アン・ジェヨン

[PLAY]『報道指針』フォトギャラリー

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【公演情報】
演劇『報道指針』<보도지침>
2019年4月26日(金)~7月7日(日) 大学路TOM2館

<出演>
●キム・ジュヒョク(社会部記者)役:パク・ジョンボク、イ・ヒョンフン
●キム・ジョンべ(編集長)役:チョ・プンレ、カン・ギドゥン、キ・セジュン
●ファン・スンウク(弁護士)役:オ・ジョンテク、ソン・ユドン
●チェ・ドンギョル(検事)役:クォン・ドンホ、アン・ジェヨン
●ソン・ウォンダル(判事)役:チャン・ヨンチョル、ユン・サンファ
●男役:チャン・ギョクス、チェ・ヨンウ
●女役:イ・ファジョン、キム・ヒオラ

プロデューサー:チャン・サンヨン/責任プロデューサー:チェ・ギョンファ/作・演出:オ・セヒョク/音楽:イ・ジヌク/振付:イ・ヒョンジョン/舞台:キム・デハン/音響:キム・ソンイク/照明:イ・ジュウォン/衣装:ドヨン/ヘアメイク:チョン・ソジン/舞台監督:イ・ジョンウ/制作プロデューサー:イ・イェジ

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イ・ホンイの「ソウルde演劇めぐり」Vol.23

イ・ホンイの「ソウルde演劇めぐり」Vol.23

 

カナダの人気ドラマを舞台で上演!『キムさんのコンビニ』

(写真中から時計回りに)チャン・ヨンチョル、パク・ヨンギュ、アン・ジェヨン、チェ・ヨンミ、イ・ファジョン ©国立劇団

韓国国立劇団では、いま「韓民族ディアスポラ展」と題したシリーズ演劇を5作連続で上演しています。“ディアスポラ(diaspora)”とは、元々パレスチナを離れて暮らしながらも、ユダヤ教の規範と生活慣習を守っているユダヤ人の総称でしたが、最近は故国を離れ、その地に定住している共同体を指す言葉としてよく使われています。
6月1日から始まったこの演劇シリーズでは、アメリカ、イギリス、カナダ、フランスで活動している韓国系作家を招き、これまでに4作、上演してきました。
●ヨンジン・リー(Young Jean Lee)
『龍飛御天歌(용비어천가/Song of the Dragons Flying to Heaven)』
●インスク・チャペル(In-sook Chappell)
『これはロマンスではない(이건 로맨스가 아니야/This isn’t Romance)』
●ジュリア・チョ(Julia Cho)
『茄子(가지/Aubergine)』
●ミア・チョン(Mia Chung)
『あなたのための私のためのあなた(널 위한 날 위한 너/You For Me For You)』

そしてシリーズ最後となる5作目の作品が、今回紹介する『キムさんのコンビニ(김씨네 편의점/Kim’s Convenience)』です。
この作品はカナダではテレビドラマとしてのほうが有名です。2016年にカナダの国営放送CBCのテレビシリーズで、2017年カナディアン・スクリーン・アワード11部門にノミネートされ、話題となったシットコム(=シチュエーション・コメディ)です。

演劇からドラマ化の過程を語る出演者&スタッフインタビュー(カナダCBC公式YouTubeチャンネルより)

原作者のインス・チェ ©国立劇団

この脚本を書いたのは、幼少時に韓国からカナダへ移民したインス・チェ(Ins Choi)。彼は俳優でもあるのですが、アジア人であるがゆえになかなか役に恵まれない日々が続き、自身を含めアジア系の俳優がたくさん出演できるような作品を作ろうと、直接脚本を書いてみたそうです。そして2011年に、最初は演劇として作ったこの作品を「トロント・フリンジ・フェスティバル」という総合芸術祭で上演し、見事に「ベスト・フリンジ10」に選ばれ、パトロンズ・ピック(PATRON′S PICK)賞(≒観客賞)を受賞。翌年には、トロント演劇批評家協会の「最優秀カナダ演劇」としても選定され、彼の脚本家デビュー作は、その後もカナダのみならず、イギリス、アメリカなどでも上演されています。さらに2016年からはテレビ・シリーズへと発展し、ますます多くの人に愛される作品になったのです。

