イ・へジュン

[PLAY]『アナザー・カントリー』ガイ&トミー イメージカットを公開

[PLAY]『アナザー・カントリー』ガイ&トミー イメージカットを公開

 

2019年に韓国初演し、有望な新人俳優を多数生み出して話題を呼んだ演劇『アナザー・カントリー』。再演を控えて、主人公のガイとトミー役のイメージカットが公開された。

ガイ役のイ・へジュン(左)とトミー役のムン・ユガン ©Page1

『アナザー・カントリー』は、1981年にイギリスで発表されたジュリアン・ミッチェルの同名戯曲が原作。名門パブリックスクールを舞台に、伝統と規律を重んじる学園生活のなかで葛藤するガイとトミーを中心に、英国の階級社会をそのまま映し出したような人間模様を描いた作品だ。舞台版に主演していたルパート・エヴェレットが主人公のガイを演じて1984年に映画化され日本でも大ヒット。『英国王のスピーチ』『キングスマン』で人気のコリン・ファースがガイの親友トミーを演じ、俳優デビューした作品としても知られている。

今回公開されたイメージカットからは、自由奔放であるがゆえに、周囲と衝突を繰り返すアウトサイダーのガイと、彼の唯一の理解者であり、マルクス主義に傾倒しているトミー。正反対のキャラクターながら、無二の親友である2人の関係性が読み取れる。

トミー役のソン・ユドン(左)とガイ役のカン・ヨンソク ©Page1

 

今年の再演でも多数の新人俳優を起用。またも足繁く劇場に通うリピーター観客を生みそうだ。

主人公ガイ役は『スリル・ミー』『ラフマニノフ』などの小劇場ミュージカルで活躍を続けるイ・へジュンと、初演ではデヴィニッシュ役だったカン・ヨンソク。そしてオーディションで大抜擢された新人チ・ホリムが演じる。

トミー役は『ママ、ドント・クライ』『ザ・デビル』『ロッキー・ホラー・ショー』などに出演してきたキム・チャンホと『女神様が見ている』『ファンレター』『R&J』などに出演してきたソン・ユドンが初出演。そして昨年の初演で俳優デビューし、破格の新人と話題を呼んだムン・ユガンが再び出演する。

問題多き生徒たちに悩まされる寮長バークレイは初演でも同役を演じたイ・ジヒョンと『マリー・キュリー』『ザ・キャッスル』などに出演したチョ・フンが初出演する。

トミー役のキム・チャンホとガイ役のチ・ホリム ©Page1

ガイとトミーの同級生で楽天的なデヴィニッシュ役は、中央大学演劇学科の学生で今作でデビューするナム・ガラムが抜擢された。

次期寮長候補と目される野心家メンジーズ役は『グリース』『オー!キャロル』などに出演したキム・テオと、本作初演では陽気なデヴィニッシュ役だったぺ・フンが今回は正反対の役柄に挑戦する。

常にガイを敵視しているファウラー役はハン・ドンフン、キム・ユンドンの新人2人を起用。寮長の側近的存在のデラヘイ役は『スワッグエイジ:叫べ、朝鮮!』やtvNのアンサンブルオーディション番組『ダブルキャスティング』に出演して注目されたシム・スヨンが演じる。
純粋無垢な少年サンダーソン役のキム・ヨングク、ガイと恋に落ちる美少年ハーコート役のチェ・ユヒョン、従順な下級生ウォートン役のキム・リアンの3人は本作でデビューを飾る新人たちだ。

デヴィニッシュの叔父で平和主義の文学者ミスターカニンガムは、初演に続き出演するユン・ソグォンと『地球を守れ!』で一人21役のマルチマンとして熱演しているキム・チョリュンが初出演する。

2020年『アナザー・カントリー』全キャスト ©Page1

演劇『アナザー・カントリー』は6月10日から大学路の西京(ソギョン)大学公演芸術センタースコーン1館で開幕。プレビューチケットは現在発売中。6月16日公演からの1次チケットを5月12日(火)から発売予定だ。


©Page1

【公演情報】
演劇『アナザー・カントリー』(어나더컨트리)
2020年6月10日~8月16日 西京(ソギョン)大学公演芸術センタースコーン1館(大学路)

<出演>
●ガイ・ベネット役:イ・へジュン、カン・ヨンソク、チ・ホリム
●トミー・ジャッド役:キム・チャンホ、ソン・ユドン、ムン・ユガン
●バークレイ役:イ・ジヒョン、チョ・フン
●デヴィニッシュ役:ナム・ガラム
●メンジーズ役:キム・テオ、ぺ・フン
●ファウラー役:ハン・ドンフン、キム・ユンドン
●デラヘイ役:シム・スヨン
●サンダーソン役:キム・ヨングク
●ハーコート役:チェ・ユヒョン
●ウォートン役:キム・リアン
●ミスターカニンガム役:ユン・ソグォン、キム・チョリュン

プロデューサー:イ・ソンイル/芸術監督:イ・ジナ/演出:イ・スイン

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[MUSICAL]2年ぶりにニュープロダクションで再演『スリル・ミー』12月開幕

[MUSICAL]2年ぶりにニュープロダクションで再演『スリル・ミー』12月開幕

 

