イ・チャンヨン

[MUSICAL]JTBC「ファントムシンガー3」にイ・チャンヨンらミュージカル俳優多数出演

[MUSICAL]JTBC「ファントムシンガー3」にイ・チャンヨンらミュージカル俳優多数出演

 
 
韓国のケーブルテレビ局JTBCが4月から放送開始する「ファントムシンガー3」の1次オーディション参加者が公開された。
 
JTBC公式インスタグラムより
 

JTBCの「ファントムシンガー」は、2016年11月にシーズン1を放送。現役の声楽家やミュージカル俳優、かつて声楽を専攻しながら現在は異業種に就いた人など、出場者が番組を通じてさまざまなミッションをクリアしていくサバイバル形式のオーディション番組。好評につき翌年にはシーズン2も放送された。
メンターと呼ばれる審査員には、歌手/プロデューサーのユン・ジョンシンとユン・サン、歌手/ミュージカル俳優のパダ、ミュージカル俳優のマイケル・リー、ミュージカル音楽監督のキム・ムンジョン、声楽家ソン・ヘスと、ポップス、ミュージカル、オペラなど各界の一線で活躍する面々が、シーズン1、2と審査を担当してきた。
 
シーズン1の優勝グループ「Forte di Quattro(フォルテ・ディ・クワトロ)」、シーズン2の優勝グループ「Forestella(フォレステラ)」、同準優勝の「MIRACLASS(ミラクラス)」など、番組から誕生したクロスオーヴァ―グループは、現在もアルバムのリリースやコンサートを行うなど活動を継続している。
なかでもミュージカル俳優のコ・フンジョンは「Forte di Quattro」のリーダーとして現在も精力的にグループを率い、「MIRACLASS」の一員であるミュージカル俳優のパク・ガンヒョンは、番組を通じて認知度を上げ、『笑う男』などの大型ミュージカルで主演を務めるようになるなど、ミュージカル俳優にとっては幅広い人気を獲得するきっかけとなっている。
 
約3年ぶりに放送されるシーズン3の“メンター”は、シーズン1、2に続き出演するキム・ムンジョン、ユン・サン、ソン・ヘスに加え、アイドル歌手からミュージカル俳優に転身し、屈指のトップ女優となったオク・ジュヒョン、大ヒット曲の歌詞を多数手がけた作詞家のキム・イナ、幼少時から天才ピアニストと呼ばれ、現在はミュージシャン、プロデューサーとして活躍するジヨンが初めて審査に挑む。
 
「ファントムシンガー3」公式サイトで公開された1次オーディションの参加者は、74名と前2回よりも倍増。今回も歌手、声楽家、ミュージカル俳優以外にも現役高校生から、会社経営者など、多様な経歴の持ち主が参加している。
注目のミュージカル俳優の出演は以下の通り。
●イ・チャンヨン『ストーリー・オブ・マイライフ』『ビッグフィッシュ』『スワッグエイジ:叫べ、朝鮮!』他
●ノ・ユン『スリル・ミー』『最終陳述』他
●シン・ジェボム『スウィーニー・トッド』『ザ・デビル』他
●ぺ・ナラ『キンキーブーツ』『グリース』他
●イ・ソクジュン『グリース』
●チェ・ミヌ『ママ、ドント・クライ』『影を売る男』他
●イ・ウジョン『グリース』『星の王子さま』他
●チョ・ファンジ『隠密に偉大に:THE LAST』『ルードヴィヒ(ルドウィグ)』他
●カン・ドンウ『タイタニック』他
 
小劇場ミュージカルで活躍中の若手俳優から、アンサンブルキャストまで、韓国ミュージカルファンにはすでに知られた俳優たちが多いが、そのなかでもこれまで数々のミュージカルに主演し、ベテランの域に入りつつあるイ・チャンヨンの参加は大きなサプライズになるだろう。
番組を通じて新たなミュージカルスター、クロスオーヴァ―グループの誕生が期待される「ファントムシンガー3」は、韓国JTBCで4月10日(金)夜9時から放送開始される。

 

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[MUSICAL]待望の韓国初演『ビッグ・フィッシュ』キャストを発表

[MUSICAL]待望の韓国初演『ビッグ・フィッシュ』キャストを発表

 

