J-MIn

[MUSICAL]世界初ミュージカル化『英雄本色』キャストイメージ写真を公開

[MUSICAL]世界初ミュージカル化『英雄本色』キャストイメージ写真を公開

 

(上から)兄ジャホ役のユ・ジュンサン、イム・テギョン、ミン・ウヒョク

香港ノワール映画を代表する名作が、韓国で初めてミュージカル化される『英雄本色(男たちの挽歌)』のキャストが公開された。

原作映画は3部作となっていたが、舞台化するにあたり、ジョン・ウーが監督した前2作を混合してストーリーが構成されるという。兄ジャホ(子豪/ホー)、弟ジャゴル(子杰/キット)、そしてマーク(馬克)の3人を中心に、真の友情、そして家族愛が描かれる。

『フランケンシュタイン』『ベン・ハー』を共に作り上げた演出家ワン・ヨンボムと、作曲・音楽監督イ・ソンジュンが中心となり舞台化するだけあって、“ワン・ヨンボムファミリー”とでも呼べる俳優を中心にキャスティングされている。

偽札偽造組織に人生のすべてを捧げたが裏切られ、服役後新たな人生を標榜する映画ではティ・ロンが演じたホーに当たる兄ソン・ジャホ役は、ユ・ジュンサン、イム・テギョン、ミン・ウヒョクが演じる。
ワン演出家とは『三銃士』から縁を結ぶユ・ジュンサンは、ホン・サンス監督映画の常連俳優でもあり、『どうしたのプンサンさん』などのドラマでも主演を張るなど八面六臂の活躍を続けている。彼ら40代以上の世代には圧倒的な支持を得る『英雄本色』の舞台化を制作陣とともに牽引する存在となるだろう。

『モーツァルト!』『ザ・ラスト・キス』など、これまでプリンス的イメージの役柄を多く演じていたイム・テギョンは、現在出演中の『ドラキュラ』や、昨年ドラマに初出演した『ミスティ~愛の真実~』では悪役を演じるなど、最近はダークな役柄にも果敢に挑んでいる。本作の写真も、ひげをたくわえ陰のある雰囲気を醸し出しており、さらにイメージチェンジした姿が見られそうだ。
そして3人のなかでは最年少のミン・ウヒョクは、昨年から『ジキル&ハイド』『ベン・ハー』とタイトルロールに次々と抜擢。ますます主演俳優として貫禄をつけているなかで悲哀の主人公ジャホをどう演じるのか注目だ。

(左上から)弟ジャゴル役のイ・ジャンウ、パク・ヨンスと出演が追加発表されたハン・チサン

警察学校を優秀な成績で卒業し、刑事となるも、組織の一員である兄と葛藤することになる、映画ではレスリー・チャンが演じたキットに当たる弟ソン・ジャゴル役はイ・ジャンウとパク・ヨンス、そして遅れてハン・チサンの追加出演がサプライズ発表された。
『笑ってトンへ』『オ・ジャリョンが行く!』などの大ヒットホームドラマで人気を博したイ・ジャンウは、兵役を経て昨年から活動再開しているなか、ミュージカルに初挑戦する。かつてノ・ミヌ、ヒョヌとプロジェクトグループ「24/7」として歌手活動したこともある彼だけに、どんな歌声を披露するのか楽しみだ。

確かな歌唱力と演技力に定評のあるパク・ヨンスは『神と共に』『尹東柱~月を射る~』などに主演し、2年前までソウル芸術団の看板俳優であった。芸術団在籍時代から外部作品にも精力的に出演していたが、退団後はさらに作品性や劇場の大小を問わず多彩な作品に出演している。ジャゴル役は彼のキャリアにまた新たな1ページが加わることになるだろう。

『フランケンシュタイン』『ベン・ハー』『キング・アーサー』といまや大劇場ミュージカルの看板を担う俳優の一人となったハン・チサン。力強く艶のある歌声を生かし、カリスマ性溢れる役柄を得意としてきたが、今作では久々にトーンの違ったキャラクターを見せることになりそうだ。

