフン、イ・イェウン、チョン・ヨクサン、キム・レウォン、ぺ・ミョンスク、パン・ボヨン、シン・ユンジョン、ムン・ナムグォン、イ・ヒュ、ペク・ジュヒ、ソン・イジュ

プロデューサー:イム・ドンギュン/演出:イ・ジェジュン/音楽監督:ウォン・ミソル/振付:チョン・ドヨン

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[MUSICAL]チョン・ソンウ、ユン・ソホら人気俳優が集結『ベア・ザ・ミュージカル』イメージフォト公開

[MUSICAL]チョン・ソンウ、ユン・ソホら人気俳優が集結『ベア・ザ・ミュージカル』イメージフォト公開

 

bare2韓国ミュージカルシーンの人気若手俳優が大挙出演して話題のロックミュージカル『ベア・ザ・ミュージカル(bare the musical)』。待望のイメージビジュアルが公開された。

bare3bare=むき出しの、ありのままの、という意味のタイトルをもつ『ベア・ザ・ミュージカル』は2000年に米・ロサンゼルスの劇場で初演され、2004年にはオフ・ブロードウェイでも上演。以降もイギリス、カナダ、オーストラリアなど世界各国で上演されている。2014年末には辛源、鯨井康介、岡田亮輔、田村良太の主演で、俳優の原田優一が初演出に挑んだ日本版が上演され、すでにこの作品世界に触れた人も多いだろう。
⇒日本版『bare』公式サイト

物語の舞台はカトリック系の全寮制高校。校内No.1のイケメン、ジェイソンと密かにつきあっているピーターを主人公に、カミングアウトできず葛藤している2人に割って入るようにジェイソンを誘惑するアイヴィとの関係など、絡み合う男女の愛がロックをベースにした楽曲に乗せてスリリングに描かれる。衝撃的な場面も多い本作は、『スリル・ミー』を筆頭に、同性愛描写がある作品が人気の韓国では、公演情報が発表されるやいなや、マニアファンを中心に話題沸騰となっていた。

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(写真左から)ピーター役のチョン・ウォニョン、ユン・ソホ、イ・サンイ

おとなしい性格だが、カミングアウトしてすべてをさらけ出したい主人公、ピーター役はチョン・ウォニョン、ユン・ソホ、イ・サンイが演じる。
『ラ・カージュ』のジャン=ミッシェル、『アガサ』のレイモンドなど少年性を残した明るいキャラクターを多く演じてきたチョン・ウォニョンは大きくイメージチェンジを図ることになりそうだ。また『キンキーブーツ』のチャーリー役で人気を集めたユン・ソホは2011年に『スリル・ミー』で鮮烈デビューした逸材だけに、ピーター役をどう解釈して演じるのか、注目されている。また、『ランウェイ・ビート』『グリース』などに出演してきた新鋭イ・サンイは、本作が大きなステップアップとなるだろう。

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(写真左から)ジェイソン役のソン・ドゥソプ、チョン・ソンウ、ソ・ギョンス

一方、周囲には優等生として認識されているジェイソン役はソン・ドゥソプ、チョン・ソンウ、ソ・ギョンスが演じる。
ソン・ドゥソプは、2013、14年に人気を博したオフブロードウェイ発のロックミュージカル『マーダー・バラッド』でセクシーな男性主人公トムを演じていただけに、今回も魅惑的にジェイソンを演じてくれそうだ。また、現在出演中の演劇『M.Butterfly』では女装の麗人ソン・リリンを妖艶に演じているチョン・ソンウは、未体験の役柄に惹かれると公言しているだけあって、また新たな姿で観客を驚かせてくれるだろう。そして『ママ、ドント・クライ』のプロフェッサーX役が好評のソ・ギョンスは、親しみやすい素顔とは逆に、舞台ではシリアスな演技もこなせる人だけに、イケメンキャラをどう演じるのか注目したい。

bare7ピーターとジェイソンの関係に危機をもたらすアイヴィ役には『シャーロック・ホームズ』『マーダー・バラッド』など人気作への出演が続くムン・ジナと、『アガサ』に出演歴があるミン・ギョンアが抜擢された。最近頭角を現している2人が、ジェイソンを惑わすセクシーなキャラクターを大胆に演じてくれそうだ。

