キム・ナムホ

[独占]待望の初来日!『マイ・バケットリスト』パク・シファン、キム・ナムホ、チュ・ミンジン スペシャルインタビュー①

[独占]待望の初来日!『マイ・バケットリスト』パク・シファン、キム・ナムホ、チュ・ミンジン スペシャルインタビュー①

ロックミュージシャンを夢見ていたものの、少年院から出たばかりで自暴自棄になり自殺までも考えるカング。一方、重病で余命僅かなヘギは、死ぬ前までにやっておきたいリスト=バケットリストを作り「プラシーボ・プロジェクト」と名付けて半ば強引にカングを引き込み、一緒にリストを遂行する旅に出ようと提案する……
性格も嗜好も正反対なデコボココンビの二人が、ぶつかり合いながらも互いを理解しはじめ、友情を育む温かなストーリー。軽やかなメロディーの楽曲も好評を得て、2014年の初演から大ヒットしたのが、ヒューマン・コメディ・バディミュージカル『マイ・バケットリスト』です。
韓国ではすでに3度も再演されている人気作がついに、2月25日~3月12日まで東京シーサイドフェスティバルホールBで初来日公演を実施します。
日本公演に出演するキャストのなかから、初演からカングを演じているチュ・ミンジンさん、昨年ヘギ役に初挑戦した歌手のパク・シファンさん、そして日本でも精力的に活動中で、今回カング役として初出演するキム・ナムホさんの3人を直撃!
3人はカングとヘギを彷彿とさせる親友のような雰囲気で和気あいあい! 取材は終始和やかに楽しく進行しました。


●まずはそれぞれに『マイ・バケットリスト』日本公演に出演することが決まったときの感想を教えてください。
チュ・ミンジン(以下ミンジン) 「制作会社の方から、“日本公演だから(過去出演経験がある)君が無条件に出なくてはいけないね”とお話しをいただいたんです。他の出演予定もあったんですけど、僕はこれまで3年間、年に1回は日本公演に行っているので快く引き受けました。今から日本に行くのをワクワクしながら稽古しています」
キム・ナムホ(以下ナムホ) 「僕はしょっちゅう日本に行ってますけど、それくらい日本が好きですし、日本で上演する韓国ミュージカルには、キム・ナムホがまた出演するね、と思ってもらえたらうれしいです。いつも日本は“第二の故郷に行くみたい”と言ってるんですけど、僕の田舎(江原道だそうです)では公演できなくても、日本で舞台に立てるのが有難いし、いつも“(日本語で)たのしみ”なので期待してるんです」
パク・シファン(以下シファン) 「日本に行くことも、公演自体も初めてだし……気になっているのは、日本にも僕のファンがいると聞いたんですけど、本当にいらっしゃるのか…(笑)。日本に来てくださいと言ってくれた方もいて、“機会があれば行きますね”と応えていたんですけど、ついにそのチャンスが来た、という感じです。公演以外でも日本で楽しみにしていることがたくさんありますね」

●チュ・ミンジンさんは2014年の初演からカングを演じていますね。最初にこの作品に出演オファーされたときはどんな印象でしたか?
ミンジン 「話をもらったときは、まだ脚本も完成していないような状態だったんです。キャラクターもまだ出来上がってはいなかったのに、脚本をちょっと読んだだけでも、ヘギがとてもかわいそうで涙が出たんです。実は最初にオファーされたのはヘギ役だったんですよ。で、ナムホ兄さんがカング役で。だけどその時は一緒に出演できなくなって、その後僕がカング役に決まったんです。ストーリーも面白いけれど、これからも繰り返し再演できるような良い作品にしたいというチャレンジ精神で初演に参加しました」

カングを初演から作り上げたチュ・ミンジン

●ヘギとカングは全く逆のキャラクターですよね? 役が変わっても大丈夫でしたか?
ミンジン 「ええ。ヘギもカングも魅力的な役ですからね。その頃は純粋なキャラを演じる作品が続いていたので、カングみたいに荒い役柄を演ってみたい気持ちもあったし、ちょうどキャスティングの状況的にもカングを演じることになったんです」

●初演はどんな感じで作品を創り上げていったのでしょうか?
ミンジン 「演出家も俳優もスタッフも、みんなで知恵を絞り合って、どうやったら良い作品にできるかな? という感じの作業でした。セリフや歌詞を僕たち俳優が作ったシーンも多いし、そうやって一緒に悩みながら、初演を完成させていきました」

