ハン・チサン

[MUSICAL]世界初ミュージカル化『英雄本色』キャストイメージ写真を公開

[MUSICAL]世界初ミュージカル化『英雄本色』キャストイメージ写真を公開

 

(上から)兄ジャホ役のユ・ジュンサン、イム・テギョン、ミン・ウヒョク

香港ノワール映画を代表する名作が、韓国で初めてミュージカル化される『英雄本色(男たちの挽歌)』のキャストが公開された。

原作映画は3部作となっていたが、舞台化するにあたり、ジョン・ウーが監督した前2作を混合してストーリーが構成されるという。兄ジャホ(子豪/ホー)、弟ジャゴル(子杰/キット)、そしてマーク(馬克)の3人を中心に、真の友情、そして家族愛が描かれる。

『フランケンシュタイン』『ベン・ハー』を共に作り上げた演出家ワン・ヨンボムと、作曲・音楽監督イ・ソンジュンが中心となり舞台化するだけあって、“ワン・ヨンボムファミリー”とでも呼べる俳優を中心にキャスティングされている。

偽札偽造組織に人生のすべてを捧げたが裏切られ、服役後新たな人生を標榜する映画ではティ・ロンが演じたホーに当たる兄ソン・ジャホ役は、ユ・ジュンサン、イム・テギョン、ミン・ウヒョクが演じる。
ワン演出家とは『三銃士』から縁を結ぶユ・ジュンサンは、ホン・サンス監督映画の常連俳優でもあり、『どうしたのプンサンさん』などのドラマでも主演を張るなど八面六臂の活躍を続けている。彼ら40代以上の世代には圧倒的な支持を得る『英雄本色』の舞台化を制作陣とともに牽引する存在となるだろう。

『モーツァルト!』『ザ・ラスト・キス』など、これまでプリンス的イメージの役柄を多く演じていたイム・テギョンは、現在出演中の『ドラキュラ』や、昨年ドラマに初出演した『ミスティ~愛の真実~』では悪役を演じるなど、最近はダークな役柄にも果敢に挑んでいる。本作の写真も、ひげをたくわえ陰のある雰囲気を醸し出しており、さらにイメージチェンジした姿が見られそうだ。
そして3人のなかでは最年少のミン・ウヒョクは、昨年から『ジキル&ハイド』『ベン・ハー』とタイトルロールに次々と抜擢。ますます主演俳優として貫禄をつけているなかで悲哀の主人公ジャホをどう演じるのか注目だ。

(左上から)弟ジャゴル役のイ・ジャンウ、パク・ヨンスと出演が追加発表されたハン・チサン

警察学校を優秀な成績で卒業し、刑事となるも、組織の一員である兄と葛藤することになる、映画ではレスリー・チャンが演じたキットに当たる弟ソン・ジャゴル役はイ・ジャンウとパク・ヨンス、そして遅れてハン・チサンの追加出演がサプライズ発表された。
『笑ってトンへ』『オ・ジャリョンが行く!』などの大ヒットホームドラマで人気を博したイ・ジャンウは、兵役を経て昨年から活動再開しているなか、ミュージカルに初挑戦する。かつてノ・ミヌ、ヒョヌとプロジェクトグループ「24/7」として歌手活動したこともある彼だけに、どんな歌声を披露するのか楽しみだ。

確かな歌唱力と演技力に定評のあるパク・ヨンスは『神と共に』『尹東柱~月を射る~』などに主演し、2年前までソウル芸術団の看板俳優であった。芸術団在籍時代から外部作品にも精力的に出演していたが、退団後はさらに作品性や劇場の大小を問わず多彩な作品に出演している。ジャゴル役は彼のキャリアにまた新たな1ページが加わることになるだろう。

『フランケンシュタイン』『ベン・ハー』『キング・アーサー』といまや大劇場ミュージカルの看板を担う俳優の一人となったハン・チサン。力強く艶のある歌声を生かし、カリスマ性溢れる役柄を得意としてきたが、今作では久々にトーンの違ったキャラクターを見せることになりそうだ。

マーク役のチェ・デチョル(左)とパク・ミンソン

組織に裏切られ、父を失った親友ジャホに代わり復讐を遂げるものの、足を負傷したことで不本意なリタイアに追い込まれる、映画ではチョウ・ユンファが演じたマーク役を、チェ・デチョルとパク・ミンソンが演じる。
『私はチャン・ボリ!』『ワン家の家族たち』など多数のドラマで活躍するチェ・デチョルだが、彼はもともと舞台から活動を始めた俳優で『偉大なるキャッツビー』『君となら』など出演は20作を超える。演劇『趣味の部屋』以来、約5年ぶりに出演する舞台で、ヒーロー的存在のマークをどう演じるのか期待が膨らむ。
一方、助演だった『ジャック・ザ・リッパ―』から主役級の『ベン・ハー』まで、まさにワン演出家の秘蔵っ子として着実に出演を重ね、日本で『ミス・サイゴン』のジョン役も経験したパク・ミンソンもマークという重責を担う。イメージ写真からしてチョウ・ユンファの典型的なイメージを踏襲して彼が演じるキャラクターへの興味を掻き立てている。

アソン役のキム・デジョン(左)とパク・インベ

ジャホとマークが組織の中心から外れたのを機にのし上がろうとする、映画ではレイ・チーホンが演じたシンに当たるアソン役はキム・デジョンとパク・インベが演じる。
『フランケンシュタイン』のルンゲ役として知られるキム・デジョンは、今年2人芝居の演劇『ヴィーナス・イン・ファー』で新境地を見せるなど、劇場のサイズを問わず、どんな役もこなせるマルチプレイヤーだ。一方、近年は『SEE WHAT I WANNA SEE』『MURDER FOR TWO』『スカーレット・レター』など、通好みの作品に出演していたパク・インベは2年ぶりの舞台復帰となる。どちらも演技巧者なだけに、強烈なヒールとなって活躍してくれそうだ。