また、アイヴィに片思いしているマット役には『マイ・バケット・リスト』が好評のペ・ドゥフン。ジェイソンの双子の妹ナディア役には『キンキーブーツ』『ウィキッド』などの大劇場作品で存在感を見せ、注目されているイ・イェウン。校内のゴシップ通、ルーカス役には『小人たち』の王子&シンデレラ役で抜群のコメディセンスを炸裂させているチョン・ヨクサンなど、今が旬の若手俳優が揃っている。
ほかにも、保守的な神父役のソン・イジュ、ピーターのよき理解者となるシスター、シャンテル役にペク・ジュヒとベテランがしっかりと脇を固めている点にも注目だ。
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演出は、『風月主』初演、『バンジージャンプする』再演や、演劇『柔道少年』などの話題作を手掛けてきたイ・ジェジュン。初演から演出しているロックミュージカル『マーダー・バラッド』の経験が今回に生かされそうだ。音楽監督には『ジキル&ハイド』『ヘドウィグ』のウォン・ミソル、振付を『ファリネッリ』『太陽を抱く月』のチョン・ドヨンが担当する。

bare44月15日に1次チケット発売直後、ほとんどの日程が完売状態となるほどの爆発的な人気を見せている『ベア・ザ・ミュージカル』は、8月23日までドゥサンアートセンターヨンガンホールで上演される。


bareposter【公演情報】
ミュージカル『ベア・ザ・ミュージカル(베어 더 뮤지컬)』
2015年6月20日~8月23日 ドゥサンアートセンター ヨンガンホール

出演:チョン・ウォニョン、ユン・ソホ、イ・サンイ、ソン・ドゥソプ、チョン・ソンウ、ソ・ギョンス、ムン・ジナ、ミン・ギョンア、ペ・ドゥフン、イ・イェウン、チョン・ヨクサン、キム・レウォン、ぺ・ミョンスク、パン・ボヨン、シン・ユンジョン、ムン・ナムグォン、イ・ヒュ、ペク・ジュヒ、ソン・イジュ

プロデューサー:イム・ドンギュン/演出:イ・ジェジュン/音楽監督:ウォン・ミソル/振付:チョン・ドヨン

チケットはインターパークで発売中。

<ティーザー映像>

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「女神様が見ている」初日公式ステージ写真

「女神様が見ている」初日公式ステージ写真

 

9月20日に開幕した「女神様が見ている」の初日ステージの模様と記者会見時の公式写真です。
韓国公演よりもかなり広いステージ。キャストはかなり緊張していた様子で、
みな汗だくになりながら頑張って初日のステージをこなしていました。
その熱演ぶりが伝わる写真をお楽しみください。

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「女神様が見ている」リュ・スンホ役 チョン・ソンウ

「女神様が見ている」リュ・スンホ役 チョン・ソンウ

 

jsw1「女神様が見ている」でソンウさんが演じるのは、北朝鮮の兵士リュ・スンホ役。兄が自分をかばって戦死してしまい、大きな精神的ショックを受けた彼は、以降まるで幼い子供のようになってしまいます。常に何かに怯えていて、言うことをきかないスンホに隊長チャンソプらは手を焼いていたのですが、韓国軍の兵士ヨンボムから女神様の話を聞き、俄然生き生きと行動しはじめます。本来、船舶修理の優秀な技術者だったスンホは、女神様がお願いを訊いてくれる人を好きだと知り、瞬く間に壊れた機械を修理していきます。当初は船の修理を進めるためにスンホに同調していた南北の兵士たちが、いつの間にかスンホと、スンホが信じる女神様の存在を通して親しくなっていたことに気づくのです。

