レット・ミー・イン

『アイーダ』『RED』…シンシカンパニー2016年公演ラインナップを発表

『アイーダ』『RED』…シンシカンパニー2016年公演ラインナップを発表

 

 

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2016年11月開幕『アイーダ』

常に舞台ファンを満足させる作品のセレクトと高いクオリティで、観客の信頼を得ているシンシカンパニーが、2016年の上演ラインナップを発表した。ミュージカル、演劇と新旧作品を織り交ぜた6作品で来年1年間、観客と出会う。

【ミュージカル】

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2016年2月開幕『マンマ・ミーア!』

娘ソフィ役のソヒョン(少女時代)と母ドナ役のチェ・ジョンウォン

●『マンマ・ミーア!』 2月24日~6月4日 シャーロッテシアター

70年代に数多くの大ヒット曲を世に送り出したスウェーデンのポップミュージック・グループABBA(アバ)の代表曲でつづるジューク・ボックス・ミュージカル『マンマ・ミーア!』。韓国初演から11年目を迎え、ソウル公演は約4年ぶりに再演を果たす。
物語の舞台はギリシャ・エーゲ海に浮かぶある島のホテル。このホテルを営むシングルマザーのドナと、結婚式を間近に控えた娘ソフィの絆を描く感動作は、同名映画も大ヒットし世界中で知られている人気ミュージカルのひとつだ。今回の目玉キャストは、結婚式を控えた娘ソフィ役に初挑戦する少女時代のソヒョン。そして、初演から出演を続けるチェ・ジョンウォンらベテラン俳優と、シン・ヨンスク、ホン・ジミンら、今回この作品に初出演する実力派ミュージカル俳優たちの競演だ。
⇒作品・キャスト紹介詳細記事


2016seenseeAIRPORT●『エアポート・ベイビー』 2月23日~3月6日 大学路アートワンシアター1館

大型ライセンスミュージカルの上演が多いシンシカンパニーが、今年は創作ミュージカルの小品を準備中だ。『エアポート・ベイビー』は、韓国で生まれ、海外で養子となって成長した青年が自らのルーツをさがすため母国を訪れる、という物語。韓国では社会問題にもなっている海外養子を背景にしたこの作品は、脚本家チョン・スヤンと作曲家チョン・ヒソンという新人作家が生み出した。2013年に若手クリエイターを育成する支援作に選ばれ、2014年には忠武アートホールが創作ミュージカルの育成プロジェクト『MUSICAL HOUSE BLACK & BLUE』でショーケース上演も行われている。今回の本公演では演出家・音楽監督、女優としても活躍中のパク・カリンが演出を担当。そしてショーケースから出演していた『ジーザス・クライスト・スーパースター』『ネクスト・トゥ・ノーマル』やオペラ『リタ』などの出演で注目を浴びるチェ・ジェリムが再び主演する。

出演:チェ・ジェリム、カン・ユンソク、イ・ミラ、ファン・ソンホン、オ・ジョンフン、キム・パダ、チ・セロム


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2016年11月開幕『アイーダ』

●『アイーダ』 11月3日~2017年2月26日 シャーロッテシアター

2016年下半期の注目作となるのは必至の『アイーダ』は約4年ぶりの再演。古代エジプトの将軍ラダメスと、捕虜となったヌビア(現在のエチオピア)の王女アイーダの運命的な愛を描いた本作は、韓国では2005年に初演後、この10年の間に3回しか上演されていないものの、韓国の大劇場ミュージカルを代表する作品のひとつとなっている。過去オク・ジュヒョン、チャ・ジヨン、ソーニャ、ペ・ヘソン、チョン・ソナ、イ・ソクジュン、イ・ゴンミョン、キム・ウヒョン、キム・ジュンヒョン、キム・ホヨンなどが出演。本作への出演はスター俳優の証とも言われ、韓国ではミュージカル俳優の多くが出演を熱望する作品だけに、今回も大きな期待が寄せられている。