マーク役のチェ・デチョル(左)とパク・ミンソン

組織に裏切られ、父を失った親友ジャホに代わり復讐を遂げるものの、足を負傷したことで不本意なリタイアに追い込まれる、映画ではチョウ・ユンファが演じたマーク役を、チェ・デチョルとパク・ミンソンが演じる。
『私はチャン・ボリ!』『ワン家の家族たち』など多数のドラマで活躍するチェ・デチョルだが、彼はもともと舞台から活動を始めた俳優で『偉大なるキャッツビー』『君となら』など出演は20作を超える。演劇『趣味の部屋』以来、約5年ぶりに出演する舞台で、ヒーロー的存在のマークをどう演じるのか期待が膨らむ。
一方、助演だった『ジャック・ザ・リッパ―』から主役級の『ベン・ハー』まで、まさにワン演出家の秘蔵っ子として着実に出演を重ね、日本で『ミス・サイゴン』のジョン役も経験したパク・ミンソンもマークという重責を担う。イメージ写真からしてチョウ・ユンファの典型的なイメージを踏襲して彼が演じるキャラクターへの興味を掻き立てている。

アソン役のキム・デジョン(左)とパク・インベ

ジャホとマークが組織の中心から外れたのを機にのし上がろうとする、映画ではレイ・チーホンが演じたシンに当たるアソン役はキム・デジョンとパク・インベが演じる。
『フランケンシュタイン』のルンゲ役として知られるキム・デジョンは、今年2人芝居の演劇『ヴィーナス・イン・ファー』で新境地を見せるなど、劇場のサイズを問わず、どんな役もこなせるマルチプレイヤーだ。一方、近年は『SEE WHAT I WANNA SEE』『MURDER FOR TWO』『スカーレット・レター』など、通好みの作品に出演していたパク・インベは2年ぶりの舞台復帰となる。どちらも演技巧者なだけに、強烈なヒールとなって活躍してくれそうだ。

(左から)ペギー役のJ-Min、チョン・ユジ、ソン・ジュヒ

麻薬王であるコー会長の娘であることを隠し、接近したジャゴルに心揺れる、映画では『英雄本色Ⅱ』に登場するペギー役はJ-Min、チョン・ユジ(元BESTie)、ソン・ジュヒ(元HELLO VENUS)が演じる。現在『ヘドウィグ』でイツァークを熱演しているJ-Min、『アンナ・カレーニナ』のキティ、『ノートルダム・ド・パリ』のエスメラルダなどを演じたユジ、『オール・シュック・アップ』『ナンセンス』などに出演したジュヒと、歌手出身で現在はミュージカルを中心に活躍する3人が、運命に翻弄されるヒロインを熱演してくれるだろう。

(左から)コー会長役イ・ヒジョン、ホ班長役イ・ジョンス、ギョンスク役ムン・ソンヒョク

そのほか、『英雄本色Ⅱ』ではシャン・クァンが演じた造船会社社長でかつては麻薬王だったコー会長を『ジキル&ハイド』アタ―ソン、『フランケンシュタイン』シュテファン役などでおなじみのベテラン、イ・ヒジョンが演じる。弟ジャゴルが勤務する警察署の上司ホ班長を『ベン・ハー』ではピラート役だったイ・ジョンス。修理工場の社長で、前科者の更生を助けるギョンスク役を『マリー・アントワネット』『マチルダ』に出演したムン・ソンヒョクが演じる。

ヨ先生役キム・ウヌ(左)とドソン役ソン・ハングク

アソンの圧力に押され、実権を失う黒社会のボス、ヨ先生を、ワン演出家による小劇場ミュージカル『どん底』や、パク・グニョン演出家が主宰する劇団コルモッキルの演劇などにも出演しているキム・ウノが。弟ジャゴルの警察同期で友人でもあるドソン役を『ベン・ハー』『オール・シュック・アップ』などに出演したソン・ハングクが演じる。

ミュージカルファンのみならず、香港映画ファンも注目している『英雄本色』は、12月17日~2020年3月22日まで、瑞草(ソチョ)区にある韓電(ハンジョン)アートセンターで上演。1次チケットは10月14日(月)午後2時から、インターパーク、YES24、チケットリンクで発売開始される。


