米ブロードウェイを中心に世界の舞台シーンの情報を網羅した情報サイト「BROADWAYWORLD.com」で実施されていた人気投票で、現在ウエストエンド版『ミス・サイゴン』にトゥイ役で出演中のホン・グァンホが1位となる栄誉に輝いた。
同サイトの英国ウエストエンド版で実施されていたユーザー参加型の人気投票「BWW:UK Awards 2014」で、ホン・グァンホは「ニュープロダクションミュージカル部門:最優秀助演男優賞(Best Featured Actor in a New Production of a Musical)」を受賞した。(投票結果発表記事は⇒こちら ※英語サイト)
助演男優賞部門では、同じく『ミス・サイゴン』に出演し、人気投票で接戦を展開していたヒュー・メイナードのほか、『シカゴ』マシュー・バロウ、『ユーリンタウン』のアダム・ピアースなどがノミネートされていた。ホン・グァンホが地元で活躍する俳優陣を凌いで受賞したことは、大きな意味のある結果となった。
今年25周年を記念して誕生の地、ウエストエンドで再演され世界のミュージカルファンから注目されている『ミス・サイゴン』は、助演男優賞を受賞したホン・グァンホ以外にも、主演男優賞ジョン・ジョン・ブリオンズ、主演女優賞エヴァ・ノーブルザダ、助演女優賞レイチェル・アン・ゴーと、主要俳優賞を独占。同アワード全25部門中、13部門で受賞というダントツの人気ぶりを見せつけた。
『ミス・サイゴン』は2015年5月まで上演されるが、ホン・グァンホは1月から休暇を取り韓国に帰国予定。2月6日~8日には、オリンピック公園オリンピックホールで2度目の単独コンサート『HONCERT ロンドンからの手紙』の開催が決定している。圧倒的な“声”をもつ彼が世界でもその実力を認められ、待望の“凱旋帰国”となるコンサートだけに、韓国内外のミュージカルファンから大きな期待が集まるのは間違いない。同コンサートのチケットは12月中に発売開始予定だ。