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【独占】『モーツァルト!』2016年韓国版を演出 小池修一郎インタビュー[後編]

【独占】『モーツァルト!』2016年韓国版を演出 小池修一郎インタビュー[後編]

 

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プレスコールでは演出家自ら、各場面を丁寧に解説した

ミュージカル『モーツァルト!』の2016年韓国版を演出した小池修一郎独占インタビュー。後編では、稽古の裏話や、舞台美術、そして、日韓ミュージカル界の未来までを伺いました。舞台ファンには興味深いエピソードが盛りだくさん!

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●稽古はどんな感じで進められたのでしょうか? プレスコールではコロレド大司教役のミン・ヨンギさんが「ディテールが細かく描かれている」とおっしゃっていましたが。
「今回は、日本でやってる稽古に比べたら10分の1くらいの細かさじゃないかな(笑)。というか、韓国のみなさんはある意味“歌手”ですから、音楽的な部分はカッチリ掴んでいるじゃないですか。そこで感情的な部分の道筋を確認する、という形で進めました。ミン・ヨンギさんは初演からずっとやってこられた方だし、何度も出演してきた方も、初めて出演した方も、自分なりのイメージを持っている方が多かった。何度も再演している作品ですから、白紙の状態ではなかったですね」

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稽古中の様子 写真提供:EMKミュージカルカンパニー

●そして前回から大きく変わったセットも興味深かったんですが、センターに独特の動きをする大きな要塞のような階段があって、宝塚の大階段を彷彿とさせました。
「それはね、(舞台美術の)チョン・スンホ先生が、おそらく宝塚の舞台をご覧になって、銀橋を作りたいとまずおっしゃったんです。あの階段も、たぶん彼の頭の中では宝塚の大階段がもっと変化したら面白いだろうと思われたんだと思いますね。私的には、普段自分でも扱っている慣れ親しんだものだから、韓国の方々がこれに新鮮味を感じてくださるならいいなと思いました」

●では小池先生からこう作ってほしいとリクエストされたのではなかったと? 次のシーンに転換するときに、テレビ画面がワイプするような幕の使い方も面白かったです。
「はい、すべてスンホさんから出てきたアイデアです。当初からライトと映像的なパフォーマンスにしたいとおっしゃっていて、普通舞台美術家は逆なんですよ。予算的に映像や照明にお金がかかると、小道具が減ったりするから嫌がる人が多いのね。だけど逆に美術家のほうからそう言われるのは初めてだったから、すごくびっくりした。でも道具は道具で、EMKさんは大変大きな予算を持っているので、あんな大きいものを全部作ってくださいました(笑)」

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センターにある回転、変形する大きな階段が目を引く

●韓国の『モーツァルト!』で初めて銀橋が導入されたのがやはり新鮮でした。
「毎回思うんですけど、世宗文化会館がとても大きい会場なので、ちょっと奥に入ったところで芝居をやっても、なかなか観客に届きにくいんですよね。ハイライトでみんなで歌うシーンなんかは、一番後ろで歌ってもいいと思うのね。『モーツァルト!』の場合は、アマデって子供だし、『エリザベート』のトート(死)のほうが抽象的なはずなんだけど、“才能”っていうのは別の意味で表現が非常に難しい。トート(死)の場合は現象でもあるのけど、才能の場合は現象じゃないから。過去に制作した話を聞くとその部分はスルーしてきたような印象を受けたんです。だけど、ドンソクさんやヒョシンさんなど、日本版の台本を読んだり見たりして面白いと言ってくださったのは、その部分が分かりやすかったからだと思うんです。世宗でもその部分を分かりやすくしないと、と思ったので銀橋もあることだし、アマデやモーツァルトを前に出したりしたんです」

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ヴォルフガングやアマデ役たちの渾身の演技を間近で堪能できる

●重要なポイントとなる芝居を目の前に来て演じてくれるので、観客の立場からするととても嬉しいと思います。
「いまからでも1列目と2列目はチケットの値段を上げてもいいと思うよ(笑)。宝塚も前の席だからって値段は上げてないけど、上げても絶対チケットが売れちゃうと思いますよ(笑)」

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日本版にはないヴォルフガングとコロレド大司教が対峙するシーンは圧巻!

●劇場ロビーには日本からいらした方をたくさんお見掛けします。日本の『モーツァルト!』ファン的見どころというか、日本版にはない、特別に盛り込んだシーンなどはありますか?
「(2幕後半の)『楽な道はいつも間違った道(쉬은 길은 늘 잘못된 길)』というコロレド大司教とヴォルフガングが歌うシーンがあるんですけど、あれはハンガリーで付け加えられたシーンだと思います。日本でもやってないし、昔のウィーンやドイツでもやってなくて、韓国では前回の2014年版から入ってるのかな? ちょっと筋のなかに入れるにはやや難しい曲ではあるんですけど、確かにコロレドとヴォルフガングのデュエットはとても魅力的なので日本版でも入れてほしいという意見もすごくあったんですね。でもストーリー的に難しい。日本のミュージカルファンは演劇ファンだから、辻褄が合わないって言われるかもしれないね。でも韓国の場合はやっぱり音楽ファンだから、プロットにこだわらず入れてみたというか。プレスコールのときのミン・ヨンギさんは凄かったよね! 息づかいがマイクを通して聞こえるほどだったもの(笑)。それほど迫力のあるシーンになっているってことですね」

●今回、初めて韓国で演出をされて、改めて感じたことなどありましたか?
「まず韓国語がすごく羨ましいと思うところは、スピードがあるんですよ。だからセリフが音楽にちゃんとはまっていくんです。短く言い切れるってことは日本より音楽も短く終われるんですよ。2幕でレオポルトがコロレド大司教に『早く息子を連れて来い!』と言われて、『それなら孫を連れてきます』というシーンがあるんだけど、みんな凄い早口で喋ってるんじゃないの? と聞いたらそうじゃない、と(笑)。あの内容を日本で同じスピードでやろうとしても出来ない。日本の俳優だとタメを作っちゃったりとかして時間が3倍くらいかかりますよ。だから、西洋原作のミュージカルは、(日本よりも)原典に近い状態でやれてるでしょうね。逆に韓国の人たちからすると、日本のミュージカルはなんでこんなにまったりとやってるんだろうと感じると思いますよ」

●韓国ミュージカルの良い面で、日本に取り入れたいと思ったことはありますか?
「ミュージカルという文化の違いだと思うんだけど、韓国はやはり音楽中心のものなんです。日本もそうではあるんだけど、やっぱりミュージカルは演劇のジャンルに入っていて。ドイツや、ことフランスでは雑誌などで紹介されるときに演劇と同じページでは紹介されていないんです。サーカスやショー的な扱いで下に見られててガッカリしちゃうんだけど。日本では演劇として扱われているけど、それゆえに(物語、演技など)そっちばかりが論じられて、作品がもともと持っている音楽的な良さとかは二番目になってるところがあるんですよね」

