[MUSICAL]感動をオリジナル版で再び…『ONCE』来韓公演9月開催

 

onceposter昨年、アジア初となる韓国キャストによるライセンス公演を成功させたミュージカル『ONCE』オリジナルプロダクションの来韓公演が9月から上演される。

原作は世界中で映画ファンに愛された、アイルランド映画『ONCE~ダブリンの街角で』(2007年)。音楽の道も、恋することもあきらめかけていたストリートミュージシャンの男(Guy)が、チェコ移民の花売りの女(Girl)と出会い、音楽を通じて心を通わせていく二人の切ないラブストーリーだ。アイリッシュミュージックをベースにしたハートウォーミングな音楽が人気となり、OSTが大ヒット。リード曲となる「Falling Slowly」は2007年度のアカデミー賞歌曲賞をはじめ、数々の映画賞を受賞している。

この作品世界を舞台に置き換え、映画版で主演していたグレン・ハンサードとマルケタ・イルグロヴァが音楽を担当し、ブロードウェイのトップクリエイターたちが集結して誕生したのがこのミュージカル『ONCE』だ。2011年のオフブロードウェイで初演後、翌年にはブロードウェイ進出。2012年トニー賞では最優秀ミュージカル作品賞など、8部門を受賞する快挙を成し遂げている。2013年には英国ウエストエンド版も上演され、ローレンス・オリヴィエ賞では2部門を受賞するなど、舞台版も世界各国で原作映画に劣らぬ評価を得ている。

本作は、ギター、フィドル、チェロ、パーカッションなど登場人物全員が楽器を演奏してオーケストラとなるため“アクター・ミュージシャン・ミュージカル”とも呼ばれている。ライブ感溢れるその演奏は、ストリートやパブなどで日常的に演奏が行われているアイルランドの空気感を醸し出しながら、情緒豊かで滋味深い作品世界に彩りを添えている。開演前やインターミッション中には、バーのセットとなっているステージ上で観客たちは飲み物を購入し、出演者たちのセッションを聴くことができるという、ほかのミュージカルでは体験できない観客参加型のお楽しみも用意されている。

今回、来韓公演に主演するのはダブリン公演、メルボルン公演でGuy役を務めたトム・パーソンズ(Tom Parsons)と、ダブリン公演でGirl役だったメーガン・リオダン(Megan Riordan)。ともに英国を中心に活躍している俳優だ。昨年、11月に東京・EXシアター六本木で上演された来日公演のキャストとは違うため、日本で見た人もまた新しい『ONCE』のオリジナルプロダクションを堪能できる公演となりそうだ。

『ONCE』来韓公演は、9月22日から11月1日まで蚕室(チャムシル)のシャーロッテシアターで上演される。

『ONCE』2015年ダブリン公演の公式トレイラーより(Guy役はトム・パーソンズ)


【公演情報】
ミュージカル『ONCE』
2015年9月22日~11月1日 シャーロッテシアター

出演:トム・パーソンズ、メーガン・リオダンほか

原作:ジョン・カーニー/演出:ジョン・ティファニー/脚本:エンダ・ウォルシュ/音楽:グレン・ハザード&マルケタ・イルグロヴァ/振付:スティーヴン・ホゲット/音楽スーパーバイザー、編曲:マーティン・ロウ/舞台・衣装デザイン:ボブ・クロウリー/照明:ナターシャ・カッツ

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