ミュージカル『ビッグ・フィッシュ』の韓国初演キャストが発表された。
『ビッグ・フィッシュ』は、1998年に発表されたダニエル・ウォレスの小説『ビッグフィッシュ‐父と息子のものがたり』を原作に、『シザーハンズ』『チャーリーとチョコレート工場』から、今年公開された『ダンボ』まで独特のダークな世界観のファンタジー作品を多数生み出したティム・バートン監督が、ユアン・マクレガー主演で2003年に映画化した。
ミュージカル版はこの映画を原作に2013年ブロードウェイで初演。今回韓国版を上演するCJ ENMが『キンキーブーツ』『ボディーガード』に続き、グローバル共同プロデュースに参入して舞台化した作品だ。日本では川平慈英、浦井健治主演で2017年初演に続き今年11月から再演も行われるため、観劇済みの人も多いだろう。
ブロードウェイ初演から6年が経ち、満を持して韓国版を上演するにあたり、ニューヨーク・ベイストリートシアターの芸術監督の演出家スコット・シュワルツを起用して、この年末唯一の大型新作ミュージカルとして韓国にお目見えする。なお、スコット・シュワルツは、『ピピン』『ウィキッド』などの世界的な大ヒットミュージカルの作詞・作曲を多数手掛けた偉大な作曲家スティーブン・シュワルツを父に持つ。現在劇団四季が上演中の米国原作版『ノートルダムの鐘』では父スティーブンが楽曲を手掛けたこの作品の演出も担当している。

(左から)父エドワード役のナム・ギョンジュ、パク・ホサン、ソン・ジュノ

『ビッグ・フィッシュ』の主人公は、過去の冒険談を言葉巧みに語っては周囲の人々を惹きつけるエドワードとその息子ウィル。幼い頃は父の話す壮大な物語を信じていたウィルだが、成長するにつれ大仰なその内容に疑問が生じ、自立後は父と疎遠に。だが父が病に倒れたことを機に、ウィルは父の物語の真偽を確かめようとする。

息子ウィル役のイ・チャンヨン(左)とキム・ソンチョル

平凡なセールスマンだが驚異的なエピソードをもつ“ほら吹き”お父さん、エドワード役はナム・ギョンジュ、パク・ホサン、ソン・ジュノが起用された。硬軟どんな役も演じこなすミュージカル界の生けるレジェンド、ナム・ギョンジュ。ドラマ『賢い監房生活(刑務所のルールブック)』で詐欺師の文来洞カイストを演じて人気爆発したパク・ホサン。『エクスカリバー』『マリー・アントワネット』をはじめ話題作に多数出演、二枚目半な素顔は舞台を降りても人気を集めるソン・ジュノ、と軽妙なエドワードのキャラクターにピッタリの3人だ。

長年抱いてきた父の物語の真実を紐解こうとする息子ウィル役はイ・チャンヨンとキム・ソンチョルが演じる。
『ストーリー・オブ・マイライフ』『スワッグエイジ:叫べ!朝鮮』など確かな演技力と歌唱力で厚いファン層を誇るイ・チャンヨン。『スウィーニー・トッド』『ファンレター』など舞台シーンで活躍していたキム・ソンチョルは、パク・ホサン同様ドラマ『賢い監房生活』で注目を浴び、『アスダル年代記』など映画、ドラマへの出演に注力していたが約2年ぶりの舞台復帰となる。

母サンドラ役のグ・ウォニョン(左)とキム・ジウ

ジョセフィーン役のキム・ファンフィ

若き日にエドワードが一目ぼれした永遠の初恋、母サンドラはグ・ウォニョンとキム・ジウが演じる。昨年『光化門恋歌』の性別不明なガイド、ウォルハ役が印象的だったグ・ウォニョン。『キンキーブーツ』のキュートなローレン、『シカゴ』の魅惑的なロキシー・ハートから、『ベン・ハー』の勇敢なエスダーまで、多彩な役をこなせるキム・ジウ。ともに舞台経験豊富な2人が、サンドラの若き日の意外な姿と、母としての現在を演じ分けてくれそうだ。

エドワードとウィルの仲を取り持つ、ウィルの婚約者ジョセフィーン役はキム・ファンフィが演じる。昨年『ベルナルダ・アルバ』のアメリア役が評価され、第3回韓国ミュージカルアワードで新人賞を受賞。『星の王子さま』でも持てる才能を輝かせていた新鋭の活躍に期待したい。

同時期に上演される日本版と見比べるのも一興。年末の観劇シーズンにファンタジックな父子の心温まる物語を堪能できるミュージカル『ビッグ・フィッシュ』は、12月4日から2020年2月9日まで、芸術の殿堂CJトウォル劇場で上演。1次チケットは10月1日から発売開始される。


【公演情報】
ミュージカル『ビッグ・フィッシュ』(빅 피쉬)
2019年12月4日(水)~2020年2月9日 芸術の殿堂CJトウォル劇場

<出演>
●エドワード役:ナム・ギョンジュ、パク・ホサン、ソン・ジュノ
●サンドラ役:グ・ウォニョン、キム・ジウ
●ウィル役:イ・チャンヨン、キム・ソンチョル
●ジョセフィーン役:キム・ファンフィ