【公演情報】
ミュージカル『英雄本色』(영웅본색)
2019年12月17日~2020年3月22日 韓電(ハンジョン)アートセンター

<出演>
●ソン・ジャホ役:ユ・ジュンサン、イム・テギョン、ミン・ウヒョク
●ソン・ジャゴル役:イ・ジャンウ、パク・ヨンス
●マーク役:チェ・デチョル、パク・ミンソン
●アソン役:キム・デジョン、パク・インベ
●ペギー役:J-Min、ソン・ジュヒ、チョン・ユジ
●ホ班長役:イ・ジョンス
●ギョンスク/父親役:ムン・ソンヒョク
●コー会長役:イ・ヒジョン
●ヨ先生役:キム・ウヌ

●ドソン役:ソン・ハングク

 

脚本・作詞・演出:ワン・ヨンボム/音楽監督:イ・ソンジュン/振付:ムン・ソンウ/武術監督:ムン・ジョンヨル/美術:イ・オムジ/照明:ハン・ジョンギ/音響:カン・グッキョン/衣装:ハン・ジョンイム/小道具:キム・ジヒョン/ヘアメイク:チェ・リラ/技術:パン・ハンソク/舞台監督:ぺ・ソシク/制作プロデューサー:キム・ハンソル

©韓劇.com All rights reserved. 記事・写真の無断使用・転載を禁止します。


[MUSICAL]ユン・ドヒョン、チョ・スンウら豪華キャストで新演出版『ヘドウィグ』韓国版3月開幕

[MUSICAL]ユン・ドヒョン、チョ・スンウら豪華キャストで新演出版『ヘドウィグ』韓国版3月開幕

 

2016hedwigtop2数ある小劇場ライセンス作品のなかでも、韓国で圧倒的な人気を誇るミュージカル『ヘドウィグ』が、昨年ブロードウェイで上演された新演出版で豪華キャストとともに“ニューメイク”という副題をつけて帰ってくる。

『ヘドウィグ』は、韓国で2005年に初演され、昨年の10周年記念公演まで全9シーズン、全国公演通算1650回以上という記録を打ち立て、毎シーズン、多彩な顔ぶれの“ヘドウィグ”が出演してきた。
過去ヘドウィグ役を演じた男優たちは、その後もほとんどがトップクラスの俳優として活躍しており、スター俳優の登竜門とも呼ばれている。毎回そのキャスティングに注目が集まる『ヘドウィグ』だが、2016年版には、ユン・ドヒョン、チョ・スンウ、チョ・ジョンソク、チョン・ムンソン、ピョン・ヨハンという新旧キャストを織り交ぜた歴代最高級の5人が確定した。

2016hedwig1

カムバックした〝レジェンド”ヘドウィグ(写真左から)ユン・ドヒョン(©SHOWNOTE)、チョ・スンウ(©CJ E&M)、チョ・ジョンソク(©文化倉庫)

ヘドウィグ経験者3人は過去の出演者のなかでも、特に高い人気を博したまさに“レジェンド”級の面々だ。まずは2009年以来、7年ぶりに出演するユン・ドヒョンは韓国を代表するロックバンド、YBのボーカリストだけに、彼ほどこの作品のサウンドを完璧に表現できるキャストはいないだろう。パワフルなステージングでロックの“ノリ”がわかる男の帰還は大きな朗報だ。加えて、彼が率いるバンドYBのメンバー全員が、アングリー・インチバンドとして出演し、ロックファンも劇場に集結するのは間違いない。
初演から過去10年間で5シーズン出演、昨年の10周年公演も牽引したチョ・スンウが新演出版にも登場する。作品世界を最も良く知る彼は、出演のたびに他のキャストとは大きく違う彼だけのヘドウィグを見せてきただけに、今回もまた新たなバージョンを披露するのは必至。出演回は毎回即完売するという圧倒的なチケットパワーが今回も発揮されるに違いない。
そして、今や映画界のトップスターとなったチョ・ジョンソクが5年ぶりに待望のカムバックを果たす。舞台出演は『ブラッド・ブラザーズ』以来2年ぶり。映画『建築学概論』で一躍注目の的となった独特の話術と、エネルギッシュなステージングが魅力の彼が、久々にミュージカル俳優としての本領を発揮する舞台になるだろう。

