チャン・ジン

[PLAY]ぺ・ジョンオク、ソ・ユジン、イ・チョンア出演『花の秘密』3度目の再演

[PLAY]ぺ・ジョンオク、ソ・ユジン、イ・チョンア出演『花の秘密』3度目の再演

 

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(写真左から)モニカ役のソ・ユジン、ジャスミン役のぺ・ジョンオク、ソフィア役のイ・ソンジュ、ジーナ役のキム・ボジョン

モニカ役のソ・ユジン

モニカ役のソ・ユジン

映画、テレビ、舞台と、ジャンルレスに活躍するチャン・ジン監督の作・演出で2015年に初演した演劇『花の秘密』が3回目の再演を迎え、開幕を前にプレスコールが開催された。

個性豊かなキャラクターたちと、シニカルなセリフを散りばめたチャン・ジン監督ならではのコメディが楽しめると評判になった本作は、わずか1年の間に再演から地方公演まで行うヒット作となった。今回3回目の再演ではキャストをほぼ総入れ替えし、ぺ・ジョンオク、ソ・ユジン、イ・チョンアなど、テレビドラマで活躍中の女優たちが顔を揃えている。

物語の舞台は、イタリア北西部にある田舎町ヴィラールペローザ。主要産業はブドウ栽培とワイン造りというこの村に住む女性たちが主人公。年長で皆のまとめ役のソフィアに、酒浸りのジャスミン、一時は女優を夢見た美貌のモニカ、そして工科大を主席で卒業した才女でありながら、田舎暮らしを余儀なくされているジーナの4人だ。彼女たちはそれぞれに夫への不満を抱えながら暮らしてきたが、サッカー観戦に行った夫たちが事故に遭ったことで、夫の保険金を受け取るためにある作戦を実行することになる。

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名女優の酔った演技は必見、ジャスミン役のぺ・ジョンオク

チャン・ジン監督は、今春の再演終了後しばらくはこの作品を上演しないつもりでいたそうだが、初演を見たジャスミン役のぺ・ジョンオクが出演を熱望したことが今回の再演への契機となったという。
当のぺ・ジョンオクは「チャン・ジン監督とは7、8年ぶりに一緒に仕事をすることになったが(これまで演じてきた役柄のためについた)、シリアスなイメージから抜け出してコメディに挑戦したかった」と語った。舞台では赤ら顔でコミカルなキャラクターを演じている彼女は、イメージチェンジした姿で観客と対面できることへの期待感を表していた。
モニカ役のソ・ユジンは4年ぶりの舞台復帰となった。「ドラマ『子供が5人』が終わったあと、年内は休もうと思っていたが(本作の制作会社スヒョンジェカンパニーを主宰する)チョ・ジェヒョン先輩に推薦され、チャン・ジン監督のコメディを演ってみたいという欲から出演を決めた」と、ミュージカル、演劇と舞台経験は豊富な彼女らしいコメントを披露した。

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初舞台とは思えない落ち着いた演技を見せたモニカ役のイ・チョンア(左)と、ソフィア役のグ・ヘリョン

同じくモニカ役のイ・チョンアは本作が舞台初挑戦となる。「父(演劇俳優イ・スンチョル)が長年演劇をやっているのを見て来たので、常に興味はあったが数年前にドラマで知り合い、出演舞台を見て来たぺ・ジョンオク先輩が出演されると知って、チャン・ジン監督の良い作品を良い先輩方と一緒にできることはまたとないと思った。このプレスコールで初めて観客の前に立って演じたが、とても気持ちがいい」と充実した表情を見せていた。

時事ネタを封印した演出意図を語るチャン・ジン監督

時事ネタを封印した演出意図を語るチャン・ジン監督

作品に鋭い風刺を盛り込むことで知られるチャン・ジン監督だが、「最近は痛快さを通り越して、国民はあまりにも大変だ」と言い、(韓国内外で大きな話題となっている大統領問題などの)時事ネタは悩んだ末、今回あえて取り入れなかったという。
「(ホリデーシーズンの)12月に上演する演劇には特別な意味がある。1年の締めくくりに私たちができるのは、観客にとって印象深い休暇や癒しとなること」と、作品を純粋に楽しんでもらいたい様子が伺えた。
「『花の秘密』は女性たちの秘密の一夜の物語。“ある女性の秘密のため、非常に多くの人々が苦しんでいる今、この作品が小さな癒しになればいい”と書いたが、書いておきながら自分で鳥肌が立った。そんな能力もない奴が、偉そうにいたずら書きしたようだったからだ。最後の観客がいらっしゃるまで、作品がより良くなるよう努力する」と、最後にはチャン・ジン監督らしいアイロニーも込めた言葉で締めくくっていた。2016hananohimitu6

劇中には思わずクスッと笑ってしまうようなセリフや描写が満載で、特にチャン・ジン監督の映画ファンならばもれなく楽しめる『花の秘密』は、11月30日から、大学路のデミョン文化工場1館で上演される。