【演劇】

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2016年1月開幕『レット・ミー・イン』 パク・ソダムとアン・スンギュン

●『レット・ミー・イン』 1月21日~2月28日 芸術の殿堂CJトウォル劇場

スコットランド国立劇団が制作した『レット・ミー・イン』は、2010年に公開されたクロエ・モレッツ主演映画『モールス』の原作小説「Let the Right One In」をベースにした舞台作品。この作品は2008年に『ぼくのエリ 200歳の少女』というタイトルで『モールス』に先駆け、スウェーデンで映画化されカルト的人気を博している。何といっても注目は、『ベテラン』『思悼(サド)』『黒い司祭たち』など、今年大ヒットした映画に出演し、韓国映画界の超大型新人女優として注目を浴びているパク・ソダムの演劇初挑戦。主人公のイーライ、オスカーを演じる新人俳優と、チュ・ジンモらベテラン俳優たちとの競演に注目だ。
⇒作品・キャスト紹介詳細記事


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2016年4月上演 『父と私と紅梅と』 主演のシン・グ(右)とソン・スク

●『父と私と紅梅(ホンメ)と』 4月9日~4月24日 国立劇場 タルオルム劇場

シン・グと、ソン・スクという演劇界の重鎮二人の共演で、2013年の初演では客席シェア98%を記録したヒット作。韓国を代表する劇作家チャ・ボムソクの名を冠した「チャ・ボムソク戯曲賞」を受賞している本作が、チャ・ボムソクの没後10年を迎える2016年に意味ある再演を行う。若いころ、長男ばかりをかわいがる父に反発し、家を飛び出して演劇俳優となった次男が、末期がんで父が余命わずかだと知り、実家に戻ってくる……。久々に再会した父子が、長年の葛藤の裏にある秘話を繊細に紐解いていく感動の物語を、シン・グ、ソン・スク、チョン・スンギルほか、初演からの全メンバー出演で上演される。


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2016年6月開幕 『RED』

●『RED』 6月5日~7月10日 芸術の殿堂 自由小劇場

カン・シニル、チョン・ボソク、カン・ピルソク、ハン・チサン、パク・ウンソクなど人気俳優の出演で多くの観客に愛された『RED』が1年ぶりに戻ってくる。NYで40~70年代に活躍した抽象表現主義の画家、マーク・ロスコとその助手、ケンの姿を通して、芸術家の孤独と悲哀、そして師弟の絆を描く2人芝居だ。ベテラン俳優と若手俳優二人が丁々発止の会話を繰り広げ、俳優自身がまるでロスコとケンのように演技の師弟関係を築くさまが客席で堪能できる。今回の再演ではどんな顔合わせとなるのか要注目だ。

写真提供:シンシカンパニー ©韓劇.com All rights reserved. 記事・写真の無断使用・転載を禁止します。

[PLAY]注目の新人パク・ソダム、映画『モールス』舞台版『レット・ミー・イン』に初主演

[PLAY]注目の新人パク・ソダム、映画『モールス』舞台版『レット・ミー・イン』に初主演

 

letmeinposter2『ベテラン』『思悼(サド)』『黒い司祭たち』など、大ヒット映画に次々と起用され、韓国映画界の超大型新人女優として注目を浴びているパク・ソダムが演劇に初挑戦する『レット・ミー・イン』のキャストが公開された。

『レット・ミー・イン』は、2010年に公開されたクロエ・モレッツ主演映画『モールス』の原作となったスウェーデンの作家ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト(John Ajvide Lindqvist)の小説「Let the Right One In」をベースにした舞台作品。原作小説は『モールス』に先駆けて、2008年にスウェーデンで映画化されている(邦題は『ぼくのエリ 200歳の少女』)。
現在この作品は、ジャニーズWESTメンバーの小瀧望主演で『MORSE-モールス-』というタイトルで東京・大阪にて日本版が上演中だ。