2016hedwig2

”ニューカマー”ヘドウィグの二人(写真左から)ピョン・ヨハン(©CINE 21)、チョン・ムンソン(©アゴカンパニー)

そして、新たにヘドウィグに挑むのは現在SBSで放送中の大ヒット時代劇『六龍が飛ぶ』に出演中のピョン・ヨハンとチョン・ムンソンだ。
ミュージカル初挑戦となるピョン・ヨハンはドラマ『ミセン』で大ブレイク以降、多くの映画、ドラマの出演オファーを振り切って『ヘドウィグ』への出演を選んだという。すでにミュージカルナンバーをすべて覚えているほど作品に格別の愛情を持っているという彼が、今シーズンの目玉キャストとなるのは間違いない。
そして最近はテレビドラマや映画でも活躍している生粋の舞台俳優、チョン・ムンソンが初めてヘドウィグ役に挑む。現在『蜘蛛女のキス』で男性美溢れるバレンティン役を演じているが、どんな役柄も消化し、繊細な表現力で自分のものにしてきた彼が、フェミニンなキャラクターをどう表現するのか期待される。

2016hedwig3

ヘドウィグの夫、イツァーク役の3人 ソムン・タク(©SHOWNOTE)、イム・ジナ、J-Min(©SMエンターテインメント)

ヘドウィグのパートナーであるイツァーク役には、歴代イツァーク役のなかで最もパワフルなボーカルを聴かせてくれるロックシンガーのソムン・タクが再降臨。『若さの行進』『兄弟は勇敢だった』などで抜群の歌唱力を見せていたイム・ジナはオーディションを経て見事、役を手にした。そして『イン・ザ・ハイツ』『三銃士』などでヒロインを演じてきた歌手のJ-Minが、初めてロックミュージカルに挑む。特に今シーズンのイツァークは観客が驚くほどの完璧な変身を遂げてフィナーレを飾る予定とのこと。

破格のキャスティングで新たな神話を生み出す『ヘドウィグ』は、3月1日から弘益大 大学路アートセンター大劇場で開幕。1月8日(金)午後2時から第1次スケジュールのチケットが発売される。


2016hedwiglogo【公演情報】
ミュージカル『ヘドウィグ』
2016年3月1日(火)~5月29日(日)弘益大 大学路アートセンター大劇場

<出演>
●ヘドウィグ役:ユン・ドヒョン、チョ・スンウ、チョ・ジョンソク、チョン・ムンソン、ピョン・ヨハン
●イツァーク役:ソムン・タク、イム・ジナ、J-Min

写真提供:SHOWNOTE ©韓劇.com All rights reserved. 記事・写真の無断使用・転載を禁止します。

[MUSICAL]INFINITEソンギュ、EXOチェンらが出演『イン・ザ・ハイツ』稽古場を公開

[MUSICAL]INFINITEソンギュ、EXOチェンらが出演『イン・ザ・ハイツ』稽古場を公開

 

ithA

(写真左から)ソニー役 ユク・ヒョンウク、ウスナビ役 ヤン・ドングン、ベニー役 キム・ソンギュ

SHINee、INFINITE、EXO、f(x)と、SMエンターテインメントに所属する人気グループの歌手たちが大挙出演する新作ミュージカル『イン・ザ・ハイツ』の稽古場が8月19日、報道陣に公開された。

ithB

ベニー役 チェン(左)とニーナ役 キム・ボギョン

『イン・ザ・ハイツ』は、2007年にオフブロードウェイで上演後、翌年にはブロードウェイ公演を行い、第62回トニー賞では最優秀ミュージカル賞をはじめ4冠を獲得。サウンドトラックは第51回グラミー賞の最優秀ミュージカルアルバム賞を受賞するなど、華々しい受賞歴を誇る作品だ。日本では昨年4月に上演されているが、韓国では今回が初演となる。
物語の舞台はニューヨーク、マンハッタンにある“ラテンハーレム”と呼ばれている街、ワシントンハイツ。ラテン系の移民が多いこの街に住むドミニカ系移民のウスナビ、ベニーらを中心に、貧しくとも前向きに生きようとする住民たちの日常をラテンミュージックをベースにしたサウンドで彩るヒューマンストーリーだ。