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写真右が、劇団四季出身で日本語が堪能なアルコ伯爵役のイ・ギドン

●韓国版『モーツァルト!』キャストのなかで、この人は日本でもやらせてみたいな、と思った人などはいませんでしたか?
「脇役の俳優で、演技も歌も出来て、キャラクターもある人はなかなかいないんですよね。面白くて軽妙なんだけど、歌うとこのくらいか…みたいな。そんななかで、アルコ伯爵役のイ・ギドンさんが、舞台稽古に入るまで劇団四季にいたことを知らなかったんです。プロフィールにも書いてなかったし、本人も言わないんだもの(笑)。舞台稽古に入ってビックリした。日本語ペラペラなんですよ。だけど、いつも質問するときに彼は通訳を介して話してたのね。で、一度アンサンブルの人たちが疲れちゃって、集中してないことがあってイライラしたから、僕が通訳さんにちょっとボヤいたんですよ。その時に、ギドンさんがアンサンブルを集めて説教してらしたのね。私が苛立ってることを察して注意してくれたのかと思って感謝してたんですね。だけど今思うと、彼は僕がブーブー言ってた日本語を全部分かってたんだ!(笑) な~んだそうだったのか!と思って(一同爆笑)。俳優さんだから、下手すると通訳さんより流暢だし、ボキャブラリーが多いの。劇団四季出身だから、外国人が大変な母音もちゃんと出来てるんですよ。ちょっと調べたら2年くらい前に彼は日韓合同のコンサートの司会とかやってたんです。だけど四季で何年もやってたなんて誰も教えてくれなかったらビックリした(笑)」

●では最後に、日韓のミュージカル界がこれからどうなっていけばいいなと思っていらっしゃいますか?
「今までもいろんな交流があったと思うし、これからもどんどんやっていければいいなと思います。最近も大学路(テハンノ)の小劇場ミュージカルが日本で上演されてきているし、(韓国の俳優が日本公演に出演し、日本の演出家・栗山民也が韓国版を演出した)『スリル・ミー』のような交流もありましたよね。言語の問題はとても大きいと思うんだけども、ヨーロッパに比べると、韓国や日本は東アジアでルーツ的は同じじゃないですか。オーストリアでは国が小さいせいもあって、アメリカ、オランダ、ノルウェーとか、ウィーンミュージカルにはいろんな国の人が出演してるんです。だから日韓には言語の壁はあるんだけども、中国や東南アジアを入れても、言語的にはウィーンの状況よりも近いかもしれない。本当に悔しいんだけど、僕がいま20代だったら韓国に留学して、大学路でミュージカルを作ろう!とかやったと思うんですよ」

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日韓ミュージカルシーンの可能性はまだまだ開かれている!

●そういう意味では韓国の舞台制作の環境がとても羨ましい部分があると?
「いっぱいありますね。まず政府からお金が出てバックアップがあること。それに周りの人がそれをすごく温かく見守ってる気がするのね。演劇そのものは日本の70年代とか80年代の熱さに近い気がするんだけど、同時に社会のなかでのステータスがポジティブなんじゃないかな? 日本でもそういうものは認められてるんだけども、やっぱり儲からない芸術としての認知度があって(笑)。韓国だともうちょっと、みんながそこに夢を持ってる気がするんですよ」

●韓国でも舞台が“儲からない芸術”という認識は同じだと思いますけどね(笑)
「同じなんだけど、そこに対する夢のあり方がね、すごく熱いと思います。韓国の人らしいというか、そこが羨ましくて。日本だとやっぱり昔も今もミュージカルって、どうやっても『アメリカ人の真似だ』という意見があると思うんです。でも韓国ではそういう風には言わないんじゃない? いくらアメリカで始まったものでも、自分たちなりに、彼らよりもっと上手くできるという自負があると思うんです」

●テレビでオーディション的な番組もあったりして、小さいころから「ミュージカル俳優になりたい」と言ってる子供がたくさんいるんですよ。
「日本でもそういう子が昔はいたけどね、80年代くらいでみんな挫折したんじゃない?(笑)。いまの子はそんなこと言わなくなっちゃったんで、とても残念です。だから、ほんっとにね、いま若かったら、もっとやるのに!と思いますね。韓国やアジアの俳優が融合して世界と伍して行く、というのを考えたと思う。例えば『ミス・サイゴン』とか、(ウエストエンドで)韓国の俳優も出てたじゃないですか。そういう作品もあるんだけど、あれは西洋人が見たアジアのなかに組していくだけだから。本当はアジア人が考えることをアメリカやヨーロッパの人たちに見せていくような時代が来てもいいと思う。これまでは彼らが見た東洋っていうのを私たちは一生懸命学んできたわけですよ。ちょっと悔しいよね。だから一つの国の話じゃなくて、もうちょっと広がりがあると“アジア人も出来るんだ”と思わせることができるんじゃないかな?」

●将来そういう作品を手掛けられたらいいな、と?
「出来ればいいんですけど、たぶんそれを僕は老人ホームかなんかに入って見てるんじゃない?(笑)。ネットで中継を見たりとか(笑)」

●また韓国で演出のオファーが来たらやってみたいですか?
「スケジュールの調整ができれば、喜んでやってみたいですよ。元々小劇場が好きだったのに、日本で一番大きいくらいの劇団(宝塚歌劇団)に就職しちゃったんで、劇場も日本で一番大きな劇場でやる作品ばかりなんで、大学路の小劇場作品みたいなのはやれないで来てるんでね」

●逆に大学路みたいなところに憧れがあるんですね。
「そうなんです。日本でも小さな劇場で若者たちがやってはいるけども、そういう小劇場ブームっていうのはもう去っているんですよ。私が若い頃にはあった、そういう熱気みたいなのがまだ大学路には残っているから、もう羨ましくて羨ましくてしょうがない。ほんっっっとに! 生まれ変わったら……と思うんですけどね(笑)。これから日韓の若い人たちは、お互いにインターネットとか世界共通のツールをいっぱい持ってるから、作品をどんどん作れると思うんです。そういう時に、それぞれの国民性は感情表現のなかにあると思うんだけど、それが互いに理解できないものではないと思うのね。むしろとても理解できる。だから『西便制(ソピョンジェ)』みたいな作品は、日本人も絶対好きだと思いますよ。そういう部分でもお互いに共有できるものがいっぱいあるから、上手くやれたらいいと思いますよ。僕も楽しみにしてます」

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大学路のような劇場街や、新しい劇場が多いことがとても羨ましいとおっしゃっていた小池先生。先生が大学路で小劇場ミュージカルを演出! なんてことがあれば、それこそ大きな話題になると思いますが、日韓舞台シーンの交流がさらに進めば夢ではないかもしれません。
今年の韓国版について細かく解説してくださったこのインタビューを読めば、観劇の際にかなり参考になるはずです。ぜひ一人でも多くの方に、小池演出版『モーツァルト!』を観てほしい! と思っています。


