忠武アートホール 大劇場

[MUSICAL]若さとエネルギーに満ちた感動の舞台『ニュージーズ』開幕!

[MUSICAL]若さとエネルギーに満ちた感動の舞台『ニュージーズ』開幕!

 

newsies21

(写真左から)ジャック・ケリー役のソ・ギョンス、オン・ジュワン、イ・ジェギュン

「新聞売りの少年たち、世界を止める!」と謳い、ブロードウェイに新風を吹き込んだディズニーミュージカル『ニュージーズ』の韓国初演がスタートし、プレスコールが開催された。

newsies6

ジャック・ケリー役のイ・ジェギュン(写真中)

newsies11『ニュージーズ』は、1992年にディズニーが制作した同名映画が原作。『リトル・マーメイド』『アラジン』『美女と野獣』などのディズニーアニメ映画でアカデミー賞を受賞したアラン・メンケンによる作曲、トニー賞を4度受賞しているハーヴェイ・フィアスタインが脚本を手掛けるなど、豪華な制作陣により2011年に米ニュージャージーで初演された。翌年にはブロードウェイ進出を果たして1000回を超えるロングラン公演を行い、のべ100万人以上を動員したという。19世紀末のニューヨークを舞台に、ストリートで新聞売りをしながら貧しい生活をおくる“ニュースボーイ”たちが、新聞社の横暴な販売価格つり上げに反対してストを起こし、彼らが自ら社会を変えていこうとする姿を追った物語だ。

newsies15

newsies3

(写真左から)ディヴィ役のカン・ソンウク、ジャック・ケリー役のソ・ギョンス、キャサリン役のチェ・スジン

アジアでは初となる上演にあたり、有名な俳優を使わない“No Star Casting”、韓国オリジナル演出をつける“Non-Replica”方式を取り入れ、近年の韓国ミュージカル界のトレンドとは真逆をいく制作方式が話題となっていた。
3カ月にわたるオーディションをへて起用された“ニュースボーイ”こと、アンサンブルの青年たちはまだ無名の若手俳優ばかりだが、抜群の身体能力とダンスの実力を兼ね備えた“金の卵”がそろっている。なかでも2010年に韓国版を初演した『ビリー・エリオット』で主人公の少年ビリーを演じたパク・ジュンヒョンが、ビリー役で身に着けた美しいターンやタップンダンスの実力を発揮しつつ成長した姿を見せているのは『ビリー・エリオット』ファンにとっては感動せざるを得ないポイントになるだろう。

newsies14

newsies10

ミュージカル初挑戦!ジャック・ケリー役のオン・ジュワン

そして彼らニュースボーイを率いるジャック・ケリー役の3人にも注目だ。特に、今回ミュージカルに初挑戦となったオン・ジュワンの熱演ぶりと破格の身体能力には目を見張る。かつては東方神起のユンホの練習生時代にダンスを教えていたほどの実力をもっていただけあって、キレのある身のこなしを披露。歌の実力もなかなかのもので、今後は映画やドラマのみならず、舞台にも活動の場を広げることが期待される。また、これまでさまざまなミュージカルで少年役を演じてきたソ・ギョンスとイ・ジェギュンもそれぞれの個性を生かしてジャック役を情熱的に消化し、二人のジャックも見逃せない。加えて、ジャックを支えるディヴィ役のカン・ソンウク、クラッチー役のカン・ウニルも、今後舞台シーンでさらなる活躍は間違いなしの魅力を発揮している。

newsies8

注目の新人、クラッチー役のカン・ウニル(写真左)とディヴィ役のカン・ソンウク(写真中)

少年たちが権力者にストライキという形で立ち向かうというストーリーは、やや地味ではあるものの、それを凌駕する若い俳優たちのエネルギーとはつらつとした姿に、観劇後すがすがしい気持ちになれるはずだ。韓国ミュージカルの未来を担う若い俳優たちを応援したくなる『ニュージーズ』は7月3日まで、忠武アートホール大劇場で上演される。

newsies16newsies9newsies18newsies19newsies20


newsiesposter【公演情報】
ミュージカル『ニュージーズ』(NEWSIES/뉴시즈)
2016年4月12日(火)~7月3日(日) 忠武アートホール 大劇場