昨年、SMエンターテインメントは舞台制作部門SM C&Cを立ち上げ、『シンギン・イン・ザ・レイン』を上演して注目を浴びたが、2作目となる『イン・ザ・ハイツ』はキャスト、制作陣ともにより一層豪華な面々が揃い、各方面から期待が寄せられている。

ithD

(写真左から)ウスナビ役のヤン・ドングン、チョン・ウォニョン、Key

ワシントンハイツで小さな食料店を営みつつ、いつかは母国へ帰ることを夢見るドミニカ系移民のウスナビ役はヤン・ドングン、チョン・ウォニョン、Key(SHINee)と、この日は不参加だったが、チャン・ドンウ(INFINITE)がクワトロキャストで出演する。
なかでもラッパーとして精力的に活動しているヤン・ドングンは「普段の舞台とミュージカルでラップするのは違うので、どう馴染ませるか、まだ創り上げる過程にある」という。兵役中に出演した国軍ミュージカル『MINE』以来、約7年ぶりにミュージカルに出演することについては「新人俳優のように初心に返って演じようとしています。『MINE』という作品はまるで軍の訓練のようでしたが、その時の経験がなかったらしんどくて途中でやめていたかもしれません。ラップも舞台に立つことも大変ですが、それだけの価値があると思い、頑張っています」と彼らしい語り口で印象を語っていた。
過去に日本公演も行った『RUN TO YOU(ストリート・ライフ)』という作品でラップに挑戦したことがあるチョン・ウォニョンは「以前は(劇中歌である)DJ DOCの曲に合わせて歌を歌えばよかったですが、今回は作品のなかにラップがある感じで、ラップが(ウスナビの)性格や口調を表しているようです」と違いを表現。また「舞台の上でラップすることに難しさはそれほど感じていないけど…」と話し始めたKeyは、「英語のラップを韓国語にしてフローやライムを組み立てることに、むしろ創作力を必要とする。先輩たちと相談しながらラップで観客に伝えられるよう努力している」と日ごろからラップもこなすポップスターらしいコメントを披露していた。

ithE

(写真左から)ヴァネッサ役のオ・ソヨンとJ-Min、ニーナ役のキム・ボギョンとルナ

男性主人公たちとロマンスを繰り広げる4人のヒロインたちも魅力あふれるキャストが揃っている。
ウスナビと恋に落ちる、美しい美容師ヴァネッサ役にはオ・ソヨンとJ-Min。J-Minは「普段、気が強いタイプではないので役をうまくこなせるか不安だった」と明かす一方、オ・ソヨンは「華やかに見えるけど、実は一人で泣いていたりする心に痛みを抱えているキャラクターです。これまで女性らしい役が多かったですが、本当はハキハキして外交的なタイプなので楽だし、説得力も出せると思います。J-Minちゃんと一緒に、セクシーに演じられるよう努力しています」と、自身に近いキャラクターを披露してくれそうだ。
ベニーが思いを寄せる優等生ニーナ役はキム・ボギョンとf(x)のルナが演じる。これまで『ミス・サイゴン』『ウィキッド』など大型ライセンス作品に多数出演してきたキム・ボギョンは「これまで経験したことがない役柄に焦がれていました」と出演理由を語り、ミュージカルへの出演は2年ぶりとなるルナは、最近MBCの人気歌番組「覆面歌王」に出演し、その歌唱力が再び脚光を浴びている。「番組で私の歌を知った方も多いのでプレッシャーですが、ニーナのパートはいい曲が多いけど歌がとても難しいです。頑張って練習しているので、期待していてほしいです」と、ともに新たな姿を舞台で見せてくれることを約束していた。