2017年に歴代キャストが参加して10周年記念公演を行った『スリル・ミー』が、キャスト、制作陣を一新して、2年ぶりに大学路に戻ってくる。

『スリル・ミー』は、米・オフブロードウェイで2003年に初演。脚本、作詞、作曲を手掛けたステファン・ドルギノフが、1920年代に起きた大学生による誘拐殺人事件「レオポルト&ローブ事件」をモチーフに作り上げた2人芝居のミュージカルだ。韓国では2007年にリュ・ジョンハン、チェ・ジェウン、キム・ムヨル、イ・ユルの主演で初演。衝撃的なストーリーと、ピアノ1台による伴奏のみで展開する斬新な上演スタイルは、現在に至る韓国の小劇場ミュージカルに革命をもたらした作品のひとつとして知られている。韓国プロダクションをもとに日本でも2011年から上演され、いまや日本でも人気作として定着している。

2年間の空白を経て発表されたニュープロダクションのキャストは、いま大学路で注目度上昇中の若手俳優を揃えている。

(左から)“私”ネイサン役のヤン・ジウォン、キム・ヒョンジン、キム・ウソク

裕福な家庭に育ち、真面目で成績も優秀だったが、“彼”の魅力にはまり狂った愛から抜け出せなくなってしまう“私”ネイサン役はヤン・ジウォン、キム・ヒョンジン、キム・ウソクが演じる。
ポップスやCCM歌手として芸能活動を始めたというヤン・ジウォン。近年は『ロッキー・ホラー・ショー』『HOPE』など所属するR&D Works制作作品に出演し、小劇場を中心にミュージカル俳優として人気を博している注目株だ。
キム・ヒョンジンは『マディソン郡の橋』『英雄』『伝説のリトルバスケットボール団』などに出演。少年性を残したピュアなイメージの役柄を多く演じてきた彼が“私”役を通してどう変貌を遂げるか期待したい。
人気デュオMeloManceのキム・ミンソクを兄にもつキム・ウソクは、イ・ジヌク、イ・ハナ主演のクライムドラマ『ボイス』シーズン2、3への出演や、昨年多数のミュージカル賞を受賞した『レッド・ブック』に出演するなど、舞台とドラマを股にかけ活動を始めた新人俳優だ。

(左から)“彼”リチャード役の、イ・へジュン、ク・ジュンモ、ノユン

恵まれた環境と秀麗な容姿、生まれ持った弁才で周囲の人々を魅了。ニーチェの超人思想を信奉し、破滅的な行為に快感を覚えて完全犯罪へと突き進む“彼”リチャード役は、イ・へジュン、ク・ジュンモ、ノユンが演じる。

2013年にミュージカル『ウエディング・シンガー』のアンサンブルとして俳優活動を始めたイ・へジュンは『ドッグ・ファイト』『私の愛、私の新婦』『アルターボーイズ』などに主演。2016年のホームドラマ『いつも春の日』や、映画『仁川上陸作戦』などにも出演し、今後さらに多角的な活動が期待されている俳優だ。

ク・ジュンモといえば2017~18年にかけて上演された『ビリー・エリオット』の兄トニー役だ。半年にわたりトニーを一人で演じ切り、その熱血キャラクターとあいまって彼の名前を広く知らしめることになった。以降は『再生不良少年』『伝説のリトルバスケットボール団』と主演級での出演が続くなかで“彼”役に抜擢された。

演劇の名門、中央大学演劇学科に在学中のノユンは、2017年に『ベア:ザ・ミュージカル』でデビュー。『TRACE U』『海賊』と小劇場ミュージカルマニアに愛された作品に主演し、ファンを増やしている新進俳優だ。

今回のニュープロダクションを制作するのは、2016年に「イェグリンミュージカルアワード」で革新賞、主演男優賞などを受賞した『阿娘歌(アランガ)』の演出&音楽監督コンビだ。

演出のイ・デウンは、ミュージカル『星の王子さま』や演劇『醜男、美女』のほか、ヤン・ジョンウン主宰の劇団「旅行者」制作の舞台も多数演出している。
音楽監督のイ・ハンミルは、作曲家、音楽監督としての活動と並行して俳優としても活躍する稀有な人物だ。現在『マリー・アントワネット』にルイ16世役で出演中のほか、『アマデウス』『ヴァン・ゴッホとひまわり少年』『30歳のころに』などにも出演した。
そのほか舞台美術は『蘭雪(ナンソル)』『R&J』や、来日公演も行われた星新一のSF小説を原作にした演劇『ボッコちゃん』などのデザインを手掛けたパク・サンボン。衣装は『TRACE U』『ジャングルライフ』のイ・スワンと、スタッフもすべて『スリル・ミー』に関わるのは初めての面々だ。

舞台セットや演出方法など、10周年公演までは2013年に栗山民也が演出したスタイルを踏襲し、あまり大きな変化をもたらしていなかったが、今回は制作陣も俳優も『スリル・ミー』未経験。2年間のブレイクを経て、大胆なリニューアルが行われるのか、多くのマニアが注目しているだろう。

『スリル・ミー』は、12月10日~2020年3月1日まで、大学路のYES24 STAGE2で上演。1次チケットは10月11日(金)午後4時からYES24単独で販売される。


【公演情報】
ミュージカル『スリル・ミー』(쓰릴 미)
2019年12月10日~2020年3月1日 YES24 STAGE2

<出演>
●私役:ヤン・ジウォン、キム・ヒョンジン、キム・ウソク
●彼役:イ・へジュン、ク・ジュンモ、ノユン

原作・作曲:ステファン・ドルギノフ/演出:イ・デウン/音楽監督:イ・ハンミル/美術:パク・サンボン/照明:キム・ソング/音響:キム・ソンイク/衣装:イ・スワン/ヘアメイク:キム・ナムソン

写真提供:ダルカンパニー
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