(左から)ペギー役のJ-Min、チョン・ユジ、ソン・ジュヒ

麻薬王であるコー会長の娘であることを隠し、接近したジャゴルに心揺れる、映画では『英雄本色Ⅱ』に登場するペギー役はJ-Min、チョン・ユジ(元BESTie)、ソン・ジュヒ(元HELLO VENUS)が演じる。現在『ヘドウィグ』でイツァークを熱演しているJ-Min、『アンナ・カレーニナ』のキティ、『ノートルダム・ド・パリ』のエスメラルダなどを演じたユジ、『オール・シュック・アップ』『ナンセンス』などに出演したジュヒと、歌手出身で現在はミュージカルを中心に活躍する3人が、運命に翻弄されるヒロインを熱演してくれるだろう。

(左から)コー会長役イ・ヒジョン、ホ班長役イ・ジョンス、ギョンスク役ムン・ソンヒョク

そのほか、『英雄本色Ⅱ』ではシャン・クァンが演じた造船会社社長でかつては麻薬王だったコー会長を『ジキル&ハイド』アタ―ソン、『フランケンシュタイン』シュテファン役などでおなじみのベテラン、イ・ヒジョンが演じる。弟ジャゴルが勤務する警察署の上司ホ班長を『ベン・ハー』ではピラート役だったイ・ジョンス。修理工場の社長で、前科者の更生を助けるギョンスク役を『マリー・アントワネット』『マチルダ』に出演したムン・ソンヒョクが演じる。

ヨ先生役キム・ウヌ(左)とドソン役ソン・ハングク

アソンの圧力に押され、実権を失う黒社会のボス、ヨ先生を、ワン演出家による小劇場ミュージカル『どん底』や、パク・グニョン演出家が主宰する劇団コルモッキルの演劇などにも出演しているキム・ウノが。弟ジャゴルの警察同期で友人でもあるドソン役を『ベン・ハー』『オール・シュック・アップ』などに出演したソン・ハングクが演じる。

ミュージカルファンのみならず、香港映画ファンも注目している『英雄本色』は、12月17日~2020年3月22日まで、瑞草(ソチョ)区にある韓電(ハンジョン)アートセンターで上演。1次チケットは10月14日(月)午後2時から、インターパーク、YES24、チケットリンクで発売開始される。


【公演情報】
ミュージカル『英雄本色』(영웅본색)
2019年12月17日~2020年3月22日 韓電(ハンジョン)アートセンター

<出演>
●ソン・ジャホ役:ユ・ジュンサン、イム・テギョン、ミン・ウヒョク
●ソン・ジャゴル役:イ・ジャンウ、パク・ヨンス
●マーク役:チェ・デチョル、パク・ミンソン
●アソン役:キム・デジョン、パク・インベ
●ペギー役:J-Min、ソン・ジュヒ、チョン・ユジ
●ホ班長役:イ・ジョンス
●ギョンスク/父親役:ムン・ソンヒョク
●コー会長役:イ・ヒジョン
●ヨ先生役:キム・ウヌ

●ドソン役:ソン・ハングク

 

脚本・作詞・演出:ワン・ヨンボム/音楽監督:イ・ソンジュン/振付:ムン・ソンウ/武術監督:ムン・ジョンヨル/美術:イ・オムジ/照明:ハン・ジョンギ/音響:カン・グッキョン/衣装:ハン・ジョンイム/小道具:キム・ジヒョン/ヘアメイク:チェ・リラ/技術:パン・ハンソク/舞台監督:ぺ・ソシク/制作プロデューサー:キム・ハンソル

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[PHOTO]ミュージカル『キング・アーサー』プレスコール

アーサー役 チャン・スンジョ

アーサー役チャン・スンジョ(左)とランスロット役:ニエル

ランスロット役:ニエル

アーサー役 コ・フンジョン(左)とマーリン役 チ・へグン

聖剣エクスカリバーを引き抜こうとするメレアガン役 カン・ホンソク

聖剣エクスカリバーを引き抜くアーサー役 コ・フンジョン

メレアガン役:カン・ホンソク

グィネヴィア役 カン・ミヨン(左)とアーサー役 ハン・チサン

メレアガン役 キム・チャンホ

モルガナ役 リサ

 

モルガナ(写真中)に操られるアーサー役チャン・スンジョ(左)とイム・ジョンヒ(右)

メレアガン役イ・チュンジュ(左)にけしかけるモルガナ役(右)パク・ヘナ

ランスロット役 イム・ビョングン

モルガナ役 チェ・スジン

グィネヴィア役(右)カン・ミヨンに贈り物をするモルガナ役 チェ・スジン

アーサー役 コ・フンジョン

アーサー役 ハン・チサン

ランスロット役 チャン・ジフ

(写真左から)アーサー役のコ・フンジョン、ハン・チサン、チャン・スンジョ

(写真左から)メレアガン役のキム・チャンホ、イ・チュンジュ、カン・ホンソク

(写真左から)グィネヴィア役のカン・ミヨン、イム・ジョンヒ、イ・ジス

(写真左から)マーリン役チ・へグンと、モルガナ役チェ・スジン、パク・ヘナ、リサ

 


【公演情報】

ミュージカル『キング・アーサー』(킹아더)

2019年3月14日~6月2日 忠武アートセンター大劇場

<出演>

●アーサー役:チャン・スンジョ、ハン・チサン、コ・フンジョン

●グィネヴィア役:イム・ジョンヒ、カン・ミヨン、イ・ジス

●ランスロット役:イム・ビョングン、チャン・ジフ、ニエル

●モルガナ役:リサ、パク・ヘナ、チェ・スジン

●メレアガン役:キム・チャンホ、イ・チュンジュ、カン・ホンソク

●マーリン役:チ・へグン

作曲:Dove Attia、Rod Janois、Zaho、Skead、Siovio Lisbonne、Rodrigue Janois

作詞:Dove Attia、Francois Chouquet、Vincent Baguian、Zaho、Nicholas Boisnard

プロデューサー:オ・フンシク/演出・脚色:オ・ルピナ/音楽監督・編曲:シン・ウンギョン/振付:チェ・ヒョンウォン/舞台:オ・ピリョン/照明:ウォン・ユソプ/音響:キム・ピルス/衣装:アン・ヒョンジュ

