「ジキル&ハイド」「ラ・マンチャの男」などでおなじみのODミュージカルカンパニー制作によるミュージカル「ドラキュラ」が7月、韓国で初演される。
ブラム・ストーカー原作の同名小説をミュージカル化した「ドラキュラ」は、2001年に米・サンディエゴで初演され、2004年からブロードウェイで上演。以降もスウェーデン、オーストラリア、イギリス、カナダ、日本で翻訳上演された。本作の作曲は「ジキル&ハイド」など多数の傑作ミュージカルを生み出してきたフランク・ワイルドホーン。日本では現在、元宝塚トップスター和央ようかとの婚約が話題だが、和央の退団公演と2011年に主演したこの「ドラキュラ」が縁結びとなったという点でも注目だ。
その他のスタッフもODミュージカルカンパニーの代表作、「ジキル&ハイド」の制作陣を中心に構成。韓国上演作を多数手がけてきた演出のデイヴィッド・スワンは、「ジキル&ハイド」などでワイルドホーンと最強タッグを組んできただけに、そのクオリティに期待が高まる。韓国スタッフは、音楽監督に「ジキル&ハイド」「太陽王」「太陽を抱く月」のウォン・ミスル、舞台デザインは「太陽を抱く月」「ラスト・ロイヤルファミリー」「風月主」のオ・ピリョン、衣装デザインは「ジキル&ハイド」のチョ・ムンスが担当する。
キャスト公開が待ち遠しい「ドラキュラ」は7月~9月まで 芸術の殿堂オペラ劇場にて上演。