2016hananohimituposter【公演情報】
演劇『花の秘密』(꽃의 비밀)
2016年11月30日~2017年2月5日 デミョン文化工場1館ビバルディパークホール

<出演>
●ソフィア役:イ・ソンジュ、グ・へラン
●ジャスミン役:ぺ・ジョンオク、チョ・ヨンジン
●モニカ役:ソ・ユジン、イ・チョンア
●ジーナ役:キム・ボジョン、パク・ジエ
●カルロ役:イ・ドンヒョン、チェ・テウン
●サンドラ役:ハン・アリョン、チョン・ユンミン

作・演出:チャン・ジン

取材協力:スヒョンジェカンパニー ©韓劇.com All rights reserved. 記事・写真の無断使用・転載を禁止します。


[PLAY]チャン・ジン戯曲をキム・スロが上演『タクシー・ドライバー』10月開幕

[PLAY]チャン・ジン戯曲をキム・スロが上演『タクシー・ドライバー』10月開幕

 

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(写真上段左から)キム・スロ、キム・ミンギョ、カン・ソンジン (下段左から)チョ・ヘイン、キム・ドンヒョン、チョ・ガビ

昨年、キム・スロプロジェクトにより伝説の舞台を11年ぶりに上演した『タクシー・ドライバー』が1年ぶりの帰還を果たす。

演劇『タクシー・ドライバー』は、映画監督、劇作家として知られるチャン・ジンの作・演出で1997年に初演。当時“チャン・ジン師団”と呼ばれる常連俳優のひとりであったチョン・ジェヨンを主演に上演された。
タクシー運転手だったというチャン・ジンの父親の逸話を基に創作された本作は、チャン・ジン式ユーモアがたっぷりの言葉遊びも盛り込まれ、韓国での原題『タクシー・ドリボル(택시 드리벌)』は、劇中で運転手の“言い間違い”が発端となっている。

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2015年公演の様子

約1年ぶりの再演となる今回は、昨年のメインキャストを中心に、新旧メンバーを織り交ぜたキャストとなっている。
主人公のタクシー運転手、チャン・トッペ役には、コメディショー番組「SNL Korea」などで活躍中のコメディアン、キム・ミンギョ。チャン・ジンのオリジナル版時代にも本作に主演したカン・ソンジン。そして、昨年は本作で乗客となるチンピラ役で出演していたキム・ドンヒョンが、トッペ役に挑む。
そしてトッペの初恋の相手として登場するユ・ファイ役には新人女優のチョ・ヘインとチョ・ガビ。そして、タクシーの乗客となりひと騒動起こす3人のチンピラの“オッケ(=肩の意味)”1.2.3役を、キム・スロに加え、トッペ役のカン・ソンジン、キム・ドンヒョンが一人二役で出演する。
そのほか、劇中にはさまざまなタクシーの乗客が多数登場するが、パク・ジュンソ、アン・ドゥホら昨年に引き続き出演して芝居を盛り上げる。

笑いと涙の人情ドタバタ喜劇『タクシー・ドライバー』は、10月1日からドゥサンアートセンター ヨンガンホールで開幕する。


【公演情報】
演劇『タクシードライバー』(택시 드리벌)
2016年10月1日(土)~12月4日(日) ドゥサンアートセンター ヨンガンホール

<出演>
●チャン・トッペ役:カン・ソンジン、キム・ミンギョ、、キム・ドンヒョン
●ユ・ファイ役:チョ・ヘイン、チョ・ガビ
●オッケ(チンピラ)1・2・3役:キム・スロ、カン・ソンジン、キム・ドンヒョン

ハン・ウヨル、パク・ジュンソ、チェ・ソウル、パク・ジン、チョン・サンフン、チェ・ヨンドン、キム・ロサ、ソ・ジエ、リュ・ギョンファン、チョ・フン、パク・ソウン、ソ・へウォン、イム・ジュンワン、パク・ヒョヌ、キム・ソンジュン、キム・アヨン、キム・ウンジュ、アン・ドゥホ、チョン・ジェヒョク、ノ・スアほか

プロデューサー:キム・スロ、チェ・ジン/原作:チャン・ジン/演出:ソン・ヒョウォン

写真提供:ASIA BRIDGE CONTENTS ©韓劇.com All rights reserved. 記事・写真の無断使用・転載を禁止します

[PLAY]チャン・ジン原作、伝説の舞台『タクシードライバー』11年ぶりに再演

[PLAY]チャン・ジン原作、伝説の舞台『タクシードライバー』11年ぶりに再演

 

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(写真左から)ポスター撮影中のパク・コニョン、キム・ドヒョン、キム・ミンギョ