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[MUSICAL]不朽の名作ドラマを舞台化『砂時計』キャストを公開

[MUSICAL]不朽の名作ドラマを舞台化『砂時計』キャストを公開

 

数ある韓国ドラマのなかでも不朽の名作と呼ばれる『砂時計』がミュージカル化され、豪華キャストが公開された。

原作ドラマ『砂時計(모래시계 モレシゲ)』は1995年に韓国SBSで放送された。最高64.5%という驚異的な視聴率を記録し、ドラマの放送時間には街に人がいなくなったことから「帰宅時計(귀가시계)」という別称もついたほどの伝説的作品だ。主演のチェ・ミンス、パク・サンウォンはもちろん、当時は新人だったコ・ヒョンジョン、イ・ジョンジェを一躍トップスターにした本作は、現在でもメインテーマ曲はあらゆる番組で使われ、バラエティ番組ではパロディのネタになるなど『砂時計』はいまだ大きな影響力をもつ国民的ドラマだ。

キム・グァンソクの名曲の世界を舞台化した『あの日々(그날들)』をヒットさせたインサイトエンタテインメントが、SBSと共同制作するミュージカル『砂時計』には、韓国の近代史を背景にした骨太な作品世界をしっかりと表現できる、実力派のミュージカル俳優が揃っている。

(左から)テス役のキム・ウヒョン、シン・ソンロク、ハン・チサン

将来有望な青年だったが、父の共産主義思想のため進学できず、ヤクザの道を選ぶ主人公テス役には『レ・ミゼラブル』『アイーダ』のキム・ウヒョン、『モンテクリスト』『あしながおじさん』のシン・ソンロク、『ナポレオン』『ジーザス・クライスト・スーパースター』のハン・チサンと、大劇場作品で主役を張ってきた3人が起用された。なかでもシン・ソンロクは、8月まで放送していたMBCドラマ『死んでこそ生きる男』というドラマで元祖テス役のチェ・ミンスと共演し、抜群の相性を見せていただけに、舞台でその経験をどのように還元するか期待されている。

(左から)ウソク役のパク・コニョン、カン・ピルソク、チェ・ジェウン

高校時代からテスとは無二の親友だったパク・サンウォンが演じた真摯な検事ウソク役は『インタビュー』『フランケンシュタイン』のパク・コニョン、『西便制』『僕とナターシャと白いロバ』のカン・ピルソク、『スリル・ミー』『ドリアン・グレイ』のチェ・ジェウンとこちらも多彩な面々。対照的な人生を歩むことになる、ウソクとテスの愛憎を交えた厚い友情物語は、舞台でも、最も重要なみどころとなるだそう。

(左から)へリン役のチョ・ジョンウン、キム・ジヒョン、チャン・ウナ

カジノを経営する資産家ユン会長の一人娘へリン役には『レ・ミゼラブル』『ジキル&ハイド』のチョ・ジョンウン、『あの日々』『プライド』のキム・ジヒョン、『アイーダ』『レベッカ』のチャン・ウナが演じる。テスとへリンの互いの境遇を超えた愛や、学生運動に身を投じ、挫折を味わうヘリンの姿はもうひとつの見どころ。ドラマでコ・ヒョンジョンが演じたような清楚かつ意志の強いヒロイン像を見せてくれるはずだ。

(左から)ジョンド役のパク・ソンファンとカン・ホンソク

そのほか、元々はテスと同門だったがのちに敵対することになるヤクザのジョンド役を『アイーダ』『二都物語』のパク・ソンファンと、『デスノート』『キンキーブーツ』のカン・ホンソク。へリンを偶然救ったことから、彼女のボディーガードとなる、究極の見守り男子キャラ、ジェヒ役を『あの日々』のキム・サンホとグループHighlightのソン・ドンウン、そして最近グループINFINITEから脱退したイ・ホウォン(ホヤ)が9月25日に追加発表された。

加えて、渋い演技が光るベテラン俳優の出演も見逃せない。カジノを経営し、政界にも暗躍するヘリンの父、ユン会長役を『オケピ!』『ディセンバー』のソン・ヨンチャンと演劇『私に会いに来て』『ピローマン』やドラマ『ミセン-未生』で知られたソン・ジョンハク。そしてユン会長の腹心で、政界へのパイプ役となるチャン部長を『あの日々』『西便制』のイ・ジョンヨルと『チック、チック…ブーン!』『シカゴ』のソン・ギウンが演じる。

(左から)ユン会長役のソン・ヨンチャンとソン・ジョンハク

独裁政治、民主化運動、裏社会など、激動の80年代韓国を背景にした濃密なストーリーを、2時間半の舞台作品に圧縮。クラシックとロックを融合させて、スピード感溢れるストーリーを展開すると予告している。伝説の名作を放送から20年以上を経て、どのようにして新たに再構成するのか、ドラマ、ミュージカルファンの双方が期待する作品となるはずだ。

(左から)チャン部長役のイ・ジョンヨルとソン・ギユン

1次チケットは9月27日(水)午後2時よりインターパークで発売開始される。


【公演情報】
ミュージカル『砂時計』

2017年12月5日~2018年2月11日 忠武アートセンター 大ホール

<出演>
●パク・テス役:キム・ウヒョン、シン・ソンロク、ハン・チサン
●ユン・へリン役:チョ・ジョンウン、キム・ジヒョン、チャン・ウナ
●カン・ウソク役:パク・コニョン、カン・ピルソク、チェ・ジェウン
●イ・ジョンド役:パク・ソンファン、カン・ホンソク
●ペク・ジェヒ役:キム・サンホ、ソン・ドンウン(Highlight)
●ユン・ジェヨン会長役:ソン・ヨンチャン、ソン・ジョンハク
●チャン・ドシク役:イ・ジョンヨル、ソン・ギユン

写真提供:インサイトエンタテインメント ©韓劇.com All rights reserved. 記事・写真の無断使用・転載を禁止します。

イ・ホンイの「ソウルde演劇めぐり」Vol.18

イ・ホンイの「ソウルde演劇めぐり」Vol.18

 

今ここでしか見られない『デスノート』2017ソウル版!