原作:ダニエル・ウォレス/脚本:ジョン・オーガスト/作曲:アンドリュー・リッパ/演出:スコット・シュワルツ

写真提供:CJ ENM

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[MUSICAL]歴代豪華キャストを揃えて『スリル・ミー』韓国10周年記念公演開催

[MUSICAL]歴代豪華キャストを揃えて『スリル・ミー』韓国10周年記念公演開催

 

韓国小劇場ミュージカルに変革をもたらし、再演するたびにミュージカルマニアたちに熱狂的な支持を受けてきた『スリル・ミー』が、韓国初演から10年を迎えて記念公演を実施する。

ミュージカル『スリル・ミー』は1920年代に米国で起こった誘拐殺人事件、通称「レオポルド&ローブ事件」を題材に、2003年に原作者ステファン・ドルギノフによりニューヨークで初演された二人芝居の小劇場ミュージカルだ。

2007年の韓国初演時には、韓国ミュージカル界の皇帝と呼ばれるリュ・ジョンハンをはじめ、実力派を揃えたキャストと同性愛の男性二人が主人公という作品性、中毒性の高い楽曲などが話題を呼び、韓国の観客たちに大きな衝撃を与えた。その後も繰り返し再演されながら、出演したキャストすべてを人気俳優として成長させるという不動の興業作となっている。2011年には、韓国版をベースにした日本版が栗山民也の演出によって上演され、翌2012年にはチェ・ジェウンとキム・ムヨルという韓国トップ俳優も交えた上演で、日本の多くの観劇ファンにも韓国版の魅力を知られることとなった。

今回の10周年記念公演には、2007年初演に出演したチェ・ジェウン、キム・ムヨル、カン・ピルソク、イ・ユルを筆頭に、歴代の人気キャストをズラリと揃えたアニバーサリーにふさわしい顔ぶれとなっている。

私:チェ・ジェウン(左)と彼:キム・ムヨル

近年の再演では、私(ネイサン)と彼(リチャード)のキャストをシャッフルして共演させることが多かったが、今回はペアを固定して上演される。
元祖「彼」役として知られるキム・ムヨル(07、08、10年出演)と、相手役の「私」役チェ・ジェウンは、韓国では2010年以来7年ぶりの出演となる。二人は2012年の日本公演で限定復活し、韓国から多くのファンが海を渡って観劇をしたほど、完璧な相性を見せると評判のペアだ。

私:カン・ピルソク(左)、彼:イ・ユル

そして『スリル・ミー』初演に出演して大ブレイクを果たしたイ・ユルが、「彼」役で10年ぶりにカムバックする。相手役の「私」は初演以降、3度(07、09、15年)にわたり出演してきたカン・ピルソクが務める。07年のアンコール公演ですでにペアを組んでいた二人が10年ぶりに復活を果たすという大きな意味ある公演となりそうだ。

私:イ・チャンヨン(左)、彼:ソン・ウォングン

2008年に「私」を演じたイ・チャンヨンもイ・ユル同様、出演当時は新人でありながら本作に出演したことでブレイクした俳優だ。9年ぶりに出演する彼が、2013~2015年まで絶えず「彼」を演じ、そのキャラクターのハマり具合が高く評価されてきたソン・ウォングンとペアを組む。過去に他の作品でも共演歴がないという二人が、この初共演でどんな相性を見せるのか、期待されている。

私:チョン・サンユン(左)、彼:エノク

『スリル・ミー』最多出演俳優であり、「私」と「彼」の両方を演じた貴重なキャストであるチョン・サンユン(09、11、13、14年出演)は、今回も上演期間中、相手役を変えて両役を演じる。序盤はエノク(14、15、16年出演)演じる「彼」を相手に「私」役を。後半ではチョン・サンユンとともに両役の経験を持つキム・ジェボム(10、11、15年出演)が演じる「私」を相手に、「彼」を演じる。

私:キム・ジェボム(左)、彼:チョン・サンユン

私:チョン・ウクジン(左)、彼:チョン・ドンファ

最後に、最も若いペアとなるのは「彼」チョン・ドンファ(14、15、16年出演)と「私」チョン・ウクジン(14、16年出演)の二人。すでに2016年公演でペアを組んだ経験があり、抜群の呼吸を見せて観客に愛されていた彼らを再び見ることができるのは朗報だ。