この物語の主人公は、妻、娘とコンビニを経営している韓国系カナダ人のミスターキム。移民して数十年が経ちましたが、ミスターキムはまだまだ韓国人です。典型的な家父長主義で、韓国を愛し、日本が嫌いで、黒人は信用できません。そんな彼が自分の人生について真剣に考えていたある日、不動産屋の知り合いから、世界最大のスーパーマーケットチェーン「ウォルマート(Wal-Mart Stores)」が出店する前に店を売って、安定した老後を準備しなさいと忠告されます。しかし、彼にそんな気はさらさらありません。娘のジャネットに店を継いで欲しいとさえ思っているのです。そんな中、彼の頭の中には自分と不仲のため、家を出て暮らしている息子ジョンが思い浮かびます。

移民である作家自身の人生を反映しているこの戯曲は、移民が多い国だけにカナダの観客たちに「うちの家族も同じだ」と大きな共感を呼んだそうです。
この作品の演出を務めるのは、ミュージカル『僕とナターシャと白いロバ(나와 나타샤와 흰 당나귀)』『ラフマニノフ(라흐마니노프)』や、演劇『年老いた少年たちの王国(늙은 소년들의 왕국)』『報道指針(보도지침)』などの話題作を次々と手がけ、いま韓国の舞台シーンで最も注目を集めている若手劇作家・演出家のオ・セヒョクです。彼は特に、コミカルな描写に才能を発揮する人なのですが「台本を読んだときに何の違和感もなく、まるで自分が書いた本みたいだと感じました」と話していたそうです。

『夫婦』朗読公演の模様 ©創作集団LAS

『夫婦』朗読公演の模様 ©創作集団LAS

この『キムさんのコンビニ』をはじめ、「韓民族ディアスポラ展」で上演した作品は、厳密に言うとすべて“翻訳劇”になりますが、ちょうど同じ時期にドゥサン・アートセンターでも「DAC戯曲リサーチ」というタイトルで海外の戯曲に焦点を当てた企画上演が行われました。
「DAC戯曲リサーチ」はアメリカ、イギリス、日本の最新戯曲を6人の翻訳家が企画・翻訳し、朗読公演として上演。カンファレンスも行われました。
上演作のひとつだった岩井秀人原作の『夫婦(부부)』は、私が翻訳者として参加し、同じく岩井原作の『て(손)』を2015年から韓国で翻訳上演している創作集団LASと朗読上演しました。
『夫婦』『て』ともに脚本家自身の家族の物語を舞台化した作品でしたが、観客からは「まるで自分の家族を見ているようだ」「これは韓国の脚本家が書いたと言っても信じられる」「生々しくてびっくりした」という反応がありました。国は違っても、やはり家族の物語は万国共通の普遍性があるようです。翻訳劇を見るときには、例えば“日本色が強い”“いかにもアメリカっぽい”とか、“フランス作品は難解だ”など、原作の国に対する多少偏見混じりの視線を持つことが多いですが、国籍は一旦忘れて作中のキャラクターに集中すれば、まるで自分のことのように物語を受け入れられることでしょう。カナダに住む韓国人一家の物語、『キムさんのコンビニ』も、近所のコンビニでの出来事を見るように面白さを感じられるのではないかと、期待しています。


【公演情報】
「韓民族ディアスポラ展」
演劇『キムさんのコンビニ』(김씨네 편의점)
2017年7月14日~7月 国立劇団ペク・ソンヒ チャン・ミンホ劇場

<出演>
●父(ミスターキム)役:チャン・ヨンチョル
●母役:チェ・ヒョンミ
●娘ジェニー役:イ・ファジョン
●息子ジョン役:アン・ジェヨン
●マルチマン(一人多役):パク・ワンギュ