1月3日からいよいよ、ソウル芸術の殿堂オペラハウスにてミュージカル『デスノート』が再演されます。そして今回も私は稽古場で通訳として活動しています。

ライト役のハン・チサン ©CJeSカルチャー

すでに多くの方がご覧になったと思いますが、制作発表会とショーケースコンサート、ミュージックビデオなどを通して初演とはまた違った公演になることが予告されました。特に、再演で初めて合流したライト、ライトの父である総一郎、ミサミサ、刑事たちのほかアンサンブルは、自分だけのキャラクターを作り出すために、力いっぱい稽古をしています。主要なキャラクター全員が単独キャストで出演するからでしょうか? 俳優たちが作品とキャラクターに集中する姿は、どの現場よりも真剣で強烈です。
日本の同名漫画を原作にしたミュージカル『デスノート』は、フランク・ワイルドホーンの美しい音楽も有名ですが、何よりも”ノートに名前が書かれると死ぬ”という奇抜な設定で、善と悪の境界を行き来する二人の天才の頭脳対決が魅力的なドラマを構築します。

L(エル)役のキム・ジュンス ©CJeSカルチャー

 

この世界を描くために、今回新しくライトを演じるハン・チサン(한지상)は、ミュージカル『フランケンシュタイン(프랑켄슈타인)』『ザ・デビル(더 데빌)』、演劇『レッド(레드)』などで演技力と歌唱力の両方を認められた俳優です。彼は劇全般にわたって少しずつ現れる、ライトの変化を繊細に表現しています。高音が得意な俳優なので、特にLを演じるキム・ジュンス(김준수)と、互いに正体を隠してテニスをするシーンでは、こんな歌だったっけ!? と驚くほど、初演の時には味わえなかったエネルギーを感じられると思います。

一方、兵役に行く前の最後の作品ということで、誰よりも負担と期待を抱えているキム・ジュンスは、初演当時、原作のLのキャラクターを超えて、キム・ジュンスしか出せないユニークな人物像を誕生させたと評価されました。初演に作り上げたLをまた丁寧に蘇らせながら、同時に新メンバーたちと細かい部分を共有しながら、新たな発見をしていく演じ方は無邪気です。こんな様子は2年後には、もう見られないかもしれない姿ですね。

海砂(ミサミサ)役のBEN ©CJeSカルチャー

新メンバーの中で、原作キャラクターと100%のシンクロ率を見せるのは、人気アイドル、ミサミサ役の歌手BEN(벤)です。ミュージカルは初挑戦だそうですが、彼女のそばにはいつも死神レム役のパク・ヘナ(박혜나)がいます。稽古からミサの傍らで彼女を見守ってあげているレム……二人の切なくて美しいシーンは、間違いなくこの作品をより豊かにするでしょう。

もう一人の死神リュークは、今回もやはりカン・ホンソクが務めますが、今回は少し変わったリュークを見られるのではないかと思います。いつも通り愉快な姿の裏に、死神としての恐ろしい一面が時々現れるからです。一方、とても優しいライトの父である総一郎役のソ・ヨンジュ(서영주)は、優しさとともに持っているカリスマ性を発揮し、出番は少ないにもかかわらず、強い存在感を見せると思います。
準備は万全です。これからは客席の反応を待つことだけが残っています。

日本の皆さんもご存知のように、10月から韓国社会は混乱の中に落ちています。あちこちの劇場から観客がいないと心配の声が聞こえています。映画よりももっと映画のようなニュースが毎日流れていて、市民たちは劇場ではなく街に出ています。それは単純に、誰か一人に対する憎悪のためではありません。悪い事故はいつでも起こるし、悪い人はいつでも過ちを犯します。問題は誰もそれを防ぐことも処罰することもできなかったことです。悲惨な事故が起こっても誰も救ってくれない状況が繰り返されていて、検察、法律、国家システムへの信頼が崩れてしまい、市民たちはそれが見ていられなくなったのです。

死神レム役のパク・へナ(左)と死神リューク役のカン・ホンソク ©CJeSカルチャー

現在の状況を考えると、「本当の正義はどこだ!」と叫んでいるライトとLと群衆の声に力が入っているように聞こえるのは、当然のことかもしれません。実際に、稽古場の中でも休憩時間になると、例外なく誰もが携帯でニュースを見ていたし、稽古が早く終わる土曜日には、ロウソクデモに参加するために光化門広場に向かう人もいました。まさに、“もし今ソウルの光化門にデスノートが落ちるとしたら……?” そんな想像をしながら、『デスノート』2017ソウル版は作られているのです。
いろんな意味で今回の『デスノート』は、今のここ韓国じゃないと見られない公演になるでしょう。この機会を逃さないように、そしていつもよりももっと期待していただけたらと思います。


【公演情報】
ミュージカル『デスノート』(데스노트)
2017年1月3日~1月26日 芸術の殿堂オペラ劇場

<出演>
●夜神月(やがみライト)役:ハン・チサン
●L(エル)役:キム・ジュンス
●弥海砂(あまねみさ)役:BEN
●死神レム:パク・へナ
●死神リューク:カン・ホンソク
●夜神総一郎:ソ・ヨンジュ
●夜神粧裕(やがみさゆ):イ・スビン

プロデューサー:ぺク・チャンジュ/音楽:フランク・ワイルドホーン/脚本:アイヴァン・メンチェル/作詞:ジャック・マーフィー/演出:栗山民也/助演出:オ・ルピナ/音楽監督:キム・ムンジョン

写真提供:CJeSカルチャー ©韓劇.com All rights reserved. 記事・写真の無断使用・転載を禁止します。


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[MUSICAL]観客動員12万人突破『フランケンシュタイン』3週間の延長公演確定!

[MUSICAL]観客動員12万人突破『フランケンシュタイン』3週間の延長公演確定!