2016mozartposter【公演情報】
ミュージカル『モーツァルト!』(모차르트!)
2016年6月10日~8月7日 世宗文化会館大劇場

<出演>
●ヴォルフガング・モーツァルト役:イ・ジフン、チョン・ドンソク、キュヒョン(SUPER JUNIOR)
●コンスタンツェ役:キム・ソヒャン、ナンア
●コロレド大司教役:ミン・ヨンギ、キム・ジュンヒョン
●レオポルト役:イ・ジョンヨル、ユン・ヨンソク
●ナンネール役:ぺ・へソン、キム・ジユ
●ヴァルトシュテッテン男爵夫人役:シン・ヨンスク、キム・ソヒョン
●セシリア・ウェーバー役:チョン・ヨンジュ
●シカネーダー役:ホン・ロッキ、イ・チャニ

脚本:ミヒャエル・クンツェ/作曲:シルヴェスター・リーヴァイ/演出:小池修一郎/協力演出:クォン・ウナ/韓国語詞:パク・ヨンミン、イ・ソンジュン、パク・インソン、キム・ムンジョン、クォン・ウナ/音楽監督:キム・ムンジョン/振付:イ・ラニョン/舞台:チョン・スンホ/衣装:ハン・ジョンイム/ヘアメイク:キム・ユソン/音響:山本浩一/音響スーパーバイザー:キム・ジヒョン/照明:グ・ユニョン/映像デザイン:ソン・スンギュ/舞台監督:イ・ジノ/制作監督:チョン・ウニョン

●公式サイト:www.musicalmozart.co.kr

取材、写真協力:EMKミュージカルカンパニー

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⇒インタビュー【前編】を読む

【独占】『モーツァルト!』2016年韓国版を演出 小池修一郎インタビュー[前編]

【独占】『モーツァルト!』2016年韓国版を演出 小池修一郎インタビュー[前編]

 

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小池修一郎  写真提供:EMKミュージカルカンパニー

2010年に初演し、韓国では今年で5回目の再演を上演中のミュージカル『モーツァルト!』。今回の目玉は、何といってもこの作品を世界的に知らしめるきっかけとなった日本版を創り上げた小池修一郎が演出を担当していることだ。原作者のミハイル・クンツェ&シルヴェスター・リーヴァイが「こんな作品を見たかった!」と絶賛し、いまや韓国でも定番の人気作となっている『エリザベート』も小池が演出した日本版の土台があってこそ。直接演出を手掛けなくとも、すでにさまざまな面で韓国ミュージカルに影響を与えてきた演出家だ。
今回、演出家生活30年にして初めて海外作品の演出に挑んだ小池に独占ロングインタビューを敢行。全ミュージカルファン必読です!

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●毎年日本で次々と大作の演出を手掛けられ、大変お忙しいはずの小池先生が韓国版『モーツァルト!』の演出を手掛けられると知ったときには大変驚きました。どのような経緯で演出することになられたのでしょうか?
「韓国の初演(2010年)のときに、キム・ジュンスさんの舞台を見せてもらって、僕はハングルだったから読めなかったんだけど、パンフレットにソフィさん(注:制作会社EMKミュージカルカンパニーのプロデューサー、ソフィ・キム(김지원)さん)が、帝劇の前で撮った写真と一緒に、日本版を見て面白いと思って、韓国でもやりたいと思ったという文章を寄せていらしたらしいんです。ウィーンではなく日本の舞台に関心を持ってくださったのがすごく嬉しくて。それからまたいろいろとバージョンが変わったというので2014年にもパク・ヒョシンさんでまた見せてもらいました。それから『エリザベート』や他の韓国ミュージカルも見に来たりしていたし、EMKの方も日本に来てくださったりして親しくさせていただいているなかで、2016年にまた上演するので(演出を)どうですか? というお話しをいただいてとても嬉しかったんです。だけど、いま実は日本では宝塚と東宝の両方で『エリザベート』の稽古をしているんですよ。なのでスケジュールの調整がつくかが問題だったんですけど、当初の日程よりも調整してくださったんです。それならばギリギリ出来るかな? と。日本側も協力してくれたし、何よりもEMKのほうで開幕日などを動かして下さったんですよ。皆さんがそこまでしてくださるなら、何としてでも期待にお応えしたいと思いました」

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2016年版のヴォルフガング、イ・ジフン、キュヒョン、チョン・ドンソク

●海外の作品を演出されるのは初めてですよね? これまでもそういうお話があったのではないかと思ったのですが。
「あったんですけど、スケジュールの関係などでうまく行かなかったんです」

●そんなタイトなスケジュールのなかで韓国版の演出をされることになり、先生の健康面を心配されたファンの方もいらしたようです。
「(笑)これからじゃない? 疲れが出るのは(『モーツァルト!』が終わった)これからですね。去年の秋からまったく休んでないですから」

●いろんな作品をご覧になったという、韓国ミュージカルに対してどういうイメージをお持ちでしたか?
「いまから約10年前くらいに韓流ブームが来たときに、日本でもいろんな韓国ミュージカルがツアーで公演をやったんです。でもツアーですから、歌は上手いんだけど作品としてのレベルはそれほど高いとは思えなかった。でも、それから『モーツァルト!』とかいろんな作品を韓国に見に来るようになって、これは韓国ミュージカルを好きな人がみんな言うんだけど、美術なり照明なりのプレゼンテーションがも~のすごい進歩を遂げたから。演劇はいまも昔も大変レベルが高いと思うのね、どんな国にも前衛の演劇というのはそれなりの個性を持ったものがありますから。それは絶対あったと思うんだけど、こういうショービジネスの面で。それに設備も良くて新しい、モダンな劇場がたくさん増えたでしょう? はっきり言って“あっ、一瞬にして日本は抜かれた”と思いました。だって日本は劇場が古いから。あとね、電圧が低いから。日本よりも韓国の照明の機能が電圧の面でぜんぜん良いんです。それはもう、今回圧倒されました。それでこんなに違うんなだと。でも日本の電圧を変えることはできないからね(笑)」

●これまでご覧になった韓国ミュージカルで印象深かったものは?
「『西便制(서편제 ソピョンジェ)』という作品を見たときに衝撃を受けました。ああいう内容をミュージカルという手段で、ここまで洗練された形で描くというのは、ちょっと日本だと無理なんですね。芝居には出来ると思うし、泥臭いミュージカルには出来ると思うんだけど、あれは泥臭さがないところが見事だった。(ストーリーは)泥臭い話なんだけどね。同じタイミングで『光化門恋歌』も見たんですけど、演出のイ・ジナさんという方を大変尊敬しています。まだ韓国ではお会いしたことはないけど。そういう素晴らしい演出家もいるし、音楽、美術、照明とかテクノロジーの面とミュージシャン、指揮者のレベルが高い。多くの人が歌い手のことばかり考えてるけど、韓国のミュージカルがここまで来たっていうのはスタッフが充実してきたんだと思いますね」

