クォン・ソンドク

[PLAY]お茶の間でおなじみの名優総出演『プラトーノフ』開幕!

[PLAY]お茶の間でおなじみの名優総出演『プラトーノフ』開幕!

 

platonov2さまざまなドラマでおなじみの“名品俳優”と呼ばれるベテラン俳優が多数出演する、極端「体」の演劇『プラトーノフ』が開幕した。
『プラトーノフ』は、ロシアを代表する小説家・劇作家であるアントン・チェーホフが最初期に執筆した未完成の戯曲。この原作を、韓国的な情緒に合わせて翻訳し、これまでチェーホフ作品を紹介してきた同劇団が、ロマン主義的作品を披露するために企画された。

『プラトーノフ』は、チェーホフが幼少時代を過ごした故郷タガンログからモスクワに移動する前に10代のころに執筆した作品で、彼の死後発見された。1878年にチェーホフの手紙に記載された『父親不在』から作品名を類推されているが、正しい作品名は不明のまま公開された『プラトーノフ』は、のちにロシア戯曲を代表する作品のひとつとなった。

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(写真上段左から)キム・ウンソク、クォン・ソンドク、キム・ウンス、パク・ジョンハク (写真下段左から)キム・ヒラ、グ・ヘリョン、キム・ドンギュン、クォン・ミンジュン

今回の上演にあたり、主人公プラトーノフ役は演劇『オイディプス』『ダンテの神曲』などで、存在感を見せていたキム・ウンソクが引き受けた。プラトーノフの初恋の相手ソフィア役は、演劇『タクシー・ドライバー』『デストラップ』などに出演した、ソ・ジユが務める。プラトーノフの妻サーシャ役は、テレビドラマを中心に活躍中のキム・ヒラ、プラトーノフと愛人関係になる若き未亡人アンナ役は、1997年の映画『トゥー・コップス3』でデビューし、映画やドラマで活動しているクォン・ミンジュンが演じる。
そのほかイワノヴィチ役はクォン・ソンドク、シチェルブーク役にはチャン・ボギュ、ペトリン役にはキム・ウンスと映画、ドラマでもおなじみの錚々たる顔ぶれも登場。主演陣を支えるベテラン俳優たちの出演も本作への期待感を高める。

実力派俳優たちが、チェーホフの作品世界を体現する『プラトーノフ』は5月15日まで、大学路のアルコ芸術劇場・大劇場で上演される。


platonovposter【公演情報】
2016アントン・チェーホフ演劇『プラトーノフ』
(副題:スケッチのない画用紙のための絵)
2016年5月6日(金)~5月15日(日) アルコ芸術劇場大劇場(大学路)

<出演>
クォン・ソンドク、チャン・ボギュ、キム・ウンス、キム・ドヨン、チェ・スンイル、パク・チャンハク、ヤン・チャンウォン、キム・ヒラ、キム・ウンソク、グ・ヘリョン、キム・ドンギュン、チャン・ヨンシム、、クォン・ミンジュン、ソ・ジユ、キム・ヒョンジュ、ユ・ジウォン、アキナ、パク・へギョン、ソン・ナンヒ、ファン・セジュン、パク・セロム、イ・ジョンチャン、チン・ソンウン、ソ・へジン、パク・ヨンジュ、シン・ヒジョン、ホン・イェスル

原作:アントン・チェーホフ/演出:カン・テシク/芸術監督:ソン・ヒョンオク/共同振付:オジェイク・アキナ/衣装:Asya Storik/舞台:ミン・ビョング/衣装制作:キム・イノク/照明:チョン・ジンチョル/音響:キム・デヨン/ヘアメイク:キム・ダイン/制作監督:アン・チャンギョン/助演出:キム・ソヒ、イ・ギョンジン、イ・ジニョン/写真:イ・ドヒ/デザイン:キム・ウヨン/制作:劇団「体」

写真提供:劇団「体」 ©韓劇.com All rights reserved. 記事・写真の無断使用・転載を禁止します。

[PLAY]故イ・へラン生誕100年記念公演『ハムレット』を7月上演

[PLAY]故イ・へラン生誕100年記念公演『ハムレット』を7月上演

 

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(写真前列左より)ソン・ジンチェク(演出家)、クォン・ソンドク、パク・チョンジャ、チョン・ムソン (写真後列左より)パク・ドンウ(舞台美術作家)、キム・ソンニョ、チョン・ドンファン、ユ・インチョン、ソン・スク、ユン・ソクファ、ソン・ボンスク、パク・ミョンソン(シンシカンパニー代表)

シンシカンパニーと韓国国立劇場が、韓国演劇史に大きな足跡を遺した、故イ・へラン氏の生誕100周年を記念して演劇『ハムレット』を共同制作する。

イ・へラン(李海浪 1916-1989)は、戦前戦後の韓国演劇界を牽引した人物。祖父は朝鮮王朝末期の王室に勤務、父は大病院の医師という由緒ある家庭に生まれ、若くして日本に渡り日本の神奈川県中学を卒業。中国留学を経て日本大学芸術学部に入学し、在学中の留学生とともに「東京学生芸術座」というアマチュア劇団を旗揚げして演劇活動を始めたという。日大を卒業後、韓国に帰国してすぐに韓国でも劇団で俳優活動をしていたが、当時は大学で演劇を学んだ者はまだ少なかったこともあり日本植民地からの解放後は劇芸術協会を組織するなど、演劇界を率いる指導者としての活動を強めていった。1950年には国立劇場の立ち上げにも尽力。朝鮮戦争中にも演劇活動を止めることはなく、30代で芸術院会員となり、1959年には東国大学演劇映画科教授に就任している。現在、東国大学には彼の名を冠した「イ・へラン芸術劇場」があり、劇場には数々の資料も展示するスペースを設け、その偉業を称えている。

今回の生誕100周年記念公演に参加するのは、イ・へランの没後、1991年から設立された「イ・へラン演劇賞」を受賞経験のある俳優、制作陣たち。演出家のソン・ジンチェク、舞台デザイナーのパク・ドンウ、プロデューサーのパク・ミョンソンはもちろん、俳優たちも全員が受賞歴がある大御所ばかりだ。韓国演劇の半世紀を導いたと言っても過言ではない俳優たちが、一堂に会するのは今回が初めてとあって、俳優たちも感激しているという。

記念公演の演目を『ハムレット』にした理由は、1951年にイ・へランが韓国で初めて上演し、また生前最後に精魂傾けた作品が『ハムレット』だったため。加えて、今年はシェイクスピアの没後400年という節目の年でもあり、タイミング的にも作品的にもこれ以上の演目はないといえるだろう。

いまだに一線で活躍する大御所俳優たちの豪華な顔合わせが見られる『ハムレット』は7月12日から国立劇場へオルム劇場で上演される。


【公演情報】
故イ・へラン先生誕生100周年記念公演 演劇『ハムレット』(햄릿)
2016年7月12日~8月7日 国立劇場へオルム劇場

<出演>
クォン・ソンドク、チョン・ムソン、パク・チョンジャ、ソン・スク、チョン・ドンファン、キム・ソンニョ、ユ・インチョン、ユン・ソクファ、ソン・ボンスク

原作:ウィリアム・シェイクスピア/演出:ソン・ジンチェク/脚本:ぺ・サムシク/舞台:パク・ドンウ

写真提供:シンシカンパニー ©韓劇.com All rights reserved. 記事・写真の無断使用・転載を禁止します。