作:インス・チェ(Ins Choi)/翻訳:イ・オジン/演出:オ・セヒョク/ドラマターグ:ソン・ウォンジョン/舞台:キム・スヒ/照明:マ・ソンヨン/衣装:イ・ユンジョン/小道具:ペク・へリン/ヘアメイク:イ・ジヨン/音楽:オム・ブレ/音響:チョン・ユンソク

写真提供:国立劇団、創作集団LAS


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[MUSICAL]天才ピアニストの半生を舞台化『ラフマニノフ』キャスト公開

[MUSICAL]天才ピアニストの半生を舞台化『ラフマニノフ』キャスト公開

 

rachmaninov『ファリネッリ』『サリエリ』など、著名な音楽家の人生を次々とミュージカル化して注目を集めている制作会社HJカルチャーが、新作『ラフマニノフ』を制作、注目のキャストが発表された。

セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943)は、19世紀末から活躍したロシアを代表するピアニスト。作曲家として多くの名曲を残しているが、1897年に発表した「交響曲第1番」が不評に終わり、大きな挫折を味わった彼は、その後神経衰弱となって作曲活動ができなくなってしまったという。本作では、その間、彼の心理治療を担当した精神科医ニコライ・ダーリとの関係にスポットを当て、二人の葛藤や友情をラフマニノフの名曲とともにドラマチックに描いた二人芝居のミュージカルだ。

主人公のラフマニノフを演じるのは、パク・ユドクとアン・ジェヨン。『サリエリ』ではモーツァルトを演じていたパク・ユドク。そして、演劇『ヒストリーボーイズ』でピアノの伴奏も披露するスクリプス役で出演していたアン・ジェヨンと、ともに実際にピアノを弾ける二人だけあって、流暢な演奏を劇中でも披露してくれるはずだ。

一方、精神科医ダーリ役は、『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』『リトル・ジャック』などHJカルチャー作品は常連のキム・ギョンスと、今回同カンパニーには初参加となるチョン・ドンファが演じる。

音楽監督を務めてきたイ・ジヌクを中心に、HJカルチャー作品ではおなじみのスタッフが揃うなか、演劇『報道の指針』が評判を呼んだ若手演出家のオ・セヒョクを演出に起用。作品に演劇的なドラマ性や深みを与えてくれると期待される。

HJカルチャーの芸術家ミュージカルシリーズ第4弾となる、『ラフマニノフ』は7月21日~8月25日まで、大学路(テハンノ)のトンスンアートセンター トンスンホールで上演される。


rachmaninovposter【公演情報】
ミュージカル『ラフマニノフ』(라흐마니노프)
2016年7月21日~8月25日 トンスンアートセンター トンスンホール

<出演>
●セルゲイ・ラフマニノフ役:パク・ユドク、アン・ジェヨン
●ニコライ・ダーリ役:キム・ギョンス、チョン・ドンファ

プロデューサー:ハン・スンウォン、キム・ジョンソク/脚本:キム・ユヒョン/作曲:イ・ジヌク、キム・ボラム/演出:オ・セヒョク/脚色:ユン・サンウォン/音楽監督:イ・ジヌク/舞台:キム・デハン/小道具:キム・ジョンラン/音響:キム・ジュハン/照明:イ・ジュウォン/衣装:ドヨン/ヘアメイク:キム・スッキ/舞台監督:キム・ウンビ

写真提供:HJカルチャー ©韓劇.com All rights reserved. 記事・写真の無断使用・転載を禁止します。

[MUSICAL]実力派キャストが勢ぞろい『ネクスト・トゥ・ノーマル』2年ぶりの再演!