●初演でミンジンさんが苦労して創り上げたカング役ですが、ナムホさんは今回どう演じたいと思っていますか?
ナムホ 「カングが抱えている痛みや、渇望している愛情の部分に集中しようと努力しています。すでにキャラクターは出来上がっているので、僕ならではの特別なカングを見せるというよりも、(日本公演に出演する)5人みんなでできる限り心を込めて演じられるよう全力を尽くしています」

●そういえば、ナムホさんは昨年からまた本格的に韓国で活動を始められましたよね。日本に行く前と比べて、再び韓国の舞台に立った気分はどうですか?
ナムホ 「日本に行った時点で俳優としてのキャリアが13年くらいあったんですけど、帰ってきてからは21歳で舞台を始めたときの気持ちに戻ったようでした。韓国から離れただけで大変なことも多かったし、いつも果たして自分がこれほど初心にかえったように頑張ったことがあったか? と考えたりもしました。だけど、帰ってきてからはすべてのことが有難くて、また韓国でやっていけるエネルギーを日本でもらってきたみたいです。歳はだいぶ取りましたけどね(笑)」

【インタビュー②を読む】


<プロフィール>
チュ・ミンジン(주민진)
1984年8月11日生まれ。06年にミュージカル『一日(하루)』で俳優デビュー。13年に初演した『女神様が見ている』の北朝鮮兵ジュファ役で注目を浴び、同作は14年に日本公演も実施した。以降も『太陽を抱く月』『ビースティボーイズ』『ベア:ザ・ミュージカル』などのミュージカルや演劇に多数出演。劇場街大学路の話題作には欠かせない俳優の一人。
<公式ツイッター>https://twitter.com/jUmINjIN


【公演情報】
ミュージカル『マイ・バケットリスト』日本公演
2017年2月25日(土)~3月12日(日)東京シーサイドフェスティバルホールB
前売り料金:10,800円(税込/指定席) 当日券料金:11,800円(税込/指定席)
リピーター割引:半券提示の上当日券を購入者に限り30%割引8,316円(税込/指定席)
<チケット発売>イープラス http://eplus.jp/mybl/
<出演>
●カング役:キム・ナムホ、チュ・ミンジン、ドンヒョン(BOYFRIEND)
●ヘギ役:パク・シファン、チョンジ(TEENTOP)

プロデューサー:カン・ビョンウォン/原案:ホ・ジンウォン/作曲:キム・ヘソン/作家:チェ・ウニ/作詞:ホ・ジンウォン、チェ・ウニ、キム・ヒョヌ/演出:キム・ヒョヌ/音楽監督:チョン・ミョンジン/振付:シン・ソンホ

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[独占]待望の初来日!『マイ・バケットリスト』パク・シファン、キム・ナムホ、チュ・ミンジン スペシャルインタビュー②

[独占]待望の初来日!『マイ・バケットリスト』パク・シファン、キム・ナムホ、チュ・ミンジン スペシャルインタビュー②

 

●パク・シファンさんは『僕らのイケメン青果店』に続いて2作目のミュージカルですね。それも初の二人芝居。出演してみてどうでしたか?
シファン 「『僕らのイケメン青果店』のときは、一緒に出演している先輩たちについていけば良かったんですけど、『マイ・バケットリスト』は二人だけで芝居を進めていくことが、こんなに大変だとは思っていなかったです。二人だけでつくる1時間半という時間が予想以上に重くて、最初はプレッシャーを克服するのが大変でした。でも最初の公演を終えてからは『僕らのイケメン青果店』のときよりも、もっと自分が主人公として舞台に立っている実感が湧いてきました。初めての二人芝居だったので大変でしたが、素敵な作品だし、楽しんで演じられました」

●初日はとても緊張したんじゃないですか?
シファン 「初日はとにかく稽古した通りにやらなきゃ、って感じで、その次からは、(小声で「こういう風に言うのは恥ずかしいんですけど」)“俳優”としてもう少し魅せなければと思ったのに失敗も多くて…。出演しながら気づいたことがあって、自分で思っていたよりも相手役を気遣っていなかったなと。はじめは少ない人数で舞台を引っ張っていかなくては、という思いで頭がいっぱいだったけど、公演を続けていくなかで相手役と一緒に演じる面白さも増したし、ますます親しくなれたんです」

