[MUSICAL]CJ CREATIVE MINDSリーディング公演 2015年は『阿娘歌』からスタート!

 

아랑가 포스터CJグループが文化芸術の発展を支援するため、2006年に設立したCJ文化財団では、公募形式で運営している舞台新人クリエイター育成プログラム「CJ CREATIVE MINDS」を2010年から実施している。現在までに新作創作ミュージカル32作品の制作者を発掘し、『風月主』『女神様が見ている』『ラスト・ロイヤル・ファミリー』『ギュン』『ビースティ・ボーイズ』など、本公演されて大ヒットした作品も多い。こうした公演界への高い貢献度を讃え、「第2回ソウルミュージカルフェスティバル」では イェグリンアワード最高賞であるイェグリン賞を受賞している。

昨年度は「CJ CREATIVE MINDS」で4作品が選定され、今年、麻浦区にある多目的ホール「CJ azit」でいよいよリーディング(朗読)公演が行われる。
まずは3月23、24日に上演される『阿娘歌(아랑가 アランガ)』は、中央大学演劇学科の同期である、キム・ガラム脚本家とイ・ハンミル作曲家が創作した。アメリカ、日本、中国、韓国など23カ国、37の大学と演劇教育機関が参加した第3回「Asian Theatre Schools Festival(ATSF)」で最優秀作品賞を受賞し、国際的にも作品性の高さが認められていた作品だ。同時に昨年「CJ CREATIVE MINDS」の公募にも当選したことで、韓国の舞台関係者が熱い視線を送るなかでのリーディング公演となる。

『阿娘歌』は高麗時代に編纂された、三国史記に収録されている「都彌説話(도미설화)」をもとに、高句麗の密偵トリムに騙されて百済を衰退させた「蓋鹵(ケル)王」の物語を再構成したファクション(faction)だ。南下する高句麗の圧迫と民の間で苦悩する蓋鹵王と、百済の将軍トミ、その妻アラン、高句麗のトリムなど、時代に翻弄された人物たちの葛藤と愛がドラマチックに描かれる。
『阿娘歌』は古典劇の雰囲気を生かすため、パンソリとミュージカル音楽のミックスに挑戦。伝統芸能、唱劇(チャングク)で語り部の役割を果たす「導唱(도창 ドチャン)」も登場して、百済と高句麗の闘いや登場人物の心理を解いていくそうだ。

キャストは『レベッカ』『アガサ』や『スカーレット・レター』などで見せた、凛とした男性的な佇まいが魅力のパク・インベをはじめ、『共同警備区域JSA』『風月主』『二都物語』の実力派イム・ヒョンス、『ヒストリーボーイズ』『女神様が見ている』など人気上昇中のアン・ジェヨン、『ウィキッド』『キンキーブーツ』の新鋭イ・イェウンのほか、導唱としてパク・インへが登場する。「CJ CREATIVE MINDS」のリーディング公演は、毎回こうした豪華キャストが揃うのも見どころのひとつである。

2015年は『阿娘歌』以降も、『陽気京城(명랑경성)』『小惑星B612(소행성B612)』『ソンタクホテル(손탁호텔)』の3作品がリーディング公演を控えている。ここから、何作が評価を得て本公演に躍進することができるのか? 今年も各方面から期待と注目が集まっている。