[MUSICAL]実力派キャストが勢ぞろい『ネクスト・トゥ・ノーマル』2年ぶりの再演!

 

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(写真左から)ソ・ギョンス、チョン・イェジ、オ・ソヨン、パク・カリン、チョン・ヨンジュ、チョン・ソンミン、チェ・ジェリム

歌唱力はお墨付きの実力派ミュージカル俳優をそろえて、2年半ぶり3度目の再演となった『ネクスト・トゥ・ノーマル』のプレスコールが、12月17日に開催された。

過去の傷を心の奥深くに抱えたまま生きてきた、母ダイアナを支えようと努力する家族たちの姿と、それぞれの葛藤を描く本作は、ミュージカルではなかなか見ることができない演劇のような繊細かつ深みのあるストーリー。一見すると幸せに見える、ある家族の軋みの物語をロックをベースにしたアッパーなサウンドとともに堪能できる、他とは一線を画した作品性をもっている。

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ダイアナ役のチョン・ヨンジュ(左)とマッデン医師役のイム・ヒョンス

プレスコールでは、全キャラクターが顔を合わせるメイン曲「ただ、また別の日(Just Another Day)」をはじめ、「君は知らない(You Don’t Know)」「スーパーボーイと透明少女(Super Boy and Invisible Girl)」「僕は生きている(I’m Alive)」など、8曲をハイライト試演した。ダイアナ役のパク・カリンをはじめ、初演、再演と出演してきたキャストも多く、すでにしっかりと楽曲が身体に馴染んでいる印象だった。

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ダイアナ役のパク・カリン(左)と息子ゲイブ役のソ・ギョンス

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ゲイブ役のチェ・ジェリム

演出家のビョン・チョンジュが「前2回と違いを出すというよりも、どれほど深く、この作品を理解できるかという目標を立てて稽古してきました」というだけあって、初演から3度目の出演となるパク・カリンは「出演するたびに脚本がより理解できて、ダイアナに近づきつつある」と手ごたえを感じている様子だった。また、近年は女優として出演しているのはこの作品のみのパク・カリンは「この作品を韓国で上演する前から、ブロードウェイの関係者に“この作品は逃してはいけない”と聞いていました。実際に見て、この年齢の女優ならば演じたいという欲を出さざるを得ない作品だと、関係者が薦める理由が分かりました。もともとロックが好きだということもあり、音楽、台本、ストーリーラインすべてが良かったんです。韓国でもし上演することがあれば、絶対オーディションを受ける! 決めていたんです。そのあと、韓国で上演することが決まってからはすべてをさし置いてオーディションを受けに行ったんです」と、出演秘話を語り、格別の愛情を見せていた。

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ダイアナ役のパク・カリン(左)とチョン・ヨンジュ(右)、そして夫ダン役のイ・ジョンヨル

一方、今回ダイアナ役に初挑戦しているチョン・ヨンジュは「役に近づけるよう努力していると言いたいけど、自分で理解しているダイアナをお見せしようと頑張っています。他の事は何も考えず、これほどどっぷりと浸るキャラクターは俳優生活21年で初めてです」と役柄にハマっている様子だった。

151217ntn6ダイアナの息子ゲイブ役は初演で同役を演じたチェ・ジェリムと、再演に出演したソ・ギョンス。チェ・ジェリムは「初演では単に役柄を好きで演じていましたが、3年を経て再び舞台に立つことができたので、ただ役を追いかけるのではなくゲイブが劇中で抱える意味やキャラクターを理解して、成熟したゲイブをお見せしたいです。プレスコールの試演では、いきなり下着姿で登場しましたが(笑) 公演を重ねるにつれ少しずつ良い身体をお見せできるよう努力します」と、ソ・ギョンスとともにナイスバディのゲイブを見せてくれることを予告した。

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演出家ビョン・チョンジュ(左)とプロデューサーのパク・ヨンホ