注:『西便制(서편제 ソピョンジェ)』は、韓国映画界を代表する監督の一人、イム・グォンテク監督の1993年作品『風の丘を越えて/西便制』の原作となった、イ・チュンジュの小説をベースに2010年に初演。(以降、2012年、14年にも再演)韓国の民俗芸能パンソリ(판소리)の歌い手であるソリクン(소리꾼)の父娘が人生を賭けて芸を追及する壮絶な生き様を描いた作品。

●今回は日本版の台本をベースにされているそうですが、どのように制作されたのでしょうか?
「台本は以前ソフィさんとパク・ヒョシンさんが日本に見にいらして、気に入ってくださったバージョンというか。いみじくもプレスコールでチョン・ドンソクさんが『初演のときに日本の台本を読んだだけでも面白かった』と言ってくださったのはテキストレイジって言うんですけども、日本で上演するときは(ミハイル・)クンツェさんたちと相談し、お願いをして日本人が共感できるように解釈を加えてあるんです。あとは、日本語でやると言葉がたくさん入らない。ドイツ語の半分くらいしか歌詞が入らないんですね。だから、日本版はすごくダイジェストにしてコンパクトにまとめないと同じようには言えず、ドイツ語だとその倍くらいの内容を喋ってるんです。韓国版は原作の70%はカバーしてると思う。言語学的にも一つの言葉が短くて詰まっているでしょう? ひとつのメロディーのなかにたくさんの言葉を入れられるので、これが非常に羨ましかったですね」

●セリフ的には日本版より中身が濃い感じなんですね。
「で、その(日本版のような)アダプテーション(脚色)を(韓国版で)やっても良い、やってほしいということだったんです。見た目的な演出よりも、どういう風に出てくるかというのはやはり台本にあるわけで、その台本に(自分なりの)解釈をちょっとしたところに加えてるわけですよ。例えば、原作ではナンネールと手紙を配達に来た郵便配達の会話から、ヴォルフガングの近況が語られるシーンがあるんです。郵便配達から受け取った手紙をただ読むだけではつまらないし、ナンネールの状況が分からないから、それを、原作の年号的にナンネールは結婚していたはずなので、郵便配達から夫に変えて、夫に言わせてるんです。(二人の会話に出てくる)家の修理の話題は僕が付け加えましたけどね」

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2016年版は、2幕のコンスタンツェのシーンに変化が

●これまで日本版にはあったけど、韓国版に今回新しく盛り込んだようなシーンはありますか?
「2幕のコンスタンツェ関連のシーンは日本以外ではやっていなかったですね。日本初演のコンスタンツェは松たか子さんという大女優だったので、ウィーン版だと出番が足りなかったというか、描かれ方が中途半端だったので歌をリプライズさせることで膨らませたんです。それがないと、1幕の冒頭にある、コンスタンツェがメスマー博士をヴォルフガングの墓に案内して頭蓋骨を掘り返してお金をもらう、というシーンで、彼女がそれをどういう心情でやったのか、ということを符合させないとただの嫌な女になってしまって勿体ないと思ったし、ちょっとはロマンチックな色も加わるかと思ったんです」

●前回の2014年版と比較すると、ヴォルフガングと家族(レオポルト、ナンネール)との関係よりも、今回はコンスタンツェおよびその一家との関係に重きが置いてあったように思えましたが?
「コンスタンツェとその家族が出てくる出番は変わってないし、前の韓国版でもやってるはずです。2014年版では母親セシリアと娘コンスタンツェの歌が2幕の頭にあったんですけど、それをカットしているので。でもインパクトという面では、セシリア役のチョン・ヨンジュさんの迫力ある演技もあるし、コンスタンツェが密接に絡んできてるから。コンスタンツェはアマデとヴォルフガングを取り合ってるわけで、そこに家族が登場するから印象が強いのかもしれませんね」

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ヴォルフガングの心情を繊細に表現するイ・ジフン

●3人のヴォルフガングの魅力を教えてもらえますか? プレスコールではイ・ジフンさんはとても繊細な演技を見せるとおっしゃっていましたね。
「イ・ジフンさんは俳優としてのキャリアが長いから、役の作り方とか周りの方たちとの関係性をすごく考える人ですね。演技の作り方がフレームインする感じというか、非常に映像的なんですよ。それと、大人の目でヴォルフガングの演技をすごく考えてるなと思いました」

●チョン・ドンソクさんは?
「ドンソクさんは本当に天真爛漫だと思いますね。とても素直だし、ちょっと子供っぽいところもあって。そういう彼の純粋さというか喜怒哀楽というか、自分の感受性にすごく忠実なところがあるから、ヴォルフガングとオーヴァーラップするところがあると思いますよ。彼はすごく身体が大きいじゃないですか、だからヴォルフガングのイメージとはちょっと離れてしまうところもあるんだけど、彼が内面的にうまくオーヴァーラップすることで、(ヴォルフガングは)あ、こういう人だったのかな? と思わせますね」

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純粋さとスケール感のある歌唱力が魅力、チョン・ドンソク

●キュヒョンさんはどうでしょう? プレスコールで「何故愛せないの(왜 나를 사랑하지 않나요)」を歌ったシーンはとても良かったです。
「(取材の時点で)まだ彼の本番を見れていないのですが、ドレスリハーサルのときは頑張ってやっていました。彼はとても忙しいので、舞台稽古の1幕に彼は参加できなかったんです。だけどちゃんとやれていたから、それは大したものだと思いましたね。あるスタッフが『韓国のアイドルはテックリハーサルに来れなくても、ビデオを見て覚えれば本番が出来るんです』とおっしゃって、韓国のアイドルをこれからは神童と呼ぼうかな、と(笑)」

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キュヒョンの悩めるヴォルフガングは必見

●韓国のアイドルはコンサートやイベントで場数を踏んでいるぶん、フレキシブルに動けるというか、そういう部分では逆に舞台俳優よりも強みがある思います。
「それは日本のジャニーズのアイドルも同じじゃないですか。出たとこ勝負強いです。あのー、彼はテレビだと結構毒舌キャラなんでしょ?(笑) 僕は知らなかったんだけど、テレビで見ると、とても頭が良くて、間のいいことをパッと言って、その場をさらうというか。そういう頭の良さを稽古でも非常に感じましたね。ただ、これがヴォルフガングとしてどういう風になるか? というか、ドンソクさんの場合は役柄と自分を重ねる部分があるし、ジフンさんは自身が持っている繊細さと重ねてると思うし。キュヒョンさんの場合は“悩める芸術家像”の部分が先に出ちゃうかもしれない。それを本番でどうコントロールしていけるかですよね。だから2幕のときはすごくいいんだけど、(溌剌とした青年期を演じる)1幕のときは割と落ち着いた人に見えるので、それをこれからどう見せるかですね」

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インタビュー後編では、稽古中の裏話や日韓ミュージカル界の今後について伺いました!