jsw2役柄同様、来日公演メンバーのなかでは末っ子ですが、本公演に上がる前の2012年リーディング公演から出演している「女神様」キャリアはキャストのなかで一番長い俳優です。純粋で繊細なスンホのキャラクターは彼が創り上げたと言っても過言ではありません。成均館大学在学中に初舞台を踏み、「花郎(ファラン)」「スプリング・アウェイクニング(春のめざめ)」など、有望な新人が多数出演した人気作を経て、2011年には「スリル・ミー」の私(ネイサン)役に抜擢。以降3期連続で出演し、毎年着実にステップアップを重ねてきました。今年は「M.Butterfly」でストレートプレイに初挑戦。女装の麗人ソン・リリン役の美しさが評判となり、さらにファンが倍増。「女神様」に続いて出演した「デス・トラップ」は、ストーリー自体の面白さもあって、彼の新たな魅力を引き出した作品となりました。来日キャストのなかで唯一直接取材する機会がありましたが、少年性を残したルックスと穏やかな佇まいとは対照的に、内面は男らしく自分の考えをしっかり持っている人という印象。経験したことがないキャラクターに惹かれると話していただけに、これからどんな役柄に挑んでいくのか、とても楽しみです。

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<韓国公式挨拶インタビューより>

来日直前!All About 「女神様(ヨシンニム)」!!

来日直前!All About 「女神様(ヨシンニム)」!!

 

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韓国ミュージカル「女神様が見ている」来日公演カウントダウン特集!

All About 「女神様(ヨシンニム)」!!

いよいよ9月20日、世田谷パブリックシアターで開幕する韓国ミュージカル「女神様が見ている」。
その作品世界を愛してやまない韓劇.comが、開幕直前!スペシャルページをご用意しました。
この特集を読んでおけば観劇の予習はカンペキ! 来日公演出演キャストによる「直筆」インタビューもお楽しみください。

ryowook①「女神様(ヨシンニム)」って?

作品誕生の背景や公演データなどトリビア的小ネタを紹介します。
⇒ページを見る

②「女神様(ヨシンニム)」5つの鑑賞ポイント

来日公演で初めて観る方も、韓国語が分からない方も“ココ”を押さえておけば間違いない! 作品をより楽しめるポイントを伝授します。
⇒ページを見る

③来日公演キャスト「直筆」インタビュー

来日公演出演キャストによる「直筆」アンケートインタビューを公開! これは韓国でも実現していないスペシャル企画。“字は体を表す”と言いますが、俳優さんたちの性格がよ~~く現れている、筆跡と回答内容は必見です。

iczhg1:ハン・ヨンボム役

チョ・ヒョンギュン(조현균)

「女神様」のストーリーを牽引する韓国軍の大尉ヨンボム役、チョ・ヒョンギュンさんが登場!

⇒ページを見る


icajy2:シン・ソック役

アン・ジェヨン(안재영)

素朴なキャラクターの裏には切ない恋の秘話が。韓国軍兵士ソック役、アン・ジェヨンさんが登場!

⇒ページを見る


icsmy3:女神様役

ソン・ミヨン(손미영)

すべての兵士たちにとっての“大切な人”、女神様役のソン・ミヨンさんが登場!

⇒ページを見る


icjsk4:イ・チャンソプ役

チン・ソンギュ(진선규)

厳格な顔の裏にある、人情味溢れる素顔が魅力。北朝鮮人民軍の隊長、チャンソプ役のチン・ソンギュさんが登場!

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icjodonghyun5:チョ・ドンヒョン役

ユン・ソッキョン(윤석현)

模範的な兵士が秘めていた、ある思いとは……? 北朝鮮兵士、ドンヒョン役のユン・ソッキョンさんが登場!

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icjmi6:ピョン・ジュファ役

チュ・ミンジン(주민진)

南北の兵士の潤滑剤的な役割を果たす、癒し系イケメンの北朝鮮兵士、ジュファ役のチュ・ミンジンさんが登場!

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icjsw7:リュ・スンホ役

チョン・ソンウ(전성우)

女神様の存在を信じる、ピュアすぎる北朝鮮兵士、スンホ役のチョン・ソンウさんが登場!

