[PLAY]『死と少女』プレスリハーサル

 

image002 (1)演劇『死と乙女』(原題は「死と少女」죽음과 소녀)

10月24日~11月15日 ドゥサンアートセンターSpace111

出演:ジェラルド・エスコバル役 ソン・サンギュ
ロベルト・ミランダ役 ヤン・ジョンウク
ポーリナ・サラス役 ヤン・チョア

Story&解説:アリエル・ド―フマンの同名戯曲を気鋭の劇団ヤンソンプロジェクトが舞台化。
1970年代のチリ。独裁政権下で学生運動に加わっていたポーリナは、誘拐され過酷な拷問やレイプを受けて自白を強要された。そのとき彼女を拷問していた男は、必ずシューベルトの「死と乙女」を流していた。
それから民主主義社会となった十数年後、ポーリナは学生運動時代の同士でいまは独裁政権時代の真相を追及する弁護士となったジェラルドと結婚したが、かつての記憶を消し去ることはできず、日々悪夢に苛まれていた。そんなある日、夫ジェラルドが連れてきた医師ロベルトの声を聞いてはっとする。その声はかつて自分を拷問していた男の声だった……。
本作では原作戯曲から3場のみをピックアップし、ポーリナがロベルトに再会した後からの物語が描かれる。白い長テーブルを中心としたシンプルなステージセットのなかで、3人の緊迫した関係が展開する。ポーリナ役のヤン・チョアによる狂気溢れる演技が圧巻。

※「ヤンソンプロジェクト」とは、出演俳優3人に演出家パク・ジヘの4人で構成する演劇集団。ドゥサンアートセンターの創作者育成プログラム選定アーティスト。

 

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