⇒インタビュー【後編】を読む


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ミュージカル『モーツァルト!』(모차르트!)
2016年6月10日~8月7日 世宗文化会館大劇場

<出演>
●ヴォルフガング・モーツァルト役:イ・ジフン、チョン・ドンソク、キュヒョン(SUPER JUNIOR)
●コンスタンツェ役:キム・ソヒャン、ナンア
●コロレド大司教役:ミン・ヨンギ、キム・ジュンヒョン
●レオポルト役:イ・ジョンヨル、ユン・ヨンソク
●ナンネール役:ぺ・へソン、キム・ジユ
●ヴァルトシュテッテン男爵夫人役:シン・ヨンスク、キム・ソヒョン
●セシリア・ウェーバー役:チョン・ヨンジュ
●シカネーダー役:ホン・ロッキ、イ・チャニ

脚本:ミヒャエル・クンツェ/作曲:シルヴェスター・リーヴァイ/演出:小池修一郎/協力演出:クォン・ウナ/韓国語詞:パク・ヨンミン、イ・ソンジュン、パク・インソン、キム・ムンジョン、クォン・ウナ/音楽監督:キム・ムンジョン/振付:イ・ラニョン/舞台:チョン・スンホ/衣装:ハン・ジョンイム/ヘアメイク:キム・ユソン/音響:山本浩一/音響スーパーバイザー:キム・ジヒョン/照明:グ・ユニョン/映像デザイン:ソン・スンギュ/舞台監督:イ・ジノ/制作監督:チョン・ウニョン

●公式サイト:www.musicalmozart.co.kr

取材、写真協力:EMKミュージカルカンパニー

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[MUSICAL]キュヒョン念願の出演、日韓の粋を集めた『モーツァルト!』待望の開幕!

[MUSICAL]キュヒョン念願の出演、日韓の粋を集めた『モーツァルト!』待望の開幕!

 

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仲良く助け合って役作りした3人、チョン・ドンソク、イ・ジフン、キュヒョン

イ・ジフン、キュヒョン、チョン・ドンソクと、人気と実力を兼ね備えた3トップを揃えたミュージカル『モーツァルト!』が開幕、プレスコールが行われた。

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プレスコールでは詳しく作品解説も披露した、演出家の小池修一郎

韓国では今回で5回目の再演となる2016年版は、2002年の日本版初演から演出を担当している小池修一郎が初めて日本国外で演出を担当。ウイーンの原作者ミヒャエル・クンツェ&シルヴェスター・リーヴァイに絶大な信頼を置かれている小池によって、新たな韓国版『モーツァルト!』が生まれることを期待されての起用となった。

プレスコールで挨拶に立った小池は、「ヴォルフガング(モーツァルト)という音楽家の才能を、子供時代の“アマデ”というキャラクターに置き換え、共に曲を書き、苦悩する姿を複雑な形で描いてあるため、それを分かりやすくしようとした。日本には“心中”という言葉があるが、この形を取り入れた」と、難解なストーリーだった『モーツァルト!』を潤色した経緯を紹介した。「ヴォルフガング自身が求めていた大衆的で華やかなナンバーとともに、彼の人生の“光と影”を表現している」と語っていたように、今回の韓国版も、この日本版をベースにして演出されたという。
これに従い、日本でもおなじみのヴォルフガングを象徴する赤いコートにジーンズ、ドレッド風ロングヘアのロック的なオリジナルファッションが復活。加えて、これまでの韓国版でもお目見えしていた衣装も織り交ぜ、舞台の中心には回転式の大きな階段型セット、宝塚さながらの銀橋(エプロンステージ)も韓国版で初めて取り入れられ、まさしく日本と韓国の“イイとこ取り”な舞台を堪能できる2016年版になっている。

主人公の天才音楽家ヴォルフガング役は、演技や歌唱法などまったく違う個性やスタイルをもつ3人だけに、小池は「少々心配していたが、3人がとても仲良く、互いに助け合って稽古に臨んでいた」と感心していた。3人の特徴については「イ・ジフンさんは繊細な演技でこの作品の軸を作ってくれた」「チョン・ドンソクさんは天真爛漫な個性が魅力。それに相反した圧倒的な歌唱力があり、そのアンバランスさが面白いところ」「キュヒョンさんはメランコリックで神秘的。これはいままでいろんな国のモーツァルトを見てきたが、一番新しいタイプかと思う」と評していた。

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繊細な演技のイ・ジフン、神秘的なキュヒョン、天真爛漫なチョン・ドンソクと三人三様のヴォルフガングが堪能できる

「初演から観客として見てきて、こんな役をやってみたいと思っていた作品に出演できるチャンスを逃したくなかった」というイ・ジフンは、「実際演じてみると客席で見ていたのとは違い、あらゆる複雑な感情をハードに表現しなくてはならなくて、再び自分を成長させてくれる機会になると思う」と語った。

チョン・ドンソクはデビュー2年目の2011年に大抜擢されて以来、5年ぶりの主演となった。「前回はまだ若くて、とにかく無我夢中で一生懸命やった感じでした。当時はその純粋な姿が良かったと言われたので、その純粋さを忘れないようにしています」という彼は、5年前に日本の小池版台本を読んで作品の面白さに衝撃を受け、今回その演出家と一緒に仕事が出来たことが光栄だったと感銘を受けていた。2016mozartpc8

そして小池に“一番新しい”と言わしめたキュヒョンは、以前から念願叶っての出演。「2014年公演を見てから、いい曲ばかりなのでずっと個人的に聞いてきたのですが、ついにその曲を歌うことができる。僕は自分の声で歌を聴くのが好きなので、それが一番いい点です(笑)」と照れながらも自信をのぞかせていた。

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コロレド大司教役のキム・ジュンヒョンとミン・ヨンギ

韓国初演からずっとコロレド大司教を演じてきたミン・ヨンギは「前回の2014年もこの世宗文化会館でしたが、今回セットはとてもシンプルだが、作品としてはディテールが細かく、ストーリーに深みもあって、これまで5年間理解が難しかったところも解決されるのではないかと思う」と、長年この作品を支えてきた俳優の観点で解説してくれた。同じく、ヴォルフガングの姉ナンネール役としては最多出演となるぺ・へソンは「これまでがモーツァルト家の家族の物語だったとしたら、今回はレオポルト、ナンネール、ヴォルフガングがまったく違う道を歩む3人の芸術家の姿が具体的によく描かれている」と、役者としても演じ甲斐があると語っていた。

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ヴォルフガングの父レオポルト役のイ・ジョンヨルとユン・ヨンソク