昨年のヘギ役が好評だったパク・シファン

●昨年はJTBCの『錐(きり)』というドラマにも出演しましたよね。とても良いドラマだったし、俳優としてもだいぶ自信がついたのでは?
シファン 「(笑)自信というよりも、“あ~やらなきゃならないことは多いんだな”と思いました。ドラマで学んだことを舞台にも活かしたいと思ったし。『錐』の監督さんが、堺雅人さん主演の『半沢直樹』がお好きで、(作品のテーマである権力に対する)“怒り”の部分は似ているとおっしゃったのでドラマを見て勉強したり、共演した先輩たちから学んだりして、少しはマシになったかな? でもまだまだ学ぶことは多いなと思いました」

●カング役のお二人に伺います。ヘギとして共演するチョンジ(TEENTOP)さんはどんな感じのキャラクターに仕上がっていますか?
ミンジン 「まず、とても可愛いです(笑)。白紙みたいというか、とてもクリアな状態なので、僕が投げたボールにすぐに反応してうまく投げ返す、みたいにいい感じで演技のキャッチボールが出来ているので、日本公演まで数週間残っている稽古期間は、僕たちがどんな風に良い作品に仕上げていくか、という時間になると思います。とてもピュアなヘギに会えると思うので、期待していただいていいと思います」
ナムホ 「制作スタッフはほとんど女性なんですけど、チョンジと稽古していると、とても愛らしくて可愛いので、みんなニコニコしてるんですよ。見た目のイメージは可愛いヘギみたいですけど、実はカングみたいなところがあるんです。なので僕がヘギをやってチョンジがカングを演ったほうがいいんじゃないかって(笑)思うくらい男らしい面があるので、作品のなかでもヘギとカングの関係性って前半と後半で変わっていくじゃないですか? その、僕たちのケミ(※ケミストリー=化学反応/相性)を見てもらうと面白いと思います」

●シファンさんのヘギもご覧になりましたか?
ミンジン 「はい、一緒に稽古しています。まずは“俳優”だなと思いました。特に最近の韓国ミュージカルにはこんなイメージがあるじゃないですか、アイドルや歌手として活動している人が出演する、という。だけど僕がシファンに初めて会ったときは、どんな仕事をしてきたのか全く知らない状態で、ミュージカル俳優だなと思って一緒にやってたのに、他にもいろんなキャリアがあると知って驚いて(笑)。だけど違いなどは感じないし、俳優として悩む部分も同じだし。僕は3回目の再演には出てないけど、シファンは出演していたので、むしろ僕が色々と助けられてます。“このシーンはどうやるの?”とシファンに尋ねることも多いんですよ」

●初演から再演にかけて、演出や内容が変わったりしたんでしょうか?
ミンジン 「そうですね。初演から再演にかけて、演出スタイルも変わったし、3度目の再演では演出家も変わったし、出演俳優も一新されたので新しい『マイ・バケットリスト』として作られたんです。そして今回の日本公演は初演と再演の演出家さんなので、初演から3演目までが合わさった感じなんです。両方に良かった部分があると思うので、シファンには3演のときはどうだった? と教えてもらいながら稽古しています」

●ナムホさんはシファンさんのヘギをどう見ましたか?
ナムホ 「まずは(俳優としての)エネルギーがありますね。歌手やアイドルの人たちにとって(ミュージカルは)自分のフィールドではないから、どうしても不慣れだし緊張している人が多いのに、シファンはそういうのが全然ないんですよ(笑)。だから“俳優”なんですよ~(シファンと目を合わせてニッコリ)。シファンはすでに一度演じているし、全部分かっているので、(Wキャストの)チョンジにとってはそれが大きな助けになっていると思います。いま言ったように、まだちょっと照れがあってぎこちないチョンジに、自分が率先してこのシーンはこう演じるんだという見本を見せてくれているので、僕たちにとっても大きな助けになっているんです」