そして、『スリル・ミー』には欠かせない「第3のキャスト」と呼ばれるピアニストにも注目だ。2010、2014―2015年公演で聴かせた卓越した演奏で評判を呼んだオ・ソンミンが戻ってくる。さらに、昨年はミュージカル『ラフマニノフ』やオペラ『リタ』などで、演奏とともにそのルックスも注目を浴びていたイケメンピアニスト、イ・ボムジェが初参加する。

演出には2008年に助演出として本作に参加し、2014年以降は演出を務めるパク・ジへ。総合プロデューサーには、『スリル・ミー』韓国上演を実現させた元MUSICAL HEAVEN代表のパク・ヨンホが、初演からともに活動してきたカン・ヒョジンプロデューサーとともに制作する。

理想的なキャストと制作陣を揃え、チケット争奪戦は必至の『スリル・ミー』10周年記念公演は2月14日から三成(サムソン)駅近くのぺガムアートホールで上演、1次チケットは1月16日午後2時から発売開始される。


【公演情報】
ミュージカル『スリル・ミー』(쓰릴 미)韓国10周年記念公演
2017年2月14日~5月28日 ぺガムアートホール

<出演>
●私(ネイサン)役:カン・ピルソク、チェ・ジェウン、キム・ジェボム、チョン・サンユン、イ・チャンヨン、チョン・ウクジン
●彼(リチャード)役:エノク、キム・ムヨル、チョン・サンユン、ソン・ウォングン、チョン・ドンファ、イ・ユル
●ピアニスト:オ・ソンミン、イ・ボムジェ

原作:ステファン・ドルギノフ(Stephen Dolginoff)/総合プロデューサー:パク・ヨンホ/プロデューサー:カン・ヒョジン/演出:パク・ジへ

写真提供:DALカンパニー ©韓劇.com All rights reserved. 記事・写真の無断使用・転載を禁止します。

[PLAY]2人の男とピアノの競演『オールド・ウィキッド・ソング』制作発表会

[PLAY]2人の男とピアノの競演『オールド・ウィキッド・ソング』制作発表会

 

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劇中歌「詩人の愛 No.7」を歌うスティーブン役のイ・チャンヨン(左)とチョ・ガンヒョン

キム・ジェボム、イ・チャンヨンら実力派ミュージカル俳優が揃った音楽劇『オールド・ウィキッド・ソング』の制作発表会が8月12日に開催された。

制作会社のShow & NEWは『7番房の奇跡』『新しい世界』『弁護人』など、近年大ヒット映画を次々と世に送り出した配給会社NEWの舞台制作部門。2014年にはキム・ジュンス、パク・コニョン主演、演出にチャン・ジン監督を迎えたミュージカル『ディセンバー:終わりなき歌』を制作して話題を呼んだ。その後、イ・ハンウィ、ソ・ヒョンチョルらが主演の演劇『ベトナムスキー部隊』を制作したのに続き、本作はNEWの3番目の舞台作品となる。

韓国初演となる『オールド・ウィキッド・ソング』は、劇作家ジョン・マランズが1995年に発表し、米・ペンシルベニアで初演後、翌年オフブロードウェイで上演。現在までに世界12カ国で上演され、作品性に評価が高くピューリッツァー賞ドラマ部門の最終候補にもなっている。
舞台はオーストリアのウィーンにある大学の音楽室。変わり者の老教授マシュカンと、若きピアニストのスティーブンが出会って物語が始まる。ピアノを弾けば必ず同じところを間違うが、演奏に感情を込める術を知っているマシュカン。対するスティーブンは演奏は完璧にこなせるが、音楽を奏でる楽しさを忘れたピアニストだ。実はそれぞれに胸に秘めた過去をもつ対照的な2人が、ドイツ・ロマン派を代表する作曲家シューマンの連作歌曲「詩人の恋」の演奏を通して心を通わせていく。
楽器を通した師弟の交流と言えば、今年のアカデミー賞で3部門受賞した映画『セッション』(Whiplash)を彷彿とさせるが、演出のキム・ジホは、「『セッション』がスリラーだとしたら、この作品はヒューマンドラマに近い」と語り、深い感動を得られる作品となりそうだ。

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劇中歌をドイツ語で歌う、マシュカン役のソン・ヨンチャンと伴奏するスティーブン役のパク・ジョンボク。右の写真の女性はMCも務めたドイツ語指導のユン・アンナ

江南にあるクラシック・サロンのような会場で行われた制作発表は、俳優たちがドイツ語で歌われる劇中歌を初披露し、司会進行をドイツ語指導を担当しているユン・アンナが担当するなど、通常の制作発表とは一風変わった雰囲気で行われた。
老教授マシュカン役には映画、ドラマ、舞台と精力的に活躍を続けるソン・ヨンチャンと、数々の演劇で見せた人間味あふれる演技が魅力のキム・セドンが演じる。