小池演出によって俳優たちが口々に自身のキャラクターについて深く理解したと語り、よりディテールを追及した舞台が堪能できる今年の『モーツァルト!』は、8月7日まで光化門(カンファムン)の世宗文化会館 大劇場で上演される。

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ヴァルトシュテッテン男爵夫人役のキム・ソヒョンとシン・ヨンスク

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(左から)アルコ伯爵役のイ・ギドン、シカネーダー役のイ・チャニ、ナンネール役のぺ・へソン、ナンネール役のキム・ジユ、シカネーダー役のホン・ロッキ


2016mozartposter【公演情報】
ミュージカル『モーツァルト!』(모차르트!)
2016年6月10日~8月7日 世宗文化会館大劇場

<出演>
●ヴォルフガング・モーツァルト役:イ・ジフン、チョン・ドンソク、キュヒョン(SUPER JUNIOR)
●コンスタンツェ役:キム・ソヒャン、ナンア
●コロレド大司教役:ミン・ヨンギ、キム・ジュンヒョン
●レオポルト役:イ・ジョンヨル、ユン・ヨンソク
●ナンネール役:ぺ・へソン、キム・ジユ
●ヴァルトシュテッテン男爵夫人役:シン・ヨンスク、キム・ソヒョン
●セシリア・ウェーバー役:チョン・ヨンジュ
●シカネーダー役:ホン・ロッキ、イ・チャニ

脚本:ミヒャエル・クンツェ/作曲:シルヴェスター・リーヴァイ/演出:小池修一郎/協力演出:クォン・ウナ/韓国語詞:パク・ヨンミン、イ・ソンジュン、パク・インソン、キム・ムンジョン、クォン・ウナ/音楽監督:キム・ムンジョン/振付:イ・ラニョン/舞台:チョン・スンホ/衣装:ハン・ジョンイム/ヘアメイク:キム・ユソン/音響:山本浩一/音響スーパーバイザー:キム・ジヒョン/照明:グ・ユニョン/映像デザイン:ソン・スンギュ/舞台監督:イ・ジノ/制作監督:チョン・ウニョン/

●公式サイト:www.musicalmozart.co.kr

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[MUSICAL]『モーツァルト!』韓国版 ヴォルフガング役MV&音源公開

[MUSICAL]『モーツァルト!』韓国版 ヴォルフガング役MV&音源公開

 

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キュヒョン(SUPER JUNIOR)

韓国では5回目の再演となる2016年版『モーツァルト!』。ヴォルフガング・モーツァルトを演じる3人のミュージックビデオの公開と、韓国音楽サイトを通じてミニOSTのダウンロード販売が開始された。

2010年の韓国初演以降、キム・ジュンス、イム・テギョン、パク・ヒョシンなどの人気スターが出演し、パク・ウンテ、チョン・ドンソクら新人ミュージカル俳優も輩出。天才音楽家が、家族との軋轢に苦悩し、自身の才能を象徴する“アマデ”の存在に葛藤する姿をドラマチックに描き、再演のたびに話題を呼ぶ大型ライセンス・ミュージカルの代表的作品だ。今年は、日本版『モーツァルト!』を長年演出し、興行不敗神話を築いてきた小池修一郎が韓国版の演出を引き受け、韓国のみならず、日本のミュージカルファンからも大きな期待を集めている。

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イ・ジフン

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チョン・ドンソク

公開されたミュージックビデオでは、3人の“ヴォルフガング”のプロフィール撮影やレコーディングの様子、そしてミニインタビューも収録され、三者三様の個性が光る内容になっている。
また同時に韓国の音楽サイトでダウンロード限定のミニOSTもリリースされた。(日本国内ではiTunesでダウンロード購入可能)
イ・ジフンによる「僕こそ音楽(나는 나는 음악)」、イ・ジフン、キュヒョン各バージョンの「影を逃れて(내 운명 피하고 싶어)」、チョン・ドンソク、キュヒョン各バージョンの「なぜ愛せないの?(왜 나를 사랑하지 않아요)」と、全5曲を収録。劇中の重要なシーンで歌われる代表的な楽曲をいち早く堪能することができる。

ミュージカル『モーツァルト!』は6月10日~8月7日まで、世宗文化会館大劇場で上演。5月18日から発売される2次販売チケットは、7月1日~22日分を購入できる。


2016mozartposter【公演情報】
ミュージカル『モーツァルト!』(모차르트!)
2016年6月10日~8月7日 世宗文化会館大劇場

<出演>
●ヴォルフガング・モーツァルト役:イ・ジフン、チョン・ドンソク、キュヒョン(SUPER JUNIOR)
●コンスタンツェ役:キム・ソヒャン、ナンア
●コロレド大司教役:ミン・ヨンギ、キム・ジュンヒョン
●レオポルト役:イ・ジョンヨル、ユン・ヨンソク
●ナンネール役:ぺ・へソン、キム・ジユ
●ヴァルトシュテッテン男爵夫人役:シン・ヨンスク、キム・ソヒョン
●セシリア・ウェーバー役:チョン・ヨンジュ
●シカネーダー役:ホン・ロッキ、イ・チャニ

脚本:ミヒャエル・クンツェ/作曲:シルヴェスター・リーヴァイ/演出:小池修一郎/協力演出:クォン・ウナ/韓国語詞:パク・ヨンミン、イ・ソンジュン、パク・インソン、キム・ムンジョン、クォン・ウナ/音楽監督:キム・ムンジョン/振付:イ・ラニョン/舞台:チョン・スンホ/衣装:ハン・ジョンイム/ヘアメイク:キム・ユソン/音響:山本浩一/音響スーパーバイザー:キム・ジヒョン/照明:グ・ユニョン/映像デザイン:ソン・スンギュ/舞台監督:イ・ジノ/制作監督:チョン・ウニョン/

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[MUSICAL]イ・ジフン、キュヒョンら主演、小池修一郎演出『モーツァルト!』キャスト発表

[MUSICAL]イ・ジフン、キュヒョンら主演、小池修一郎演出『モーツァルト!』キャスト発表

 

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演出の小池修一郎

2002年から日本版『モーツァルト!』の演出を手掛け、日本のミュージカル界で数々の興行神話を築いてきた演出家、小池修一郎が韓国で初めて演出を手がけることとなり、注目されていたミュージカル『モーツァルト!』が6月、韓国で2年ぶり5回目の再演をひかえ、待望のキャストが発表された。
3月末から「Who’s next MOZART!」と題したキャンペーンを実施し、新ヴォルフガング役の歌唱音源が先行公開されていたが、今年はイ・ジフン、M.C. the Maxのイ・ス、チョン・ドンソク、SUPER JUNIORのキュヒョンと、優れた歌唱力を持つ面々を揃え、キャストが一新された。
また今年のヴォルフガングは2010年韓国初演で見せた、ドレッドヘアに赤いロングジャケット&クラッシュデニム姿のイメージに近い、純粋で自由を渇望していた若き音楽家の姿で帰ってくるという。