ちょっとお茶目なキャラに? BOYFRIENDドンヒョンのカングに期待

●先輩たちが絶賛してますが(笑)今度はシファンさんに伺います。カング役として共演するドンヒョンさんの印象は?
シファン 「僕は『マイ・バケットリスト』って、親愛感が一番重要だと思っているんです。幸いドンヒョンとは『僕らのイケメン青果店』で共演しているので、久々にまた一緒にやれてうれしかったし、親しくなることに壁は全くありませんでした。ドンヒョンが演じるカングは、兄さんたちのカングとは違って、いたずらっ子っぽいキャラクターなんですよ。ドンヒョンの性格がもともとそんな感じなので、それをドンヒョンも気に入っているようだし、僕もいいなと思うので、公演もうまくいくと思います。今回ドンヒョンとしか共演できないのはちょっと残念ですけどね」

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<プロフィール>
パク・シファン(박시환)
1987年7月30日生まれ。13年にMnetのオーディション番組「スーパースターK5」で準優勝となり大きな注目を集める。翌14年にミニアルバム「SPRING AWAKENING」でデビューし、15年には1stアルバム「Rainbow Taste」もリリースした。同年にはJTBCの社会派ドラマ『錐(송곳)』に出演し、ミュージカル『僕らのイケメン青果店』にも出演するなど俳優としても活躍している。
<韓国公式サイト>http://totalset.kr/


【公演情報】
ミュージカル『マイ・バケットリスト』日本公演
2017年2月25日(土)~3月12日(日)東京シーサイドフェスティバルホールB
前売り料金:10,800円(税込/指定席) 当日券料金:11,800円(税込/指定席)
リピーター割引:半券提示の上当日券を購入者に限り30%割引8,316円(税込/指定席)
<チケット発売>イープラス http://eplus.jp/mybl/
<出演>
●カング役:キム・ナムホ、チュ・ミンジン、ドンヒョン(BOYFRIEND)
●ヘギ役:パク・シファン、チョンジ(TEENTOP)

プロデューサー:カン・ビョンウォン/原案:ホ・ジンウォン/作曲:キム・ヘソン/作家:チェ・ウニ/作詞:ホ・ジンウォン、チェ・ウニ、キム・ヒョヌ/演出:キム・ヒョヌ/音楽監督:チョン・ミョンジン/振付:シン・ソンホ

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[独占]待望の初来日!『マイ・バケットリスト』パク・シファン、キム・ナムホ、チュ・ミンジン スペシャルインタビュー③

[独占]待望の初来日!『マイ・バケットリスト』パク・シファン、キム・ナムホ、チュ・ミンジン スペシャルインタビュー③

 

●劇中にはたくさんの素敵なナンバーがありますよね。それぞれに、好きな曲とそのシーンを教えてください。
ミンジン 「僕が好きなナンバーは『カングの歌(강구의 노래)』という曲です。僕がカング役だからっていうのもありますけど、カングの心情を唯一、正直に表現した曲なんです。後半でカングがヘギに“憧れの年上の女性に告白する”というのをバケットリストに入れさせ、カングが代わりに告白しようとして失敗し、事実を知ったその女性が失望してヘギに怒り、ヘギはその場から出て行ってしまって一人残されたカングが歌う曲なんです。そのシーンの前後で歌う曲は、カングが自分が見せたい姿を表現した曲だとすれば、『カングの歌』は自分の心の奥にある思いが見える、唯一の曲ではないか? と思うので、この曲に一番愛着がわきますね」
ナムホ 「カング役なら当然その曲だと僕も思いますね。もしこの曲以外で選ぶとしたら『悪夢(악몽)』という曲です。オープニングのシーンで、カングが世間からは人間のクズと呼ばれ、まるで悪夢のなかにいるような生活を“人生は悪夢だ”と歌うんですけど、後半リプライズでもう一度歌うシーンがあるんです。カングにとってはとても意味のある曲で、彼の状況と心情の両方を見せられる部分なので、僕は『悪夢』という曲を推したいと思います」
シファン 「僕は全てのナンバーが好きですけど、ヘギが新興宗教にはまるシーンがあるんです。カングから離れて、一人で宗教にはまって独白するんですけど、その曲を歌うときが一番悲しいですね。他のどのシーンよりも演じながら複雑な気持ちになります。本当は(宗教が)嘘だと分かっているのに信じようとする。カングとはケンカ別れしたし、もっと生きていたい…といろんな複雑な思いが交錯するんです。そういう部分が見られるのも面白いと思います。さっきナムホ兄さんが言った『悪夢』のリプライズもすごく良くて、僕はそのシーンのためにカングを演じてみたかったんです。ずっとカングをやりたい言っても“イケメンじゃないと”って言われ(笑)、“次はカングをやる?”と言われて“やるやる!”と言ってたのに今回もヘギ役なので(笑)。機会があれば、僕より背が低いカングがいれば(笑)、一度やってみたいです」