 

2015frankenstage311月26日に開幕し、忠武アートホール大劇場で圧倒的な興行旋風を巻き起こしながら、好評上演中のミュージカル『フランケンシュタイン』が、3月20日まで、約3週間の延長公演を確定した。

会場である忠武アートホールが、昨年開館10周年を迎えたことを機に、大型創作ミュージカルの制作に本格的に乗り出した第1号作品として2014年に初演。豪華キャスト、制作陣によって“韓国ミュージカル史に一線を画す”クオリティの作品を創り上げた。「第8回ザ・ミュージカルアワーズ」では今年のミュージカル賞、今年の創作ミュージカル賞をはじめ、9部門で受賞。第3回イェグリンアワード2部門を受賞など、権威ある各種ミュージカル賞を受賞し、興行性と作品性を同時に認められた作品となった。

今年の再演も開幕4週間で3万8千人を超える観客を動員し、累積観客12万人を突破して他を寄せ付けない作品力を見せつけている。この人気に応えて3週間の延長を決定。より多くの観客たちに一層深い感動を味わえる機会を提供する。

『フランケンシュタイン』の原作は、イギリスの女流作家メアリー・シェリーが1818年に発表した小説。19世紀ヨーロッパで、ナポレオン戦争当時、スイス・ジュネーブ出身の科学者ビクター・フランケンシュタインが“死なない軍人”の研究を進めていたところ、身体接合術の鬼才アンリ・デュプレと出会い、新たな生命体創造への道へ突き進むビクターの姿を描く物語だ。
今回の再演では、初演から圧倒的な存在感を放っていたユ・ジュンサンをはじめ、パク・ウンテ、ハン・チサン、ソ・ジヨン、アン・シハ、イ・ヒジョンらが再登板。彼らに加え、パク・コニョン、チョン・ドンソク、チェ・ウヒョク、イ・ヘギョン、イ・ジス、ホン・ギョンスなどの新キャストとともに、さらに完成度の高い舞台を披露している。
毎回観客の熱狂的な呼応とスタンディングオベーションを受け、前売りランキングでも1位を記録している『フランケンシュタイン』の第4次スケジュール(2016年2月2日~28日)のチケット発売は、12月29日(火)午後2時から開始予定だ。


2015frankenposter【公演情報】
ミュージカル『フランケンシュタイン』(프랑켄슈타인)
2015年11月27日~2016年3月20日 忠武アートホール大劇場

<出演>
●ヴィクター・フランケンシュタイン役:ユ・ジュンサン、パク・コニョン、チョン・ドンソク
●アンリ・ディプレ/怪物役:パク・ウンテ、ハン・チサン、チェ・ウヒョク
●ジュリア/カトリーヌ役:アン・シハ、イ・ジス
●エリン/エヴァ役:ソ・ジヨン、イ・ヘギョン
●シュテファン/フェルナンド役:イ・ヒジョン
●ルンゲ役:ホン・ギョンス

芸術総監督:イ・ジョンドク/責任プロデューサー:キム・ヒチョル/共同プロデューサー:キム・シンドン、キム・ソッグク/脚本・演出:ワン・ヨンボム/作曲・音楽監督:イ・ソンジュン/振付:ソ・ビョング/美術:ソ・スクジン/照明:ミン・ギョンス/映像:ソン・スンギュ/特殊効果:パク・グァンナム/衣装:ハン・ジョンイム/小道具:故イム・ヒジョン/ヘアメイク:ヤン・ヒソン

写真提供:忠武アートホール ©韓劇.com All rights reserved. 記事・写真の無断使用・転載を禁止します。

[MUSICAL]究極のキャストを揃え『フランケンシュタイン』待望の再演!

[MUSICAL]究極のキャストを揃え『フランケンシュタイン』待望の再演!

 

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ヴィクター&怪物のペアイメージカット(左から)ハン・チサン&ユ・ジュンサン/パク・ウンテ&パク・コニョン

2015franken72015年下半期最大の期待作『フランケンシュタイン』のキャストが公開された。
昨年初演された本作は、イギリスの女流作家メアリー・シェリーが1818年に発表した同名小説が原作。上演会場である忠武アートホールが中心となり、大型創作ミュージカルの制作に乗り出した最初の作品だ。『三銃士』などMミュージカル作品の演出家ワン・ヨンボムと音楽監督イ・ソンジュンの強力タッグが、有名なゴシックストーリーを見事に舞台化してグローバルなスケール感のある作品が誕生したと絶賛された。2014年度の上演作のなかでも圧倒的な観客動員数を誇り「ザ・ミュージカルアワーズ」9部門制覇をはじめ主要なミュージカル賞を総なめしている。

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ヴィクター役のユ・ジュンサン、パク・コニョン、チョン・ドンソク

観客の大きな期待を背負って発表された2015年版キャストは、作品に新たな風を吹き込むキャストも織り交ぜた、豪華な顔ぶれが揃った。
新たな生命体を創造することに野心を燃やし、やがて自分が生み出した怪物に追われる身となる主人公ヴィクター・フランケンシュタイン役には、昨年の興行を俳優としてのみならず、スポークスマンとしてもリードしたユ・ジュンサンに、パク・コニョンとチョン・ドンソクが新加入した。いずれも大劇場作品の経験豊富。長身で舞台映えする抜群のスタイルと歌唱力をもつ彼らだけに、大きな期待が寄せられている。

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アンリ/怪物役のパク・ウンテ、ハン・チサン、チェ・ウヒョク

ヴィクターの親友であり、最大の理解者となるアンリ役と怪物役の二役を演じるのは、昨年の熱演により俳優として大きな飛躍を果たしたパク・ウンテとハン・チサン、そして新鋭チェ・ウヒョクが演じる。なかでもチェ・ウヒョクは、候補約1000人のなかから選ばれたというシンデレラボーイ。学生時代はボクサーを目指していたとという彼は、舞台俳優を多数輩出している明知(ミョンジ)大学で開催されたミュージカルコンテストで劇中、怪物の見せ場で歌うナンバー「私は怪物だ」を見事に歌い上げて優勝したという逸話の持ち主だ。本作で俳優デビューとなる彼が今年の公演の切り札となりそうだ。