ithF

(写真左から)ベニー役のソ・ギョンス、キム・ソンギュ、チェン

ニーナの父が運営するタクシー会社で運転手として働くベニー役は、ミュージカル界のライジングスター、ソ・ギョンスとINFINITEのソンギュ、EXOのチェンが演じる。なかでも今回ミュージカル初挑戦となるEXOのチェンは「僕にとっては大きな挑戦になります。自分で何か選んだり、計算するのではなく、ただ一生懸命やりたいと思います。EXOのメンバーのなかにミュージカル経験者(ベクヒョン)がいるので、アドバイスしてくれたし、ほかのメンバーもいろいろと助けてくれています」と控えめにコメント。キム・ソンギュは日本で上演した『光化門恋歌』『ヴァンパイア』に続き、ミュージカルは3作目。「この作品を通してより成熟し、発展した姿を見せたいです」と抱負を述べた。そして「ベニーが歌うナンバーにいい曲が多い」というソ・ギョンスは、「後半でニーナと歌うデュエット曲『Wen the Sun Goes Down』は、希望に満ちた温かい曲です」とミュージカル俳優らしくおすすめのナンバーを解説していた。

ithG

(写真左から)イ・ジナ演出家、ウォン・ミソル音楽監督と、振付家のチェ・ヒョンウォン、キム・ジェドク

イ・ジナ演出家は「この作品はラテン系移民の多様な人種や、文化、情緒的な部分でのギャップが大きく、韓国で数年前から上演しようとしていたが、上演には至らなかった。内容的には言葉や人種的なエピソードはほとんど除いて、厳しい現実のなかでも希望を失わずに生きる人たちを描く温かい物語になる」と明かした。また「アイドルがたくさんミュージカルに進出しているが、これまでそのような作品は(演出を)断ってきた。しかし『イン・ザ・ハイツ』はアイドルたちの長所を生かすのに最適な作品なので喜んで作品に参加しました。ラップは普通の歌ともミュージカルの歌とも違うジャンルだが、アイドルたちがよく消化してくれているので大きな問題はないです」と率直に語っていた。またウォン・ミソル音楽監督は「メインジャンルはラテンヒップホップです。キャラクターの自由さや情熱、悲しみ、恨みをダイレクトに表現するのに適しています。そのエネルギーをいかに出せるか、毎日俳優たちと相談しながら考えているところです」と楽曲について解説。これまでのミュージカルにはない新鮮なサウンドを聴くことができそうだ。そしてダンスはヒップホップと現代舞踊という異なるジャンルの振付家が担当している。チェ・ヒョンウォン振付家は「イ・ジナ演出家には大衆性に加え、優雅さを求められました。ヒップホップなどの大衆性があるストリートダンスに、ミュージカル的な感情を表現するには現代舞踊を少し加えると深みが出せます」と二人の共同作業が有機的に進んでいることを伝えた。

ithH

人気歌手と実力派ミュージカル俳優、そして強力な制作陣を揃え、万全の態勢で初演に挑む『イン・ザ・ハイツ』は、9月4日から漢江鎮(ハンガンジン)のブルースクエア サムソンカードホールで開幕する。


Location_Day_3_FFF 0081

【公演情報】
ミュージカル『イン・ザ・ハイツ』(인 더 하이츠 In the Heights)
2015年9月4日~11月22日 ブルースクエア サムソンカードホール

<出演>
●ウスナビ役:ヤン・ドングン、チョン・ウォニョン、チャン・ドンウ(INFINITE)、Key(SHINee)
●ベニー役:ソ・ギョンス、キム・ソンギュ(INFINITE)、チェン(EXO)
●ヴァネッサ役:オ・ソヨン、J-Min
●ニーナ役:キム・ボギョン、ルナ(f(x))
●ソニー役:ユク・ヒョンウク、チョン・ヨクサン
●クラウディア役:リュ・スファ、チェ・ヒョクジュ
●ケヴィン役:パク・ホサン、シム・ジョンワン
●カミラ役:チャン・ウニョン、パク・ソリ
●カーラ役:ヨム・ミンジ
●ピラグエロ役:ユ・スンヨプ

演出:イ・ジナ/音楽監督:ウォン・ミソル/振付:チェ・ヒョンウォン、キム・ジェドク/ラップ指導:ナム/舞台:パク・ドンウ/照明:グ・ユニョン/音響:クォン・ドギョン/衣装:ドヨン/ヘアメイク:キム・ユソン/小道具:チョ・ユニョン/技術:キム・ミギョン/舞台監督:ユン・ジュソン/制作監督:イ・スンジン
制作:SM C&C

©韓劇.com All rights reserved. 記事・写真の無断使用・転載を禁止します。

[easingslider id=”6626″]