●この作品の出演を通じて、友達への接し方や、自分の未来について、何か考えが変わったりしましたか?
ナムホ 「僕は『マイ・バケットリスト』の初演のときに台本は貰っていたものの、出演は出来なかったんですけど、その時に自分自身のバケットリストを作ってみたんですよ。ピッタリ100個は作れなかったけど、どこか違うところに行きたいとか、母に何かしてあげたいとか、リストに書いたことを今いろいろとやって来れた状態なんです。決して大きなことをしたわけではないけど、そういう生活をやってこれたことは『マイ・バケットリスト』の影響だと思います。小さな目標みたいなのを作ることが出来たというか」
シファン 「僕は『マイ・バケットリスト』に出演した後、やりたいことが増えました。敢えて日々の小さな幸せは夢見ないようにしていたというか、仕事して、生きて、音楽だけを見て行かなきゃ、と思っていたのに、昨年の公演が終わってみたら、自分の周りには楽しいことがたくさんあるんだな、と。それがヘギにとってはバケットリストだったんですけど、僕もそういう風に楽しみを感じながら幸せに暮らしていけたらと思うようになりました。たとえば旅行に行きたいと思って、実際に行ってきたりとか、実行力がついたと思います」
ミンジン 「この作品に出演してから、自分にとって何が大切なのか? と考えるようになりました。家族、友達、俳優仲間などを思いやれていないのでは?と。いつも身近にいる人も、事故にでも遭ったら会えなくなるかもしれないのに、今日以降は会えないかもしれない人のように接しなくては。明日死ぬかもしれない人のように生きなければ、と考えるようになってからは日々幸せなことが増えたようです」

実は初演でカングを演じるはずだったキム・ナムホ

●さっきナムホさんが自分のバケットリストを作った話をしてくださいましたが、俳優として、または個人として、実現したいバケットリストのような目標は何かありますか?
ナムホ 「俳優としては、日本で、日本語のセリフで舞台をやってみたいというのがあります。昨年実は演劇のオファーがあったんですけど、その時は『イン・ザ・ハイツ』の日本公演に出演が決まっていたので出来なかったんです。僕はあえて、日本の制作チームのなかで、日本語で演技するのが目標なんです。難しいかもしれないけど」
シファン 「俳優としては、自分でも演技に満足できて、俳優として認めてもらえるようになりたいです。どんな作品に出演した俳優でも満足することはないかもしれないけど、自分である程度は“一人の人生を演じきった”と思えるようになれたらと思っています。まだまだ足りない面ばかりですけど。歌手としては、歌いながら歳を重ねていけたらいいなと思っています。インタビューのときにはいつも言っているんですけど、歳をとったときに、“あれパク・シファンじゃない?”と指をさされるのではなく、“パク・シファン知ってる?”と気分良く思い出してもらえるような歌手になれたらいいなと思います」

●日本公演以降の活動予定が決まっていたら教えてください。
シファン 「歌手としては昨年末にアルバムをリリースしたので、その活動がまだ少し残っています。日本公演が終わったら、新しいアルバムに向けて曲作りを始めると思います。そしてこれからもミュージカルに出演したいです。かなり先の目標になるけど『ヘドウィグ』をやってみたいんですよ。もう少し近い先の目標だと『TRACE U』に出演してみたいです。元々ロックが好きで、兄の影響で最初はロックをやっていたので、出来るならば『TRACE U』に出演してみたいです」
ナムホ 「いま日本で話を進めていることがあるんですけど、それが決まれば僕が日本に留学したことよりも人生において大きな決断になると思います。日本で活動できる機会があれば、喜んでやりたいと思っているので(ミンジン、シファンが「僕もつれてって!」と横ヤリ)(笑)、まだお伝えすることはできないですけど、日本でインタビューを受けるような機会があるかもしれません」
ミンジン 「デミョン文化工場で『ナミヤ雑貨店の奇跡』の朗読公演(2月10日、11日に終了)に出演した後は、演劇に出演する予定で準備しています。年末まではそんな感じで出演予定があって、僕もナムホ兄さんみたいに国外で活動してみたい気持ちもあるんですけど、ずっと舞台出演があってそれにどうしても時間を取られるので、いつも悩ましいところです」

