「女神様が見ている」リュ・スンホ役 チョン・ソンウ

 

jsw1「女神様が見ている」でソンウさんが演じるのは、北朝鮮の兵士リュ・スンホ役。兄が自分をかばって戦死してしまい、大きな精神的ショックを受けた彼は、以降まるで幼い子供のようになってしまいます。常に何かに怯えていて、言うことをきかないスンホに隊長チャンソプらは手を焼いていたのですが、韓国軍の兵士ヨンボムから女神様の話を聞き、俄然生き生きと行動しはじめます。本来、船舶修理の優秀な技術者だったスンホは、女神様がお願いを訊いてくれる人を好きだと知り、瞬く間に壊れた機械を修理していきます。当初は船の修理を進めるためにスンホに同調していた南北の兵士たちが、いつの間にかスンホと、スンホが信じる女神様の存在を通して親しくなっていたことに気づくのです。

jsw2役柄同様、来日公演メンバーのなかでは末っ子ですが、本公演に上がる前の2012年リーディング公演から出演している「女神様」キャリアはキャストのなかで一番長い俳優です。純粋で繊細なスンホのキャラクターは彼が創り上げたと言っても過言ではありません。成均館大学在学中に初舞台を踏み、「花郎(ファラン)」「スプリング・アウェイクニング(春のめざめ)」など、有望な新人が多数出演した人気作を経て、2011年には「スリル・ミー」の私(ネイサン)役に抜擢。以降3期連続で出演し、毎年着実にステップアップを重ねてきました。今年は「M.Butterfly」でストレートプレイに初挑戦。女装の麗人ソン・リリン役の美しさが評判となり、さらにファンが倍増。「女神様」に続いて出演した「デス・トラップ」は、ストーリー自体の面白さもあって、彼の新たな魅力を引き出した作品となりました。来日キャストのなかで唯一直接取材する機会がありましたが、少年性を残したルックスと穏やかな佇まいとは対照的に、内面は男らしく自分の考えをしっかり持っている人という印象。経験したことがないキャラクターに惹かれると話していただけに、これからどんな役柄に挑んでいくのか、とても楽しみです。

チョン・ソンウ1 チョン・ソンウ2

<韓国公式挨拶インタビューより>