「女神様が見ている」でヒョンギュンさんが演じるのは、登場人物の中心となる韓国軍兵士ハン・ヨンボム。祖国に残してきた娘に会いたいヨンボムは、いつも怯えてばかりいた純粋な北朝鮮兵士スンホに、まるで子供に話すかのように女神様の作り話を聞かせます。それを信じたスンホに船や無線機器を修理するやる気を出させるため、南北の兵士が協力するようになり、心を通わせていくきっかけを作る人物です。
彼は本格デビューしてまだ4年足らず。特に、下の回答にもある、2012年の「ブルックリン」で演じたテイラー役の素晴らしさはいまでも鮮烈に覚えています。まだ年若い彼が、ベトナム戦争で傷ついた孤独な帰還兵という難役を実に丁寧に演じていました。今年上半期は「女神様が見ている」に初参加しただけでなく、ほぼ並行して新作創作ミュージカル「サリエリ」にも出演していました。「サリエリ」では、モーツァルトの存在により自我を崩壊させていくサリエリの嫉妬心=ジェラス役を熱演。「エリザベート」におけるトートや、現在上演中の「ザ・デビル」におけるXのように、人間の内面を実体化させたミステリアスなキャラクターをセクシーにカッコよく演じていました。それもあって、実はいま韓国の公演マニアの女の子たちの間で人気沸騰中! 今後ますます活躍の幅を広げていきそうですよ。
<韓国公式挨拶インタビューより>
http://youtu.be/nG7WuTeA3hc?list=UUkmC7UDuSFBEChPPV3zc6dw
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