本作のプロデューサー、パク・ヨンホ氏は、韓国へこの作品を紹介した立役者であり、『スリル・ミー』『バンジージャンプする』など観客に愛される多くの作品を上演してきた。「個人的にも『ネクスト・トゥ・ノーマル』はとても意味がある作品です。今世紀に創られた新作のなかでも最も愛着がある作品ですし、ブロードウェイで上演作のトレンドを変えた作品のうちのひとつです。そんな作品をいち早く韓国に紹介し、3度の再演までできたこと自体が幸運だと思います。この作品でプロデューサーとして戻り、“舞台とは何か?”を考えながら準備してきました。おそらく永遠に忘れられない作品になるでしょう。今後も、ずっと大切にしてきた作品のリバイバルもあるし、来年からは大劇場から小劇場の新作などいろいろと準備しています。常に最善を尽くしていきたいと思っています」と語り、これからのプロデュース作にも期待が高まった。

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(左から)娘ナタリー役のオ・ソヨン、チョン・ソンミン、チョン・イェジ

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ナタリーの恋人ヘンリー役のアン・ジェヨン(左)、ペク・ヒョンフン(中)、医師マッデン役のイム・ヒョンス(右)

劇中では葛藤を抱える家族を演じているが、会見中はみな、本当の家族のように和気あいあいとチームワークの良さを見せていた『ネクスト・トゥ・ノーマル』は、3月13日までドゥサンアートセンター ヨンガンホールで上演される。151217ntn10


2016ntnposter【公演情報】
ミュージカル『ネクスト・トゥ・ノーマル』(넥스트 투 노멀/Nest to Normal)
2015年12月16日(水)~2016年3月13日(日)ドゥサンアートセンター ヨンガンホール

<出演>
●ダイアナ役:パク・カリン、チョン・ヨンジュ
●ダン役:ナム・ギョンジュ、イ・ジョンヨル
●ゲイブ役:チェ・ジェリム、ソ・ギョンス
●ナタリー役:オ・ソヨン、チョン・ソンミン、チョン・イェジ
●ヘンリー役:アン・ジェヨン、ペク・ヒョンフン
●マッデン医師役:イム・ヒョンス

脚本・歌詞:ブライアン・ヨーキー(Brian Yorkey)/作曲:トム・キット(Tom Kitt)
プロデューサー:パク・ヨンホ、ユ・ジュヨン/演出:ビョン・チョンジュ/音楽監督:イ・ナヨン

●公式サイト:http://nexttonormal.co.kr/

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[MUSICAL]CJ CREATIVE MINDSリーディング公演 2015年は『阿娘歌』からスタート!

[MUSICAL]CJ CREATIVE MINDSリーディング公演 2015年は『阿娘歌』からスタート!

 

아랑가 포스터CJグループが文化芸術の発展を支援するため、2006年に設立したCJ文化財団では、公募形式で運営している舞台新人クリエイター育成プログラム「CJ CREATIVE MINDS」を2010年から実施している。現在までに新作創作ミュージカル32作品の制作者を発掘し、『風月主』『女神様が見ている』『ラスト・ロイヤル・ファミリー』『ギュン』『ビースティ・ボーイズ』など、本公演されて大ヒットした作品も多い。こうした公演界への高い貢献度を讃え、「第2回ソウルミュージカルフェスティバル」では イェグリンアワード最高賞であるイェグリン賞を受賞している。

昨年度は「CJ CREATIVE MINDS」で4作品が選定され、今年、麻浦区にある多目的ホール「CJ azit」でいよいよリーディング(朗読)公演が行われる。
まずは3月23、24日に上演される『阿娘歌(아랑가 アランガ)』は、中央大学演劇学科の同期である、キム・ガラム脚本家とイ・ハンミル作曲家が創作した。アメリカ、日本、中国、韓国など23カ国、37の大学と演劇教育機関が参加した第3回「Asian Theatre Schools Festival(ATSF)」で最優秀作品賞を受賞し、国際的にも作品性の高さが認められていた作品だ。同時に昨年「CJ CREATIVE MINDS」の公募にも当選したことで、韓国の舞台関係者が熱い視線を送るなかでのリーディング公演となる。