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icryowook8:リュ・スンホ役

リョウク(려욱)

韓国公演プレスコール&来日公演フォトSP

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DSC_0195●PHOTO SPECIAL●

⇒9月20日 初日公式ステージ写真

⇒9月20日 初日カーテンコール&取材会 フォトアルバム
⇒9月23日アフタートーク フォトアルバム

※20日カーテンコール&取材会と23日アフタートークのリンクはFacebookフォトアルバムに飛びます。


取材協力:劇団ヨヌ舞台/アミューズ
記事中の舞台写真はすべて2014年韓国公演プレスコールより

※記事、写真の無断掲載、転用は禁止致します。©2014 韓劇.com All Rights Reserved.

[PLAY]キム・スロプロジェクト第9弾は演劇「デストラップ・死の罠」

[PLAY]キム・スロプロジェクト第9弾は演劇「デストラップ・死の罠」

 

オ・スコニョキヲ_ニシチョニコナヘミュージカル、演劇と精力的にプロデュースしている俳優キム・スロによる「キム・スロプロジェクト」作品第9弾となる演劇「デストラップ」のキャストが発表された。

原作は映画『死の接吻』や『ローズマリーの赤ちゃん』などの原作者としても知られるアメリカの作家、アイラ・レヴィンが1978年に発表した同名戯曲。ブロードウェイで1800回超の公演を行った大ヒットスリラー演劇だ。これを受けて、名匠シドニー・ルメット監督によりマイケル・ケイン、クリストファー・リーヴ主演で1982年に『デストラップ・死の罠』として映画化もされている。

韓国初演となる「デストラップ」では著名な劇作家シドニー・ブリュールが、彼の講義を受講している学生クリフォードが書いた「デストラップ」という戯曲を横取りしようと企んだことで巻き起こる出来事がスリリングかつコミカルに描かれるとのこと。そして、キム・スロプロジェクトでおなじみの人気俳優がキャスティングされている。

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シドニー・ブリュール役:パク・ホサン、キム・ドヒョン、ユン・ギョンホ

映画ではマイケル・ケインが演じた劇作家シドニー役は、「ディセンバー」「光化門恋歌」などの大型ミュージカルから小劇場演劇まで多彩な活動を続けるパク・ホサン。そして演劇「私の妻のすべて」にカサノバ役で出演中のキム・ドヒョン、演劇「どん底」に出演していたユン・ギョンホが務める。

클리포드앤더슨_전성우

クリフォード・アンダーソン役:キム・ジェボム、チョン・ソンウ、ユン・ソホ

そしてシドニーに戯曲「デストラップ」を持ち込む学生(映画ではクリストファー・リーヴが扮した)クリフォード役にはキム・ジェボム、チョン・ソンウ、ユン・ソホと大学路の若手人気俳優3人が揃った。

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マイラ・ブリュール役:オ・ミラン、イ・スジン

シドニーの妻マイラ役は演劇「どん底」で熱演していたオ・ミランとイ・スジン。そのほか、シドニー夫妻に近づく霊感を持つヘルガ役には「アガサ」「パルレ(洗濯)」などに出演してきたハン・セラと、「シャーロック・ホームズ」1、2と出演した新鋭チョン・ダヒ。シドニーの弁護士ポーター役をこれまた「どん底」に出演していたチョン・ユンミンとユ・ビョンジョが演じる。

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ヘルガ・デン・ドープ役:ハン・セラ、チョン・ダヒ
ポーター・ミルグリム役:チョン・ユンミン、ユ・ビョンジョ

映画版ではミステリー・スリラー作品として有名だったが、韓国版演劇ではよりコミカルな部分が強調されていて楽しめそうな「デストラップ」は7月9日からDCFデミョン文化工場2館で開幕する。

■公演情報■

演劇「デストラップ」
7月9日~9月28日 DCFデミョン文化工場2館
出演:パク・ホサン、キム・ドヒョン、ユン・ギョンホ、キム・ジェボム、チョン・ソンウ、ユン・ソホ、オ・ミラン、イ・スジン、ハン・セラ、チョン・ダヒ、チョン・ユンミン、ユ・ビョンジョ