映画監督として名高いチャン・ジンによる伝説のコメディ、『タクシードライバー』が俳優キム・スロプロデュースで11年ぶりに再演が決定。注目のキャストたちによるポスター撮影風景が公開された。

taxi3『タクシードライバー』は、『トンマッコルへようこそ』(原作・制作)『拍手するときに去れ』(原作・監督)など、自身が生み出した戯曲が多数映画化されているヒットメーカー、チャン・ジン監督が、1997年に初演した代表作のひとつ。初演ではチェ・ミンシク、00年クォン・ヘヒョ、04年チョン・ジェヨンと、今や韓国映画界の重鎮となっている名優たちを主演にチャン・ジン独特のユーモアとシニカルさを盛り込んだシナリオが高く評価されていた作品だ。実際にタクシーの運転手だったというチャン・ジンの父親が体験したエピソードを基に、ひとりの運転手の目を通じて、現代を生きる小市民たちの姿を切り取った喜劇となっている。

韓国語タイトルでは『タクシードリボル(택시 드리벌)』と表記しているのには理由があり、劇中で主人公のタクシー運転手チャン・トッペが自身の職業を間違って発音してしまうエピソードが登場するためだという。ちなみに、チャン・トッペという主人公の名前は、『無駄骨(허탕)』『不器用な人々(서툰 사람들)』など、過去にチャン・ジンが作・演出を手掛けた演劇にも登場した定番のキャラクター名だ。

演劇、ミュージカルと精力的に作品を発表しているキム・スロプロジェクトの第12弾として、舞台に上がる『タクシードライバー』には、映画、ドラマ、バラエティーなどで活躍する多彩なキャストが起用された。

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タクシー運転手チャン・トッペ役のパク・コニョン、キム・ミンギョ、キム・ドヒョン

江原道(カンウォンド)の田舎町からソウルに上京し、持っているものはタクシーだけという39歳独身のタクシー運転手のチャン・トッペ役には、コメディバラエティー「SNL Korea」で人気を博したコメディアンのキム・ミンギョ、『ヘドウィグ』『ディセンバー』などミュージカルに多数主演してきたパク・コニョン。そして、『シャーロック・ホームズ』『ドリーム・ガールズ』などのミュージカルから『デストラップ』などの演劇まで縦横無尽に活躍中のキム・ドヒョンが出演する。

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トッペの初恋の人ファイ役、キム・イェスル、ナム・ボラ、キム・ジュヨン

トッペにとって“悲運の”初恋の人であるファイ役には、映画『サニー』やドラマ『サメ』などに出演したナム・ボラが舞台初挑戦するほか、大学路の小劇場作品に出演してきた新人女優のキム・イェスルとキム・ジュヨンがヒロインを演じる。

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3人組のオッケ(チンピラ)役のカン・ソンジン、キム・スロ、イム・チョリョン

そして、97年の初演ではシン・ハギュンとチュ・ジンモが演じたというタクシーの乗客となる3人のオッケ(チンピラ)役にはコメディの達人ともいうべき、演技派のベテラン俳優たちが揃った。
チンピラ1役には00年公演で同役を演じたキム・スロと、『ヨーロッパ・ブログ』などキム・スロプロジェクト作品に出演してきたパク・ジュヌ。チンピラ2役は04年公演で主人公のトッペを演じたカン・ソンジンと、チャン・ジン作・演出の演劇『不器用な人々』などに出演してきたパク・ジュンソ。そして演劇『デストラップ』への主演やミュージカル『壁抜け男』や『美女はつらいの』の演出家でもあるイム・チョリョンと演劇『イ・ギドン体育館』『ヘビーメタル・ガールズ』など大学路で精力的に活躍中のキム・ドンヒョンが、チンピラ3役を演じる。

taxi2演出はキム・スロプロジェクト作品のひとつである『イ・ギドン体育館』の演出家ソン・ヒョウォン。チャン・ジン作品特有のテイストをどう消化して舞台で見せてくれるのか期待される。11年ぶりの再演で、この秋話題となるのは必至の演劇『タクシードライバー』は、9月1日からドゥサンアートセンター ヨンガンホールで開幕する。


taxyposter【公演情報】
演劇『タクシードライバー』(택시 드리벌)
2015年9月1日~11月22日 ドゥサンアートセンター ヨンガンホール

<出演>
●チャン・トッペ役:キム・ミンギョ、パク・コニョン、キム・ドヒョン
●ファイ役:ナム・ボラ、キム・イェスル、キム・ジュヨン
●オッケ(チンピラ)1役:キム・スロ、パク・ジュヌ
●オッケ(チンピラ)2役:カン・ソンジン、パク・ジュンソ
●オッケ(チンピラ)3役:イム・チョリョン、キム・ドンヒョン

プロデューサー:キム・スロ、チェ・ジン/脚本:チャン・ジン/演出:ソン・ヒョウォン

写真提供:ASIA BRIDGE CONTENTS ©韓劇.com All rights reserved. 記事・写真の無断使用・転載を禁止します。