●今回日本公演で初めて『マイ・バケットリスト』をご覧になるかたも多いと思います。最後に、作品の魅力や、見どころを紹介してもらえますか?
ミンジン 「カングとヘギがどう変化していくのか、その成長過程を集中して見ていただければ、感じるものが多いと思います。歌が上手い子たちがたくさん出演しますので、美しいナンバーの数々を楽しんでくださればいいなと思います」
シファン 「まず、俳優たちは演技も上手くてみんなカッコいいです(一同笑)。もし、辛いことがある方がご覧になれば、きっと癒しになると思います。何も考えずにただ気楽に見にいらして、ご覧になった後、笑顔で帰路に着かれたらいいなと。ヘギとカングの話ではなく、自分の話だと思ってご覧になるといいと思います。夢と死というテーマですが、ご覧になった後で希望に溢れた笑顔で劇場を出られる作品だと思っています」
ナムホ 「僕は逆に気楽な気持ちで見に来ていただいて、楽しんでいただいた後で心の中に何かが残るような作品になればと思っています」
シファン 「だから僕とナムホ兄さんが一緒にペアを組めば、作品の良さを全部出せるんじゃないかと思うんですけど(笑)今回は兄さんたちと一緒に舞台に立てないのが一番残念なんですよね」
ナムホ 「もし僕たちが将来一緒に出演する日が来れば、また見に来てほしいですね(笑)」


<プロフィール>
キム・ナムホ(김남호)
1983年1月25日生まれ。03年にミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』でデビュー。以降『キム・ジョンウク探し』『アルターボーイズ』『シングルス』『スパマロット』『女神様が見ている』など多数の人気作に出演。15年には日本留学し、タレント活動も本格化させる。16年に帰国後も「NAMO’s BAR」など日本でのイベントを継続して開催している。
<日本公式Facebook>https://www.facebook.com/mystarnamo/


【公演情報】
ミュージカル『マイ・バケットリスト』日本公演
2017年2月25日(土)~3月12日(日)東京シーサイドフェスティバルホールB
前売り料金:10,800円(税込/指定席) 当日券料金:11,800円(税込/指定席)
リピーター割引:半券提示の上当日券を購入者に限り30%割引8,316円(税込/指定席)
<チケット発売>イープラス http://eplus.jp/mybl/
<出演>
●カング役:キム・ナムホ、チュ・ミンジン、ドンヒョン(BOYFRIEND)
●ヘギ役:パク・シファン、チョンジ(TEENTOP)

プロデューサー:カン・ビョンウォン/原案:ホ・ジンウォン/作曲:キム・ヘソン/作家:チェ・ウニ/作詞:ホ・ジンウォン、チェ・ウニ、キム・ヒョヌ/演出:キム・ヒョヌ/音楽監督:チョン・ミョンジン/振付:シン・ソンホ

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<公式Twitter>https://twitter.com/mybucketlist_jp
<公式Instagram>https://www.instagram.com/mybucketlist.jp/
<公式プロモーション映像>https://www.youtube.com/watch?v=lv06F46NRgg

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[PLAY]ワケアリメンズたちの欧州珍道中!音楽劇『ヨーロッパ・ブログ』7月開幕

[PLAY]ワケアリメンズたちの欧州珍道中!音楽劇『ヨーロッパ・ブログ』7月開幕

 

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フランス、スイス、イタリアを回ったヨーロッパ旅行写真も公開

大学路を中心に精力的にプロデュース作を上演しているキム・スロプロジェクトの第17弾作品となる『ヨーロッパ・ブログ』が7月、約1年半ぶりに3度目の再演を行う。

『女神さまが見ている』の劇団ヨヌ舞台から誕生した『インディア・ブログ』『トーキー・ブルース』などの“旅行ブログシリーズ”から派生した本作は、俳優たちが実際にヨーロッパ旅行に向かい、体験したさまざまなエピソードを盛り込みながら、観客もまるで旅行に行ったような気分が味わえるヒーリング音楽劇だ。
2013年の初演から演出を担当するイ・ジェジュンは、「今回初参加するキャストによりイメージも大きく変わり、旅行中のエピソードも積極的に活用する」と、2016年版ならではの新鮮味溢れる公演になることを予告している。