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ヴォルフガング役 イ・ジフン

歌手・俳優としての活動のみならず、いち早くミュージカル界でも活動を始めたイ・ジフンは『エリザベート』のルキーニ役をはじめ、『ラ・カージュ』『ウィキッド』など数々の大型ミュージカルに出演し、最も舞台経験が豊富な俳優だ。確かな演技力と安定した歌唱力に定評がある彼だが、ヴォルフガング役はこれまでのイメージを覆す、大きなチャンスとなるはずだ。

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ヴォルフガング役 イ・ス(M.C. the Max)

ミュージカル初挑戦となるM.C. the MaxのVo/Gであるイ・スは超高音ボイスとロック式のシャウト型ボーカルで“歌唱力終局王”と呼ばれている。上へ上へと音程が伸びていくヴォルフガングの楽曲を、持ち前の歌唱力でどう歌いこなすのか楽しみだ。

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ヴォルフガング役 チョン・ドンソク

声楽出身の歌唱力と抜群のルックスで2011年の再演当時、舞台デビュー2年目にして主演俳優となったチョン・ドンソクの久々のカムバックにも期待だ。『エリザベート』『フランケンシュタイン』など数々の大作への出演を経て演技にも深みを増し、グレードアップしたヴォルフガングを見せてくれるはずだ。

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ヴォルフガング役 キュヒョン(SUPER JUNIOR)

そして、最も出演したかった作品に『モーツァルト!』を挙げていたキュヒョンの出演は、ファンにとって大きな朗報だろう。すでにすべての楽曲を覚えて準備万端というキュヒョンは、キャラクターのイメージにピッタリで多くの観客を魅了するのは間違いない。

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コンスタンチェ役 キム・ソヒャン(左)とナンア

一方、ヴォルフガングを取り巻くキャラクターたちも演技力と歌唱力を備えたキャストを見事にそろえている。ヴォルフガングの妻、コンスタンチェ役には『マタ・ハリ』でタイトルロールを熱演中のキム・ソヒャンと、『ドリーム・ガールズ』のナンアが演じる。

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コロレド大司教役 ミン・ヨンギ(左)とキム・ジュンヒョン

ザルツブルクの領主であり、政治と宗教を支配する権力者コロレド大司教役は2014年も同役を演じたミン・ヨンギと、劇団四季出身で『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャン役などで日本のミュージカルファンにも広く知られているキム・ジュンヒョンが初挑戦する。

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レオポルト役 イ・ジョンヨル(左)とユン・ヨンソク

厳格だが、内面には息子への深い愛情を秘めている父レオポルト役は、この役にはこの人アリのイ・ジョンヨルと、『エリザベート』のフランツ・ヨーゼフ役などで知られるユン・ヨンソクが務める。

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ヴァルトシュテッテン男爵夫人役 シン・ヨンスク(左)とキム・ソヒョン

劇中のハイライトのひとつである「黄金の星(邦題は「星から降る金」)を聴かせるヴァルトシュテッテン男爵夫人役は、“ショーストッパー”の異名をもつシン・ヨンスクと、『マリー・アントワネット』『明成皇后』などに主演したキム・ソヒョンが演じる。

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ナンネール役 ぺ・へソン(左)とキム・ジユ

優れた才能を持ちながら、女性ゆえに弟ヴォルフガングに活躍の場を譲り、最大の理解者となる姉ナンネール役には、同役を何度も演じて圧倒的な包容力を見せるぺ・へソンと『ファントム』でクリスティン・ダーエを演じていたキム・ジユが務める。

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シカネーダー役 ホン・ロッキ(左)、イ・チャニ(中) セシリア・ウェーバー役 チョン・ヨンジュ(右)

娘コンスタンチェを利用してヴォルフガングから利益を得ようとするセシリア・ウェーバー役は、2011年公演でも同役を演じたチョン・ヨンジュ。そして、現代風に言えば売れっ子プロデューサーで、ヴォルフガングにオペラ『魔笛』の上演を提案するシカネーダー役は、舞台経験豊富なホン・ロッキとイ・チャニが演じる。

個性豊かなキャストと、繊細かつドラマチックな小池修一郎の演出があいまって、韓国のみならず日本でも大きな注目を集めるのは必至の『モーツァルト!』は、6月10日から世宗文化会館大劇場で開幕。1次チケットは、4月7日(木)午前11時から一般発売が開始される。

【追記】4月21日にヴォルフガング役に出演予定だったイ・スの降板が発表されました。当記事はキャスト発表時のものです。


2016mozartposter【公演情報】
ミュージカル『モーツァルト!』(모차르트!)
2016年6月10日~8月7日 世宗文化会館大劇場

<出演>
●ヴォルフガング・モーツァルト役:イ・ジフン、イ・ス(M.C the Max)、チョン・ドンソク、キュヒョン(SUPER JUNIOR)
●コンスタンツェ役:キム・ソヒャン、ナンア
●コロレド大司教役:ミン・ヨンギ、キム・ジュンヒョン
●レオポルト役:イ・ジョンヨル、ユン・ヨンソク
●ナンネール役:ぺ・へソン、キム・ジユ
●ヴァルトシュテッテン男爵夫人役:シン・ヨンスク、キム・ソヒョン
●セシリア・ウェーバー役:チョン・ヨンジュ
●シカネーダー役:ホン・ロッキ、イ・チャニ

脚本:ミヒャエル・クンツェ/作曲:シルヴェスター・リーヴァイ/演出:小池修一郎/協力演出:クォン・ウナ/韓国語詞:パク・ヨンミン、イ・ソンジュン、パク・インソン、キム・ムンジョン、クォン・ウナ/音楽監督:キム・ムンジョン/振付:イ・ラニョン/舞台:チョン・スンホ/衣装:ハン・ジョンイム/ヘアメイク:キム・ユソン/音響:山本浩一/音響スーパーバイザー:キム・ジヒョン/照明:グ・ユニョン/映像デザイン:ソン・スンギュ/舞台監督:イ・ジノ/制作監督:チョン・ウニョン/

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[PHOTO]ミュージカル『ロビン・フッド』プレスコール

[PHOTO]ミュージカル『ロビン・フッド』プレスコール

 

ミュージカル『ロビン・フッド』プレスコール
1月30日(金) D-CUBEアートセンター

出演:イ・ゴンミョン、オム・ギジュン、パク・ソンファン、キュヒョン、
ヤン・ヨソプ、ソ・ヨンジュ、ホン・ギョンス、チョ・スンチャン、
パク・ジヌ、ソ・ジヨン、キム・アソン、キム・ヨジン、ダナ

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[MUSICAL]ミュージカル『ロビン・フッド』稽古場写真を公開!

[MUSICAL]ミュージカル『ロビン・フッド』稽古場写真を公開!