物語の舞台はスウェーデンの首都ストックホルム郊外。学校ではいじめられ、母子家庭の孤独な10代の少年オスカーの周囲で、残忍な殺人事件が次々と起きる。やがて隣に引っ越してきた少女イーライと知り合うが、彼女は学校にも行かず、日中は外出さえしない。そんな彼女に惹かれ始めるオスカーだが、イーライには彼がまだ知らない秘密があったのだ。

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ヴァンパイア少女イーライ役のパク・ソダム(左)と父ホーカン役のチュ・ジンモ

今回の韓国初演は、スコットランド国立劇団が制作した作品を“レプリカ・プロダクション”(オリジナルプロダクションをすべて踏襲する公演形態)で上演される。ミュージカル『ONCE』の韓国版・オリジナル来韓公演も手掛けた演出家ジョン・ティファニーをはじめ、のオリジナル版のスタッフたちが直接創り上げるという。

主人公には、オーディションに応募した約600人のなかから、まだ20代前半の新人が選ばれた。ヒロイン、イーライ役には忠武路(チュンムロ=映画界)の怪物新人パク・ソダムと、小劇場演劇で演技を磨いていた新人イ・ウンジ。オスカー役には少年のような童顔をもち、演劇『飛行少年KW4839』などに出演したアン・スンギュンと、ナムアクターズに所属する新人オ・スンフンの4人だ。そしてイーライの父ホーカン役は、映画、舞台で活躍するチュ・ジンモをはじめ、11人のキャストが出演する。
特にパク・ソダムはもともとミュージカル俳優を夢見て演技を志したという。韓国芸術総合学校で演技科を専攻している彼女だけに、オーディションでもヴァンパイア少女の姿を見事に披露して、演出家は惜しみない賛辞を贈ったという。

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イーライ役のイ・ウンジ(左)とオスカー役のオ・スンフン

ヴァンパイアと人間の恋というと、世界中で大ヒットした『トワイライト』シリーズが有名だが、本作の原作小説や映画ではかなり残忍な場面も登場する。ジョン・ティファニー演出家は「ホラー的なシーンを舞台に移すという発想が面白かった。この作品では愛も扱います。純粋な恋は現実的な愛となるか? という質問も投げかけていて、ヴァンパイアを素材にこのような話をできることが興味深かった」と語っており、この作品世界を、才能あふれる若き俳優たちとともにどう創り上げるのかに注目だ。
『レット・ミー・イン』は1月21日から、芸術の殿堂CJトウォル劇場で開幕する。

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イーライ役パク・ソダム(左)とオスカー役アン・スンギュン


letmeinposter1【公演情報】
演劇『レット・ミー・イン』(렛미인)
2016年1月21日~2月28日 芸術の殿堂CJトウォル劇場
(1月21、22日はプレビュー公演)

<出演>
●イーライ(エリ)役:パク・ソダム、イ・ウンジ
●オスカー役:オ・スンフン、アン・スンギュン
●ホーカン役:チュ・ジンモ
●オスカーの母役:パク・ジウォン
●ジミー役:イム・ジョンワン
●ジョニー役:パク・ミンギュ
●ミッキー役:イム・ヒチョル
●俳優1役:パク・シボム
●俳優2役:アン・チョンファン

脚本:ジャック・ソーン(Jack Thorne)/演出:ジョン・ティファニー(John Tiffany)/協力演出:イ・ジヨン/振付:スティーヴン・ホゲット(Steven Hoggett)/音楽:オラフ・アルナルド(Olafur Arnalds)/舞台:クリスティン・ジョーンズ(Christine Jones)/照明:シャイン・ヤブロヤン(Chahine Yavroyan)/音響:ガレス・フライ(Gareth Fry)

<公式トレイラー>

写真提供:シンシカンパニー ©韓劇.com All rights reserved. 記事・写真の無断使用・転載を禁止します。