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(写真左から)ベテランバックパッカー、ジョンイル役のキム・スロ、カン・ソンジン、キム・ドンヒョン

韓国語ではバックパックを担いだ貧乏旅行を(배낭여행 ペナンヨヘン)と呼ぶが、劇中には3人の男性バックパッカーが登場する。
旅行7年目のベテラン、ジョンイル役にはプロデュースのみならず、ドラマなどで俳優としても精力的な活動を続けるキム・スロとカン・ソンジン、そして近年はキム・スロプロジェクト作品の顔となりつつある演劇俳優のキム・ドンヒョンが演じる。

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(写真左から)エリートの道を捨てて旅するドンウク役のカン・テウル、チョ・ブンレ、チュ・ジョンヒョク

名門大学卒、一流企業の入社と、誰もが憧れるエリートコースを歩みながら、それをすべてリセットして旅を続けるドンウク役は、『三銃士』『マーダー・バラッド』『あの日々』などのミュージカルで安定した演技と歌唱力を披露しているカン・テウルと、『尹東柱、月を射る』『風月主』などで繊細な演技を見せたソウル芸術団団員のチョ・ブンレ、そして近年は『アガサ』『デストラップ』など、さまざまなキャラクターに挑み、俳優として充実した活動を続けるチュ・ジョンヒョクが起用された。

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(写真左から)彼女を探しにヨーロッパにやってきたソクホ役のキム・ギバン、キム・ナムホ、キム・ボガン

身を粉にして働き、パリに住む恋人に送金していたものの、彼女は浮気。愛を取り戻すためにヨーロッパに飛んできたソクホ役には、ドラマや映画の名脇役として知られるキム・ギバンと、日本でのタレント活動を終えて韓国で本格再始動したキム・ナムホ、そして『ゴレゴレ』『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』などで好演したキム・ボガンが三者三様のコミカルなキャラクターを見せてくれる予定だ。

5月上旬には、カン・テウル、チョ・ブンレ、チュ・ジョンヒョク、キム・ギバン、キム・ナムホ、キム・ボガンの6人がフランス、スイス、イタリアの3カ国をバックパッカーとして旅し、有名な観光スポットを訪ねた“認証ショット”も公開している。

見れば旅立つ衝動にかられることは必至の楽しい旅行劇、『ヨーロッパ・ブログ』は7月8日から大学路TOM1館で開幕。1次チケットは6月9日(木)にオープン予定だ。


2016europeposter【公演情報】
演劇『ヨーロッパ・ブログ』(유럽블로그)
2016年7月8日(金)~10月2日(日) 大学路TOM1館

<出演>
●ジョンイル役:キム・スロ、カン・ソンジン、キム・ドンヒョン
●ドンウク役:カン・テウル、チョ・ブンレ、チュ・ジョンヒョク
●ソクホ役:キム・ギバン、キム・ナムホ、キム・ボガン

プロデューサー:キム・スロ、ユ・インス、チェ・ジン/演出・脚色:イ・ジェジュン/原作:チョン・ミナ/作曲・音楽監督:イ・ジヌク

写真提供:ASIA BRIDGE CONTENTS ©韓劇.com All rights reserved. 記事・写真の無断使用・転載を禁止します。

さいきいずみの「韓劇日誌」Vol.3

さいきいずみの「韓劇日誌」Vol.3

 

「実力派俳優集結!AMTガラコンサート」

【風月主】

2013年6月21日~7月21日までAMTで上演された「風月主」

ギリギリの紹介になりましたが明日25日に「アミューズ・ミュージカル・シアター(AMT)」で韓国ミュージカル俳優によるガラコンサートが開催されます。

1年前の4月に幕開けした同劇場では1作目の「カフェ・イン~愛は偽り?!~」を皮切りに韓国の小劇場ミュージカルを全8本上演。このコンサートが劇場のクロージングイベントでもあります。昨年開幕してからずっと、一度帰国して劇場に見に行きたいな~と思っていたのですがタイミング合わず、結局観劇は叶いませんでした(残念ㅠㅠ)。当サイトをご覧いただいている方のなかにはAMTで初めて韓国ミュージカルを見て、いわゆる“韓流スター”だけではない、実力ある“舞台俳優”が存在することを知ったという方もいらっしゃるのではないでしょうか? AMTでの上演中は関係者やファンの方から賛否両論、さまざまな話を聞いていましたが、個人的には有名なドラマや映画には出ていなくても、無限に存在する個性豊かで確かな演技力をもつ舞台俳優たちの魅力を日本で体感する機会があったことだけでも、意義はあったと思っています。AMTはクローズしてしまいますが、アミューズをはじめ日本の公演関係者の方々には今後も継続して韓国作品を日本で上演する機会を作っていただければうれしいな、と思います。