 

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フィリップ皇太子を演じるキュヒョン(SUPER JUNIOR )

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ロビン・フッド役のオム・ギジュン

いよいよ1月23日に開幕する新作ミュージカル『ロビン・フッド』が開幕を控えて、最後の追い込み稽古中の出演者の熱気が伝わる稽古場写真を公開した。

演出:ワン・ヨンボム、音楽監督:イ・ソンジュン、振付:ソ・ビョング……と昨年、創作ミュージカルでは最高のヒット作となった『フランケンシュタイン』のクリエイターが再結集して注目を浴びる『ロビン・フッド』は、2005年に初演したドイツミュージカルが原作。だが、『三銃士』や『ジャック・ザ・リッパー』などと同様に、大胆に再構成して韓国版に創り上げたそうだ。

『ロビン・フッド』はもともと中世イングランドの伝承から生まれたキャラクター。このミュージカル版では、イングランドの青年ロビン・ロクスレイが、リチャード王について十字軍遠征に出た際に、かつての盟友だったギルバートの裏切りに遭い、王殺害の濡れ衣を着せられて逃亡の身となる。さらに恋人マリアンも奪われたロビンは逃げ込んだシャーウッドの森で多くの仲間を得て、義賊ロビン・フッドとなっていく。のちにロビンはリチャード王の息子であるフィリップ皇太子と出会い、同志たちと共にギルバートらの圧政に対抗し始める…というストーリーだ。

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フィリップ皇太子役のヤン・ヨソプ(BEAST )

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ロビン・フッド役のユ・ジュンサン

『モンテ・クリスト』のごとく、仲間の裏切りに遭い、恋人まで奪われ義賊となるロビン役にはユ・ジュンサン、イ・ゴンミョン、オム・ギジュン。ロビンと手を組み、革命を起こそうとするフィリップ皇太子を、キュヒョン(SUPER JUNIOR)、ヤン・ヨソプ(BEAST)、パク・ソンファンが演じる。ロビンとフィリップの2トップを中心に、巨悪に挑む義賊たちの『三銃士』ばりの活躍が期待されている。
ほか、悪役となるギルバート役のチョ・スンチャンとパク・ジヌ、恋人マリアン役のソ・ジヨンとキム・アソンなど、Mミュージカルカンパニー作品ではおなじみの面々が揃っているだけに、日本の観客へのアピール度も高い作品となりそうだ。
本作はD-CUBEアートセンターで3月まで上演後、4月からは京畿道(キョンギド)城南(ソンナム)市の城南アートセンターでも上演される。


 

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ミュージカル『ロビン・フッド』
1月23日~3月29日 D-CUBEアートセンター
出演:ユ・ジュンサン、イ・ゴンミョン、オム・ギジュン、パク・ソンファン、キュヒョン、ヤン・ヨソプ、ソ・ヨンジュ、ホン・ギョンス、チョ・スンチャン、パク・ジヌ、ソ・ジヨン、キム・アソン、キム・ヨジン、ダナ

プロデューサー:キム・ソンミ(Mミュージカルカンパニー)/演出:ワン・ヨンボム/音楽監督:イ・ソンジュン/振付:ソ・ビョング/舞台デザイン:ソ・スクジン/照明デザイン:ミン・ギョンス/音響デザイン:クォン・ドギョン

●公式サイト:http://www.musicalrobinhood.co.kr/
●チケットはインターパークほかで発売中。

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[PHOTO]ミュージカル『あの日々』稽古場公開

[PHOTO]ミュージカル『あの日々』稽古場公開

 

ミュージカル『あの日々』稽古場公開

10月6日(月) ソウル市内某所

出演:ユ・ジュンサン、イ・ゴンミョン、カン・テウル、チェ・ジェウン、キュヒョン、チ・チャンウク、オ・ジョンヒョク、キム・スンデ、キム・ジヒョン、シン・ダウン、イ・ジョンヨル、ソ・ヒョンチョル、パク・ジョンピョ、チェ・ジホほか

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[MUSICAL] SM C&Cが初のミュージカル制作「シンギング・イン・ザ・レイン」6月開幕!

[MUSICAL] SM C&Cが初のミュージカル制作「シンギング・イン・ザ・レイン」6月開幕!

 

뮤지컬 싱잉인더레인_캐스팅발표

雨の中でのタップダンスシーンが印象的な、ジーン・ケリーの監督・主演映画「雨に唄えば(原題:Singin’ in the Rain)」を舞台化したミュージカル「シンギング・イン・ザ・レイン」の韓国版が初上演される。

サイレントからトーキー映画へと移行する時代に、大スターの恋と映画制作の裏側を描くラブコメディーで、オリジナルは、ロンドン・ウエストエンドで1983年初演し、2年後にはブロードウェイにも進出。現在もUK&アイルランドツアーが行われている定番作だ。(⇒UK公式サイト

多数の人気アイドルが所属するSMエンターテインメントのS.M. Culture and Contentsが初めてミュージカル制作を手掛ける作品だけに、人気アイドルを中心とした豪華キャストが発表された。
主人公のトップスター、ドン・ロックウッド役には3月に兵役から除隊したばかりのTRAXジェイとSUPER JUNIORキュヒョン、そしてミュージカル初挑戦となるEXOのベッキョンが起用された。
一方、ドンと恋に落ちる新進女優キャシー・セルデン役には少女時代サニーとミュージカル女優パン・ジニ(「ウエディング・シンガー」「シャーロック・ホームズ」「あの日々」)、少女時代スヨンの実姉であるミュージカル女優のチェ・スジン(「壁抜け男」「キム・ジョンウク探し」)。
そしてドンと並ぶ大女優であり、キャシーの恋敵となるリナ・ラモント役にはミュージカル女優のペク・ジュヒ(「ぶっとび!ヨンエさん」「モンテクリスト」)と天上智喜のサンデーが起用された。
ほかにも、ドンの親友であるコスモ・ブラウンを、韓国版「THE COMVOY SHOW-ATOM」出身でダンスの実力はお墨付きのイ・ビョングォンとユク・ヒョンウクが演じるのも期待される。

演出は、「宮」「ラジオ・スター」「ヨセフ・アメージング」などを手掛けてきたキム・ジェソン。キム演出家は「古典的な映画をベースにしているが、現代的な感覚と華麗なパフォーマンスを盛り込んだ洗練した舞台をお見せしたい。ドン役に若い俳優を起用したことで、情熱的でダイナミックなエネルギーとダンス、歌、演技にタップダンスまで加わった見どころあるショーコメディに再誕生させる」と意気込みを見せている。
舞台には15トンの水を使用して、破格のクライマックスシーンを披露するそうだ。
アイドルファンから、原作映画ファンまで老若男女が楽しめる舞台を目指すという「シンギング・イン・ザ・レイン」は、6月5日~8月3日まで、忠武アートホール大劇場で上演される。

<UKツアー版トレイラー>