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ジュリア/カトリーヌ役のアン・シハとイ・ジス

ビクターの幼なじみから婚約者となったジュリア役には昨年同役を演じたアン・シハとライジングスターのイ・ジスが演じる。イ・ジスは女優デビューとなった2013年の『レ・ミゼラブル』でコゼット役を単独キャストで演じきり、その可憐な歌声が絶賛されていた逸材だ。まだ年若い彼女が、ジュリア役をどう演じこなすのか期待される。

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エリン/エヴァ役のソ・ジヨンとイ・ヘギョン

ヴィクターの親代わりとなって常に温かく見守ってきた姉エリン役は、ベテランのソ・ジヨンとイ・ヘギョンが演じる。2幕ではエリンとは見た目も性格も対照的な、決闘場の女主人エヴァに変貌する姿に要注目だ。また、ジュリアの父である市長シュテファン役には『ジキル&ハイド』などでいぶし銀の演技を見せてきたイ・ヒジョン。長年フランケンシュタイン家に仕え、ヴィクターの幼いころから面倒を見てきた執事ルンゲ役をホン・ギョンスが演じる。

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シュテファン/フェルナンド役のイ・ヒジョンとルンゲ役のホン・ギョンス

本作の魅力は、怪物創造前夜までの1幕と怪物誕生後の2幕のドラマチックな対比的構成だ。ヴィクター以外のキャストは、すべて一人二役、1幕と2幕ではまったく違うキャラクターを演じるのが見どころ。精緻に作りこまれた各俳優のコンセプチュアルな写真をみても、昨年以上にスケールを増した舞台となるのは必至の『フランケンシュタイン』は11月27日から、忠武アートホール大劇場で開幕する。2015franken8 2015franken10 2015franken9


2015frankenposter【公演情報】
ミュージカル『フランケンシュタイン』(프랑켄슈타인)
2015年11月27日~2016年2月28日 忠武アートホール大劇場

<出演>
●ヴィクター・フランケンシュタイン役:ユ・ジュンサン、パク・コニョン、チョン・ドンソク
●アンリ・ディプレ/怪物役:パク・ウンテ、ハン・チサン、チェ・ウヒョク
●ジュリア/カトリーヌ役:アン・シハ、イ・ジス
●エリン/エヴァ役:ソ・ジヨン、イ・ヘギョン
●シュテファン/フェルナンド役:イ・ヒジョン
●ルンゲ役:ホン・ギョンス

芸術総監督:イ・ジョンドク/責任プロデューサー:キム・ヒチョル/共同プロデューサー:キム・シンドン、キム・ソッグク/脚本・演出:ワン・ヨンボム/作曲・音楽監督:イ・ソンジュン/振付:ソ・ビョング/美術:ソ・スクジン/照明:ミン・ギョンス/映像:ソン・スンギュ/特殊効果:パク・グァンナム/衣装:ハン・ジョンイム/小道具:故イム・ヒジョン/ヘアメイク:ヤン・ヒソン

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[MUSICAL]神か救世主か……究極のロックオペラが堂々の帰還『ジーザス・クライスト・スーパースター』開幕

[MUSICAL]神か救世主か……究極のロックオペラが堂々の帰還『ジーザス・クライスト・スーパースター』開幕

 

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イ・ジナ演出家

イエス・キリスト(=ジーザス)の最後の7日間を壮大なロックオペラスタイルで作り上げたミュージカル『ジーザス・クライスト・スーパースター』が2年ぶりに再演され、6月9日メディアコールが行われた。
2013年公演の制作陣、そして主人公ジーザス役にはマイケル・リーとパク・ウンテの2トップを維持しながらさらにアップグレードを図った待望の再演とあって、多数のメディアが会見に参加し、期待の大きさを伺わせた。

メディアコールでは冒頭から演出家のイ・ジナが試演する楽曲&シーンごとにすべて解説をつけるというスペシャルなものに。「私は無神論者ですが、誰も到達することができないほどのスーパースターになったイエスという人物に興味を持ちました」と語る演出家は、自ら「ファン心(팬심)」と表現していたが、もともとこの作品が好きだったというだけあって、熱のこもった解説からは作品に対する愛着が伝わってくるようだった。

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ジーザス役のパク・ウンテ(左)とマイケル・リー

1971年に初演し、半世紀近くの歴史をもつ作品だけに、これまで世界各国でさまざまなキャスト、ヴァージョンにより上演され、原作者たちもその変化を楽しんでいるという。イ・ジナ演出家は「初演からアンチキリストだ、神への冒涜だとも言われているが、最近は映画『ザ・パッション・オブ・クライスト』などイエスについての多様なファクションが生まれている。いくら原作が素晴らしくても、現代でそのまま上演するには隔たりがあると考えた。イエスとユダの関係を同性愛的に解釈する面白味も加え、原作よりも大幅に脚色し、強いイメージの作品に作り上げた」という。また砂漠のような独特のセットを取り入れているが、これは映画『スターウォーズ』シリーズに出てくるイメージがベースになっているという。「地球ではない他の惑星、もしくは人類が滅亡した後の世界に新しい人類が誕生し、人間の葛藤や救世主(メシア)についての物語のため、このような背景を用いた」と解説していた。

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(写真左から)ユダ役のユン・ヒョンリョル、ハン・チサン、チェ・ジェリム

ジーザス役、マイケル・リーとパク・ウンテをWキャストでトップに据え、ユダ役で俳優として大きく飛躍したハン・チサンなど2013年公演で人気を博した男優3人は再び舞台に上がった。「この作品の最大の魅力は音楽。難しい曲も多いので、何よりも歌唱力を重視してキャスティングした」というイ・ジナ演出家は、ジーザスと対をなすユダ役の新キャストにユン・ヒョンリョルとチェ・ジェリムという歌唱力は申し分ない2人を選んだ。特にチェ・ジェリムについては「今回の再演のために準備した切り札だ」と太鼓判を押していた。