『阿娘歌』は高麗時代に編纂された、三国史記に収録されている「都彌説話(도미설화)」をもとに、高句麗の密偵トリムに騙されて百済を衰退させた「蓋鹵(ケル)王」の物語を再構成したファクション(faction)だ。南下する高句麗の圧迫と民の間で苦悩する蓋鹵王と、百済の将軍トミ、その妻アラン、高句麗のトリムなど、時代に翻弄された人物たちの葛藤と愛がドラマチックに描かれる。
『阿娘歌』は古典劇の雰囲気を生かすため、パンソリとミュージカル音楽のミックスに挑戦。伝統芸能、唱劇(チャングク)で語り部の役割を果たす「導唱(도창 ドチャン)」も登場して、百済と高句麗の闘いや登場人物の心理を解いていくそうだ。

キャストは『レベッカ』『アガサ』や『スカーレット・レター』などで見せた、凛とした男性的な佇まいが魅力のパク・インベをはじめ、『共同警備区域JSA』『風月主』『二都物語』の実力派イム・ヒョンス、『ヒストリーボーイズ』『女神様が見ている』など人気上昇中のアン・ジェヨン、『ウィキッド』『キンキーブーツ』の新鋭イ・イェウンのほか、導唱としてパク・インへが登場する。「CJ CREATIVE MINDS」のリーディング公演は、毎回こうした豪華キャストが揃うのも見どころのひとつである。

2015年は『阿娘歌』以降も、『陽気京城(명랑경성)』『小惑星B612(소행성B612)』『ソンタクホテル(손탁호텔)』の3作品がリーディング公演を控えている。ここから、何作が評価を得て本公演に躍進することができるのか? 今年も各方面から期待と注目が集まっている。

「女神様が見ている」初日公式ステージ写真

「女神様が見ている」初日公式ステージ写真

 

9月20日に開幕した「女神様が見ている」の初日ステージの模様と記者会見時の公式写真です。
韓国公演よりもかなり広いステージ。キャストはかなり緊張していた様子で、
みな汗だくになりながら頑張って初日のステージをこなしていました。
その熱演ぶりが伝わる写真をお楽しみください。

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「女神様が見ている」シン・ソック役 アン・ジェヨン

「女神様が見ている」シン・ソック役 アン・ジェヨン

 

ajy1「女神様が見ている」でジェヨンさんが演じるのは、上官であるヨンボムとともに無人島に流され、捕虜だった北朝鮮の兵士たちに逆に捕えられてしまうシン・ソック。どこか朴訥としていて、一見するとヨンボムのイエスマン的なキャラクターに見えますが、俄然ソックが輝くのが最初に女神様が登場するシーン。彼が秘めていた切ないラブストーリーには思わずジーン……。そのシーンで歌われる「つぼみ(꽃봉오리)」という曲をオーディションのために聴いて、彼がソックを演じたい、と思ったのも納得の場面です。

ajy2何と言っても、ジェヨンさんが大きく存在感をアピールした作品は2013年初演の演劇「ヒストリー・ボーイズ(通称:ヒボ)」で演じたスクリプス役です。彼のスマートなイメージにピッタリ! 劇中では語り部の役割を果たし、主人公ポスノと歌を歌う場面では、ピアノの伴奏までもこなすという八面六臂の活躍をしていました。流暢に演奏していたピアノは、実はこの作品に起用されたあと、一から練習したんだそうです。芝居の稽古と並行しつつ、3カ月ほど毎日ピアノの練習をしたので夢にまで出てきたと言っていました。余談ですが、2014年の再演でポスノ役として共演していたユン・ナムさんとは本当に高校時代、同じクラスの同級生だったそうですよ。
今年は「ヒボ」「女神様」出演後、演劇「LOST」とミュージカル「ビースティ・ボーイズ」に並行出演して大忙し!「ビースティ・ボーイズ」で演じていた俳優志望のホスト、ミニョク役は“軟派”なキャラクターで新鮮でした。まだまだいろんな演技の引き出しを持っていそうで、これからが楽しみな人です。

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<韓国公式挨拶インタビューより>

来日直前!All About 「女神様(ヨシンニム)」!!

