キム・ジフン

[PLAY]男たちのリアルな友情と葛藤のストーリー『サンドバッグ』開幕

[PLAY]男たちのリアルな友情と葛藤のストーリー『サンドバッグ』開幕

 

ケ・マンド役のキム・ジフン(左)とチェ・ホジュン

ボクシングジムを舞台に、男たちの友情と葛藤、兄弟愛を描いた新生制作会社「内柔外剛カンパニー」の第1作となる演劇『サンドバッグ』が開幕し、7月11日にプレスコールが行われた。

マンド(左)とホチョルは、ともにプロボクサーを目指していた親友同士だった

片思い中のジュンスに兄のごとく恋愛指南をするマンドとホチョル

本作は男性キャラクターのみが登場する、いわば“男臭い”作品だ。将来有望なボクサーだったが、けがでその道を諦め高利貸しとなったケ・マンド。肝臓の手術後、食べていくためにストリートボクサーとなったパク・ホチョル。そしてホチョルに憧れ、兄を支えようと尽くす気弱な弟パク・ジュンスと、3人の関係性が物語の軸となる。マンドとホチョルはかつてともにプロを目指す親友同士だったが、マンドの脱落により友情に溝ができた状態。しかしジュンスにとっては二人とも兄のような存在だ。彼らはそれぞれに、明かしていない秘密を抱えているのだ。

ソ・ジンウォン脚本家は「もともと短編映画用に準備していたものを演出家の提案で舞台化することになった。3人の友情と裏切り、そして陰謀を“天使の血で悪魔を生かす”という言葉のごとくストーリーを構成した」という。表面的にはホチョルが悪魔、ジュンスが天使で、マンドは犠牲者のように見えるが、「誰が天使で誰が悪魔かの判断は観客に委ねたい」と語った。

ホチョル役のイ・ジュニョク(左)とマンド役のチェ・ホジュンは人気作『女神様が見ている』にも出演した

マンド役にミュージカル『パルレ(洗濯)』で名を上げたチェ・ホジュンとキム・ジフン。ホチョル役には『ファリネッリ』のイ・ジュニクと、『済州日記』『シア・マッドネス』に出演したキム・ジュイル。ジュンス役は『花郎(ファラン)』に出演していたキム・テミンとユン・ヒョンソクと、いずれも劇場街大学路では、若くして経験豊富な実力派たちが揃っている。

ジュンス役のユ・ヒョンソク(左)とキム・テミンは、大学路の定番作『花郎(ファラン)』で経験を積んだ

劇中では本格的にサンドバッグやミットを打つシーンもあり、俳優たちは全員稽古中から毎日ボクシングのトレーニングを重ねてきたという。その結果、マンド役のチェ・ホジュンは役柄同様手にケガをし、他のキャストも日々小さなケガは絶えないそうだ。

ホチョル役のイ・ジュニョク(左)とキム・ジュイル

映画のシナリオがベースになっているため、劇中には演劇らしくないナチュラルでリアリティ溢れるシーンも多い。観客はボクシングジムの傍らで主人公たちのやり取りを見ているような錯覚に陥りつつ、役者たちの芝居を楽しめることだろう。
斬新な題材で大学路に新風を吹き込む『サンドバッグ』は、9月3日まで、大学路の新しい劇場ビル、ドリームアートセンターの3館で上演される。


【公演情報】
演劇『サンドバッグ』(샌드백)
2017年7月5日~9月3日 大学路ドリームアートセンター3館

<出演>
●ケ・マンド役:チェ・ホジュン、キム・ジフン
●パク・ホチョル役:イ・ジュニョク、キム・ジュイル
●パク・ジュンス役:キム・テミン、ユ・ヒョンソク

脚本:ソ・ジンウォン/演出:キム・ジェハン

取材協力:内柔外剛カンパニー


[PHOTO]演劇『ドキドキ私の人生』プレスコール

[PHOTO]演劇『ドキドキ私の人生』プレスコール

 

演劇『ドキドキ私の人生』プレスコール
2015年3月19日 大学路ユニプレクス2館

出演:オ・ヨン、チョン・ムンソン、イ・ギュヒョン、イ・ユル、
チェ・ジョンイン、クァク・ソニョン、キム・ジフン、キム・デゴン、
イ・ビョングォン、キム・ギチャン、キム・アヨン、キム・ウンジュ、
チュ・チャンウ、カン・ヨンジョン

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[PHOTO]国立劇団青少年劇『オストリッチ・ボーイズ』プレスリハーサル

[PHOTO]国立劇団青少年劇『オストリッチ・ボーイズ』プレスリハーサル

 

2014 타조소년들 ニコナヘ国立劇団青少年劇『オストリッチ・ボーイズ』(타조소년들)

2014年11月15日~30日 国立劇団 小劇場・幕

原作:キース・グレイ「オストリッチ・ボーイズ」(Keith Gray 「Ostrich Boys」日本訳書「ロス、きみを送る旅」)
脚本:カール・ミラー(Carl Miller)
演出:トニー・グレアム(Tony Graham)
出演:ケニー役 キム・ジフン、シム役 キム・ピョンジョ、ロス役 オ・ジョンテク、ブレイク役 パク・ヨンウ

Story:ケニー、シム、ロス、ブレイクの4人はすべての秘密を共有するほどの親友。だが不慮の事故でロスが死んでしまい、残された3人は、ロスの遺骨が入った骨壺を盗み、生前ロスが行きたがっていた街、“ロス”への旅に出る。

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