2キム・ジェボム

 「AMTガラコンサート」に出演するのは、いままさに小劇場のメッカ大学路で活躍中の人気俳優たち。「カフェ・イン」「兄弟は勇敢だった」に主演したキム・ドヒョンさんは、現在話題の創作ミュージカル「シャーロック・ホームズ2:ブラッディゲーム」でホームズ役を演じています。シリアスからコメディまでこなせるオールラウンドプレーヤーのドヒョンさん、実は演劇界の大御所俳優だった故キム・ドンフンを父に、声優を母にもつ演技をするために生まれてきたようなサラブレッドなんですよ。そして「風月主」「兄弟は勇敢だった」に主演したキム・ジェボムさんはスマートで中性的なルックスと安定した表現力が魅力。いつも複数作掛け持ち出演が多いジェボムさん、演劇「悪い磁石」を終えたあと、いまは珍しくしばしお休み中ですが、次も注目作への出演は確実です。「風月主」で真聖女王を演じたキム・ジヒョンさんは「バンジージャンプする」のヒロインなど、清楚なイメージの役柄が多い方ですが、オムニバス演劇「オールモスト・メイン」では自己中キャラを実にうまく演じていて驚かされました。素のジヒョンさんの姿が見られるコンサートは貴重かもしれません。そしてスペシャルゲストで登場するソン・ドゥソプさん! AMTで上演した作品の多くに過去主演していたにもかかわらず、日本公演には残念ながら参加できていなかった彼がついに初来日。甘い歌声と、昔ダンスをやっていただけあって身のこなしが美しい俳優さんです。“殺人微笑”と呼んでもいいくらいに優しそうな笑顔が素敵なので、コンサートに参加される方は「堕ち」ないように注意してくださいね(笑)。

7キム・ナムホ

 「僕らのイケメン青果店」に出演していたカン・インヨンさんと「恋の駆け引きの誕生」に出演していたユク・ヒョンウクさんは2006年に上演された韓国版の「THE CONVOY SHOW-ATOM」に出演していたんですよ。実はもの凄いダンスの実力を持つ2人、コンサートでも披露してくれるといいですね。キム・ナムホさんは先日まで新大久保で上演していた「僕らのイケメン青果店」に主演していましたが、普段は末っ子キャラなど可愛いい役が多い方です。4月11日から人気ドラマを舞台化したミュージカル「フルハウス」に出演されるので、また明るく楽しいキャラクターを演じてくれそうです。チョン・ソンウさんは現在自身初となる演劇「M.Butterfly」で主人公ルネを誘惑するソン・リリン役で美しい女装姿を披露しています。これまでミュージカルへの出演が多かったソンウさんですが、本当は演劇をやりたいと言っていたので、今後はさらに活動の幅を広げていきそうです。最後に、ピアニストのシン・ジェヨンさんは昨年「スリル・ミー」の伴奏をしていた“第3の出演者”のひとり。演奏のさじ加減が重要な「スリル・ミー」は俳優のみならずピアニストで見に行くマニアファンもいて、サイン会では俳優と並んで出席するほど人気があります。

さてさて、長くなりましたがAMTはこれまでと同様、当日券5000円の「テハンノシート」も用意されているので、当日駆けつけても大丈夫だと思います。韓国国内でもこれだけのメンバーが揃うコンサートはなかなか難しいと思いますので、この貴重な機会を逃さず見に行ってほしいと思います。

2013年7月30日~9月1日に上演された「兄弟は勇敢だった?!」

2013年7月30日~9月1日に上演された「兄弟は勇敢だった?!」

「AMTガラコンサート」 ⇒公演詳細

3月25日(火) 16時/20時(全2回公演)

会場:アミューズ・ミュージカル・シアター(⇒アクセス)

S席10000円、テハンノシート5000円(当日券のみ) ※全席指定、税込、未就学児童入場不可

 

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