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(写真左から)マリア役のチャン・ウナ、イ・ヨンミ、ハム・ヨンジ

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ヘロデ役のキム・ヨンジュ

苦悩するジーザスにとって唯一の癒しとなるマリア役には、2013年公演でも同役を演じたチャン・ウナに加え、ベテランのイ・ヨンミとデビュー2作目となる新人のハム・ヨンジが演じる。なかでもマリア役の切り札と言えば、イ・ヨンミだろう。イ・ジナ演出家は「長い間いろんな作品を一緒に作ってきたが、昨年出産して母親となり新しいエネルギーを出せると感じた。彼女が舞台に重厚感を与えてくれるだろうという期待感もあって推薦した」と出演の裏話も披露した。

そして最大のサプライズキャストがヘロデ役のキム・ヨンジュの出演だ。2年前には2AMのチョ・グォンら男優が演じ、原作はもちろん海外の公演でも過去に女優がこの役を演じたことはなかった。イ・ジナ演出家は「以前にも『TAAL(탈=面)』という作品で女優に男性の役を演じさせたことがあって、このようなチャレンジは以前からよくやっている。ヘロデを男か女か分からないような存在にしてみたくて、独特の雰囲気をもつキム・ヨンジュさんにお願いした。前回が幼い王子のようなイメージだったとすれば、今回はどっしりとしたグロテスクなキャラクターになっている」と世界初の女性版ヘロデに自信を見せていた。

他のミュージカルとは一線を画する世界観と怒涛のロックサウンドは今回も健在。さまざまな“切り札”を揃えて、新たな醍醐味も十分に用意された『ジーザス・クライスト・スーパースター』は、9月9日まで上演される。
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jcsp【公演情報】
ミュージカル『ジーザス・クライスト・スーパースター』
2015年6月12日~9月13日 シャーロッテシアター
出演:マイケル・リー、パク・ウンテ、ハン・チサン、ユン・ヒョンリョル、チェ・ジェリム、イ・ヨンミ、チャン・ウナ、ハム・ヨンジ、キム・テハン、チ・ヒョンジュン、キム・ヨンジュ

演出:イ・ジナ/音楽スーパーバイザー:チョン・ジェイル/音楽監督:キム・ソンス/舞台デザイン:オ・ピリョン/衣装デザイン:ハン・ジョンイム

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ハン・チサン、ソ・ギョンスらTHE PRO ACTERS所属俳優がデジタルシングルをリリース

ハン・チサン、ソ・ギョンスらTHE PRO ACTERS所属俳優がデジタルシングルをリリース

 

proacters2演劇、ミュージカルのみならず、映像界でも多彩な活動を続ける個性派俳優が揃う「THE PRO ACTERS」の所属俳優が、スペシャルプロジェクト「THE PRO VOICES ×Now.Yun Quartet」を結成し、デジタルシングル音源3曲を、4月14日12時より、韓国の各音楽ポータルサイトで公開した。

参加俳優は、パク・ホサン、キム・ドヒョン、ハン・チサン、チョン・ウォニョン、オ・ソヨン、ソン・ジョンハク、ファン・マニク、ヤン・ソミン、ソ・ギョンスら、韓国舞台シーンではおなじみの面々。
彼らが全員参加したリードナンバー「Flowers Bloom」に加え、ドラマ『バラ色の恋人たち』への出演や『ジーザス・クライスト・スーパースター』の出演が控えるハン・チサンのソロ曲「A Lonely Monster」、現在ミュージカル『スルー・ザ・ドア』に出演中のオ・ソヨンのソロ曲「もう愛してみてよ」の2曲も同時公開されている。

proacters1楽曲は東方神起、SHINeeなどの楽曲を手掛けているユン・イジェが作曲を、イ・チュングが作詞を担当し、気鋭のクリエイターが参加している点も注目だ。

さらに、今回のスペシャル企画は一緒に行こうという意味の“同行”をコンセプトに、春・夏・秋・冬で構成する4つのプロジェクトで、今後もデジタルシングルを公開する予定だ。各プロジェクトごとに参加メンバーの合唱曲や、各俳優の個性を生かしたソロナンバーで構成し、四季の季節感に合った楽曲を発表していく。年末には、このプロジェクトの集大成となるコンサートも企画されているそうだ。また、楽曲ダウンロードの売り上げの一部は、NGO「グッドネイバーズ」に寄付されるとのこと。

<「Flowers Bloom」ティーザー映像>

写真提供:THE PRO ACTERS ©韓劇.com All rights reserved. 記事・写真の無断使用・転載を禁止します。

[MUSICAL]マイケル×ウンテ ジーザス再び!『ジーザス・クライスト・スーパースター』キャスト発表!

[MUSICAL]マイケル×ウンテ ジーザス再び!『ジーザス・クライスト・スーパースター』キャスト発表!

 

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ジーザス役のパク・ウンテ(左)とマイケル・リー

『オペラ座の怪人』『キャッツ』のアンドリュー・ロイド・ウェバーと『アイーダ』『ライオン・キング』のティム・ライスという説明不要の巨匠たちが70年代に生み出したロック・ミュージカル『ジーザス・クライスト・スーパースター』。2013年、韓国ミュージカル界に旋風を巻き起こし、次世代スターを生んだ作品が2年ぶりに再演。豪華キャストが公開された。

民に崇められながらも、一人の人間として葛藤するジーザス役は2013年に同役を演じたマイケル・リーとパク・ウンテが務める。
マイケル・リーは、母国アメリカでは本作に400回以上出演してきただけあって、2013年公演で見せたパワフルな歌唱力と神々しいまでのカリスマ性は観客に衝撃を与えた。以降、現在に至るまで彼が韓国に拠点を移し、精力的に活動するきっかけとなった作品だけに、一段とグレードアップした姿を見せてくれそうだ。
対するパク・ウンテも俳優としてエポックメイキングとなった作品に再降臨する。彼曰く「作品に向かう意識が変わった」という本作では、繊細で悩めるジーザスの姿を体現して喝采を浴びていた。2013年公演以降『モーツァルト!』『フランケンシュタイン』そして『ジキル&ハイド』まで、1作ごとに逞しさを身に着けている彼が、改めてどんなジーザスを見せてくれるのか楽しみだ。