<出演>
●ジャック・ケリー役:オン・ジュワン、ソ・ギョンス、イ・ジェギュン
●ディヴィ役:カン・ソンウク
●クラッチー役:カン・ウニル
●キャサリン役:リナ、チェ・スジン
●レス役(子役):ユン・フェリックス、イ・テギョン、ハン・ウジョン
●ジョセフ・ピューリッツァー役:ファン・マニク
●メダ・ラーキン役:チェ・ヒョンソン
●ルーズベルト役:キム・ボンファン
●ワイジュル役:カン・ソンボム
●スナイダー役:キム・ヨンファン
●ハンナ役:キム・ミョンヒ
●少女たち役:ユン・ソミ、ナムグン・へユン
●ニュースボーイたち:イ・ホジン、コ・フン、チェ・グァンヒ、シン・ウソク、パク・ジョンべ、チョン・ヨル、チョ・ヒョヌ、チャン・テクス、パク・ヒョヌ、チョ・ユンサン、チョン・チャンミン、チャン・ジェウン、ハン・チョルス、ナム・ジョンヒョン、チン・ハンビッ、パク・ジュンヒョン、パク・ジンサン(スウィング)、シム・ヒョンジュン(スウィング)

作曲:アラン・メンケン/作詞:ジャック・フェルドマン/脚本:ハーヴェイ・フィアスタイン/プロデューサー:シン・チュンス/演出・振付:デイヴィッド・スワン/音楽監督:ウォン・ミソル/舞台:オ・ピリョン/照明:イ・ウヒョン/衣装:チョ・ムンス/音響:クォン・ドギョン/ヘアメイク:キム・ソンへ/制作:イ・スンジン/技術:キム・ミギョン

©韓劇.com All rights reserved. 記事・写真の無断使用・転載を禁止します。

[MUSICAL]2016年11月開幕『モンテクリスト』オーディションを実施

[MUSICAL]2016年11月開幕『モンテクリスト』オーディションを実施

 

2016montecristoposterEMKミュージカルカンパニーが大ヒットさせたライセンスミュージカルのひとつ『モンテクリスト』が2016年11月、約3年ぶりの再演に向けて、オーディションが開催される。

2010年の韓国初演は、リュ・ジョンハン、オム・ギジュン、シン・ソンロクが主人公モンテクリスト伯爵を演じ、ヒロインのメルセデスをオク・ジュヒョンとチャ・ジヨンが演じるという豪華布陣だった。以降も、イム・テギョン、キム・スンデやユン・ゴンジュなどのトップスターたちが出演してきた興行作だ。

アレクサンドル・デュマの小説「モンテ・クリスト伯(邦題は「巌窟王」)」を原作に、『ジキル&ハイド』のフランク・ワイルドホーンと、『皇太子ルドルフ』も共同作業した脚本家ジャック・マーフィーのコンビで創り上げたドラマチックな復讐劇は、2009年にスイスでプレミア上演後、ストーリーを強化して、世界で2番目に韓国版が上演された。当時、客席シェア95%、8週連続前売りランキング1位を記録して、翌年には全国ツアーを、3度目の再演も地方公演を行うほどの人気となった。

物語は、純粋で誠実な船乗りだったエドモン・ダンテスが、モンテゴ、ビルポート、ダングラースらの策略により濡れ衣を着せられ投獄される。さらに婚約者メルセデスもモンテゴに奪われ、孤島の刑務所で彼は地獄のような日々を送る。刑務所で出会ったファリア神父とともに脱獄を企てるが、神父の死と引き換えに脱獄に成功。その後、モンテクリスト島で財宝を見つけた彼は“モンテ・クリスト伯爵”と名を変えて、自分を陥れた者たちに復讐を誓うのだ。
大長編の原作から、愛や陰謀、壮絶な復讐と赦しのストーリーを抽出して2時間半のドラマに圧縮。3D映像や照明を駆使したエンターテインメント要素の高い舞台美術は、劇的効果を倍増させて観客を楽しませてくれる。ストーリーにぴったりなキャッチーかつドラマチックなスコアも聴きどころが多い作品だ。

今回のオーディションは、前途有望な若い船員だったエドモン(のちのモンテクリスト伯爵)をはじめ、メルセデス、悪役のモンテゴら主・助演俳優を大量選抜する予定だ。韓国のEMKミュージカルカンパニーのホームページ(http://www.emkmusical.com/)を通して、12月31日まで受付、1次書類審査合格者は、1月からの2次審査に役柄別の歌や振付審査が行われる。
4回目の再演となる2016年公演は、11月からソウル市中区の忠武アートホール大劇場で上演予定だ。

写真提供:EMKミュージカルカンパニー ©韓劇.com All rights reserved. 記事・写真の無断使用・転載を禁止します。