来日直前!All About 「女神様(ヨシンニム)」!!

 

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韓国ミュージカル「女神様が見ている」来日公演カウントダウン特集!

All About 「女神様(ヨシンニム)」!!

いよいよ9月20日、世田谷パブリックシアターで開幕する韓国ミュージカル「女神様が見ている」。
その作品世界を愛してやまない韓劇.comが、開幕直前!スペシャルページをご用意しました。
この特集を読んでおけば観劇の予習はカンペキ! 来日公演出演キャストによる「直筆」インタビューもお楽しみください。

ryowook①「女神様(ヨシンニム)」って?

作品誕生の背景や公演データなどトリビア的小ネタを紹介します。
⇒ページを見る

②「女神様(ヨシンニム)」5つの鑑賞ポイント

来日公演で初めて観る方も、韓国語が分からない方も“ココ”を押さえておけば間違いない! 作品をより楽しめるポイントを伝授します。
⇒ページを見る

③来日公演キャスト「直筆」インタビュー

来日公演出演キャストによる「直筆」アンケートインタビューを公開! これは韓国でも実現していないスペシャル企画。“字は体を表す”と言いますが、俳優さんたちの性格がよ~~く現れている、筆跡と回答内容は必見です。

iczhg1:ハン・ヨンボム役

チョ・ヒョンギュン(조현균)

「女神様」のストーリーを牽引する韓国軍の大尉ヨンボム役、チョ・ヒョンギュンさんが登場!

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icajy2:シン・ソック役

アン・ジェヨン(안재영)

素朴なキャラクターの裏には切ない恋の秘話が。韓国軍兵士ソック役、アン・ジェヨンさんが登場!

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icsmy3:女神様役

ソン・ミヨン(손미영)

すべての兵士たちにとっての“大切な人”、女神様役のソン・ミヨンさんが登場!

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icjsk4:イ・チャンソプ役

チン・ソンギュ(진선규)

厳格な顔の裏にある、人情味溢れる素顔が魅力。北朝鮮人民軍の隊長、チャンソプ役のチン・ソンギュさんが登場!

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icjodonghyun5:チョ・ドンヒョン役

ユン・ソッキョン(윤석현)

模範的な兵士が秘めていた、ある思いとは……? 北朝鮮兵士、ドンヒョン役のユン・ソッキョンさんが登場!

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icjmi6:ピョン・ジュファ役

チュ・ミンジン(주민진)

南北の兵士の潤滑剤的な役割を果たす、癒し系イケメンの北朝鮮兵士、ジュファ役のチュ・ミンジンさんが登場!

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icjsw7:リュ・スンホ役

チョン・ソンウ(전성우)

女神様の存在を信じる、ピュアすぎる北朝鮮兵士、スンホ役のチョン・ソンウさんが登場!

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icryowook8:リュ・スンホ役

リョウク(려욱)

韓国公演プレスコール&来日公演フォトSP

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DSC_0195●PHOTO SPECIAL●

⇒9月20日 初日公式ステージ写真

⇒9月20日 初日カーテンコール&取材会 フォトアルバム
⇒9月23日アフタートーク フォトアルバム

※20日カーテンコール&取材会と23日アフタートークのリンクはFacebookフォトアルバムに飛びます。


取材協力:劇団ヨヌ舞台/アミューズ
記事中の舞台写真はすべて2014年韓国公演プレスコールより

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