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老教授マシュカン役のソン・ヨンチャン(左)とキム・セドン

『ディセンバー』『深夜食堂』など近年はミュージカルにも出演しているソン・ヨンチャンはこの日パク・ジョンボクの伴奏で「詩人の恋」の1番を歌った。現在、歌のレッスンも熱心に受けているというソン・ヨンチャンは「この公演が終わったころには真のミュージカル俳優になれるのではないか?」と笑っていたが、前作『ゴドーを待ちながら』や『愛別曲』で大先輩のイ・スンジェらと共演し、「80代になっても舞台に立っている先輩方を見ていると勇気づけられる。年を取ってもレッスンをしっかりと受ければ発展でき、さらに活動の幅が広がるのではないか」と期待を述べた。
一方のキム・セドンは、詩人ハイネによる「詩人の恋」の歌詞を朗読で披露した。「主に演劇を中心にやってきましたが、素晴らしい音楽とともに多くを得られる作品に出会えてうれしい。私の演劇人生の勉強になればと思い、稽古に取り組んでいる」とこの作品に出会えた喜びを語っていた。

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(写真左から)スティーブン役のキム・ジェボム、パク・ジョンボク、イ・チャンヨン、チョ・ガンヒョン

そして、ピアノが唯一の自己表現方法である青年スティーブン役には、キム・ジェボム、パク・ジョンボク、イ・チャンヨン、チョ・ガンヒョンと、大劇場から小劇場作品まで経験豊富なミュージカル俳優が揃った。彼らは口々に“台本が良かった”ことが出演のきっかけになったという。

スティーブンはピアノの演奏シーンもあるため、キム・ジェボムは「稽古しなくてはならないことが多いが、劇中でマシュカンと内面的な疎通をしなくてはならないのが大変な部分だ」と演技派のベテランらしいコメント。
そしてパク・ジョンボクは、画家マーク・ロスコの助手を演じた前作『RED』に続いて、芸術家師弟の物語を描く2人芝居に出演することになる。「似ている部分はあるが、音楽で意思疎通をはかることに重きを置いていることが一番の違い」と、語った彼は絵筆を持ち替え、ピアノへ新たな挑戦をすることになる。
注目は『TRACE U』以来、約1年ぶりに舞台復帰するイ・チャンヨンだ。「1年の間、大学院に通ったり、もうすぐ公開になる映画『オフィス』(8月27日韓国公開)にちょっと出演したりしていましたが、舞台に立ちたいと切実に思うようになった。台本を読んだとたん涙が出るほどドラマチックで、スティーブンは感情の揺れが激しいが、頑張って表現し、観客に感動を与えたいと思う」とひさびさの舞台への意気込みを見せた。
一方、「実は英語やドイツ語が多くて台本を一度には読めなかった(笑)」と吐露したチョ・ガンヒョンは、『ジキル&ハイド』10周年公演の大役を終えて、大学路に戻ってきた。小劇場の魅力について「観客と一緒に呼吸できること。自分が表現したことを観客が受け止め、その反応を見てまた感じられること」と語った。

ows5演出家のキム・ジホ曰く「壊れた時計が、音楽を通じて心を通わせ、再び動き出すような物語」になるという。実力派俳優たちが、ピアノの演奏やドイツ語歌曲に挑み、この秋、大学路に新しい風を吹きこんでくれそうな音楽劇『オールド・ウィキッド・ソング』は、9月8日からDCFデミョン文化工場2館で開幕する。ows6


ows7【公演情報】
音楽劇『オールド・ウィキッド・ソング』〈올드위키드송〉
2015年9月8日~11月22日 DCFデミョン文化工場2館 ライフウェイホール

<出演>
●マシュカン役:ソン・ヨンチャン、キム・セドン
●スティーブン役:キム・ジェボム、パク・ジョンボク、イ・チャンヨン、チョ・ガンヒョン

プロデューサー:キム・ウテク/共同制作:ハン・ヒョンギ/芸術監督:キム・スロ/演出:キム・ジホ/音楽監督:ソ・ウンジ/翻訳:ヒョン・ウニョン/ドラマターグ:ユン・アンナ/舞台:パク・ドンウ/音響:クォン・ジフィ/照明:マ・ソンヨン/小道具:イ・ミヨン/ヘアメイク:チョン・ウニ/衣装:イ・へジ

©韓劇.com All rights reserved. 記事・写真の無断使用・転載を禁止します。