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(写真左から)ユダ役のハン・チサン、ユン・ヒョンリョル、チェ・ジェリム

一方、ジーザスを尊敬しながらも、その存在に失望し、破滅の道に突き進むユダ役にはハン・チサン、ユン・ヒョンリョル、チェ・ジェリムの3人が起用された。
前回の公演で、ジーザス役と両翼を担う人気を博したユダ役のなかでも、圧倒的な歌唱力で観客を沸かせたハン・チサンは約1年ぶりの舞台出演となる。ドラマ『バラ色の恋人たち』へのレギュラー出演など、近年は活動の幅を広げているなかで、満を持して再びユダ役を演じるとあって、さらなる注目を集めそうだ。
次に新ユダ役の一人となったユン・ヒョンリョルは『マリー・アントワネット』『アガサ』など、近年話題作にこの人アリ、と言えるほど、多彩な活躍を続けている。ヒールが上手い彼がどんなユダを見せてくれるのか期待が膨らむ。そして注目はもう一人の新ユダ役、チェ・ジェリム。日本版『レ・ミゼラブル』に出演するヤン・ジュンモが昨年初演出したオペラ『リタ』で、オペラ歌手顔負けの歌唱力が話題となっていた。過去には『ネクスト・トゥ・ノーマル』『スプリング・アウェイクニング』などに出演してきた彼が、新たな挑戦となるユダ役でどう化けるか注目したい。

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(写真左から)マリア役のイ・ヨンミ、チャン・ウナ、ハム・ヨンジ

ジーザスを慕い、苦悩する彼にひとときの安らぎを与えるマリア役には前回の公演でも同役を演じたチャン・ウナと、初挑戦となるイ・ヨンミ、ハム・ヨンジが挑む。なかでも『ラ・マンチャの男』『ヘドウィグ』など多数のミュージカルに出演してきたハスキーな声が魅力のイ・ヨンミは、元々はロックボーカリスト。昨年結婚、出産したことでマリアの豊かな母性を体現してくれそうだ。また、ハム・ヨンジはかつてYouTubeに投稿した映像がきっかけで天才ミュージカル少女と呼ばれていた逸材。『風と共に去りぬ』でスカーレット・オハラ役のオルタネートとしてデビューを果たした彼女が本格的にマリア役のキャストの一人として名を連ねることになる。

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(写真左から)ピラート将軍役のキム・テハンとチ・ヒョンジュンと、 ヘロデ役のキム・ヨンジュ

そのほか、ジーザスに引導を渡すピラート総督役にはキム・テハンとチ・ヒョンジュンが引き続き出演。また、2013年公演では男優が演じていたヘロデ王役を『ウィキッド』のマダム・モリブル、『マリー・アントワネット』のローズ・ベルタン役などで知られるベテラン女優、キム・ヨンジュが挑むというサプライズキャスティングも。煌びやかで突き抜けたキャラクターが上手い彼女だけに新しいヘロデを見せてくれそうだ。

演出はイ・ジナ、音楽スーパーバイザーにはミュージシャンのチョン・ジェイルと、前回の制作陣がそのまま再登板してさらなるグレードアップが期待される。6月公演分の第1次チケットは4月9日(木)午後2時より発売。4月30日までの購入で、韓国BCカードの決済限定だが30%OFFの初期購入割引が適用される。

jcsp【公演情報】
ミュージカル『ジーザス・クライスト・スーパースター』
2015年6月12日~9月13日 シャーロッテシアター
出演:マイケル・リー、パク・ウンテ、ハン・チサン、ユン・ヒョンリョル、チェ・ジェリム、イ・ヨンミ、チャン・ウナ、ハム・ヨンジ、キム・テハン、チ・ヒョンジュン、キム・ヨンジュ

演出:イ・ジナ、音楽スーパーバイザー:チョン・ジェイル、舞台デザイン:オ・ピリョン、衣装デザイン:ハン・ジョンイム

[MUSICAL]2014年版「二都物語」キャスティング発表

[MUSICAL]2014年版「二都物語」キャスティング発表

 

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(写真上段左から)イ・ゴンミョン、ハン・チサン、チョン・ドンハ (下段左から)パク・ソンファン、キム・アソン、イ・ヘギョン、ソーニャ

英国の文豪チャールズ・ディケンズの代表作の一つを舞台化した「二都物語」(韓国では「二都市物語(두 도시 이야기)」と表記)の2014年公演キャストが公開された。

韓国では2012年に初演され、豪華キャストとクラシックかつドラマチックな物語に魅了された観客が続出。“二都市民”と呼ばれるファンダム(ファンのコミュニティ)も形成され、トークコンサートは即完売するなど固いファン層を築いてきた作品だ。

2014年版は、現在上演中の「フランケンシュタイン」を大ヒットに導いたワン・ヨンボムを演出家に起用し、ワン演出家作品の常連俳優たちを中心にキャストが一新されている。

シドニー・カルトン役には「フランケンシュタイン」でビクター役とアンリ役として共演しているイ・ゴンミョンとハン・チサンのWキャスト。チャールズ役にはバンド「復活」から独立してソロ活動を本格化させているチョン・ドンハと「ボニー&クライド」に出演中のパク・ソンファンが出演。ヒロインのルーシー役に「ボニー&クライド」に出演中のキム・アソン。マダム・ドファルジュ役には「ヨセフ・アメージング」に出演していたイ・ヘギョンと「ジャック・ザ・リッパー」などに出演したソーニャが出演。ほか、初演から博士役で出演しているキム・ドヒョンをはじめ、ソ・ヨンジュ、イ・ジョンムン、ホン・ギョンスなどが出演する。

ワン・ヨンボム演出家の手により、より大衆に分かり易い演出が期待されるミュージカル「二都物語」は6月25日~8月3日 国立劇場へオルム劇場にて上演。